今夜の満月は「スーパームーン」で「ブルームーン」! 激レアな満月を見逃すな!!

8月31日の10時半ごろに、今月2度目の満月の瞬間がやってくる。見ごろは30日の深夜から31日の未明にかけて。 1度目の満月は2日のスタージョンムーンだったが、今回の満月は何なのか……? 「スーパームーン」でありながら「 […]


【属性過多】10月31日の満月は見るべき理由が沢山 / 今月2度目の満月「ブルームーン」で、今年最も小さい「マイクロムーン」で、さらに…

本当は「たった一つの理由」とかにしたいんですけどね。だって、その方がキャッチーでしょ? でも10月31日の満月については、スペシャルな要素を一つに絞ることができませんでした。見るべき理由を詳しく説明していきましょう。

・ブルームーンとは

まずは話題の「ブルームーン」について。今回のブルームーンは「同じ月の2度目の満月をブルームーンと呼ぶ」という風習によるもの。アメリカ議会図書館NASAによると、この風習は1940年代に「スカイ&テレスコープ」というアメリカの天文雑誌に掲載された、とあるコラムの内容における些細な間違いが発端とされています。

元は間違いなのかもしれませんが、今となってはすっかり定着しているため、もはやスタンダードと言って問題は無いでしょう。より古い「ブルームーン」の由来については、今月の最初の満月について報じた際に触れているのでそちらを読んでいただければ。

ちなみに、パプアニューギニアやウラジオストク、オーストラリア標準時などの一部のタイムゾーンに属するエリアでは、満月の瞬間が11月1日にずれ込みます。そういったエリアでは10月31日にはブルームーンとならず、そのかわりに11月の終わりの満月がブルームーンになるもよう。

・最小の満月

そんなブルームーンですが、実は2020年最小の満月「マイクロムーン」でもあります。月は地球からおよそ38万5千キロメートル離れている……というのは学校などで習います。

ですがこれはあくまで平均の距離。国立天文台によると、実際の地球から月までの距離は35万6千キロメートルから、40万6千キロメートルの間で変化するもよう。およそ5万キロものブレ具合。ちなみに地球の外周は約4万キロです。

もちろん見え方も変わってくるので、もし前回のスーパームーンの時に満月を撮影した方は、同じ条件で今回のマイクロムーンを撮影し、どれくらいサイズに違いがあるのか比べてみるのも面白いかもしれません。

・属性盛りすぎ

ブルームーンとマイクロムーンの話題力で忘れがちですが、アメリカの先住民たちがつけた10月の満月の名前はハンターズムーン。10月2日の満月はハーベストムーンだったため、31日の満月がハンターズムーンになります。

そして言うまでも無く、31日はハロウィンの夜。属性盛りすぎにも程がある感がありますが、全属性をブチ込むと

ハンターズハロウィンマイクロブルームーン

という感じでしょうか? それぞれの単語の順番はお好きなように。昨年のスーパーブラッドウルフムーンを超える属性力を感じます。なお、月の見た目そのものは別に青く無く、普段よりも小さめな普通の満月です。

・見えるのか?

最後に気になるのが各地の天気。10月30日17時時点での気象庁の週間天気予報によると、10月31日から11月1日にかけての天気は全国的に晴れる場所が多そう。31日から1日にかけて曇りなのは青森のみ。他は少なくともどちらかは晴れのマークが出ています。

多少の雲程度なら、切れ間から満月を見ることもできるでしょう。ちなみに気温は全国的に冷え込みそうなので、外でムーンウォッチングをする予定の方は、防寒の用意をした方がいいかも知れません。

参照元:アメリカ議会図書館NASAThe Old Farmer’s Almanac気象庁
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【お月見】今夜は中秋の名月! 月末には2度目の満月「ブルームーン」もあるぞ! なぜ今夜が中秋の名月なのか? そしてブルームーンの由来について

2020年も残りあと3カ月となった10月1日。今夜は、2020年の中秋の名月です。皆さん白玉ピラミッドの用意はできていますか? あれって、団子の先端が霊界に通じる的な信仰から積み重ねるなんて話もあるらしいですね。

それはともかく、今月の月の話題は中秋の名月だけで終わりません。2020年10月は、2日午前6時過ぎと31日0時前に、2回も満月があるのです。1カ月に2回の満月。つまりブルームーンもあるということ。中秋の名月やブルームーンとは何なのか? 各地の天気などと合わせてお伝えしましょう。

・中秋の名月

国立天文台によると、中秋の名月とは「太陽太陰暦における秋分を含む月の15日の夕方に出る月」を指すのだそう。太陽太陰暦は月の満ち欠けを基準に、太陽の動きも考慮した暦法です。基本的には太陰暦同様に、新月を含む日を月の始まりとし、満月を経て次の新月の前日までを1カ月とカウントします。

前回の新月は9月17日。2020年の秋分は9月22日ですから、現在一般的なグレゴリオ暦における10月1日の月が中秋の名月になるという仕組み。ちなみに……今回はメインテーマとはしませんが、The Old Farmer’s Almanacによると真のハーベストムーンでもあります。

・31日はブルームーン

今月は月に関して、もう一つ興味深いポイントがあります。それは、ブルームーンもあるという点。ブルームーンとは何なのか……? この言葉が意味するものは複数あります。例えば、何らかの物理的な理由で本当に月が青く見える場合にも、普通にブルームーンと呼ばれます。

そういった場合を別にすると、19世紀にアメリカのメイン州の農家の年鑑に掲載されていたものが「ブルームーン」の始まりです。1年を春夏秋冬で4等分した場合に、普通は1つの季節で3回満月があるものですが、時に4回満月になる季節が生じます。その季節の3回目の満月をブルームーンと呼ぶのです。

しかし、今日においてよくメディアなどで報じられるのは「1カ月に2回満月がある場合の、2回目の満月がブルームーン」というもの。アメリカ議会図書館によると、もとはアメリカの「スカイ&テレスコープ」という雑誌の1943年7月号の質疑応答と、1946年7月のコラムにて掲載された、間違った内容が発端だったそうです。

まあ、そもそもブルームーンに科学的な定義はありません。3回目にしろ2回目にしろ、どのみち民間伝承です。議会図書館によるブルームーンについての解説ページでも、現在一般的となった解釈の発端が雑誌の間違いであったことに言及こそすれど、広まった現状を否定するような文言は無いように見えます。

ちなみに31日のブルームーンは、雑誌の間違いから生まれた方のブルームーンです。19世紀の民間伝承基準なブルームーンは当分先で、2021年8月22日の満月がそれに該当します。

・天気は?

そういうわけで、まずは今夜の中秋の名月(まだ満月ではなく、10月2日午前6時頃に満月となります)。気になるのは天気でしょう。日本気象協会の天気予報によると、今日から明日にかけてはほぼ全国的に晴れる地域が多いもよう。

北海道と東北はやや天気がすぐれないようですが、雨の予報が出ているのは札幌のみ。曇っていても、雲の切れ間から見える可能性もあるのではないでしょうか。雲一つない夜空に浮かぶものも良いですが、雲の切れ間から見えるのもそれはそれで風情がある気もします。

国立天文台によると、東京における月の出は17時29分。23時27分に南中するそうです。それでは皆さん、今夜は良いお月見を。

参照元:国立天文台[1][2]、アメリカ議会図書館The Old Farmer’s Almanac日本気象協会 tenki.jpJA福岡
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【緊急速報】きょう2012年8月31日は日本列島で「ブルームーン」が見られるぞ! 今夜を逃すと次は2015年!

【緊急速報】きょう2012年8月31日は日本列島で「ブルームーン」が見られるぞ! 今夜を逃すと次は2015年!

日本時間2012年8月31日、数年に一度の天体ショー「ブルームーン」を日本列島で見ることができるぞ! 神秘的な天体ショーついにキターーー! でもブルームーンって何? この神秘的な名の現象は、いったいどんなものなのか!? もしかして月が青くなるのかーッ!?

ブルーといっても月が青くなる現象ではない。これは、1カ月の間に2回満月が見られるということ。数年に一度起きる現象で、見ると幸せになれるという言い伝えがあるという。今夜を逃すと次は2015年だ! 急げ!

そもそも、ブルームーンとはどういう現象なのか。通常、満月は1カ月に1度しか見ることができない。それは月が約1カ月かけて満ち欠けをするからだ。

しかし、その「約1カ月」は正確に言うと29.5日である。現在の暦では、1カ月は2月を除いて30日間か31日間だ。この誤差が積もり積もって、2~4年に一度1カ月の間に2度、満月が見られる。これが「ブルームーン」というわけである。前回は2010年、その前は2007年だったそうだ。

日本では馴染みがない現象だが、英語圏には非常に珍しいという意味で「once in a blue moon」という慣用句が使われたり、見ると幸せになれるという言い伝えがあるという。うーん、なかなかロマンあふれる話ではないか!

なお、国立天文台によると、8月31日の東京の月の出は17時39分、真南にくる南中時刻は23時35分だ。この時間は、東に行けばいくほど早く、西に行けば行くほど遅くなるぞ。

次回のブルームーンは2015年7月31日。ほかの天体と違い、月は探しやすく肉眼で見ることができる。今夜は月の観測などしてみてもいいかもしれない。

参照元: 国立天文台 天文情報センター暦計算室 天文宇宙検定公式ブログ

photo:Rocketnews24.


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