在日外国人だけが通うアジア食材店に「コイ」が売ってた → 調べたら衝撃の事実にたどり着いた話
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【閲覧注意】サメの心臓を “生” で食べてみた結果……
世にも恐ろしいサメ。人が殺傷される事件は数多く起きており、海水浴場にサメが現れると遊泳禁止になったりもする。それだけに名前とイメージはめちゃくちゃ有名だが、実物にお目にかかる機会が少ないのもまたサメだ。
海で泳いでる姿なんてもちろん見られないし、サメ肉がスーパーに並んでいることもあまりない。言わばサメとは謎。恐怖と共に好奇心もそそられる。そんなサメの心臓が売っていた。……って、サメの心臓って食べられんの!? 鮮魚店に普通に並んでるんですが……!!
・御徒町「吉池」
そんな光景を目撃したのは2020年7月1日の朝。御徒町駅前にある鮮魚店「吉池」でのこと。先日、この店でタコの卵を購入したわけだが、今度はサメの心臓が入荷……! 東京の街中なのにマジで意味不明な品揃えだ。さすがは「プロも通う専門店」と名乗るだけのことはある。
100g580円で「さめ」とだけ書かれて並んでいる切り身にすらなっていない心臓。その素っ気なさに逆にガチ感をビンビン感じる。店員さんに聞いてみたところ、血抜きが必要だがこれまた生でイケるらしい。血抜きの方法は後述するとして、さっそく購入してみた。
・この先閲覧注意
価格は1595円だったため、私が購入したサメの心臓は約275gと思われる。まずは、そのまま皿に置いてみたのだが、邪教の儀式みたいになってしまったため、ここから先は閲覧注意とさせていただきたい。心の準備ができた方から、ジョーズのテーマでも聞きながらスクロールしてくれ。
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ダーダン……
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ダーダン……
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ダーダンダーダンダーダンダーダン……
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パーラパーラパーラパーラパ・パ・パ・パ・パ・パ・パッ!
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オーマイガーッ!!
さすがにサメなので、まごうことなき心臓だ。皿についた血も新鮮さをアピールしている。あとは六芒星さえあれば、絶好のサバト日和と言えるだろう。
だが、これを食べるのは悪魔ではなく人間。なんと、今からコイツをほぼそのまま食べようとしている男がいるという。バカな! 一体誰がそんなことを!? 恐るべきことに私である。
・血抜き
というわけで、血抜きした後刺身でいただきたい。吉池の店員さんによると、血抜きは通っている太い管を切るイメージで心臓を真っ二つにして、水で洗いながらギュッと2~3回揉めばOKとのこと。もし、切らない場合は管から水を入れて揉む方法もあるというが、初心者なので切って血抜きすることにした。
2つに切って揉むと真っ赤に染まる水。これで「Happy birthday to you」を鼻歌で歌っていたら、完全に手を洗う殺し屋である。
・食べてみた
さて置き血抜きが済んで、ひと口サイズに切ってみると心臓オーラが大分ソフトになった。ようやく臓器ではなく食べ物に見えてきたぞ。
赤い肉のきらめきがレバ刺しみたいである。そこで、おろしニンニク+ゴマ油+塩でタレを作ってみた。レバ刺しと言えばこれだろう。食べてみたところ衝撃が私を襲った。
こ、これは……!
めちゃんこウマイ!!
表面がコリッとしつつも柔らかく歯切れの良い肉の食感はまさにレバ刺し。まろやかな旨みをタレの塩味が引き締める味は、非常に酒に合いそうだ。
・食感の冒険
さらに、管部分はよりコリコリしていたり、鶏皮のような食感の部位があったりと、心臓1個の中に様々な食感が詰まっているではないか。それはさながら食感の大冒険。ここはどんな食感なんだろう? 食べれば食べるほどにワクワクする。
結局、275gを一食で食べきってしまったが全然飽きなかった。レバ刺しが好きな人は確実に好きな味である。サメの心臓ウメェェェエエエ!
何かと不穏な空気が流れていた今回。しかし、気分はジョーズというか、インディ・ジョーンズである。謎と好奇心から始まり、サバトや殺し屋を経てお宝のような味に出会えたのだから。
どこまでも広がる大海を泳ぐように、サメの心臓には冒険が詰まっていた。もはや私の心に恐怖はない。サメにありがとう。そして、ご馳走様でした。
・今回紹介した店舗の情報
店名 吉池
住所 東京都台東区上野3丁目27−12
営業時間 鮮魚コーナー 9:30~20:30
定休日 無休
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
【食べてみた】タコの卵が衝撃的! 卵膜を破った瞬間……ギャー!! 見た目から味まで衝撃の連続だった
突然だが、皆さんはタコの卵を見たことがあるだろうか? 私(中澤)は見たことがなかった。というか、「タコの卵ってどんなのなんだろう?」と興味を持ったことすらない。
しかし、ある日、御徒町にある鮮魚と食品の専門店『吉池』に行ったところ、100グラムあたり250円で売っているではないか。ぶにゅぶにゅしてそうな見た目、両手に乗せてまだ余るくらいの大きさ。タコの卵ってこんなんなのか! 外見を見たら味に興味が出てきたので購入してみたぞ。
・大きい
価格は税込み1150円だった。つまり、このタコの卵は約400gもあるということになる。その重さからもサイズが伺い知れるだろう。もちろん、鶏卵より大きいし、ここまで大きい卵は初めて見た。
表面はぬるぬるした膜に覆われており、つまようじでつついてみると、ぐにーっとくぼむ。饅頭……ゴムまり……いやパンストかな? あっタコか。
しかも、この膜が結構丈夫で、1カ所穴を開けたところでそこから破れるという感じではない。多少、海底の岩に当たろうが平気そうだ。
・卵膜を破ると…
とは言え、さすがにこのサイズをそのまま食べるものではないだろう。そこで膜をピリピリと破いていくと……デロデロデロー!
ギャー!! 触手のようなものがあふれ出してくるゥゥゥウウウ! メーデー、メーデー、メーデェェェエエエェェェエエエエエエエエ!!
エイリアンが卵から孵りました的な見た目に思わず助けを呼んでしまったが、もちろん動き出して食べられるということはない。むしろ食べるのは私だ。それはそれで助けて欲しい(パニック)
・生(せい)への怯え
箸でつまんでみると、触手に見えたものは1つ1つが卵だった。細長い形はもやしみたいだが、乳白色と薄黄色の間の半透明な色とぬるぬるとした質感に “生(せい)” を感じる。
売っていた吉池の説明には、「ポン酢、わさび醤油で食べると旨い」と書かれていた。その行間からは「言うまでもなくナマでイケ」という強固な意志のようなものが感じ取れる。だが、この「旨い」というワードは疑問だ。魚屋が売ってる魚介に「マズイ」とは書かないだろうし。
・新たな衝撃
まさに、それを確認するためにも食べねばならないわけだが。というわけで、醤油をかけてみた。醤油の黒に乳白色が映える。そのコントラストが食欲をそそるかどうかについては言及を避けたい。
だが、食べてみたところ新たな衝撃が私を襲った。
めちゃんこウマイやん!
プチっと弾けてトロ~ッと舌に広がるコクはまるでイクラ!! てっきりもっとタコくさい味がするのかと思っていたが完全に魚卵である。確かにワサビ醤油だわ。
しかも、1粒が大きく量がめちゃくちゃあるので十分満足できるところもナイスだ。正直、イクラよりこっちの方が好きかもしれない。さらに、膜の部分は新鮮なタコの味。タコの良いところとイクラのハイブリッドである。
・騙されたと思って食べて欲しい
まさに海の生命の味。ひと口味わったら、さっきまで怖かった見た目もおいしそうにしか見えなくなった。これを食べないのはもったいない! そこで、まずはルームシェアしている友人にススメてみたところ、一瞥してひと言……
「すみません。俺はそれを口に入れるのは無理っす」
──と言われてしまった。やはり、食べ物において見た目は重要だということかもしれない。でもでも! これに関しては勇気を出して1歩を踏み出せばきっと幸せになれると思う。見かけたら騙されたと思って食べてみてほしい。きっと見方が変わるはずだ。
・今回紹介した店舗の情報
店名 吉池
住所 東京都台東区上野3丁目27−12
営業時間 鮮魚コーナー 9:30~20:30
定休日 無休
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.