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「無印良品」のホットサンドが冷凍食品とは思えないウマさ! 某コーヒーショップのパンとも比べてみた
無印良品のパンが美味しいことは、今さら言うまでもないだろう。というか、無印良品の食品はなんでも美味しいよなぁ。
先日記者はオンラインショップで、無印良品のホットサンドを購入。食べてみたところ、冷凍の状態で届けられたとは思えないほどの仕上がり。生地のフワパリ具合がバリうまだ。いやはやしかし、これはどこかで食べたことがあるような……?
・無印こだわりの冷凍食品
無印良品の冷凍食品の充実っぷりには目を見張るものがある。美味しいだけでなく素材など、こだわりにこだわりを重ねた商品ばかりである。
『ホットサンド スモークチキン&チーズ(税込350円)』もそのひとつ。自家製全粒粉を使用したパンで、レンジで解凍しトースターで焼くことで美味しさを存分に引き出す仕様になっているらしい。
ふむふむ。これは多分美味しいな。食べなくてもわかる。見るからに美味しさがあふれている。とかなんとか思いつつ、ポチっと注文だ。
・レンジとトースターのみで温め
さて、届いたホットサンドを記載されている手順に従って、解凍して食べる。全粒粉ならではの酸味もふんわりあるパンで、非常に好みだ。食感も絶妙。レンジとトースターしか使用していないのに、よくここまでフワパリっとなるものだと驚く。
ここまでくれば、焼き立てにも近い。しかしこのパンの感じ、どこかで覚えがあるような……? そう、勘の良い読者はお気づきのことだろう。スターバックスで販売されている、フィローネにクリソツやがな。これはいっちょ、比べてみるしかない。
・スタバのパンと比べてみた
とは言え、無印良品の『ホットサンド スモークチキン&チーズ』と全く同じ具材となると難しい。そこで、比較的似ていそうな『ハーブチキン 石窯フィローネ(持ち帰りの場合・税込496円)』を買って来た。こちらもこちらでウマい。
まず大きく違うのは、見てわかるように値段だ。無印良品の方が146円お安い。しかしサイズはスタバの方が大きい。交互に食べてみたところ、ん~~なるほどなるほど。大きな違いはパン生地であることに気付く。
無印良品のパンが全粒粉を使用していることは先述した通りだが、加えて噛み心地が大きく違う。無印の方がギュッと目が詰まりしっかりとしているのに対し、スタバはふんわり目。
具材のカットは、無印良品は口にほお張りやすい程よいサイズ。スタバの方が思い切りよく大き目だ。食べた瞬間の満足度はスタバの方が高いかもしれないが、恋人ほか気を使う人の前では無印の方が食べやすいかもしれない。
見た目が似通っていても、そこそこ違いがあるものだ。シュッとしたい気分の時は無印良品、気取らない日のお供にはスタバといったところか。その日の気分や好みでどうぞとしか言いようがないが、参考にしてもらえれば幸いだ。
参考リンク:無印良品 ホットサンド
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.
無印良品『素材を生かしたカレー グリーン』が強気すぎる辛さ! なぜそこまで辛くしたのか問い合わせてみた!!
みなさんは無印良品の『素材を生かしたカレー グリーン』を食べたことがあるだろうか。あれ、めちゃめちゃ美味しいよね。辛いモノが苦手な人は食べられないんじゃ……と心配になるほどにはホットだけど!
あそこまで強気な辛さのカレーをよく売ろうと思ったなと感動さえ覚える。それくらい、なかなかに尖がった思い切りのある商品なのだ。一体全体どういうつもりで販売に至ったのか。不思議でたまらないので、問い合わせてみた。
・スパイス大暴走
『素材を生かしたカレー グリーン(税込350円)』は1人分ずつパウチに入っており、食べたい時に食べられるジャストなサイズ。青唐辛子とレモングラスが効いており、鶏肉や筍などが入ったタイカレーだ。
青唐辛子が入っているところからお察し……なのだが、目が覚めるほどに辛い。スパイスが大暴走しておりなんと言うか、優しさが一切ない。しかしそこがクセになるところでもあり、一度食べ始めると止まらないのだ。
本場タイに行ったことがないのでわからないが、これが現地の味なのだろうか。個人的にはこの味、この辛さは大好物! もう少し量が多めのパックが売られても良い、とさえ思う次第だ。
・問い合わせてみた
とは言え、である。上記したように、辛いモノが苦手な人は食べられないのではないかと心配もしている。お腹が優しめにできている知人は「お腹が痛くなるかもしれない。でも美味しい」と言いながらバクバク食べていた。
いやはや。辛くなければカレーじゃねぇ! とでも言わんばかりの、このパンチ力。こだわりがあってこその辛さであるとしか思えない。そこで無印良品に問い合わせたところ、以下のような答えが返って来た。
無印良品ではコンセプトのひとつに「地域の味に学ぶ」を掲げて、商品開発を行っています。
その中で、カレーについてはインドを中心に、タイやマレーシア、日本といった日常的にカレーを食べる地域でよく食べられているカレーを、それぞれの食文化として紹介したいと考え、商品化しています。
多々あるカレーの種類の中には、日本ではなかなか食べないほどの辛さのカレーもあれば、辛さ控えめのカレーもありますが、辛さレベルに関わらず、カレーの奥深さをお客様に知っていただきたい考えです。
ふむふむ。カレーを通じて、その国の食文化に深く触れてもらうことが目的なのだろう。つまりはその地域の、本場の味を忠実に再現していると捉えて良いだろうか。
そうであるならば、このご時世だ。現地へ行かずともその場の味を楽しむことができるのは、大変ありがたい。タイの音楽でもかけながら食べれば、一瞬で我が家がバンコクの屋台である(繰り返しになるが記者はタイに行ったことがない)
そう思えるのは記者だけではないはずで、これは無印良品の狙いが成功している証であると言える。なんとも、開発した人たちの努力がうかがえるひと袋だ。
ちなみに、辛いものが苦手な人には『素材を生かした 辛くない グリーンカレー』もある。気になる人は自身の舌で確かめてみることをオススメしたい。ウマいよ、マジで。
参考リンク:無印良品「素材を生かしたカレー」
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.