マスクに悩むメガネっ子に朗報!? メガネに取り付ける「マスコット・シールド・デザイン」がかなりイイ感じ!

メガネっ子の皆さんは、マスクやフェイスシールドに日々わずらわしさを感じているはず。私(佐藤)もメガネっ子なので、その気持ち、痛いほどわかるぞ! 一言でいえば、マスクもフェイスシールドも邪魔くさい。メガネの邪魔になるんだよなあ。

そのわずらわしさを解消するフェイスシールドを発見したので紹介しよう。「マスコット・シールド・デザイン」(税込748円)は、メガネのツルにひっかけるマウスシールドだ。試しに使ったら、コレはなかなかいい感じ! 

・メガネの由々しき問題……

メガネとマスクの相性はあまりよくないと思う。寒い時期ならマスクにこもった息がメガネを曇らせる。それからマスクを外す時に、耳紐がメガネのツルにひっかかることもある。これがなかなかウザい!

フェイスシールドとメガネの相性もイマイチだ。そもそも2重にメガネをかけてるみたいに見えるし、シールドがメガネに当たると、猛烈に気分が悪い。メガネっ子はメガネがズレただけでイラっとするんだよ、マジで。

・メガネっ子の味方!?

これらの不満を解消してくれるのが、このマスコット・シールド・デザインだ。まさに、メガネのために作られたシールドといってイイ。口元を覆うタイプのポリプロピレン製のシールドで、メガネ・サングラスがないと使用できない商品である。

使い方はカンタン。商品の横にある切り込みに、メガネのツルを通すだけだ。

シールドを付けた状態でメガネをかけると……

お! いい感じ!!

視界は良好! シールドと口の間に適度な空間があるので、呼吸もしやすい。おまけにクリアタイプなので、口元が自然に見える。

タイプ違いのメガネに付けてもバッチリ使える!

上に持ち上げれば、ドリンクを飲むこともできる。けど! シールドを持ち上げすぎると、メガネも一緒に持ち上がってしまう

シールドを着けて何かを飲む時は、ストローを用意した方が良さそうだ。

マスクやフェイスシールドに悩むメガネっ子たちよ。この商品は君の助けになるかもしれないぞ。全国の東急ハンズで販売している(一部取り扱いのない店舗もあり)ようなので、見つけたらチェックして欲しい。withコロナ時代も快適なメガネライフを過ごそうぜ!

参考リンク:株式会社タイセイパック
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【検証】アマゾンで評価の高い「呼吸バルブ付きマスク」は本当に使えるのか? 着けて運動してみた!

ここ数カ月、ネット通販で「マスク」と検索しまくっている佐藤です。気が付けば、アマゾンのおすすめ商品がマスクだらけになってしまうほど検索に検索を重ねている。あまたのマスクたちのなかで、最近気になる商品を発見してしまった。それは「呼吸バルブ付きマスク」だ。これ、本当に使えるのか? 気になったので、購入して実際に使ってみたぞ!

・本当は防塵マスク?

私が購入した商品は「AstroAI マスク 冷感マスク 洗えるマスク 活性炭通気性防風マスク 自転車マスク ランニング サイクリング 屋外アクティビティ用マスク 6枚交換フィルター付き」(購入時2199円)だ。

近頃のアマゾンの商品は正確な商品名がよくわからない……。到着した商品を見たらこう書いてあった、「AstroAI Dust Mask 1PACK」。どうやら本来は防塵マスクということなのだろう。

・運動中に呼吸が楽なマスクを求めて

これを買ったのには訳がある。もちろん興味本位というのもあるが、本当の目的は趣味のポールダンスのためだ。マスクをして練習していると、時々息苦しくなることがある。そのため、「運動しても呼吸が楽なマスクはないか?」と思っていたところ、この商品に行き着いた。

すでに当サイトの編集長GO羽鳥が2回に分けて全17種類のマスクの検証(第1回第2回)を行っている。そのレビューのなかに、呼吸バルブの付いたマスクが入っていなかったので、今回紹介することにした。

・マスクの詳細

マスク本体は口を覆う「カバー」と、内部に装着する「使い捨てフィルター」に分かれている。本体のほかに付属しているのは、交換フィルター6枚と、バルブ部分の交換パーツ、それに鼻のクッションパッド。

マスクの方を見ると、バルブの内側にメッシュフィルターがあり、外から粉塵などが入らないよう仕様になっている。

マスクは紐を耳にかけて、バンド部分を首の後ろで止めて装着する。

・マスクを着けて練習してみた

実際に装着してポールの練習をしたいと思う。まず呼吸の具合を確認すると、息を吸ったり吐いたりしても苦しさはない。マスク内部に適度の空間があるので、鼻呼吸も楽だ。

バンドでしっかり固定されているから、逆さまになってもズレたりしない。いいぞ! そこらの軟弱マスクと全然違う!

回転するポールでぐるぐる回ってもピクリともしない。いいじゃないか!! これは運動に適しているマスクだな!

だがしかし! ポールダンスをするのには、ちょっとだけ適していない点を発見してしまった。首を使った技をする時に、マスクのバンドが邪魔になってしまう。う~ん、惜しい! そこさえなければ、ポールでも十分に使えたのに~……

ポールダンスはちょっと特殊かもしれない。ランニングやサイクリングなど、姿勢があまり変わらないスポーツなら、このマスクは十分に使えそうだ。

・飲み物を飲む時に……

普段使いをする上で、もう1つ気になる点がある。それは気軽に水分補給がしにくいこと。着け外しに多少手間がかかるので、通勤通学時に飲み物を飲もうと思ったら、後ろのバンドをいちいち外さなくてはいけない。そこだけ少しガマンすれば、かなり使えるマスクではないだろうか。

参考リンク:アマゾン
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【猛暑】マスクを快適に保つ「マスクリフレッシャー」4品を比較してみた!

まさかこんなに長い間、マスクを着けて生活することになるとは思わなかった……。きっとみんなそう考えているだろう。とはいえ、新型コロナウイルスとの戦いはまだまだ終わりが見えず、感染拡大を防ぐためには適度にマスクを着用しなければならない。

そうは言っても暑い! 暑いんだよ!! 夏にマスクはやっぱり暑いよっ!! 少しでも快適にマスクを使いたい。その思いを叶えてくれそうな商品が「マスクリフレッシャー」だ。いろいろな商品が出ている訳だが、一体どれを使ったらいいのか? 気になったので、4品購入し、それぞれの特徴を比較してみたぞ!

・マスクリフレッシャー

マスクリフレッシャーは、マスクに噴霧してニオイを和らげたり、涼感を与える商品だ。最近続々と新しい商品が登場している。その中で、東急ハンズ新宿店の専門コーナーで見つけた商品4つを紹介しよう。それぞれ新品のマスクに噴霧し、着用した感想は以下の通りだ。

・パーフェクトポーション マスクスプレー リラックス 50ml (税込2090円)

4つのなかで私(佐藤)がもっともイイ! と思ったのがコレだ。他の商品と比べて少し割高ではあるが、その値段に見合う価値はある。天然由来成分100パーセントで、ラベンダー・スイートオレンジ・イランイランなどの香りを配合している。

香りに角がなく、嗅いでいると気持ちが落ち着く。マスクのわずらわしさを和らげてくれるスプレーだ。マスク用としてだけではなく、部屋のリフレッシャーとして使えそうなほど、自然で柔らかい香りである。

・マスクールスプレー (税込1320円)

缶タイプのマスクリフレッシャー。「ミント & グリーン」の香りで清涼感は抜群! 眠たい朝にこの匂いを嗅いだら、一発で目が覚めそうだ。

ただし、マスクに吹きかけすぎると鼻が痛くなりそうなので、使用する際にはマスクから10センチ程度離れて吹きかけた方がいいだろう。とにかく爽やかさが欲しいという人にオススメしたい。

・マスクはガードしなければEX 涼感プラス (税込1155円)

これは無香料の除菌・抗菌スプレー。マスク両面に噴霧した後に、10~15分ほど乾かしてから着用する

実際に噴霧してからマスクを着けてみると、たしかに軽やかな感じがする。強いて言うなら、ミント系の匂いがあるとより快適な印象を受ける気がする。なお、この商品はスプレーの圧がちょっと弱いので、液だれに注意して欲しい。

・マスクフレッシュ リラックス (税込738円)

天然植物精油と植物エタノールを使った商品。オレンジ・ベルガモット・ユーカリ・マジョラムなどを使用しており、ほのかな甘さを感じる香りだ。

この商品はニオイが強いので、使う時は量に気を付けたい。たくさん吹きかけると、ニオイに酔いそうになってしまうので、まずは試しに一度、マスク以外の場所(空間)にひと吹きして、香りの強さを確かめることをオススメする。悪いニオイではないのだが、とにかく強い。

・まとめ

どの商品もマスクを快適に使う助けにはなる。香りや清涼感がプラスされることで、息苦しさを多少和らげてくれる。しかし、噴霧しすぎた状態でマスクを着用してしまうと、かえって気分が悪くなる可能性もある。吹きかける時は、マスクから10~15センチ離れた場所から、少量を吹きかけるように心がけよう。

もし吹きかけすぎたら、乾くまでマスクを着けない方がいい。ただでさえ熱中症の危険があるなかで、ニオイで気分が悪くなってしまったらマスクリフレッシャーを使う意味がない。使用上の注意をよく読んで、商品を正しく使おう。

Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



【保存版】第2回:最も息苦しくなかった「スポーツマスク」はコレだった検証! 全11種類のスポーツマスクでハードな運動をしてみた結果…

ついに私の中で答えが出た気がする。何のことかって、最も息苦しくない「スポーツマスク」のことだ。よって、もう、私が新たにスポーツマスクを買うことはないだろう。それほどまでに「決定的」な商品を見つけてしまったのである。

以前、5種類(6種類)のスポーツマスクを比較したが、今回は新たに11種類のスポーツマスクをキックボクシングのハードな練習がてら実際に装着して検証してみた。前回含めて全17種類……最強なのはコレだった!!

・チョイスしたのは「いわゆるマスクのかたち」

前回も同じ説明をしたが、Amazon等で「スポーツマスク」と検索すると、首まで覆う『フェイスカバー』や『ネックカバー』もヒットする。しかし、どうもあの形状が苦手ということもあり、今回も独断と偏見で「いわゆるマスクの形をしたマスク」のみをチョイスした。以下の11点だ!

NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』
FAB 4『ECOMA(エコマ)』
OLENO『吸汗・速乾性に優れたスポーツ マスク』
Comtes『スポーツマスク 鼻穴付き』
D&M『洗える伸縮マスク
NAROO MASK(ナルーマスク)『F1S』
NAROO MASK(ナルーマスク)『N1s』
ARMYRICH『正規品 ひんやり マスク 夏用 韓国製』
D&M『ランナーマスク』
バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』
ApaLux『マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない(超防御)』

・いきなり結論

今回も、先に結論から書いてしまおう。なお順位は、自信をもってオススメできる「3位まで」としてみた。こうだ!

1位:D&M『ランナーマスク』
2位:NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』
3位:バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』

それ以下の順位の商品については、私の感想ならびに、Amazonレビューなどを参考にしていただきたい。

ちなみに、もしも次点を決めるとしたら、4位に入るのは前回の検証で1位だった『PITTA MASK(ピッタ・マスク)』だったりするが、これら商品の着順を、近年オリンピックの100m走に例えるならば、1位の『D&M ランナーマスク』はウサイン・ボルトなみのブッチギリだ。

・それぞれの感想

以下は、それぞれのマスクを使った直後にメモしておいた、忖度なしの率直かつ直球な感想である。1〜3位以下の並びは単に “試した順” なので、あくまでもレビュー内容で判断してほしい。全11種類、それではどうぞ!

【圧倒的1位】D&M『ランナーマスク』

日本製。D&Mの公式サイトから購入。価格は税込2420円。素材はポリエステル&ポリウレタン。あまりにも最高すぎるため すでに単独の記事にもしているが、あらためて私が検証してきた全17種類の中でもブッチギリのナンバーワンであると断言したい。

なお、体験直後のメモとしては「最高。究極かも。まったく息苦しくない。独特のフィルター構造も素晴らしいし、フォルムも良いし、サイズ感も最高。なによりパッケージに『飛沫拡散を防ぐ』とハッキリ書いてあるので安心。現時点で最強のスポーツマスクだ」と書き残している。

【2位】NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』

韓国製。Amazonで購入。価格は2178円だった。素材はポリエステル46%のナイロン42%のポリウレタン12%。こちらもD&M『ランナーマスク』と同じく息のしやすさに感動し、すでに単独で記事にしているので、詳しくはそちらを参照していただきたい。

なお、こちらの商品、前後のリバーシブルになっており、前面は「ほぼメッシュ」の虫除けフィルター。当然ながら、息はしやすい。一方、後面は「大気中のホコリをブロックする目の細かいフィルター」になっているが、こちらでも十分に息がしやすい。私は飛沫を気にして後面を使っている。

【3位】バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』

Barzagliのサイトから購入。価格は税込830円。公式サイトに「ランニング、ジムで運動をしていても全く気にならない素材を使用しています。圧倒的な通気性・軽量感・抗菌防臭加工済み。」と書かれている通り、たしかに息苦しさは皆無だが……。初体験後の率直な感想は、以下の通り。

「これ、大丈夫なのか? ってくらいのオールメッシュ素材。圧倒的な通気性すぎて、『飛沫的には大丈夫なのかな……?』と、逆に不安になったりも。あとは、サイズ(M)が小さすぎたのか、使っているうちに自然と鼻が出てしまった。Lを買っておけばよかったと後悔している」

FAB 4『ECOMA(エコマ)』

日本製。ドラッグストアで購入。価格は税込770円。素材はポリエステル86%、ポリウレタン14%(2WAYトリコット)で、パッケージには「スポーツに最適」「吸水速乾」「抗菌防臭」「花粉ブロック」「UVカット」「呼吸のしやすさにこだわったスポーツ向けマスク」と書いてあるが……

「素材は極めて薄くスベスベ。装着感もサラサラして気持ち良い。だが、汗をかいて顔がベシャベシャに濡れると、鼻の部分が鼻の穴を完全にふさいで息ができなくなる。また、自然とズレて鼻が出てしまうが、あまりの息苦しさに身の危険を感じ、鼻をマスクの中に入れ直すことができなかった」。

OLENO『吸汗・速乾性に優れたスポーツ マスク』

日本(奈良)製。公式サイトから購入。価格は税込1320円。素材はポリエステル70%、ナイロン29%、ポリウレタン1%。商品説明欄に「本製品は医薬品医療機器ではなく、ウィルス・花粉をカットする機能はございません」と書いてある通り、あくまでも飛沫防止用のマスクだ。感想は……

「円筒系なので自然と二枚重ねの構造になる。装着感は悪くないが、いかんせん暑い。実際に運動を始めたところ、かなり初期の段階から息苦しさを感じた。そして、ハードな運動も佳境に迫ってきたころ、身の危険を感じてナルーマスクにつけかえてしまった。残念ながら、初のギブアップ」

Comtes『スポーツマスク 鼻穴付き』※現在アマゾンにもページなし

現在は販売されていないが、Amazonでの商品名は『Comtes ネックウォーマー フェイスマスク スポーツマスク 鼻穴付き 防風 花粉症に対策 男女兼用 息苦しくない バイク用品、バイク、自転車、キャンプ、アウトドア、野外のスポーツ、登山、通勤、通学 premium』で、価格は1399円だった。感想は……

「台湾からの国際便で到着したので、台湾製かと思われる。なんとこれ、鼻の部分が空いている。男性用パンツの “社会の窓” みたいな構造だ。これは期待! しかし……そんな都合よく鼻の部分にその穴が当たらず、結局は苦しい。汗で濡れると鼻も塞ぐし、たまらず二度目のギブアップ」

D&M『洗える伸縮マスク』

日本製。購入したのはAmazonで、商品名は「サポーターメーカーの洗える伸縮マスク」だった。価格は1680円。素材はポリエステルとポリウレタン。内側にはガーゼなどを入れる用のポッケが付いている。なおD&Mのマスクだが、1位の『ランナーマスク』とは違う商品なので要注意!

「つけた瞬間、あ〜、これは既着感あるぞ……と思った。前回レビューした水着のやつ(arisana 日本製 水着素材)に似てるかなぁ。今までの経験上、ポッケが付いているマスクは苦しいのが多いので嫌な予感はしていたが、いざ運動を始めると……やはり苦しい。途中で敢えなくギブアップ」

NAROO MASK(ナルーマスク)『F1S』

韓国製。あの伝説のNAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』の “夏用” 的なスポーツマスク。日本販売価格は4500円。もちろん目の細かい面と、目の粗い面のリバーシブル。なお、公式サイトの商品ページによると「接触冷感素材」が使われているらしいが……。感想は以下の通り。

「悪くない。たしかにX5Sよりも涼しいかもしれない。だが、目の細かい面に関しては、やや息苦しいかなと感じた。しかしPM2.5の粒子も通さないほどの細かいフィルターなので致し方ないかとも思う。より感染対策をしたい人ならX5Sよりもこっちを選ぶと良いだろう」

NAROO MASK(ナルーマスク)『N1s』

韓国製。Amazonにて3278円で購入。公式サイトによると、「NAROO MASK NシリーズはNAROO MASK Xシリーズの上位モデル」らしく、「NAROO MASK N1は接触冷感素材(aqua X)を使った夏用UVカット99%のスポーツマスク」とのことであるが……感想はいかに!?

「うーむ。これまた悪くない。メッシュじゃない、目の細かい面もF1Sより息がしやすい。だが、X5Sと比べると息がしにくく、苦しくて鼻を出したくなってくる。息苦しさの順番は、息がしやすいほうから X5S > N1S > F1S てな感じ。オレはやっぱりX5S派かなぁ〜」

ARMYRICH『正規品 ひんやり マスク 夏用』

韓国製。Amazonでの商品名は「ARMYRICH 正規品 ひんやり マスク 夏用 韓国製 ファッションマスク アーミーリッチ マスク 洗える 接触冷感 UVカット 3D 立体 男女兼用 スポーツマスク 大人用 ウイルス 防塵 花粉 防寒 飛沫感染予防 快適 繰り返し使える」で、価格は1487円。

クサイ! 石油かな? あんまりニオイは気にならないほうなんだけど、そんな私でさえクサイと思った。なので、ニオイに敏感な人は超注意。一方、鮮やかな色はいい。つけ心地も良い。しかし、ゼーハーしてくると息ができない! もう鼻を出さないと無理ってくらい」

ApaLux『マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない(超防御)』

中国産。なぞの合格証つき。Amazonでの商品名は「マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない スポーツマスク 繰り返し使える 紫外線対策 冷感速乾素材 男女兼用 サイズ調整可能 快適に 2枚セット(グレー)」で価格は1280円。

「これは完全に予想外。つけた直後は『だめだこりゃ』とあきらめていたが、意外と息がしやすくて、ギブアップすることなく、最後まで練習することができた。可もなく不可もなく、特に特徴のないマスクだが、息のしやすさは想像外。しかも2枚も入っているのでオトクかも。なにげに『5位』かも!?」

──以上! もちろん、あくまでも私が感じた印象なので、ここに書かれていることがすべてではない。興味を持ったマスクがあれば、それぞれの商品ページに飛んで、レビューなども参照してみるのが良いだろう。それでは、よきスポーツライフを! マスクは苦しいけれど、がんばろう〜!!

参考リンク:新宿レフティージム
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【戦慄】マスクのプロが勧める「夜の街」対策がショッキングすぎて震えた / これがコロナ禍のニューノーマルになるのか?

新型コロナウイルスの感染者が多数出ているとされる「夜の街」。多くの飲食店が全力で対応にあたってくれているものの、やはり不安を覚える人は多いだろう。かく言う私(あひるねこ)もその一人だ。何かもっと根本的な解決策はないものか?

そこへ声を掛けてきたのが、“マスクのプロ” を自称する当編集部の中澤星児だった。プロは言う。「マスクをしたまま飲み会をする方法」を知っていると。……つい先日、これとまったく同じことがあったような気もしなくはないが、とりあず話を聞いてみることに。

・ある日の昼下がり

──いや~、酒が飲みたいな。マスクをしたまま酒が飲みたいな。

──酒を飲む時いちいちマスクを外さないといけないのが非常に面倒だ。

──あ~、マスクをしたまま一刻も早く酒が飲みたいな……。

「何だそんなことかい」

──え?

──その声は、まさか星児さん? でも一体どこに……。

「ここだよ」

いや……

またお前か。

・まさかの再登場

そこには前回と同様、スーツ姿にフルフェイスのマスクという異形な姿の中澤が座っていた。

中澤「マスクじゃないよ」

分かってますがな。中澤がうるさいので補足すると、これは正確にはマスクではなく、フルフェイスのシュノーケルなのだ。よって水の中にも入れる。じゃあマスクのプロ関係ねーじゃんって話だが、そのあたりの文句は中澤までお願いしたい。

中澤「さっき、酒を飲むのにいちいちマスクを外すのが面倒って言ってたでしょ? だったら教えてあげるよ。マスクをしたまま酒を飲むどころか、飲み会だってできる方法を。個人的には『夜の街』対策にも有効だと思う。ちょっと手伝ってくれる?」

そう言ってスッと立ち上がった中澤。気のせいだろうか? 完全にデジャヴでしかない。しかしこの直後、予想だにしなかった人物が現れることになる。

Yoshioである。

・望まぬ珍客

そう、当サイトの創設者にして、我々のアホな上司としてもお馴染みのYoshioが突如としてやって来たのだ。しかもどういうワケか、中澤と同じフルフェイスのシュノーケルをすにで装着している。え、まさかそのまま来たんすか?

ただでさえ厄介な中澤に加え、アホのYoshioまで参戦とは……。これは考え得る限り最悪の組み合わせと言っていいだろう。私一人の手に負えるのか甚だ不安である。

さて、やはりと言うべきか、中澤の案は前回とほとんど内容が同じだった。常人には理解しがたい部分があると思われるため代わりにご説明すると、要はシュノーケル上部の通気口に酒を直接注げば、

脱がずに飲めると主張しているのだ。

どうやら最初に中澤がお手本という名の生き様をYoshioに見せるらしい。さっそく中澤シュノーケルの通気口に酒の瓶を構えるYoshio。ん? ふと手元に目を移すと……う、うわーーーーーー!

赤ワイン持っとるーーーーーーー!!

・嫌な予感

よりによって何で赤ワインなんだよ! ビールとかでいいだろ!! 謎すぎるチョイスに困惑と震えが止まらない私。が、両者はすでに戦闘態勢だ。

中澤「よし来い! 僕が終わったらすぐYoshioさんにチェンジね!!」

Yoshio「分かった!」

中澤の合図で、まずはYoshioがシュノーケルの通気口に勢いよくワインを注ぐ。

中澤「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!」

続いて中澤のターン。

Yoshio「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!」

中澤とYoshio「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!」

頭沸いてんのかコイツら。

中澤「うーん、なんか思ったよりも飲み会感が出ないな」

Yoshio「ホントだよ! これじゃ家で一人で飲んでるのと一緒だよ!!」

Yoshioの発言はちょっと意味が分からなかったが、たしかにこれでは飲み会というより不毛な奇祭である。もういっそのこと、お互いのワインをお互いの通気口に注ぎ合ったらいいんじゃないですか? なんてね。ハハハハハ。

中澤「その手があったか!」

──ええ!?

そして次の瞬間……

中澤とYoshio「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!」

うわーーーーーーーーー!

何だこのシステムーーーーーーーーー!!

・カオス

ええい、もうここまで来たら付き合うしかない。そんなに飲みたいなら私がたっぷり飲ませてあげますよ! さあ瓶を貸して!!

中澤とYoshio「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!」

──行っけェェェェェエエエエエ!!

中澤とYoshioゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!!!!

──こうして中澤とYoshioは、

新宿の一角で危なく溺れかけるも……

マスクをしたままグラス半分ほどのワインを飲むことに成功したのだった。

その顔は、まるで雨上がりの青空のように晴れ晴れしい。

・結論

……なぜかイイ話感を出す二人だが、フルフェイスだと暑すぎて熱中症リスクが高まるのと、赤ワインのせいでもはや瀕死レベルの吐血量にしか見えないため、基本的には真似をしないことを強くオススメする。酒はマスクを外して普通に飲め──。これが今回またしても得られた最大にして唯一の教訓だ。覚えておいて欲しい。

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【マスク検証】革命的スポーツマスク『D&M ランナーマスク』が最強&完璧すぎて感動!! ハードな運動でも完璧に息苦しくない!

最強のスポーツマスクを追い求め、会社の経費でマスクを買い、週に3度のキックボクシング通いで実際に装着しながら練習して……を繰り返していたが、ついに「もうコレが最強なんじゃ……?」と思うマスクに巡り合った!

少し前に紹介した『NAROO MASK X5S』が西の横綱なら、今回紹介する『D&M ランナーマスク』は東の横綱。個人的な感想としては……スマヌ! ブッチギリの優勝候補だ!! それでは何がどうスゴイのか簡単に説明しよう。

まずはパッケージを見て、様々な魅力を感じ取ってほしい。「日本製」で、「ランニングでも息ラクラク!」で、「メガネ、サングラスが曇りにくい」ときて、「口元立体&前面メッシュで超高通気」ときた。

箱から出しても……まだ驚く。今までになかった特殊すぎる構造にビックリ仰天。「V」のような形状をしたスポンジ的な特殊フィルターの存在も前代未聞。どのように使うのかというと……

特殊フィルターを内側のポッケに入れることにより、「外部のホコリ」と「飛沫拡散」を防ぐという。この構造と、説明書きを読んで、まっさきに私は「真打ちキタな」と思った。なぜならば……

ハッキリ堂々と「飛沫拡散を防ぐ」と書いてあるスポーツマスクは、あまり記憶にないからだ。ついに本気の「新型コロナ用」のスポーツマスクが登場したな……と嬉しくなると同時に、「こんな分厚いフィルターを入れて苦しくないのかな?」と不安にもなった。

しかし……

その不安は、杞憂に終わった!

かんっっっっっぺきに苦しくないのである。あんなに分厚いスポンジみたいな特殊フィルターを入れているのに、超絶ハードな運動をしても、まっっっっっっっっったく苦しくないのである! 魔法か!? ってくらいのスースー感だ。

なぜ苦しくないのか? まずは、特殊フィルターを入れることによって生じる「立体構造」が効いていると私は思う。カップ的なカタチ。イメージ的には、女性用のブラジャーを口元に当てているような感じである。

このカップ的構造により、いくら汗をかいても、口や鼻に「ペタリ」と布が張り付くことがない。これはデカい。非常にデカい。

次なる理由は、やはり「特殊フィルター」の存在に尽きる。メッシュ&分厚いスポンジ的な特殊フィルターの組み合わせが、これほどまでに通気性が良いとは完全に想定外。とんでもないマスクを作ったなと感心しきりな今日この頃だ。

ちなみに、このマスクの検証は、念には念を入れて2回行った。まず1回目で「すごい!」と感動。しかし、マグレの可能性もあるため、念のためもう一度『D&M ランナーマスク』で練習してみたが、苦しさのあまりマスク交換することもなく、自然に呼吸しながらバッチリ練習することができた。こんなにありがたいことはない。

・歴史ある日本のスポーツ用品メーカーが作ったマスク

この革命的なマスクを作った「D&M」は、1902年創業の歴史あるスポーツ用品メーカー。サポーターやテーピングが有名なようだが、今回の『ランナーマスク』は同社を代表する商品になりうると私は思う。それほどまでに感動した。

なお、気になる価格は大人用2420円(税込)の、子供用1980円(税込)。いま注文すると9月中旬以降のお届けになるとのことであるが、私は追加でもう1枚注文したぞ。ハードな運動には必須のアイテム。自信をもってオススメできる商品だ。私は言いたい。「こんな素晴らしい商品を作ってくれてありがとうございます!」と。脱帽! 押忍!!

参考リンク:D&M ランナーマスク 大人用同こども用新宿レフティージム
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【値崩れ?】東京・新大久保で現在のマスク(1箱50枚)価格を調べたら、店ごとにバラバラになっていた!

夏真っ盛り。8月に入って連日猛暑が続き、このお盆期間中は暑さのピークを迎えることが予想されている。こまめに水分をとりながら、熱中症対策を万全にして欲しい。こんななかでもお店や施設に入る時に、マスクの使用を求められる場合があるので、出かける際は特に注意を。

さて、そのマスクについて私(佐藤)は2020年5月に東京・新大久保で販売価格を調べている。その当時、マスク1箱50枚入りが3000円くらいで販売されていた。

あれから3カ月が経って、今また感染が拡大するなかで価格はどう変化しただろう? 再び新大久保に行って店先に並んだ商品の価格を調べたところ、店によって値段がバラバラになっていることが判明した。これは値崩れしてるってことなの?

・マスクの壁だった

5月の段階でマスクの販売価格は、1箱50枚入りでもっとも安いもので2980円。高いものは3500円もしていた。通りに面した雑貨店の多くは、入口付近に大量のマスクを積みあげ、それが “マスクの壁” と化していたのが印象に残っている。

それから少ししてマスクの供給が間に合うようになると、スーパーやドラッグストアのマスクを求める早朝行列も解消され、今はコンビニでもカンタンに購入できるようになった。

・2020年8月のマスク価格

どこでも買えるようになった今、新大久保のマスク販売価格はどうなった? 気になったので、店舗ごとの値段を調べてみた。

A店 不織布マスク白50枚 税別888円
B店 個別包装箱詰めマスク50枚 税別3000円
C店 プリーツタイプ3層マスク50枚 税別590円
D店 3層保護フィットマスク50枚 1000円(消費税に関する表記なし)
E店 マスク1箱50枚 税込700円
F店 マスク1箱50枚 税別1280円

以前はだいたい3000円台が相場だったが、今はもう平均的な価格はない。店ごとに在庫状況に合わせて、値段をつけている感じだ。実際「在庫処分」や「現品限り」などの売り文句をつけているお店もいくつかあった。

そんな箱入りマスクよりも目についたのは、個包装の「冷感マスク」や「洗えるマスク」だ。こちらの方が単価が高いため、扱うお店が増えたような気がする。箱入りマスクから個包装マスクにシフトしたのかも……。

いずれにしても、マスクはこの先も当面、必需品であることに変わりはない。不特定多数の人が行き交う場所では、マスクを着用した方が良いだろう。暑さで息苦しさを感じた場合は、場所を選んでマスクを外し、水分をとるように。感染予防と熱中症予防、その両方を心がけよう。

参照元:tenki.jp
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24



アディダスのマスク「adidas FACE COVER」を3日間使ってみた / あるいは最も快適なマスクについて

外出時の必需品としてすっかり定着し、装着していることが当たり前になった感のあるマスク。一時期の圧倒的な品薄もすっかり解消されたのか、少なくとも都内ではその辺の薬局やコンビニでいつでも購入できるようになった。

それでも新しいマスクに対する人々の関心は依然として高いようで、2020年8月1日から予約が開始されていたアディダスのマスクは一瞬で予約分が完売。

8月7日からは店頭販売も行われたが、各地で行列の果てに完売という人気ぶりだったもよう。偶然このアディダスのマスクを入手することができたので、どんな感じか3連休のあいだ使ってみたぞ!

・アディダスのマスク

本題に入る前に、今回登場したアディダスのマスクこと「adidas FACE COVER」は医療用での使用が想定されていない。ゆえに、使い勝手や感想についても、その辺りは一切考慮していない点に注意してほしい! 

まずは気になる仕様からいこう。色とサイズはどちらも2種類。大人用と子供用で、どちらのサイズでも色は青か黒だ。色によってロゴが違う点に注意が必要だ。

お値段は1袋1390円(税抜き)で、1袋につきマスクが3つ入っている。スポーツメーカー製にしては、なかなかリーズナブルではなかろうか。ジャージみたいな生地で、割としっかりした厚みがあり、口にあたる部分にはメッシュ状の布が。そこにはタグが縫い付けられているが、簡単に外れるようになっている。

耳にかける部分は普通の細いゴム紐製。なんとなくだが、この部分が伸びきった時が、このマスクの寿命な感じがする。

大人用のサイズ感や鼻から顎にかけてのカーブの仕方は、「ピッタマスク」やその類似品のような、よくあるポリウレタン製のマスクとほぼ同じ。

そして、政府支給のマスクよりはそこそこ大きい。まあ、大人であれば男女問わず「大人用」を買っておけば大体フィットすると思われる。

・3日間使ってみた

筆者がこのマスクをゲットしたのは8月7日。そこからの3連休の間、外出時には毎回アディダスのマスクを装着して過ごしてみたが、簡単に良かった点と微妙な点。そして得た、ある意味究極的な気づきについて述べていこうと思う。

まず良かった点は、フィット感だ。かなりピッチリとフィットする。それでいて呼吸は苦しくない。これなら運動をしてもそんなに気にならないのではないかと思う。

また、耐久性や形状保持力もそこそこある気がする。耳のゴム紐がどれくらいで伸びてしまうかはわからないが、少なくとも本体部分は丈夫だ。3日間の間、毎日洗濯機と乾燥機にもかけてみたが、その程度でヨレヨレになったり縮んだり、色落ちすることも無かった。

次は微妙だった点についてだ。まず、口に触れる部分のメッシュ状の生地だが……呼吸をすると、この布が時折口や鼻に吸い寄せられるのがどうも気になった。人によっては全く気にならないことかもしれないが、個人的には不快だ。

また、これは布製のあらゆるマスクが抱える問題だと思うが、いよいよ本気を出した夏の暑さで、すぐに汗で湿ってくる。なまじ厚さのある立派で丈夫な造りのため、乾くにはそれなりに時間もかかる。

また、フィット感が抜群である反面、主に女性の場合は化粧や日焼け止めなどが大いにマスクに付着し、メイクや日焼け止めが剥がされると思う。マスクのフィット感をとるか、顔面の作画をとるか、悩ましい問題だろう。

そして耳のゴムだ。3日程度では全く問題ないが、それなりに細いのでそこまで長持ちはしないと思う。また、長時間つけていると、細さ相応に耳が痛くなる。紐を頭や首の後ろで結ぶタイプとかの方がいい気がする。

・最強のマスク

とまあいい点も悪い点もそれなりにあるが、総評としては良いマスクだと思う。3つで約1400円程度と安いのもポイントが高い。ただ、このアディダスのマスクを使ってみて実感したことがある。

ポリウレタン製が最強

「ピッタマスク」が代表的だが、最近では他にも無名のメーカーが安いコピー品じみたものを出しており、筆者も普段はその手のものを使っている。

素材が素材ゆえに圧倒的に軽く、呼吸のしやすさはぶっちぎりだ。耳が痛くなることも無く、洗っても10分程度で乾く。値段も安い。使ったことのある方なら、この辺はご存じだろう。

アディダスのマスクは、その辺の紙のマスクや布マスクより快適だった。100倍くらい快適だと思う。しかし、ポリウレタン製マスクにはどうやってもかなわない

アディダスのファンだったり、マスクコレクター的な人であればどうにか手に入れられることを祈ろう。しかし、もし快適なマスクを探していて、アディダスのマスクが気になっているのであれば……その辺のポリウレタン製マスクの方が5億倍くらい快適だと思う。

そういえば、アディダスの前にも、いろんなメーカーが高機能っぽそうだったり、なんだか良さそうなマスクを販売し、それら全てが割と高い人気で、即完売しまくってきた。

それらのマスクもまた、アディダスのマスク同様にきっと良いモノだったのだろう。しかし、快適さにおいてその辺のポリウレタン製マスクを超えるモノは一つも無かったのではなかろうか。

今後もきっと、他のメーカーから良さそうなマスクが出て、それらもまた高い競争率で売り切れる展開は続くと思われる。しかし「快適さ」という点では、我々人類はすでに最高のものを手に入れている気がする。ポリウレタンだ。

アディダスのマスクが良いモノだったがゆえに、これまで特に意識せず使っていた普遍的なポリウレタン製マスクの圧倒的強さに気づいてしまった。

素材のポテンシャルが、布とポリウレタンでは地球人とサイヤ人程にも違うのだ。より快適なマスクを求め、新しいマスクに殺到しがちな皆さん。既存のポリウレタン製マスクに今一度目を向けてみてはいかがだろう。

参考リンク:アディダスPITTA MASK
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



【衝撃】サイゼリヤが食事用マスク「しゃべれるくん」を緊急発表! その正体に全報道陣がザワついた

新型コロナウイルスが収束の兆しを見せず、かつてない苦境に立たされている日本経済。観光業などと並び「かなりヤバいのでは?」と目されているのが「外食産業」だ。テイクアウトを展開しても本来の売り上げには程遠い……といった声があちこちから聞こえてくる。

そんな中、日本最大級のイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」が、その名も『食事用マスク』を開発したとの情報をキャッチした。食事用……マスクだと? もしそれが画期的なマスクだとしたら、サイゼリヤは日本の救世主……いや、世界の救世主になるかもしれない。これは気になる。

・異例の緊急発表

2020年8月6日の20時過ぎ、サイゼリヤが『食事用マスク』の記者会見開催を報道機関向けに発表した。記者会見は翌7日の14時から──。基本的にはあり得ない、超ギリギリの緊急発表である。

どうした、サイゼリヤ。何をそんなに焦っているんだ? 1つ考えられるとしたら『食事用マスク』が革命的に素晴らしすぎて「早く世界に発信したい!」ということではないだろうか? 普段から飾り気ないことで知られるサイゼリヤだけに期待できる……ハズだ。

・マスクに賭ける熱い思い

実はこのマスク、サイゼリヤの今期の決算で報告されていたもので、今回発表されたのは “プロトタイプ” だという。記者会見ではサイゼリヤの社長自ら、食事用マスクにかける熱い意気込みを語っていた。

「この状況が続くと、外食産業は持ちこたえられない可能性があります。我々は飛沫の飛散防止を最重要課題とし、今回の食事用マスクを開発しました。言うなれば、うつされないためのマスクではなく “うつさないためのマスク” です」

「お客様に気軽に使っていただくため、コストは最小限に抑えました。このマスク “しゃべれるくん” は8月後半に全店舗に導入予定ですが、お客様に強制はいたしません。ただし、かなり騒がしいお客様がいる場合は、こちらから “しゃべれるくん” の着用をお願いするかもしれません」

「このマスクを我々が独占するつもりはなく、もちろん特許の取得などは考えていません。ぜひ多くの飲食店に取り入れていただき、みんなでより良いマスクにしていければイイと考えています。みんなの力でコロナ前の楽しい環境を取り戻そうじゃありませんか」

アツいぜ、サイゼリヤの社長……! 天下のサイゼリヤ様が「持ちこたえられないかもしれない」と言っているのだ、やはり外食産業は危機的な状況にあるのだろう。さらにここで一儲けを考えず「みんなでより良いマスクを考えていきたい」だなんて、釈迦かブッダかキリストか。いずれにせよ、サイゼリヤの善意は強く伝わってきた。

・しゃべれるくん、披露!

そしていよいよ、しゃべれるくんの登場である。プロトタイプではあるものの、サイゼリヤが開発した食事用マスクだなんて、これは期待せざるを得ない。全ての報道陣に “しゃべれるくん” がお披露目された──。

え……、紙ナプキンやん。

そう、しゃべれるくんの正体は「紙ナプキン」であった。口のイラストがプリントされてはいるが、基本的には完全体の紙ナプキン。これには会場に駆け付けた新聞やテレビなど、大手メディアの報道陣もザワついていた。だって、本当に、ただの、紙ナプキン、なんだもの──。

だがしかし、しゃべれるくんにはちょっとしたカラクリがある。実はお客さんが着用しているマスクと紙ナプキンを使用し、しゃべれるくんへと進化を果たすのだ。以下で説明しよう。

その1: 紙ナプキンを広げる

その2: マスクを半分に折る

その3: 紙ナプキンを裏返し、上から3~4センチのところにマスクを置く

その4: 余白部分を折り返して着用する

するとどうだろう? 口は塞がれぬまま、紙ナプキンだけが数センチのところでヒラヒラと舞う “しゃべれるくん” の完成である! サイゼリヤによれば「これで飛散はほぼ防げる」とのこと。実際に着けてみたところ、息苦しさはほぼなく着け心地自体は悪くない。

・そのまま食事できる

また、しゃべれるくんの場合、マスクを外さずそのまま食事できることが最大のメリットだ。ややコツはあるものの、意外と普通に食事がとれる。慣れない恥ずかしさは多少あれど、機能としては確かに『食事用マスク』の要件を満たしているのではなかろうか?

それでも報道陣のザワザワが止まらなかったことは否めないが、サイゼリヤは本気も本気、大真面目である。しゃべれるくん拡散のため、わざわざサイゼリヤ公式YouTubeチャンネルを立ち上げ「使い方動画」を公開したというから、しゃべれるくんに賭ける情熱はスゴイ。気になる人はぜひ動画を確認してみよう。

というわけで、想像とはやや違った『食事用マスク』ではあるが、今後の展開次第では大きく普及する可能性もあるのではないだろうか。とにかく簡単で、誰でも真似できることは大きな魅力だ。最後に、しゃべれるくん開発の動機となったサイゼリヤ創業者の言葉をご紹介してこの記事を終わろう。「人のためにやれば必ず成功する」──。

参考リンク:サイゼリヤ(PDF)
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【嘘やろ】マスクのプロが勧める「外出時にマスクをしたまま水を飲む方法」が人としてギリギリすぎた

長い梅雨が明け、いよいよ本格的に夏本番の日本列島。熱中症予防のためにも、この時期はこまめな水分補給が必要不可欠だ。しかし、ここで厄介なのがマスクの存在である。皆さんそうだと思うが、水を飲む度にわざわざマスクを外すのは非常に面倒。何かいい手はないものだろうか?

そこへ声を掛けてきたのが、“マスクのプロ” を自称する当編集部の中澤星児だった。プロは言う。「外出時にマスクをしたまま水を飲む方法」を知っていると。いや、物理的に不可能だろと思いつつ、ちょっと気になったので話を聞いてみることに。

・ある日の昼下がり

──いや~、毎日毎日暑いな。マスクをしていると余計に暑く感じる……。

──水を飲む時にいちいち外さないといけないのも面倒だ。

──もう、全部めんどくせぇ……。

「何だそんなことかい」

──え?

──その声は、まさか星児さん? でも一体どこに……。

「ここだよ」

いや……

何だおまえ。

・ガチ勢

そこにはスーツ姿にフルフェイスのマスクという、やや大友克洋みたいな世界観のヤバイ男が座っていた。声的におそらく中澤だと思うのだが、いかんせん顔がマスクでよく見えない。あの、星児さん……ですよね? ここで何やってんですか?

中澤「マスクじゃないよ」

──え?

中澤「これ、マスクに見えるけど正確にはフルフェイスのシュノーケル。水の中にも入れるんだ」

──はあ……。

中澤「さっき、水を飲むのにいちいちマスクを外すのが面倒って言ってたでしょ? だったら教えてあげるよ、マスクをしたまま水を飲む方法を。ちょっと手伝ってくれる?」

そう言うと中澤は近くの自販機で麦茶を購入。それを私(あひるねこ)に手渡した。ここから先、ちょっと話が分かりづらいというか、常人には理解しがたい部分があると思われるため代わりにご説明すると、要は中澤は……

シュノーケル上部の通気口に水を直接注げば、

脱がずに飲めると主張しているのだ。

・その発想はなかった

たしかにこのシュノーケルは、水中にいない時は通気口から空気が入って来るようにできている。ということは、そこから水を入れることも十分可能だろう。ただしその場合、熱中症云々の前に陸上で溺れる可能性もゼロではないのだが、「この夏、最先端のマスクスタイルでしょ!」とプロは自信をのぞかせる。

──じゃあ星児さん、いいですか? 入れますよ?

中澤「うん、お願い!」

中澤の合図で、私はシュノーケルの通気口に勢いよく麦茶を注ぐ。どうです? ちゃんと飲めてますか?

中澤「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!」

──え、何ですか? ていうか……うわ! スーツめっちゃ濡れてません!? ちょっと逆流してくるし!!

中澤「ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!」

──あ、麦茶なくなるんで2本目注ぎますね!

中澤「ゴボゴボゴボゴボゴボ助けゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!」

──行っけェェェェェエエエエエ!!

中澤ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ!!!!!

──こうして中澤は、

新宿副都心の高層ビル街で危なく溺れかけるも……

マスクをしたまま2口ほど水を飲むことに成功したのだった。

その顔は、まるで雨上がりの青空のように晴れ晴れしい。

中澤「そう、何だってできるさ。僕ら人間にはね」

・結論

……中澤はこう言っているが、フルフェイスだと暑すぎて逆に熱中症リスクが高まるのと、都心のど真ん中でスーツびっちゃびちゃは人としてギリなので、基本的には真似をしないことを強くオススメする。水はマスクを外して普通に飲め──。これが今回得られた最大にして唯一の教訓だ。覚えておいて欲しい。

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



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