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【純喫茶】東京・五反田の老舗喫茶「リプトン」のクリームソーダがスゴイ! 特大ソフトクリームがドンッ! と乗っかってるぞ!!
喫茶店大好きな昭和丸出しおじさんの佐藤です!! 近頃の純喫茶ブームは誠によろこばしいことだ。一時はコーヒーショップが至るところに出店して喫茶店を駆逐する勢いだったが、ここ数年で喫茶店の良さが見直され、レトロな雰囲気の新店も続々と誕生している。
さて、今回紹介するのは正統派な老舗喫茶店「リプトン」である。東京・五反田TOCビル地下1階にある古いお店で、ここのクリームソーダに衝撃を受けた! 上に乗ったソフトクリームがデカい!! こんなクリームソーダ見たことがない!
・全部てんこ盛り!
「リプトン」といっても、あの紅茶メーカーとは関係ないようだ。店内は古き昭和の佇まいを感じさせる。テーブルも椅子も、吊り下げられた天井照明も、時間を重ねていい具合に色あせていてとても落ち着く。
訪問前に店舗情報を確かめると、アイスぜんざいコーヒー(税込650円)というものがあるらしい。これはコーヒーに あずき とてんこ盛りのソフトクリームを乗せたものなのだとか。それは食べてみたい! と思ったが、メニューを見ると全部ソフトてんこ盛りじゃないか!!
甘いもの好きの心をくすぐるラインナップだ。今回はセットで選べるスペシャルメニュー(税込1100円)を注文することにした。ホットケーキとクリームソーダをセットで頼んでみよう。
・クリームが倒壊する前に
ちょうど昼時だったので、ほとんどの客が食事をとっていた。そんななかで私のところにはスゴイものが出てきた。クリームソーダだ! 写真で見るよりずっとデケエえええ!!
グラスの高さと同じだけソフトクリームが乗ってない? コレ。
本来は、ソーダにクリームを添えたものがクリームソーダのはず。つまりクリームはオマケだ。しかしコレは、クリームにソーダを添えた感じになってる。ソーダがオマケ扱いじゃないか。主役はどっちなんだ?
びっくりしている場合じゃない! とにかく早く食べ始めないと、クリームが溶けてグラスのまわりがべちゃべちゃになってしまう。
・懐かしのホットケーキ
スプーンでクリームを外側から掬(すく)うようにして、慎重に食べ進めているとホットケーキが来た! そうだった、ホットケーキとセットにしてたんだった。2つ同時に食わねばならない。1つにすりゃよかったよ~。
“クリーム倒壊” の恐れがなくなるまで食べたところでホットケーキに取り掛かろう。オシャレなカフェなら、ホットケーキと言いながらフワフワのパンケーキが出てきたりするのだが、ここは間違いなくホットケーキだ。しかも幼い頃に母親が焼いてくれたような焼き色薄目のヤツ。これにバターを塗ってメイプルシロップをたっぷりかけてやる。
それで少し放置して、シロップが生地に浸透するのを待つんだ。ひと口食べると、あの懐かしい小麦粉の焼けた味がするんだよ。私の心は完全に少年に戻っている。
日常に疲れたらここに来よう。てんこ盛りのクリームソーダとシロップをたっぷりかけたホットケーキを食ったら、嫌なことだって忘れられる。童心を取り戻したい人は、リプトンに行くべし!
・今回訪問した店舗の情報
店名 リプトン
住所 東京都品川区西五反田7-22-17 TOCビル地下1階
時間 11:00~17:00
定休日 土日祝
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
【またチェリオ】パッと見はマヨネーズ、飲むとクリームソーダな『なんちゃってクリームソーダ』が復活! → なんでマヨネーズなのか問い合わせてみた
チェリオの自動販売機で、なにが売っていようと「まあチェリオだしな」と思うようになった。なんちゃってオレンジや、ただのお湯を通して、記者もチェリオ耐性がついてきたと言えるだろう。
ちょっとやそっとの商品で、驚くことはないと思っていた。思っていたのだが……またもや、してヤラレてしまったではないか。なんやねん “なんちゃってクリームソーダ” って。なんで、マヨネーズ型のボトルに入っとんねん。
・チェリオがおちょくってくる
過去にも販売されたことがあるという “なんちゃってクリームソーダ” だが、2020年6月15日に復活したとのこと。関西をはじめ中部、沖縄エリアのチェリオ自動販売機や、チェリオ公式オンラインショップなどで購入することができる。記者は自販機(100円)で手に入れた。
お気付きのように、パッと見はしょう油だが飲むとオレンジジュースな “なんちゃってオレンジ” のお仲間。 “なんちゃってクリームソーダ” の中身はその名の通りクリームソーダだが、上記したようにマヨ型ボトルに入っているのだ。
ラベルには「なんちゃってクリームソーダをまねてマヨネーズ(本物)をジュースのように飲むのは絶対にやめてください!」という注意書きまで、プリントされている始末。おちょくるのもいい加減にしてほしい。そんなことをするのは、某真選組の副長くらいである。
・楽しそうなチェリオ
なぜ、このような商品を販売するに至ったのか。冗談半分で企画が持ち上がるところまでは想像できるが、止める者はいなかったのか。どうして、このまま世に放とうという話になったのか。不思議でならなかったため、問い合わせてみたところ以下のような答えが返って来た。
“なんちゃってクリームソーダ” については、気分転換にもピッタリな遊び心溢れる商品として、販売させていただいています。
マヨネーズ型のデザインは『おいしい たのしい あたらしい』をモットーとして商品開発を行っているチェリオとして、飲んでいる人を見かけたら思わず二度見してしまうようなジュース、話題になるようなジュースを作りたいと思い、ペットボトルの形とデザインをマヨネーズに似せました。
ふむ……なんと言うか、底抜けに明るい返事をいただいてしまった。記者は企業に入るどころか商品企画などしたことがないのでわからないが、最近の会社ってみんなこんなハッピーな感じなの? なんだか、この言葉だけでこちらまで楽しくなって来るじゃないか。
・泡がすごい
ホッコリしたところで、実際に飲んでみるとしよう。液体が白濁しており、見た目もマヨっぽいワケではない。しかし、それよりもまず驚いたのが “泡” だ。グラスに注ぐとよくわかるが、あわあわした部分がとってもクリームソーダっぽい。
口に入れると、カスタード風味で優しい味わいだ。もっとマヨ並みにこってりているのかと思いきや、サッパリ目で飲みやすい。うん、美味しいやん。氷を入れたグラスに注いで、上にバニラアイスを乗せたりしてもイケそうだぞ。
まんまと、チェリオが目指すところの『おいしい たのしい あたらしい』を体感させられてしまった。ボトルを見るとやはり「なんでやねん!」と思わずにはいられないが、そんなところも楽しいではないか。記者がすすめるまでもなく、街中で見かけたら思わず手に取ってしまうこと必至だ!
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
飲めそうなくらいリアル、本物そっくりなクリームソーダの食品サンプルをおうちで作ってみた
みんな大好きクリームソーダ。弾ける炭酸とバニラアイスの甘さが絶妙にマッチした魅惑の飲み物だ。しかし今日は喫茶店や洋食店の話ではない。
シュワシュワの泡まで見えるのに、決して飲めないニセモノ……食品サンプルを作ったのだ。それも講師に教えてもらえる体験教室ではなく、誰でも自宅でできるキットで。
作業は大変だったが、自分で作ったとは思えない美しい仕上がりになったのでその模様をお届けしたい。夏らしい爽やかアイテムで、お子さんの自由研究にもいいぞ。
・「触れる図鑑 食品サンプルを作るキット」(税込1650円)
今回使用したキットは、株式会社ライブエンタープライズ「触れる図鑑コレクション」の「食品サンプルを作るキット」。
箱の中には化学実験に使いそうな薬品的なものがたくさん入っている。鮮やかなグリーンの液体はクリームソーダ本体とすぐにわかった。
それ以外にも自分で用意するものが結構ある。クリームソーダを入れるグラスや、複数個の耐熱カップ、そして鍋とコンロでロウを溶かすので、キッチンが汚れないような準備も必要だ。
・作業工程は多い
それでは作業開始。職人さんが本格的に作るときよりはずっと簡便化されているが、それでも工程はたくさんある。時間に余裕のあるときに、心してかかって欲しい。まずは練りゴムで「バニラアイス」と「サクランボ」の原型を作る。
説明書には最初に練りゴムを伸ばしたりこねたりして柔らかくするよう書いてある。粘土細工でもおなじみの作業だ。
しかし、この練りゴム、めちゃくちゃ硬い! とても素手でこねられる硬さではなかった。温めると柔らかくなるようだったので、レンジでチンするカイロで包んでみたりもしたが焼け石に水。
そのため、サクランボはなめらかな球体にならず……
一方でゴムがゴワゴワしているおかげでアイスのひび割れ感はよく出たのではないかと思う。けがの功名だ。
続いて「型」を作る。寒天を湯せんで溶かし、先ほど作ったゴムの原型をそっと沈めたら、あとは寒天が固まるのを待つ。
この作業、ガレージキットづくりにちょっと似ている。ご存じかもしれないが、ガレージキットとは個人でも作れる少数生産の模型キット。例えばキャラクターフィギュアなら、はじめに粘土などで完成形を作る。
筆者がやっていた当時主流だったレジンキャストという種類では、原型を固定した容器にシリコーンゴムを流し込み、今回と同じように型取りをするのだ。型が1度できると、樹脂を流し込んで何度もパーツを複製できるので販売も可能。きれいに成型できたときの感動は言葉では表せなかった。
寒天が固まったら原型を取り出す。……が、寒天がゆるく、水っぽい感じがする。大丈夫だろうか。簡単に崩れそうなので慎重に扱う。
すでに数時間かかったが、実はここまでの作業は下準備のようなもので、本番はこれからだ。
・ようやくロウが登場
食品サンプルといえばロウ。お湯の中にロウを散らして天ぷらを作る手法や、薄く伸ばしたロウを丸めてレタスを作る手法を体験教室で教わったことがある。実際の製品では強度重視でロウから合成樹脂に移行しているのだとか。
耐熱カップでロウを十分に湯せんする。煮立った熱湯や、熱いロウを扱うのでお子さんは注意。
溶けたロウを寒天の型に流し込み、ドキドキしながら待つ。上手く型が取れているかどうかは、ロウを出してみるまでわからない。
緊張の一瞬……
残念ながらアイスのひび割れ感は再現できず、大福ができた。
そしてサクランボは……
ナニコレ
……うん、確かにサクランボの方が、より寒天がゆるくて心配していたんだ……。
なお、ロウは柔らかく、はさみやカッターで容易に加工できるのでリカバリーは可能。余分なところを切り落としたり、まん丸になるように削ったりして……
梅干しじゃー!
が、このクリームソーダはサクランボが頂上のアクセントではなく「沈んでいるタイプ」なので大丈夫だと思う。細かいところは見えないだろう。
・最後の仕上げ
いよいよクライマックス、ソーダ部分を作る。グリーンのロウを湯せんで溶かす。すでにジェル状なのだが、もっとさらさらの液体になるまで加熱する。
グラスに流し入れて、サクランボと、お好みでスプーンやストローを沈める。
ここで救世主となる素晴らしいアイテム登場。アクリルアイスという氷の模型で、多少の失敗は帳消しにできるリアリティがある。
氷を入れたらソーダを足して、最後に大福……じゃなくアイスをオン。
白いロウをわざとザクザクにして「アイスと氷がシャリシャリに溶け合っている1番おいしい部分」を作る。
……なんて簡単に書いているが、実際には固まった頃を見計らって氷を入れる、また固まった頃にアイスを入れる……と階層を作るようなイメージ。かなり手間がかかった。
しかし、しかし、そのかいあって涼やかなクリームソーダが完成!
透明感抜群。筆者の写真の腕では伝えきれないが、きっとインスタ映えすると思うぞ。梅干しもごまかせている!
シュワッとした爽やかな炭酸の感覚が口の中によみがえる。ああ、飲みたくなってきた……。
手間と時間はかかるが、それに見合った完成度! たくさんある食品の中から、よくぞクリームソーダを選んでくれたと言いたい。ずっと飾れる素敵なインテリアができるぞ。
商品は全国のヴィレッジヴァンガード、東急ハンズ、ロフト、キデイランド、雑貨屋、おもちゃ屋、文具屋などで取り扱っているとのこと。多少のミスはグリーンのロウやアクリルアイスがカバーしてくれるので、失敗を恐れずどんどんやってみよう。
作り終わった今、一気に夏がやってきたような気分だ。今年は、あるいは今年も、楽しい夏休みになるといいなぁ!
参考リンク:株式会社ライブエンタープライズ、親子の時間研究所ストア(販売ページ)
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.