【マスク検証】やっと「これだ!」というスポーツマスクに出会えた!! ハードな運動しても息苦しくない『NAROO MASK X5S』が今んとこ最強

最強のスポーツマスクとは何か。その答えを追い求め、会社の経費でマスクを買い、週に3度のキックボクシング通いで実際に装着しながら練習して……を繰り返していたが、今までの答えは「PITTAこそ最強」だった。

しかし! ついに! ついに……!! ついに「これだ!」というスポーツマスクに出会えた気がする。その名も、『NAROO MASK X5S』。その装着感と呼吸のしやすさは、軽くPITTAを超えてきた。今のところ最強だ!!

・良すぎるため単独で紹介

本当は、いくつかのマスクを試し、数が集まったところで、以前行った「スポーツマスク検証」のような形式で記事をまとめようと思っていたのだが、今回の『NAROO MASK X5S』があまりにも最高すぎるので、いち早くその素晴らしさを伝えたいと思った次第。

なお、購入したのはAmazonで、価格は2178円だった。

モノとしては、なんだか男性用のパンツっぽいが、きちんと装着すればパッケージに写っているお兄さんみたいな感じになるので安心してほしい。プロレスでいうところの「ハヤブサ」選手みたいなスタイルだ。

ちなみに素材はポリエステル46%のナイロン42%のポリウレタン12%の韓国製。紫外線遮蔽率(UVプロテクション)は97%だ。

・まさかのリバーシブル

んでもって、これ、なにがスゴイって “リバーシブル” であるということ。裏表というより「前後」で使い分けができるようになっている。まずは、「BACK」で装着してみると……

完全に口元は隠れる。パッケージの説明によると「待機中のホコリをブロックする目の細かいフィルター」とのことで、そのぶん息苦しくもあるが、外用として使えるのがこの「BACK」である。

その一方、「FRONT」は……

よーく見ると、口元が見えるくらいのメッシュ構造になっている。パッケージの説明には「目が粗く呼吸のし易い虫除けフィルター」(原文ママ)と虫のイラスト付きで書いてあるが、虫とかそんなことよりも……

どんなにハードな運動をしても……

どんなにゼ〜ゼ〜になっても……

ビックリするほど……

息苦しくない!!!!!

本当の本当に息苦しくないのである。フィット感や、息のしやすさは完璧のひとこと。100点満点で点数をつけるなら99点をあげたいくらい。

しいて難点をあげるとしたら、頬(ほほ)や首のあたりが少し暑く感じるくらいか。だが、そんなことも気にならなくなるくらいに最高であると私は思う。もうこれ以上の商品はないのでは? そう思ったくらいだ。

そして帰宅してから、あらためてこの商品について調べてみたら……いろいろと驚くべき事実が判明したのである。

・すごいメーカーだった!

このマスクのメーカー「NAROO」は、2002年に立ち上げられたスポーツマスク専門ブランドで、現在世界17カ国で販売されているとのこと。また、NAROO MASKの生地は非常に繊細な繊維を使用しており、マスクの生地自体がフィルターになっているらしい。すげえなコレ!

ちなみに私は今回『NAROO MASK X5S』を購入したが、「X5」の数字は生地の厚さ表しているそうな。たとえばX1なら最も薄い生地を使用した夏用のUV対策用で、X9なら分厚い生地を使用したウインタースポーツ用であるとのこと。そう言われると、他の涼しそうなやつも欲しくなってくる。

なお、「NAROO MASK」は「ナルーマスク」と呼ぶらしい。色違いもあるし、もう2枚くらい買っておこうと思っている。ナルーマスク、完全に惚れ込んだ!! 最高!

参考リンク:Naroo MaskAmazon「NAROO MASK X5S」
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【日本製】こんなマスクを待ってた! 西川の「クールマスク」が有能でこの夏の相棒に決まり!!

苦しい……。冬から春にかけてそうは思わなかったが、夏が近づいてくるとどうしてもマスクをしているのが辛くなってきた。でもこんな時代だから仕方ないし、周りに迷惑をかけないために必要不可欠。今年の夏は熱中症にも気をつけつつ、上手に付き合っていくしかない。

──とは思うものの、本音を言えばほんの少しだけでも状況が改善されたら嬉しい。そんな希望から私は暇さえあればネット上で “ヒンヤリ” する夏マスクを探す旅をしているのだが……ある日「西川のマスク」という文字が目に入ってすぐさまポチった。それもそのはず、西川とはあの西川、寝具で有名な西川なのである! 安心安全のメイドインジャパン!!

・購入前から期待値MAX

購入してからおよそ1カ月、期待のドラフト1位ルーキーが我がマスク軍に入団した。ポチったのは、Amazon限定で売られている西川のクールマスク4枚入り(税込2190円)。2020年7月6日現在、ベストセラー1位で入荷待ち状態と夏本番が近づくにつれて需要が伸びているようだ。

素材はポリエステル95%、ポリウレタン5%。私はM、Lのサイズ2種類からMを選択した。商品到着まで1カ月ほどかかったが、早く使用感を確かめてみたいという気持ちはとどまることを知らず。なぜなら、商品説明に書いてある文言を一部書き出すと……!!

・接触冷感
・男女兼用レギュラーサイズ
・吸水即乾
・洗濯して繰り返し使用可能(100回)
・耳が痛くなりにくい

といったように、かゆいところに手が届く仕様だったからだ。これがそこらへんで売っているマスクに書いてあるなら過度に反応することもないのだが、いかんせん日本製の「西川」である。同社の寝具でヒンヤリを体験したことがある人ならば、期待するなという方が無理だろう。

それでは使用感を……といきたいところだが、もう結論から言っちゃおう。率直な感想は「こんなマスクを待ってた!」である。かなり有能で私の中ではホームラン。まずはサイズ感とウリとする「接触冷感」から触れていきたい。

・冷感がスゴくいい

いい素材を使っているからなのか、西川マスクはサラッとしていて触っているだけで気持ちいい。ちなみに、私は顔が大きめなので複数回洗ったアベノマスクをつけると……

かなり小さく感じてしまう。だがしかし、西川マスクはというと……!

鼻と口をスッポリと覆う面積があり、随分とゆとりを感じる。また、紐部分を引っ張るとビョーンと自然体で伸びてくれるため、顔面サイズをあまり問わず守備範囲は広い。それでいてピタッとしているのに苦しさはない。

ただ、暑い中マスクをしていると、私は息苦しさから「オエッ」と気持ち悪くなってしまう。現に気持ち悪くなったら人のいないところへ行き、ゆっくり深呼吸をするようにしている。この点については避けられないと思っているため、西川ブランドに期待しつつもどこか不安を拭えないでいた。

ところが!

雨の日というコンディションもあったかもしれないが、なんと西川のマスクは外出中ずっと装着していたにもかかわらず「オエッ」がゼロ。それを可能にさせたのは他でもない。冷感がその名の通り冷感なのである。通常、マスク越しに深く息をしようとしたら横隔膜の上がりを感じるほどに苦しい。それに対し、西川のマスクは……!

マスク越しに息を吸ってもヒンヤリしているため、幾分か呼吸が楽なのだ。マスクをしている時点で暑いのは暑いのだが、これまで使ってきたものとは訳が違った。んでもって、耳の後ろの痛みに関してもOK牧場!

・耳の痛さも大丈夫

私は耳の後ろが弱いのか人一倍マスクのヒモにうるさく、以前からフック付ベルトなど対策グッズを試してきた。安いマスクはすぐにでも痛くなる傾向にあり、漫画『巨人の星』の養成ギブスかよっていうくらいギギギッと耳を締めつけてくる。思わず「助けてくれ!」と言いたくなるほどツラいが、そのところ西川マスクは大丈夫!

耳にあたるマスクの面積が広いからだろうか、また前述したようにビョーンと伸びるからか耳の痛みはほとんどないと言っていい。さすがはメイドインジャパン。細かいところまで気配りできていて、お助けグッズを使わずマスク単体で耳が痛くなりにくい仕様なのはありがたかった。

・洗濯しても大丈夫?

なお、洗濯するタイプのマスクはどうしても縮んでしまうのが難点だ。西川マスクは事前に「100回洗える」とあるが、アベノマスクのように1回洗ったら小さくなるなんてことはあるのだろうか。さっそく1回洗ってみると…

装着感はまったく変わらず、アベノマスクとの差は圧倒的。個人的には1度目の使い心地とまったく変わらないと感じた。そこらへんで売っている海外製の使い捨てマスクをメインで使っていた身からすると、今は西川のマスク以外考えられない状況だ。この夏、私の相棒(バディ)は決まった!!

夏本番を前にしてユニクロのエアリズムマスクをはじめ、いろんな商品が出てきているが、中には「思っていたのと違う」と思うものも少なくない。その点、西川のマスクは夏の即戦力として活躍できるはず。入荷待ちさえ乗り越えたら今より快適なマスク生活が送れることだろう。

参考リンク:Amazon「西川ひんやりマスク」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.



【検証】最も息苦しくなかった「スポーツマスク」はコレだった! Amazonで売ってる5種類のスポーツマスクでハードな運動をしてみた結果…

ジョギングやジムなどで、「マスクをしながら運動」をしている人も多いだろう。正直、息苦しい。でも、そういう時代なのである。慣れるしかないのだ。ならば、少しでも息苦しくないマスクで運動したい。ということで!

Amazonで「スポーツマスク」と検索して、ズラズラ〜っとヒットした商品の中から良さげな雰囲気のマスクを5種類ほど購入。それらを着けてキックボクシングの練習をして、どれが一番良かったのかを確かめてみたぞ!

・チョイスしたのは「いわゆるマスクの形」のマスク

なお、Amazonで「スポーツマスク」と検索すると、首まで覆う『フェイスカバー』や『ネックカバー』もヒットする。しかし、個人的に「首のあたりが暑そうだな……」と思ってしまったため、今回は独断と偏見で「いわゆるマスクの形をしたマスク」のみをチョイスした。以下の5点である。

銅糸入りマスク 冷感速乾素材 息苦しくないスポーツマスク
レワード野球ユニフォームメーカーが作った洗える布マスク
SevenWings 洗える スポーツマスク
PONTAPES(ポンタペス)ラッシュマスク
arisana(アリサナ) 日本製 水着素材

・基準は「PITTAマスク」

まず、上記5つのマスクを使う前に、比較的入手しやすい「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」を着けて練習してみた。「花粉・かぜ用」のマスクだが、息がしやすい「新ポリウレタン素材」が特徴のマスクだ。

この時の感想としては、「可もなく不可もなく。鼻を塞ぐようなシワになると息苦しいけど、シワを直せば問題ない。小さいから、口を開けたりすると、アゴが出たり、ズレやすい」と厳しい評価をしているのだが、他のマスクを使ってみたところ……評価は一気に急上昇!

・いきなり結論

先に結論から書いてしまおう。それも、元も子もない結論である。今回、ピッタ・マスクと5種類の “スポーツマスク” をそれぞれ着けてハードな運動をした結果、ベスト5(6)を決めるとしたら、以下のようになる!

1位:アラクス「PITTA MASK(ピッタ・マスク)」
2位:SevenWings 洗える スポーツマスク
3位:レワード野球ユニフォームメーカーが作った洗える布マスク
4位:PONTAPES(ポンタペス)ラッシュマスク
5位:arisana(アリサナ) 日本製 水着素材
6位:銅糸入りマスク 冷感速乾素材 息苦しくないスポーツマスク

なんということだろう。まさかのテスト用マスクが堂々の1位! いいのかこれで……と自分でも思うが、これが忖度(そんたく)なしの正直な感想である。もしも息苦しくないスポーツマスクを探しているのであれば、まずはピッタ・マスクを試してみるのが良いと思う。結論は以上。

・2位〜6位の感想

以下は、ピッタ・マスク以外の率直な感想である。もちろん、あくまでも私が感じた印象なので、ここに書かれていることがすべてではない。興味を持ったマスクがあれば、それぞれの商品ページに飛んでAmazonレビューも参照してみるのが良いだろう

・2位:SevenWings 洗える スポーツマスク

韓国製。Amazonでの正式な商品名は「SevenWings Sports Mask Black セブンウィングス 洗える スポーツマスク ブラック Lサイズ [海外直送品]」で、価格は390円(+配送料600円)。素材はポリエステル77%、レーヨン14%、スパンデックス9%。

感想について、私は「悪くない。ピッタ・マスクには敵わないが、思っていたよりも息苦しくない。サイズ感、フィット感は、むしろピッタよりも良いかも知れない。順位的には、ピッタのすぐ下にピッタリと位置している」と駄洒落まじりにメモっていた。

・3位:レワード野球ユニフォームメーカーが作った洗える布マスク

日本製(MADE IN 浜松)。Amazonでの商品名は「レワード(Reward) 日本製 立体 布マスク 野球ユニフォームメーカーが作った洗える布マスク 裏メッシュ素材 国内生産(浜松工場) AC104」。Amazon価格は1100円。素材はポリエステル100%だ。

感想は「悪くない。口とマスクの間にある “マスクの中の酸素” を吸ってる感はあるが、息苦しくはない。呼吸すると、布がコーホーコーホーと膨らんだりしぼんだりするけれど、そこまで苦しくは感じない。とはいえ、最高でもない。これぞまさに可もなく不可もなく」と書いていた。

・4位:PONTAPES(ポンタペス)ラッシュマスク

生産国不明。Amazonでの商品名は「PONTAPES(ポンタペス) スポーツマスク 全12色 UVカット 冷感 ラッシュガード 素材 丸洗い可能 PAA-860」。価格は1260円。素材はライクラ(組成:ポリエステル85% / ポリウレタン15%)とのことである。

感想は「悪くはない。サイズ感は最高だし、耳のアジャスターが良い。内ポケ(フィルターポケット)もあり、そこに不織布やキッチンペーパーなどを入れることも可能なので、より本格的にマスクとして使える。しかし、やはりピッタ・マスクに比べると苦しい」とのこと。

・5位:arisana(アリサナ) 日本製 水着素材

日本製。商品名は「[アリサナ]arisana マスク 日本製 洗える 水着素材 立体 uvカット ソフトタイプ ホワイト Mサイズ」で、“水着素材のUVマスク(UPF50+)” ってのが最大のウリ。価格は880円で、素材はポリエステル82%、ポリウレタン18%。水着素材の実力やいかに!?

なるほどたしかに水着素材。内側にポッケが付いていて不織布とか入れられる。だが、その真面目さが仇となっている気がした。ゼーハーすると、内側の布が鼻をふさいで苦しい。また、激しい運動をしていたら、自然とズレて “鼻だし状態” になってしまったのが残念」。

・6位:銅糸入りマスク 冷感速乾素材 息苦しくないスポーツマスク

韓国製。Amazonでの商品名も、そのまま「銅糸入りマスク 冷感速乾素材 息苦しくないスポーツマスク」だ。価格は1980円。素材はナイロン95%のスパンデックス5%。同封されているチラシには「息苦しさのない呼吸を可能に」と書いてあったが、感想は……

絶対無理。超息苦しい。特に鼻の部分。くっついて息ができない。あとデカいというか、ユルい。どんどんどんどんズレてくる。ゴム紐を結んで調節した。とにかく苦しい。これを着けて練習した後だと、ピッタが神に思えてくる」と厳しい評価。

いずれにしても、私の下した評価だけでなく、それぞれの商品のAmazonレビューも参考にするなどして、自分に合ったスポーツマスクを探して欲しい。それでは、よきスポーツライフを! マスクは苦しいけれど、がんばろう〜٩( ‘ω’ )و

参考リンク:Amazon検索「スポーツマスク」新宿レフティージム
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【実体験】野外音楽イベントはコロナ前後でどう変化したのか / 参加して感じた違いと注意点

新型コロナウイルスの影響で各種イベントが中止となって久しいが、感染数減と合わせて再開を模索する動きは各地で活発化している。ただ、以前と同じようにはいかず。常に感染予防を意識した暮らし(ウィズコロナ)が前提だ。

そんな中、私の住む大分市では去る6月28日にコロナ以降最初となる無料野外音楽イベントが開催された。出演者として私は参加したのだが、まさに今後の試金石となる内容でいい勉強になった。コロナ前後でどう変化したのか、現場で感じた違いや注意点をお伝えしよう。

・イベントについて

このイベントは今回で118回目の開催となる「滝廉太郎 府内追悼祭」で、『荒城の月』や『鳩ぽっぽ』などで有名な郷土が誇る音楽家の滝廉太郎を追悼するというもの。大分市長や竹田市長なども来場し、お年寄りから子供まで参加する公共性の高い内容となっている。

幅広い年齢層がいるだけにコロナ対策も万全でなければいけない。どのような変化があったのか、さっそく以下をご覧いただきたい。

・コロナ前と変わった点

コロナ前のイベントとは目に見えて変わった点の1つに「距離」がある。ソーシャルディスタンスを守るため、会場内の椅子やテーブルは離して設置されていた。

ベンチには注意書きが貼られ、座る際には間隔を空けるようにと促がす。横断幕や立て看板などで、ソーシャルディスタンスなどの注意書きをわかりやすく掲示していた。そして入場方法にも大きな変化があった。昨年までだとどこからでも入場できたが、今年から入口と出口は明確に区別されたのだ。さらになんと入口には……

高性能なサーモグラフィーが設置され、高熱などの異常がないかを常に確認できるようになっていた。もし体温が37.5度以上だと入場できない。

コロナ対策で欠かせない「消毒」も抜かりなし。テーブルやベンチにアルコール消毒が設置されており、いつでも使える状況にある。

また、入場者全員にはマスクの着用を徹底。飲食ブースの出店者や出演者はジャンル問わず、フェイスシールドやフェイスガード、マスクの着用を義務付けられた。来場者側にいろいろと制約があるので、コロナ前の無料音楽イベントに対する気軽さはなくなった気がする。

・熱中症に注意

ここからは注意点について触れたい。コロナ対策は大事だが、同時に危険だと感じたのが熱中症だ。この日は晴天だったこともあり、熱中症対策として入口で水を配布するなど工夫していたが……

コロナ対策を万全にすればするほど、暑さに注意する必要があると感じたのも事実。あくまで個人的な感想にはなるが、フェイスガードは辛かった……。ただでさえ暑いのに、顔の前面を覆っているので余計に暑い。まめに給水しようとするたびにフェイスガードが邪魔するのである。

とはいえ、子供やお年寄りが楽しんでいる光景は見ているだけで嬉しいし、イベントのためであれば我慢できないわけではない。これも新しい生活様式として受け入れるしかないだろう。

・イベントの感想

イベントは11時から17時まで開催されたが、来場者も多く成功したように感じる。地元のテレビ局や新聞社なども多数来場していて、注目度の高さも感じられた。

これから全国各地でさまざまなイベントが再開されていくと思われるが、野外だけでなく、お祭りや屋内イベントの参考にもなるのではないだろうか。とにかく夏は熱中症に気をつけて欲しい。

Report:Kg
Photo:RocketNews24.



新宿伊勢丹で購入した1枚3500円の高級マスクがかなりイイ! 吸水速乾・防菌防臭・耐摩耗でもはや隙なし!!

「マスクは顔のパンツである」、私(佐藤)はそう訴えた。以前紹介したファッションマスク専門店で見映えの良いマスクを購入したのだが、パンツである以上、デザインだけでなく履き心地……じゃなかった着け心地と機能性にもこだわりたいところである。

そこで私は高機能マスクを求め、新宿伊勢丹を訪ねた。すると、繰り返し洗って使えるスゲエやつを発見してしまった。デザインはシンプルだが、見た目の地味さを補って余りある高い機能性を備えていたのである。

・3層構造

購入したのは、AS2OV(アッソブ)というメーカーの「3LAYER MASK」だ。価格は1枚で税別3500円。思わず「高!」と言ってしまいそうだが、機能面を説明すれば、その価格に納得のはず。

3LAYER、つまり3層構造になっている。顔に近い方から1層目が「COOLMAX(クールマックス)」という、暑い時には涼しくドライに、寒い時には温かさを保つ吸水速乾素材だ。2層目が「Unifresher(ユニフレッシャー)」、抗菌防臭加工により嫌なニオイを抑える素材である。3層目に「CORDURA(コーデュラ)」。速乾性があり耐摩耗により劣化を抑える、アウトドアやミリタリーウェアに採用されている耐久性の高い素材である。

見た目はかなり地味だ。ホワイトやグレーのモデルは本物のパンツをマスクにしたようにさえ見えてしまう。しかし、見た目ではわからない高機能が隠されている。

・蒸れる感じがない

着用してみると、着け心地は悪くない。私は普段、ウレタン素材のPITTAを使っているので、それに比べると多少呼吸は “重い” が苦しいというほどではない。またメガネをしていても蒸れる感じはしない。

耳紐はアジャスターで長さ調節が可能。また鼻の部分にはワイヤーが入っているので、しっかりと顔にフィットさせることができる。

なお、こちらの商品、ショッピングサイト「UNBY GENERAL GOODS STORE」にて通信販売も行っており、現時点(2020年6月26日17時)では全色の予約を受け付けているが、すぐに売り切れる可能性もあるため、欲しい人は早めに予約しておくことをオススメする。

今後マスクは季節商品ではなく、生活必需品の一部、ファッションアイテムの一部になっていくことだろう。デザイン・機能両面を兼ね備えた商品が増えることを願う。

参考リンク:UNBY GENERAL GOODS STORE
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【なんか違う】アホな上司考案「エアリズムマスク」の作り方

今年度の流行語大賞にノミネートされるかも……それくらいの勢いで『エアリズムマスク』が売れまくっている。2020年6月、ユニクロが販売開始したエアリズムマスクは瞬く間に完売。おそらくいま日本で……いや、世界で1番入手困難な “プラチナマスク” であろう。

あまりにも手に入らないため中にはエアリズムマスクを自作してしまう猛者もいるようだが、これからご紹介する「エアリズムマスクの作り方」は絶対に真似してはならない。当サイトが誇るアホな上司 “Yoshio” が考案した手作りエアリズムマスクは、なんか……なんか違うのだ。

・アホの上司、Yoshio

私(P.K.サンジュン)自身は発売当日に運良くエアリズムマスクをゲットできたものの、地元のユニクロで並んだYoshioはあえなく撃沈したらしい。神様もアホにはマスクを売りたくないのか、それともただ運がないだけなのか? いずれにせよ、アホなうえに運まで無いとは救いようのない男である。

彼がどれだけアホなのかはこちらの記事と動画をご覧いただきたいが「ねずみ講」を「どらねこう」と呼び「ギンギラギンにさりげなく」を「ギンギラギンに限りなく」と言い間違える男は、世界広しと言えど彼だけだろう。人柄も性格も良いプレーンなアホ、それがYoshioだ。

・Yoshio「いいこと思い付いた!」

そのYoshioが事務所にいる全員に聞こえるボリュームで「いいこと思い付いた!」と言い出したから、超めんどくさい。彼の「いいこと思い付いた」が本当にいいことだった試しはほぼなく、誰もが華麗なスルーを決め込んでいた。……のだが、あまりにもブツブツ言っているため、事務所の中で最も人間が出来ている私が反応してあげることにした。

──どうしたんですか、Yoshioさん?

「どうしたもこうしたもないよ! エアリズムマスクが買えないならエアリズムマスクを作っちゃえばいいじゃない!! 俺、画期的なエアリズムマスクの作り方を思い付いちゃったよ!」

──いや、エアリズムマスクを自作してる人なんて結構いますけど……。

「ちょいちょいちょい。俺がそんなことを知らないと思った? 俺が思い付いたエアリズムマスクの作り方は、とにかく画期的なんだ。これを広めたら柳井さんから感謝状が贈られてきちゃうかもしれないぞ……! よっしゃ、ひとっ走りユニクロ行ってくるわ!!」

ユニクロの社長をあえて「柳井さん」と呼び、さり気なく “社会派アピール” するあたりがやはりアホである。事務所を飛び出したYoshioを放っておいても良かったのだが、暴走したアホがユニクロに迷惑をかけたら申し訳ない。というわけで、仕方なく私も後を追うことにした。

・とにかく画期的らしい

店内にいる誰よりもニコニコしたYoshioが手にしたのは、男性用のエアリズムパンツ(ボクサータイプ)である。確かにエアリズムパンツは通気性がよく、サラサラとした肌触りはマスク向きと言えるだろう。ただ、そんなことは多くの人が気付いているハズ。Yoshioの言う “画期的なマスク” とはどういう意味なのだろうか?

「焦るな焦るな。ホント欲しがるよね~! OK、その熱意に免じてヒントだけ教えちゃおう。俺の考えたエアリズムパンツは2分もあれば完成するんだ。道具もハサミだけあればイイ。さらに……おっとここまでだ。ホント聞き上手よね~!! どんだけぇ~~~!」

特に聞いてないことはさておき、軽やかな足取りで事務所に戻るYoshio。さっそくエアリズムマスク作りを開始……するかと思いきや、おもむろにパンツを渡してきた。

「かぶって」

しつこいようだが、彼はアホだ。そしてアホゆえにとんでもなくキラキラした瞳をしている。あまりにも澄んだ瞳にイヤとは言えずパンツを被るYoshioと私──。目元にマーキングを施し、チョキチョキとハサミで切れば……

Yoshio版エアリズムマスクの完成である!

・3つの長所

どうやらYoshioの言うマスクは、“タイガーマスク” 的なプロレスラーが被るタイプのマスクを指すらしい。しかもYoshioによればこのマスクには通常のエアリズムマスクにはない3つの長所があるという。

「まずさ、通気性は絶対にこっちの方がいいよね。息苦しさはゼロ、これならフルマラソンを走れるレベルでしょ。あとは日焼け対策になるのも大きい。美白大国・日本ではむしろこのタイプのマスクが求められてたんじゃないかな?

最後にプライバシーの保護も兼ね備えてるから最強だよね。コレなら個人は特定されないし、もしかしたらまずは芸能界で流行する可能性がある。いや、これ柳井さんから感謝状送られてくるでしょ! 待て待て、その前に特許とか取った方がいいのかな? 忙しくなるゾーーー!」

マスクとして性能を満たしているかはさておき、悔しいことに通気性は抜群だ。さらには彼の言う通り、日焼け対策やプライバシーの保護にも効果があるのかもしれない。問題は羞恥心──。世の中の人がYoshioくらい羞恥心が無いのであれば、もしかしたら彼考案のエアリズムマスクは流行する……のかもしれない。

というわけで、アホの上司・Yoshio考案のエアリズムマスクはそれなりに見どころがあるマスクであった。でもなんか違う……なんか違うんだよなぁ。

参考リンク:ユニクロ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



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