【選ばれし者】リミッター解除! 力を手に入れた青年に怖いものはなくなった! 四コマサボタージュR第133回「たぶん当たった人」
【プライムデー注意】Amazon購入商品に入っていた「〇〇が当たる」「おめでとうございます」ギフト券…その正体は
年に1度の大セール、Amazonプライムデーが先日行われたが、筆者も例にもれず大いに散財した。前から欲しかったものはもちろん、衝動買いでよく調べもせずポチったものもあるのだが……その中の1つの商品に、怪しげなカードが入っていた。
なんでも購入のお礼に素敵なプレゼント、またはAmazonギフト券をくれるという。これが本当に「購入のお礼」なら疑って申し訳ないのだが、悪い予感しかしない。どういうことか詳しくお伝えしたい。
・商品に同封されていた1枚のカード
購入したのはLEDライト。デスクで手元を照らすため、ちょっとした照明が欲しかったもので、メーカーはなんでもよかった。
中国製であることはすぐわかったが、1000円程度のものだったのであまり熟慮せず購入。見やすく整った商品ページなどから、なんとなく「いい商品なのかな」と好印象を抱いた。残り時間が刻々と減っていくタイムセール表示も決断を後押しした。
商品は翌々日には問題なく届いた。箱(Amazonの外箱ではなく、個別の商品の包装)を開封すると、説明書や保証書の類いはまったくない一方で、1枚のカードが入っていた。しっかりとした厚紙のカードで「ギフト券」とある。一昔前の年賀状ソフトで作ったような手づくり感がある。
「無料商品が当たる」「ご消費者にお礼を申しあげるためにランダムに50人様に無料商品を贈る」とな。どうやら購入者特典のようだ。
ただ「ご消費者」という聞き慣れない言葉や、フォントの違和感など、文面からは不自然さがにじみ出ている。いや、本当に日本の消費者に感謝するため、懸命に日本語に取り組んでいる外国企業なのかもしれないが……。
裏を見ると、商品写真とともに「お礼としてお好きな商品を1つ選べ」といきなり命令口調に。それが人に礼を述べる態度か。
写真の商品が不要な場合には、500円分のAmazonギフト券をくれるという。カードは「ご連絡を楽しみしています(原文ママ)」とLINE IDを記して結ばれていた。それ以外の連絡先や会社名はなく、「どこから出されたメッセージなのか」はまったくわからない。差出人のない手紙のようなものだ。
いかにも自動翻訳したような不自然な日本語、理由もなくいきなりプレゼントをくれるという申し出、ぜひ連絡くださいの一文……これはあれだ。当サイトでもよく取り上げる、フィッシング詐欺ではないのか?
しかし妙である。詐欺の目的は、究極的には「金銭を得る」ことであろう。そもそも商品を購入している時点で、Amazonには住所も氏名も支払い情報も知られている。マーケットプレイス出品者が、クレジットカード情報を求めてということか……?
ちょっと目的がわからない。筆者はインターネットトラブルに関しては素人だが、LINEで連絡するくらいなら実害はなかろうと、記載のIDを読み込んでみたところ……
残念、IDはすでに存在していなかった。プレゼントはもらえませんでした。
・調べてみると……
このような謎のカード、同じ販売者ではないようだが以前から多くの購入者に届いているという。商品に同封され「おめでとうございます」「〇〇に当たりました」などと書いてあるそう。
過去にJ-CASTニュースでは、同封されたカードのQRコードを読み込むとオンラインチャットサイトにつながる事例を紹介。カードを封入した中国企業は、独自の感謝キャンペーンであるとして、詐欺行為は否定している。
その他、Twitter上では「★5など高評価レビューを促す」「QRコードを読み込むと別サービス(商品トラッキングサイト)へ誘導される」などの事例を見つけられる。
明確な詐欺であるという事例には出会わなかったが、うまい話には裏がある。Amazonの「出品者の禁止活動および行為、ならびに遵守事項」の規約に違反する可能性も指摘されており、警戒するに越したことはないだろう。
・もう1つの罠
「おめでとう」カードとはなんら関係ないのだが、筆者は今回のプライムデーでもう1つ大失敗を犯している。上記のLEDライト、複数商品の購入で領収書が合算されてしまい、正確には何パーセントの割引だったのか定かでないのだが、もとは1680円の商品だった。それが割引され、1000円ちょっとで購入したと思う。
今回の記事を書くにあたり、商品画面を参照したところ……
えっ……
950円で売っている……!!
誤解のないように書いておくと、Amazonや販売元が不正をしたということではなく、マーケットプレイスの他の出品者からもっと安価で販売されていたということ。タイムセールが最安とは限らない、という教訓である。
タイムセールになっていると、なんとなく「売れ筋」「おすすめ」「Amazonおすみつき」の商品のように感じて、思考停止のままクリックしてしまったのが敗因。商品も出品者も玉石混淆(ぎょくせきこんこう)であることを忘れてはならない。よい勉強になった。
ちなみに商品は可もなく不可もなくで、今のところ満足に使えている。
参考リンク:J-CASTニュース
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
宝くじで267億円獲得したあるアメリカ人夫婦の「当選金の使い道」に全米が感動
想像してみてほしい。「もしも宝くじで267億円当たったら、あなたなら何に使うだろうか……」。
アメリカでは今、実際にこのような超高額当選金を獲得し、どのように使うか公表したある夫婦が話題になっている。彼らが決めた驚くべき「当選金の使い道」に全米が感銘を受け、メディアでも大きく報じられているのだ。
アメリカの高額賞金宝くじのひとつとして知られる「パワーボール」。2012年11月28日の抽選では、それまでのキャリーオーバー分が積み重なった結果、1等の賞金が5億8800万ドル(約534億円)でパワーボール史上最高額となり、国内で大きな注目を集めていた。米国史上でも2番目の高額当選金である。
これを見事獲得した当選者は2名。そのうちのひとりであるマーク・ヒルさんと妻のシンディさんは、一夜にして手にした2億9375万ドル(約267億円)という高額配当金の使い道について考えた。
熟慮の結果、彼らはマークさんの故郷であるミズーリ州のキャムデン・ポイントという小さな町のために使うことを決定。以下がその主な内容だ。
・子どもたちの安全のため、大通りに面した野球場をより良い場所へ移動
・消防署を現在ある野球場へ移設
・欠陥のある汚水処理設備の改善
・地元高校の奨学金制度への寄付
このうち、汚水処理設備と奨学金制度についてはすでに寄付済みとのこと。地元メディアによると、「もしも小さな町の税金だけでまかなったら、野球場と消防署の新設だけでも25年はかかっていた」という。町の人々も夫妻の決断にとても感激し、感謝しているそうだ。
シンディさんは当選時のインタビューで、「なんらかの意味があって神様が私たちを当選させたのだと思います。だから、当選金はなにか正しいことに使うべきなのです」と語っている。
高額当選によって人生を狂わせてしまう人もいるなか、ひとつの小さな町のために行動した夫妻の話は全米を感動させることとなった。彼らの英断は、この町できっと語り継がれていくことだろう。
参照元:HuffingtonPost(英文)、YouTube kmbctv
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