【衝撃グルメ潜入取材】大衆食堂なのになぜか会員制! 中華食堂『萬来軒』の驚異の謎に迫る

【衝撃グルメ潜入取材】大衆食堂なのになぜか会員制! 中華食堂『萬来軒』の驚異の謎に迫る

皆さんは、会員制のレストランやバーなどに行ったことはあるだろうか? 知り合いに連れて行ってもらったことはあっても、自分で会員証を持ち、会員制の飲食店に行っている人は限りなく少ないと思われる。

筆者(私)が持っている会員証なんてTポイントカードぐらいであり、ファミマで「Tポイントカードありますかぁ?」と聞かれたときに「あります」(キリッ)とドヤ顔できるくらいの効力しかない。とにかく会員制というと高級なイメージがあるのは確かだ。

・大衆食堂なのに会員制
しかし! 大衆食堂であるにもかかわらず、まったく高級じゃないにもかかわらず、会員制の飲食店があるという。店舗の名称は『萬来軒』。大衆食堂なのに会員制! これは行ってみたい。行かなくてはなるまい。ということで行ってみた。

・確かに会員制だ!
実はこの『萬来軒』、深夜00:30から開店するため、ここで食べることは「終電に乗れない」ことを意味する。地域住民が「小腹すいたなあ」というときに重宝しそうだが、なんとも奇妙な時間帯の営業である。も、も、も、もしかしたら、普通の人が入れない「会員制」であるがゆえの何かがあるのかも!?

お店の外観はいたって普通の大衆食堂だが、ドアにしっかりと「会員制」と書かれている! 筆者は会員証を持ってないが、本当に大丈夫なのだろうか? いろいろ調べたが会員証の入手方法がわからなかった。つまり突入して確認するしかない!

・会員じゃないのに入ってみた
会員証を持たずにドキドキしながらドアを開けると……! なんと! どこにでもあるような普通の大衆食堂の内装だった! これのどこに、会員的な特別なモノがあるのだろうか? 店主らしき男性が「らっしゃい」と筆者に声をかける。

会員証を持っていることに気がついていないのだ。持っている人しか入れないわけで、持ってない人が入ってくることは想定していないのかも!? とりあえずオススメを聞いてみると「何が好きなの」と店主が返答。ええっ!? と、とりあえず麺類が好きですぅ。すると店主は「醤油、塩、味噌、いろいろある」と言ってきた。ラーメンがオススメらしい。

・味は普通の大衆食堂レベル
とりあえず揚げ焼きそばと餃子を注文。途中からオバチャンもくわわって調理がスタート。厨房が丸見えなので、手際よく調理しているのがわかる。正直、まだどこに会員制としての特別感があるのかわからない。心の目で見ろと言うのか!? いったい何を感じ取れというんだァーッ!!

テーブルに出された揚げ焼きそばと餃子はいたって普通の味。餃子はもうちょっと皮を薄くしてカリッとさせたほうが美味しいかも!? 失礼な言い方かも知りないが、料理からは「会員制」の特別感をまったく感じない。マジで何が何だかわからなくなってきたぞ。

・会員制の秘密が判明
いよいよ会計時。会員証がないのがバレたら黒服の男が出てきてボコボコにされて追い出されるかも……!? とりあえず会計を済ませた筆者は、思い切って勇気を出して「ど、ど、どうして会員制なんですか!?」と聞いてみた。その答えは、非常に意外なものだった。

酔っ払いがきたら会員制だと言って追い返すためだという。いや、これ、普通の客は入らず帰ってしまうと思うのだが……。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 萬来軒
住所 東京都北区田端4-1-1
時間 深夜00:30~05:30
休日 要確認

Correspondent: Kuzo


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