スシローの新フェア「北海道うまいもん市!」を全部食う → コスパ最強ランキングはこちら!!

本日11月11日は、言わずと知れた「ポッキーの日」である。「プリッツの日」でもあり「 麺の日」でもあり「チーズの日」でもあるのだが、それはいったん置いておこう。重要なのは2020年11月11日から全国のスシローで『北海道うまいもん市!』が始まったという事実である。

日本最高峰の寿司処(すしどころ)、北海道のフェアなんて絶対に最高なヤツや! というわけで、フェア開始直後のスシローに足を運びキャンペーンの限定メニューを全て食べてきたのでご報告しよう。

・店にあったのは全18品

『北海道うまいもん市!」は、2020年11月11日(水曜日)から11月29日(日曜日)まで開催されるスシローの期間限定フェアである。その名の通り、北海道にまつわるメニューがドドンと登場する北海道三昧のキャンペーンだ。

コスパ最高、安定のスシロー様が日本一の寿司処「北海道」のネタを扱って外すワケがない。とはいえ、できれば “最高 of 最高” を知りたいのが人間の性(さが)。コスパ最強はどれなのか? 今回はランキング形式でお届けする。

なお、価格については一般店舗のものを表記した。都市型店については100円が120円、150円が170円、300円が320円となっている。その他についてはスシローの公式ホームページをご確認いただきたい。

第18位: 十勝牛の炙り山わさびのせ(300円)

肉自体はとても美味しいし、おそらく原価も高いハズ。……が、1貫で300円であることを考えると割高に感じざるを得なかった。また「期間中に絶対に食べろ!」と断言できるレベルのウマさには達していないと感じた次第だ。

第17位: 北海道ミルクの真っ白パフェ(280円)

ミルクプリンとバニラアイス、さらには生クリームの真っ白なパフェ。中にブルーベリーソースがあったが「やや味に締まりがないかな?」という印象だ。腹いっぱい寿司を食べた後だとややツラいかも。

第16位: 炙り水たこ(100円)

感動まではしないものの、100円の皿ならば悪くない。猛烈にオススメではないが、100円なら食べて後悔することはないハズ。

第15位: 海鮮てんこ盛り(300円)

松前漬け・甘えび・いくらのトリプルコンビネーション。具材の豪華さは価格と見合っているが、1つの寿司としてはややまとまりに欠けていた

第14位: 羅臼産天然真いかのたらこのせ(150円)

厚切りのイカとたらこのアクセント、総合的に悪くない。「絶対に食え!」レベルまでのオススメはできないが、安定のスシロークオリティには達している。

第13位: 吊るしベーコン自家製タルタル(100円)

魚・魚・魚……で口が魚になっていると、吊るしベーコンはメチャメチャ美味しく感じる。タルタルソースもベーコンにヒケを取らないほど濃厚で、全体的にヘビーな食べ応えだ。肉系なら「十勝牛」よりこちらか。

第12位: 北海道ミルクカタラーナ(180円)

安定感抜群のスシローのカタラーナ。こちらも当然のように美味しいが、いつものカタラーナも十分すぎるほど美味しいため、そこまでの差は感じなかった。でももちろん美味しい。

第11位: コク旨味噌ラーメン(380円)

超有名ラーメン店「信玄」が監修した味噌ラーメン。もちろん本物には及ばないものの、コクの深さを筆頭になかなかの完成度となっている。ラーメンが食べたい人はぜひ。

第10位: 北海道産 天然秋鮭(150円)

普通にウマい。ウマいのだが、こちらもカタラーナ同様、スシローのサーモンはいつでも美味しいため、そこまでのスペシャリティは感じられなかった。でもウマい。

第9位: 天然つぶ貝(150円)

貝の風味はさほど強くなかったが、ゴリゴリとした歯応えは「貝を食べてるぁ感」が十分に満たされる。貝が好きな人なら満足できるハズ。

第8位: 特大ジャンボほたて貝柱(300円)

今回の300円皿の中では断トツでオススメ。本場北海道で食べるようなゴリゴリとした食感まではないが、ジャンボサイズの貝柱は食べ応えも抜群だ。150円のほたてを2皿食べるより、コスパも量も味も俄然こっち。

第7位: 北海道ザンギ(300円)

元祖ザンギのお店「鳥松」が監修したザンギ。ザンギとは要するに鶏のから揚げのこと。どちらかというと素朴な味わいで、食感はカリカリとクリスピー。家族連れなど、複数人ならオススメ。

第6位: なまらミルクな北海道シフォンケーキ(300円)

泡立てすぎていない生クリームの食感やウマさもさることながら、しっとり系のシフォンケーキ自体がとても美味。3つのスイーツの中では1番オススメ。

第5位: 真鱈の天ぷらにぎり(150円)

揚げたてサクサクの真鱈の天ぷらは、口の中でほろりと崩れるほど身が柔らか。「スシローの揚げ物にハズレなし」の格言通り、かなり高クオリティ。

第4位: 丸ごとイカ寿司(150円)

全然期待していなかったが、これがなかなか美味しかった。イカは驚くほど柔らかく、甘めの味付けもとてもイイ。いい意味で一番驚いた一品

第3位: 上いくら包み(150円)

安定感抜群。「スシローのいくらと言ったらやっぱコレでしょ」感がハンパない。いくらが苦手でない人は必食の1皿。

第2位: 釧路産炙りいわし(100円)

北海道で有名ないわし……と言いたいところだが、実は「さんま」の方が有名だ。ところがどっこい、炙りいわしもかなりウマい。脂の乗りと香ばしさ、100円であることを考えるとコスパはかなり高い。文句なしでオススメ

第1位: いか涙巻き(100円)

細切りのイカと山わさびを巻いた「いか涙巻き」が堂々の1位。山わさびの辛さとイカのコリコリとした食感は永久定番にして欲しい大人の味。最後の最後、締めで注文したい。

全体的な印象を正直に申し上げると、全体を通してあまり “北海道感” は得られなかった。メニューはすべて北海道関連なのになぜなのか……? おそらく北海道の寿司はネタそのものがズバ抜けて美味しいため、スシローと言えど工夫だけはどうにもならない壁があったのかもしれない。いつも通り満足度は高いが、あまりにもハードルを上げることはオススメしない。

というわけで、スシローの「北海道うまいもん市!」のコスパ最強ランキングをお届けした。当然、順位は高くなくてもあなたの最高が紛れている可能性は高いので、ぜひ全国のスシローにて確かめて欲しい。締めは「いか涙巻き」、これお忘れなく。

参考リンク:スシロー公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



スシローの「かに祭」始まる → 全10品のコスパ最強ランキングがこちら!

2020年10月28日、俺たちの「スシロー」で年に1度の『かに祭』が始まった。スシローによると全11品に及ぶカニのメニューを取り揃えているとのことで、本ずわい蟹・丸ずわい蟹・紅ずわい蟹を始め、複数のカニが味わえるという。

個人的に「カニがメチャメチャ大好き!」……ではないものの、つい最近スシローはポケモンGOのスポンサーにもなってくれたことだし、恩返しの意味も込みで行くっきゃあるまい。恩はあれど、遠慮なしのガチランキングをご覧いただきたい。

・全10品をランキング

10月28日(水曜日)から11月8日(日曜日)まで、およそ10日間に渡り開催されるスシローのかに祭。「ボイル本ずわい蟹」だけは11月4日からの発売となっているため、今回は初日に販売していた全10品を営業開始早々に食べてきた。

さて、高級食材の代名詞であるカニを、スシローはどれだけ「美味しく・安く・コスパ良く」提供してくれるのだろうか? 今回のランキングは単純に味だけではなく、価格も加味した「コスパ最強ランキング」となっている。

なお、価格は都市型店ではなく一般店舗の価格を記載した。都市型店舗の場合は100円が120円、150円が170円、300円が320円。全て税抜き価格で、サイドメニューに関してはスシローの公式サイトをご確認いただきたい。

それではさっそく、以下で『かに祭コスパ最強ランキング』を最下位から発表していこう。

・第10位: チリクラブ(100円)

辛めに味付けされたカニとブロッコリーの軍艦。ブロッコリーの食感は良好だが、ブロッコリーから出る水分でカニの風味がボヤけていまっていたのは残念だった。アグレッシブな姿勢はスシローらしくて好きだけど、無念の最下位。

・第9位: 丸ずわい蟹2貫(300円)

味自体は全く悪くないが、他の300円皿が優秀すぎたためこの順位。やはり「スシローの300円皿」はどうしても期待値が上がってしまうので、相当優秀じゃないとなかなか感動できない。

・第8位: ボイル紅ずわい蟹(100円)

可もなく不可もなく。他の皿と比べると、正直カニの風味は薄い。普通には美味しいんだけど、同じ100円皿の王様 “まぐろ” と比較すると、あまりオススメはしないかも。

・第7位: 本ずわい蟹の茶碗蒸し(240円)

茶碗蒸しとして美味しいし、注文しても後悔はしないハズ。……が、普段の茶碗蒸しも同じくらい美味しいため、スペシャリティはあまり感じなかった。

・第6位: カニクリームコロッケ(150円)

揚げたてのカニクリームコロッケはトロトロのサクサク。「スシローの揚げ物にハズレなし」の格言通り、安定のウマさだ。こちらも注文して後悔はしないハズ。

・第5位: 生本ずわい蟹(150円)

悪くない。150円で生のカニはコスパ最高! ……と言いたいところだが、実は軽い罠。理由は後述する。悪くないんだけどね!!

・第4位: 3種のかにてんこ盛り(300円)

茹でたカニがギュギュっとした食感と風味は完全に最高。それがここまでてんこ盛りになっていることを考えれば、100円、150円の皿を食べるより絶対にコスパはイイ。カニ祭のトップバッターと大トリを任せられる逸品だ。超おすすめ。

第3位: 大型生本ずわい蟹 & かに味噌和え(300円)

3位と4位はほぼ同率。今回は生ガニの尊さを考慮して、こちらを3位とした。カニ自体の甘みも申し分なく、150円の生ずわい蟹とは比較にならない。さらに、150円の生ずわい蟹を2つ食べるよりこちらの方が身が大きく、ついでに言えばカニ味噌付き。生を食べるならコスパ的にも味的にも150円の皿より絶対にこっちだ。

・第2位: 濃厚かに味噌ラーメン(380円)

正直、ラーメンとして完成度が高いかと言われるとそうでもない。……が、カニから出るダシは絶品の一言。「やっぱり甲殻類はダシだよな!」と改めて感じさせられた次第だ。麺もそこまで多くはないので、汁物として最初に注文したい。

・第1位: かにちらし(780円)

テイクアウト限定の「かにちらし」が堂々の1位。4位の「 3種のかにてんこ盛り」もかなりカニがボリューミーだったが、かにちらしはそれをも凌ぐ。おそらく、100円あたりのカニの量は「かにちらし」が圧倒的ではないだろうか? 生のカニを味わえないのは残念だが、それでもコスパ最強ならコレ一択だ。

というわけで、全てのカニ祭メニューを味わった結果、コスパ最強は「かにちらし」としたい。また、味はもちろんボリュームを考慮しても、実はコスパがイイのは300円の「3種のかにてんこ盛り」と「大型生本ずわい蟹 & かに味噌和え」の方である。100円を3皿、150円を2皿食べるより俄然コスパは高い。

当然、ランキング下位のメニューが誰かの断トツ1位になる可能性はあるので、ぜひスシローの「かに祭」をすみずみまでお楽しみいただきたい。カニ祭は11月8日までの開催だ。

参考リンク:スシロー公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【コストコの達人】即買い推奨! アメリカ発「ポップコーナーズ」はマイベスト菓子ランキングが変わる衝撃のウマさ!!

本来なら『ポップコーナーズ』だけは、最後の最後までご紹介したくなかった。というのも、コストコで販売されているこのアメリカのお菓子はただでさえ品薄が続いており、記事になって多くの人が気付いてしまった場合、私(P.K.サンジュン)が買えなくなる可能性があるからだ

だがしかし、1人のライターとして、そしてお菓子大好き人間としてお知らせせねばなるまい……ポップコーナーズの衝撃的なウマさを。私の「My Best菓子ランキング」には、怒涛の勢いでポップコーナーズが食い込んできた。ジャンルは違えど “宇多田ヒカル級” の衝撃である──。

・売り切れ多発

バカでかい商品が、バカほど並ぶコストコは、当然ながら倉庫もバカほど大きい。たまに倉庫から店内に商品を運んでいる様子を目にするが、基本的にはフォークリフトがあたり前。一般的なスーパーでは考えられないスケールの大きさである。

何が言いたいのかというと、それだけバカでかい倉庫があるにもかかわらず『ポップコーナーズ』はしょっちゅう売り切れている人気商品だということ。個人的な体感だとポップコーナーズに巡り合える確率はジャスト5割。単純に2回に1回しか見かけない計算だ。

コストコで売り切れている商品といえば、ヨーグルトの「オイコス」くらいしか思い浮かばないから、やはりポップコーナーズはそれなりに知られてしまっているお菓子なのだろう。それも致し方あるまい……衝撃的なウマさなのだから。それにしてもオイコス、もうちょっと仕入れていいと思うんだけどな!

・コーンのお菓子

で、はお察しの通り『ポップコーナーズ』は、ポップコーンに似たトウモロコシが原料のお菓子である。とはいえ、ほとんどの日本人は “食べたことが無いジャンル” と言い切ってイイ。特に未体験ゾーンなのは、その食感だ。

擬音にするとどうしても「サクサク」になってしまうのだが、このサクサクはただのサクサクではない。大げさにいうと「しっとりサクサク」とでも言うべきだろうか? 本来なら相反するウェッティな “しっとり” と、クリスピーの “サクサク” が驚くことに共存しているのである。

具体的に “しっとり” の部分は、ポップコーンの白い部分を思い出して欲しい。歯に触れた瞬間、あの白がクッション的な役割を果たしつつ “しっとり” を演出、その後のサクサクにバトンを渡す。これまでの私の人生に登場したことが無かった、まさに “新食感” である。

・グレートアメリカン

さらに味も最高オブ最高。いわゆる “スウィーティー & ソルティ” の無限に食べ続けられる系の味付けで「サラッとしたハッピーターン系」と言ったら伝わるだろうか? とにかくメチャメチャ後引く味わいのため、数枚で終わることは絶対に無理。ハッと我に返るまで半永久的に食べ続けてしまう。

おそらくこれから何百年が経とうとも、日本でポップコーナーズが誕生することは無かったハズ。ポップコーナーズはアメリカ人のコーン菓子に対する並々ならぬ情熱が生み出した、ある意味で “アメリカの結晶” だ。真面目な話、ポップコーナーズを知ったあの日以来、アメリカへの感謝が止まらない。

というわけで、もしコストコでポップコーナーズを発見したら、自信を持って即買いをオススメする。1袋567グラム入りで税込み価格は768円。かなりのボリュームだがマジのマジでこいつはウマい。ビビることなく買ってみよう。もし余ったら俺が食べます。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(食べないで死んだらもったいないレベル)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(あれば100%買う)
オススメシチュエーション: 1袋の大きさに最初はビビるが問題なし。1家族で……いや、1人でも食べ切れる。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【神】コストコで「1000円以下の赤ワイン」を全部買って飲み比べた結果 → 圧倒的No.1のワインを発見!

超人気大型会員制スーパー、コストコ。食料品を筆頭に日用品から電化製品まで、ありとあらゆるものがお手頃価格で販売されているが、実は意外と狙い目なのが「アルコール類」である。中でもワインは品揃えも豊富! 超オススメ!! ……と言いたいところだが。

逆に品揃えの豊富さが仇となり「結局どれが美味しいのか?」いまいちハッキリしない。そこで今回はコストコで販売されている1000円以下の赤ワインを全て購入し、片っ端から飲み比べてみることにした。全てのワイン大好きっ子たち、そして全コストコ会員たちよ……必見だ。

・ワイン好き & 酒好き5名がレビュー

ここ数年、月1でコストコに通っている私、P.K.サンジュンだが、実はアルコール類にはほとんど手を出したことが無い。理由は単純に飲まないから。いくら安かろうと家で酒を飲まない身としては、常に酒コーナーだけは完全にスルーしていた。

とはいえチラホラと「酒も結構安いよ」とか「特にワインはコスパいいよ」などと言った話も小耳に挟む。自称 “コストコの達人” として、どうにか優秀な商品を発掘したい気持ちはあるが、こればかりは仕方ない……と諦めかけていたのだが、ふと思いついた。

「そうだ。うちの人たちに飲ませりゃええがな」と──。

そう、我々ロケットニュース24には、数名のワイン好き(酒好き)が在籍している。中には毎日のように家でワインを飲むメンバーもいるから、そこまで的外れな感想も出まい。さらに複数人の感想なら信頼度も増すハズ。というわけで、合計5名のワイン好き & 酒好きたちを招集した。

・1位から10位までをランキング

用意したのはコストコで発見した税込1000円以下の赤ワイン、その数なんと10本である。無論、もっと高価なワインも多くあったが、安くて美味しい商品を探し当てるのが我々の使命。そしてコストコ様ならば、1000円以下でも美味しい赤ワインを用意しているハズだ。

今回は事前にワイン名と産地だけを告げ、値段は伏せたまま全てのワインを試飲した。またワインには各自10点満点で点数を付けてもらったので、点数が低かった順からご紹介していこう。なお、価格は購入時の店頭価格で、同点の場合は価格が低い方を上位とした。

・10位: シュトロームベルク ザバーゴイ オーガニック(ドイツ)税込898円 …… 27点

「まるで白ワイン」「渋みがなく飲みやすい」「赤ワインのクセを全部取った感じ」などの評価を得たこのワイン。味としては悪くなく「普通に美味しい」との声も多かった。……が、あまりにも赤ワインっぽさに欠けるため「赤ワインを飲みたいときに飲んだらガッカリするかも」との声もあり、残念ながら最下位。でも、魚料理には合いそうだとか。

・9位: アポシック レッド(アメリカ)税込998円 …… 29点

大きく評価が割れたのが「アポシック レッド」だ。満場一致だったのは「とにかく個性的」という意見。否定派からは「アルコール感はほぼなく、ぶどうジュースを飲んでいるみたい」「蜂蜜のようなコクがあり、むしろ甘ったるい」などの意見が上がった。

一方で「ワインが苦手な人でも飲みやすい」「スパイシーな後味がイイ」という意見も。これは私も一口飲んでみたが、確かにジュースのような飲み口であった。そういう意味で、ワインデビューにはいいのかもしれない。ちなみに今回の中では最高値。

・8位: シャトームーラン ド プライエール(フランス)税込638円 …… 31点

こちらも意見が割れたワインの1つだが「他のワインとは明らかに系統が違う香り」との声が多かった。「甘みが強くてスパイシー」で「とにかく重いワイン」だということは間違いなさそう。一方で「ただただ重いだけで風味が無い」「個性に欠ける」などといった感想も。なお、今回の中では最安値。

・7位: ラランド モーラックA.O.C.ボルドー(フランス)税込738円 …… 32点

“ボルドー” の名に触発されたのか、「王道」という意見が多かったワイン。「どっしり系」「ボディが重い」「柔らかく重い」「濃厚な料理に合いそう」などの意見が相次いだ。逆に「重いけど深みを感じない」「やや気取った味」という意見もあったが、おおむね高評価。

・6位: ラ・ヴィエイユ・フェルム ルージュ(フランス)税込948円 …… 33点

「明らかな果実感」「すぐそこにぶどうを感じるフルーティーさ」など、総じて評価が高かったワイン。「毎日家で飲みたい」「ワインが飲めない人でも飲めそう」などの声があった反面「むしろジュース」「酒としてやや物足りない」との声も。

・5位: カークランドシグネチャー キャンティ クラシコ リゼルヴァ(イタリア)税込948円 …… 34点

「カークランド」とはコストコのPB(プライベートブランド)のことである。裏を返せば「コストコの自信あり商品」ということになるだろう。今回「カークランド」は3本入っているが、5位にランクインしたのが「キャンティ クラシコ リゼルヴァ」だ。

何より “香り” が特徴的だったこのワインは「フローラル」「香りだけで花畑が見える」「ハチになった気分」などの感想が多く聞かれた一方で「香りが強すぎる」との声も。味については「すっきり系で飲みやすい」らしく「店で1杯800円くらいしても納得する」との意見もあった。

・4位: ユステンバーグ カベルネソーヴィニヨン(南アフリカ)税込688円 …… 34点

10本の中で唯一のアフリカ産だったこちらのワインも、総じて評価は高かった。「口当たりが柔らかい」「軽くて飲みやすい」という声がほとんどで、まとめると「家で飲みたいワイン」とのこと。また「肉に合いそうなワイン」らしいので、参考にして欲しい。

・3位: バロン マキシム メルロ(フランス)税込658円 …… 36点

600円代で最も高評価を獲得したのがこちらのワイン。「酸味が強くまろやか」「店で出てきてもハズレだとは思わない」「軽すぎず重すぎず、バランス感覚が素晴らしい」と絶賛の声が相次いだ。中には「コストコ行ったら絶対に買う」との意見も。

ただし「ボディが軽くて物足りない」「アルコール分が弱い」「そのままならいいけど、料理と一緒だと物足りないかも」といった声もあった。

・2位: カークランドシグネチャー コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ(フランス)税込788円 …… 38点

意見が割れたにもかかわらず、結果的に高得点を叩き出したのがこちらのワインだ。肯定派からは「エレガントの一言」「高貴さを感じる」「上品にまとまっている」と絶賛されながらも、否定派からは「深みが無い」「よくわからない甘みがある」など、懐疑的な声が挙がった。

ただし、「料理の後半に飲んだら良さそう」「2杯目、3杯目用のワイン」という意見が出てからはおおむね高評価に。コストコのPB「カークランド」のワインが見事に第2位。

・1位: カークランドシグネチャー メンドーサマルベック(アルゼンチン)税込898円 …… 46点

基本的には意見が割れることが多かった今回の試飲の中で、全員の賛辞が止まらなかったのがアルゼンチン産ワイン「メンドーサマルベック」である。2位に圧倒的大差をつけ、唯一の40点台を叩き出したことからも、このワインがどれだけ高評価だったのかお分かりいただけることだろう。

「香り高い」「樽の香りがちょうどイイ」など、まずは香りの評価が高く、味については「ボディは重めで旨味がある」と、旨味に言及する声が多かった。中には「ホテルなら1杯2000円台で出てきても不思議じゃない」との意見があったほど、断トツでNo.1ワイン、ひいては神ワインである。

というわけで「コストコの1000円以下の赤ワイン」は、結果的に「カークランド」がワンツーフィニッシュを決めて幕を閉じた。当サイトのオススメは絶対の自信を持って「カークランドシグネチャー メンドーサマルベック」である。コストコ会員の方はぜひ参考にしていただきたい。

また、当然ながら個人の好みがあるものの、基本的には「まずい」というワインはなかった。全てのワインに見どころがあったので、お気に入りの1本を探すのも楽しいハズだ。なお、今回ご紹介したワインは全て750ml入りであった。

ワインに関しては正直まだ手探りではあるが、1つだけわかったことがあるとすれば「カークランドは安定感がある」ということだろうか? コストコはワインも悪くない……いや、むしろイイようだ。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



世界友好的な都市ランキング2012発表!! 1位カンクン2位東京 ワースト1はモスクワ

世界友好的な都市ランキング2012発表!! 1位カンクン2位東京 ワースト1はモスクワ

「人類皆兄弟!」と言っても、感情の表現の仕方は文化や地域によって異なるものだ。世界を旅すれば、想像を絶するほどの熱烈歓迎を受けることもあれば、逆にビックリするほど愛想がない態度をとられることもあるだろう。

米国サイトが「世界友好的な都市ランキング」を発表した。その都市がどれだけフレンドリーかというものを表したものだ。気になるランキングは……1位はカンクン、そして2位に我らが日本の東京がランクイン! 一方で最下位はモスクワとの結果だったという。

ランキングを報じたのは米国サイト「ハフィントン・ポスト」。調査を行ったのは旅行クチコミサイト「トリップアドバイザー」である。世界中の7万5000名のユーザーの評価からランキングを作成したとのこと。まさに旅行者の生の声、我々に近い感覚の評価と言ってもいいのではないだろうか。

では、まず気になるトップ3の発表だ! 栄えある1位はカンクン! あまり聞きなれない名前かもしれないが、カンクンはメキシコの南東部に位置する都市だ。カリブ海に面するリゾート地、人がフレンドリーというのも想像がつく。

そして2位は我らが日本の首都・東京! フレンドリーさでは1位をカンクンに譲ったものの、同社が調査を行ったほかの項目「タクシーサービス」「交通の便」「治安」などでは東京は1位を取得している。旅行者からそう思ってもらえるのはなかなか誇らしいことではないか。そして3位はポルトガルのリスボンである。

一方、ワースト1はどこかというと。ロシアのモスクワ。ワースト2はイギリス・ロンドン、その次が中国・香港だ。そのほか、トップ10、ワースト10も発表されている。これを見て納得した人もいれば、そうでない人もいるだろう。

もちろん「ワーストランキングに入ってしまった都市の人=冷たい心の人」、というわけではない。例えば、モスクワの人は「冷たい」と言われるがそれは悪意があってのことではなく、習慣に近い。実際に記者の知り合いのロシア人に聞いてみたところ「寒いからしゃべりたくないだけ」と話している。

旅先でそっけない態度をとられるとガッカリしてしまうが、「そういう習慣なんだな」と思っておくと意外な発見があるかもしれない。ワーストランキングも含めて旅行の参考にしていただきたいと思う。

(世界友好的な都市ランキング・トップ10 / ワースト10はコチラ

参照元: Huffington Post(英語)
photo:Rocketnews24.


この記事をロケットニュース24で読む

●関連記事

オリジナル記事: 世界友好的な都市ランキング2012発表!! 1位カンクン2位東京 ワースト1はモスクワ
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.



世界最強パスポートはどこだ!? ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 

世界最強パスポートはどこだ!?  ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 

現在、世界には195の国がある。日本国籍を持つ者は、国によって入国目的や滞在可能日数が異なるものの、多くの国にビザ(査証)なしで入国することができる。

四方を海に囲まれてはいるが、日本人にとって外国というのは案外身近な存在なのかもしれない。日本人にとってはあまりにも当たり前になってしまっているが、基本的にはいかなる目的であれ入国にはビザが必要だ。それでは、どこの国のパスポートが制限が多く、どこが海外旅行の自由度が高いのか。それを調べた『パスポート自由度ランキング2012』が発表された。

ランキングを発表したのはコンサルタント会社Henley &Partnersだ。同社は世界中の国と地域のビザ規定を調査したそうだ。その国のビザなし及び到着時に現地でビザ発給を行うアライバルビザでの入国を許可されている国・地域の数から指数を算出し、ランキング化したものである。 

そのなかで日本は165ポイント獲得! 首位のデンマークと4ポイント差の世界5位であった。これはアジアではダントツ1位である。近隣諸国を見てみると韓国は9位、ロシアは49位だ。2011年に日本を抜きGDP世界2位に躍り出た中国はパスポートの自由度では92位。それ以下の順位では紛争地域が多く含まれる。中国ではその点が強調され報じられている。

パスポートの自由度は単純に経済力を現すのではない。その国の情勢や国際的地位、国どうしの関係、さらに入国した場合の不法滞在やその他犯罪を犯す危険性など複数の要素がからみあっているのである。

日本がかなり多くの国と地域にノービザで入国できるというのは、世界的に見ると羨望のまなざしを受けるレベルだった。国籍だけでこんなにも異なるのである。このパスポート自由度ランキングは国どうし、もしくは第3国から見ての信用度のひとつの指標であると言えるのかもしれない。
 
『パスポート自由度ランキング2012』主要国ランキング
1位:デンマーク(169pt)
2位:スウェーデン、フィンランド、ドイツ(168pt)
3位:イギリス、オランダ、フランス、ベルギー(167pt)
4位:ルクセンブルク、イタリア、アメリカ(166pt)
5位:日本、スペイン、ノルウェー、ポルトガル、アイルランド、ニュージーランド(165pt)
6位:オーストリア、オーストラリア、カナダ (163pt)
7位:スイス、ギリシャ(162pt)
8位:シンガポール(161pt)
9位:韓国(160pt)
10位:アイスランド(159pt)



49位: ロシア連邦(94pt)
92位: 中国(41pt)
103位アフガニスタン(26pt)

参照元:Henley &Partners(英語)


画像をもっと見る

●関連記事

オリジナル記事: 世界最強パスポートはどこだ!? ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.




世界最強パスポートはどこだ!? ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 

世界最強パスポートはどこだ!?  ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 

現在、世界には195の国がある。日本国籍を持つ者は、国によって入国目的や滞在可能日数が異なるものの、多くの国にビザ(査証)なしで入国することができる。

四方を海に囲まれてはいるが、日本人にとって外国というのは案外身近な存在なのかもしれない。日本人にとってはあまりにも当たり前になってしまっているが、基本的にはいかなる目的であれ入国にはビザが必要だ。それでは、どこの国のパスポートが制限が多く、どこが海外旅行の自由度が高いのか。それを調べた『パスポート自由度ランキング2012』が発表された。

ランキングを発表したのはコンサルタント会社Henley &Partnersだ。同社は世界中の国と地域のビザ規定を調査したそうだ。その国のビザなし及び到着時に現地でビザ発給を行うアライバルビザでの入国を許可されている国・地域の数から指数を算出し、ランキング化したものである。 

そのなかで日本は165ポイント獲得! 首位のデンマークと4ポイント差の世界5位であった。これはアジアではダントツ1位である。近隣諸国を見てみると韓国は9位、ロシアは49位だ。2011年に日本を抜きGDP世界2位に躍り出た中国はパスポートの自由度では92位。それ以下の順位では紛争地域が多く含まれる。中国ではその点が強調され報じられている。

パスポートの自由度は単純に経済力を現すのではない。その国の情勢や国際的地位、国どうしの関係、さらに入国した場合の不法滞在やその他犯罪を犯す危険性など複数の要素がからみあっているのである。

日本がかなり多くの国と地域にノービザで入国できるというのは、世界的に見ると羨望のまなざしを受けるレベルだった。国籍だけでこんなにも異なるのである。このパスポート自由度ランキングは国どうし、もしくは第3国から見ての信用度のひとつの指標であると言えるのかもしれない。
 
『パスポート自由度ランキング2012』主要国ランキング
1位:デンマーク(169pt)
2位:スウェーデン、フィンランド、ドイツ(168pt)
3位:イギリス、オランダ、フランス、ベルギー(167pt)
4位:ルクセンブルク、イタリア、アメリカ(166pt)
5位:日本、スペイン、ノルウェー、ポルトガル、アイルランド、ニュージーランド(165pt)
6位:オーストリア、オーストラリア、カナダ (163pt)
7位:スイス、ギリシャ(162pt)
8位:シンガポール(161pt)
9位:韓国(160pt)
10位:アイスランド(159pt)



49位: ロシア連邦(94pt)
92位: 中国(41pt)
103位アフガニスタン(26pt)

参照元:Henley &Partners(英語)


画像をもっと見る

●関連記事

オリジナル記事: 世界最強パスポートはどこだ!? ノービザで入国できる国の数を調査した『パスポート自由度ランキング2012』発表 / 日本はアジア最上位の5位! 韓国は9位、中国は92位 
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.




« 前のページ

  プロフィール  PR:無料HP  米沢ドライビングスクール  請求書買取 リスク 千葉  アニメーション 学校  IID  中古ホイール 宮城  タイヤ プリウス 新品  コンサート 専門学校  中古パーツ サイドカバー  不動産 収益  四街道 リフォーム  トリプルエー投資顧問 詐欺  コルト 三菱 中古  シアリス 効果