社長に息子ができると給料が減るらしい!

社長に息子ができると給料が減るらしい!

出産は人生の一大イベントである。元気に産まれてくれればそれが一番……と言いたいところだが、もしあなたがサラリーマンで、もうすぐ経営者に子どもが誕生するなら、その性別に注目。産まれた子どもの性別によっては、給料が減ってしまうかも!

最近の研究によると、男性経営者は息子が産まれた場合には従業員の給料を下げ、反対に娘が産まれた場合には給料を引き上げるという。また、父親になったという責任感から、従業員に対する見方にも変化が現れるとか。

■平均すると従業員の給料を0.2%、息子が産まれると0.4%減らす
これは、デンマークにあるオールボア大学のマイケル・ダール教授と、米メリーランド大学のクリスチャン・デジュー教授らが、アメリカ経済学会の年次大会で発表したもの。デンマークで1996年から2006年にかけて、非上場会社1万655社の経営者クラスの男性1万8000人を対象に調査した。

その結果、男性経営者に子どもが誕生した際、平均すると従業員の給料を0.2%、もしくは年間100ドル(約8700円)ほど減らしていることが分かった。さらに、産まれたのが息子だったとき、減額率は0.4%に上昇する。

■男性経営者は自身の給料を、息子が産まれたら6.3%引き上げる
これについて研究者らは、「父親になった経営者は、家族に何かあったときのために、財産を蓄えておかなければと考える」と指摘する。それを裏付けるかのように、男性経営者は自身の給料を、息子が産まれたら6.3%、娘なら3.5%引き上げていることも明らかになった。

■それに対して産まれたのが娘なら従業員への給料アップ
しかし、男性経営者の第一子が娘だったときはラッキーである。女性従業員で1.1%、男性従業員で0.6%、それぞれ給料がアップすると調査結果は示している。女性従業員の方が高待遇なのは、男性経営者が父親になったことで、女性従業員に対する見方が変わり、その能力を評価するようになるからだとされる。

ほかの研究では、娘が産まれると男性経営者は他人に優しくなるという調査結果も。こうなると、「社長にぜひとも女の子を」と願うばかり!?

Photo:Rocketnews24
参照元:Mail Online(英語)


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「ファストフードチェーンや食品ブランドのロゴは子供たちの頭に刷り込まれている」研究者が衝撃の研究内容を発表!

「ファストフードチェーンや食品ブランドのロゴは子供たちの頭に刷り込まれている」研究者が衝撃の研究内容を発表!

先ごろアメリカの研究者が、「小児肥満症」とファストフードチェーンの驚くべき関係を報告し、米インターネットユーザーは衝撃を受けている。その研究者の発表によると、アメリカで深刻化している小児肥満は、ファストフードチェーンや食品ブランドのマーケティングによる影響が多大にあるというのだ。2012年9月末に「Medical Daily」が伝えた衝撃的な内容についてお伝えしたいと思う。
 
肥満はアメリカにとって、社会問題となっている。米非営利団体「健康トラスト(TAH)」と「ロバート・ウッド・ジョンソン財団(RWJF)」の研究チームが、過去に発表された政府のデータをもとに試算した結果、2030年までに全州で肥満率は44パーセントを超え、13の州では6割を超えるといわれている。

さらに問題なのは小児肥満症だ。「太りすぎ」と診断されている6~11歳の割合は、1980年に7パーセントであったのに対して2008年に20パーセント、12~19歳では5パーセント(1980年)から18パーセントに上昇している。このまま行くと、先に挙げた試算の通りに全州で約半数の人が肥満になってしまうのである。

ミズーリ大学カンザスシティ校と、カンザス大学のメディカルセンターの共同研究チームは、これまでにない研究報告を行い注目を集めている。従来、小児肥満症は食事にまつわる環境、つまりは家庭環境の影響はもっとも大きいと考えられていた。ところが、共同研究チームは企業のロゴに着目し、「マーケティング」と肥満との間に強い関係性があると主張しているのだ。

彼らの研究で、10~14歳の子供にファストフードチェーンをはじめとする有名食品ブランドのロゴと、食と無関係な企業のロゴ、合わせて60種を見せて、その際の脳の働きをMRI(核磁気共鳴画像法)で調査した。そうしたところ、食品関連企業ブランドのロゴを見せたときには、脳の「喜び」と「食欲」を司る部位が反応を示した。一方車両や運輸に関する企業ロゴには、まったくの無反応だったのである。

研究チームはもうひとつ実験を行っている。それは、箱にラベルのないハンバーガーと、マクドナルドのラベルの入った箱のハンバーガー、このふたつの味見だ。どちらがおいしいかとの質問に対して、ほどんどの子供がマクドナルドのハンバーガーを選んでいる。

この実験が指し示すものは、子供たちは自制心が発達するよりも以前に、ファストフードチェーンや有名食品ブランドのロゴを認識しているということ。そしてこれが欲求が満たされたときに快を感じさせる脳の「報酬系」と結びついているということだ。

つまりロゴを見ただけで食欲と幸せな気持ちが呼び起こされている可能性がある。研究チームのリーダー、アマンダ・ブルース博士は「子供たちは、意思決定をするのに必要な “抑制プロセス” を経ることなく、何を食べるべきかを決定している可能性がある」として、ロゴが刷り込まれていることを指摘している。

この結果に限らず、アメリカでは何らかの有効な対策を講じない限り、小児肥満症および成人の肥満を抑制できなくなるのではないだろうか。

Photo:Rocketnews24
参照元:Madecal Daily,CNN(英語)


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