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冬の強力な味方! サンコー「おひとりさま用着るこたつ」の2020年バージョンが快適すぎる!!

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どこでもひとり鍋! 持ち歩きラクラク、2倍に伸びる電気調理ケトル「やわらか鍋」

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【便利】ちょくちょくマスクを洗える! 超小型卓上乾燥機「パラソルドライハンガー」が部屋干しの救世主に!!

マスク不足の解消後も、快適性や地球環境負荷などいろいろな理由で布マスクを使う人も多いと思うが、洗濯はどうしているだろうか。汗をかきやすいこの時期、毎日どころか1日に何度も洗いたくなる。洗濯乾燥機や浴室乾燥機があってもマスク1枚のためだけに……とドライヤーでしのいだ経験もあるかもしれない。

そんな悩みを解決すべく、サンコーから超小型卓上乾燥機「パラソルドライハンガー」(税込3980円)が登場。「超」小型と名乗るだけあって、旅先にまで携帯できるサイズな上に、2万円はする小型衣類乾燥機の世界では破格といえる。

となると心配になるのはパワーだが、もし十分に乾燥できたら画期的な商品ではないだろうか? 部屋干しの救世主になるのか、使い心地をレビューしてみる。

・「パラソルドライハンガー」(税込3980円)

箱からして本当に小さい。片手で軽々持てるくらいだ。

内容物は本体、ポール、フックというシンプル構成。重さはわずか500gで、付属のポーチに収納すれば、そのまま旅先に持って行ける。

組み立ても簡単。本体にポールを立てて、フックを取り付けるだけだ。フック部分に洗濯物をかけることになる。

使用例では「子どもの上ばき」というのもあったが、幼稚園児用など本当に小さいものだけ。女性用でも大人の靴は入らない。

今回は実験として、布マスク(ガーゼマスク)、アンクルソックス、普通のソックス、タオルハンカチを入れてみる。説明書には「しっかり脱水してから」とあるので、手洗いのあとに軽く絞ってある。

アンクルソックスのように短いものはそのままフックにかけられる。布マスクは紐が伸びたら嫌なので、小さなピンチを使った。

ハンカチのようなものは大きく開いて干すのがよさそう。今回は検証なので靴下などと一緒だが、1枚だけであれば全部のフックをおおうように広げられるので、効果的に乾かせると思う。

操作はセンサーボタンで行う。「送風モード」と「温風モード」を切り替えることができ、3時間で自動オフ機能がある。セットしたまま放置できるのはいい!

スイッチを入れると熱気球のようにむくむくと膨らみ、コーッという動作音がする。ドライヤーを「セット(弱)」で使っているくらいの音。寝るときには気になりそうだが、ホテルの隣室や隣家にまで聞こえる音量ではないと思う。

膨らんだときの高さは30cmほどで、600mlペットボトルの1.5倍くらい。内部は約70度の高温になり、3時間使用したときの電気代は約14.5円(1kWh単価27円)だという。

カバーは完全に閉めず、空気穴を作るよう推奨されているのだが、力強く温風が吹き出してくる。これは期待できそう。

・1時間後

1時間が経過した。自動オフ時刻(3時間)まではまだまだあるが、乾き具合を1度チェックしてみる。

ここで意外なことが起こった。4点の中でもっとも大判のタオルハンカチが乾いている! 靴下やマスクのように「複数の布が重なっている」構造でないからかな? あるいは大きく広げて干したのがよかったかも。

アンクルソックス、ソックス、マスクはまだまだ「生乾き」だった。タオルハンカチがなくなった分、内部を広く使えるようになったので干し直してもう1時間やってみる。

・2時間後

開始から2時間が経過したところでもう1度チェック。自動オフ時刻まではあと1時間。

ソックスはどちらも完全に乾いている! すごい!!

驚いたことに、ガーゼマスクが1番乾きにくかった。紐のところがあと少し。

縫い目があったり、何層にも重なって複雑な構造をしていることが原因だと思う。ただしこれも本当に「心なしか湿っている」というくらいで、残り30分もしないで乾いた。

・あなどっていた

正直あなどっていた。「あったらいいな」を実現してくれるサンコーなのだが、ニッチすぎて思わず「ネタか!」とツッコミたくなる商品があるのもまた事実。しかし今回の「パラソルドライハンガー」はガチで役に立つアイテムだった。

結論としてハンカチは1時間、靴下は2時間、ガーゼマスクでも2時間半で乾燥できた。キッチンとかに置いておいて、家族分のマスクをさっと洗っては乾燥……とサイクルを回せばいいんじゃないかな? 

熱に弱い素材には「送風モード」もあり。使用例ではふきんやマスクのほか、外に干したくない下着も挙がっていた。とにかく小型なので、洋服のような大きなものは乾かせない。あくまで小物用だが、ちょっとしたものの乾燥にはかなりオススメだ。

参考リンク:サンコーレアモノショップ
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



マスクのように密着しない!『着脱できるフェイスシールド帽子』が自分の中で最強だった / 感想「つばが長いキャップみたいなもん」

手っ取り早く感想を述べるならば、「個人的にはマスクより断然こっち。だけど、ちょこちょこ欠点もあり」と言ったところだろうか。何の話かというと、『着脱できるフェイスシールド帽子』。その名の通り、ビニールシートのフェイスシールド部分と帽子がファスナーで着脱できる商品だ。

これを丸一日使ってみたところ、マジで良かった。あまりにも良かったので追加で購入して実家に送ろうかとも考えているのだが、ひとまず記事にて紹介することにしたい。

・『着脱できるフェイスシールド帽子』について

『着脱できるフェイスシールド帽子』は、フェイスシールド部分と帽子部分の2つのパーツで成り立っている。垂れ下がったフェイスシールドが飛沫的なところをケアし、帽子が直射日光をケアする仕組みだ。

着用時の状態を見てもらえれば分かるとおり、マスクのように口元が覆われない。これがミソ。だから、マスクを着けている時と比べて、口周りが断然涼しい。しかし、顔の前がフェイスシールドで覆われているので、いくらか熱気がこもる。何も着けないときと同じ感覚ではない。

ただそれを差し引いても、私がいつも着けている不織布(ふしょくふ)タイプのマスクより断然快適だった。あくまで個人的な体感ではあるものの、今の時期に快適さを比べると以下のような感じだろうか。

マスクなし>>>フェイスシールド帽子>>>>>>>>いつもの不織布マスク

もちろん、これは人やマスクによって変わるだろうし、何より季節によっても変わってくるかと思う。私が「断然、フェイスシールド帽子」だと感じたのは、マスクが肌にピタっとくっついて汗でビチャビチャになることが、この時期は特に不快だからだ。

おまけに、今は夏真っ盛りで、マスクなしでもモワっとした熱気に「うわっ」となる。その “モワっと感” が『着脱できるフェイスシールド帽子』を着けてもあまり変わらないと感じた点も大きい。

もし秋や冬に同じ比較をしたら、『着脱できるフェイスシールド帽子』を被ったときの “モワっと感” が際立って、「やっぱりマスクの方がいいわ」となるのかもしれないが……。逆に言うと、暑くなればなるほど、つまりマスクを着けるのが苦しくなればなるほど、『着脱できるフェイスシールド帽子』の快適さは際立つような気がする。

特に今回、私は人の少ない時間に『着脱できるフェイスシールド帽子』を着けて近所の公園まで行ってみたところ、その差をモロに感じた。猛暑日だったのだが、いちおう比較のために不織布(ふしょくふ)タイプのマスクも着けてみたら………

即チェンジ。数分で『着脱できるフェイスシールド帽子』に切り替えることになったのは、あまりにも差があったからに他ならない。また、『着脱できるフェイスシールド帽子』は帽子だから着けているだけで直射日光から守ってくれる。この点もデカイ。

それから、『着脱できるフェイスシールド帽子』の熱気は次第に慣れてくる。しばらくしたら、「つば長めのキャップを被ってるみたいなもん」という気持ちになってきたが、マスクは長く着ければ着けるほど汗でビチャビチャになってくるから、不快指数がどんどん上がっていくのだ。

あともう1つ。着けたままご飯を食べようと思えば食べられる点も挙げておきたい。

・『しゃべれるくん』より喋りやすく食べやすい

着けたままご飯といえばサイゼリヤ考案の「しゃべれるくん」が記憶に新しいが、『着脱できるフェイスシールド帽子』は、喋りやすさでも食べやすさでも「しゃべれるくん」に圧勝していた。

実際、ハンカチで「しゃべれるくん」らしきものを作って確かめてみたのだが、勝負にならない。帽子を被って食事を取ることに対してはマナーの観点からいろいろな意見があるだろうが、飛沫を防ぎながら食事を摂るんだったらコレでいいのでは? と思ったのが正直なところであった。

──というわけで、私としては『着脱できるフェイスシールド帽子』が今のところ最強なのだが、人によって合う・合わないはあるかと思う。もし合わなければ、決して無理なさらず。そして、被っているときには こまめな水分補給を忘れないようにしていただきたい。

ちなみに、私はこの商品を秋葉原のサンコーレアモノショップで購入(税込1280円)したのだが、ネットでも買えるようだ。『着脱できるフェイスシールド帽子』でググると色々出てくるから、気になる人は調べてみてはいかがだろうか。

参考リンク:サンコーレアモノショップ
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.



【最高】「触れずに消毒できるセンサー式消毒スプレーボトル」がマジで便利! 2580円なのに…この感度!!

手をかざすと自動でプシューとアルコールが出てくるスプレーには、どこか業務用というか、オフィス用の “やや高め” なイメージがある。だから、その価格が税込2580円だと知ったとき、私は「安い」と思った。同時に、「機能的にはショボそう」とも思ったのだ。ところが……

実際に使ってみたら、機能面もバッチリだった。特に、感度。手を少しかざしただけでも、アルコールがプシュー。何度やってもプシュー。しっかりと、手の存在を感知している。「こりゃいい。消毒がラクだわ」となったので紹介したい。

最初に言っておくと、私が気に入っている「非接触の消毒ボトル」は2020年8月12日時点ではネットで簡単に購入できない。私はアキバにあるサンコーレアモノショップの実店舗で入手したが、同店のオンラインショップでは現時点で「品切れ中、次回入荷判明次第予約開始」とある。

なので、ネットで購入する場合は取り扱いが再開するまで待つか、もしくは似たような商品を探すしかない。今回は、サンコーで入手した「非接触の消毒ボトル」についてレビューしていくので、購入を決める際の参考にして欲しい。

・購入した「非接触の消毒ボトル」について

まず、商品名はそのまんま『触れずに消毒できるセンサー式消毒スプレーボトル』。価格は先述の通り2580円で、2020年7月31日にサンコーで発売されたらすぐに人気になったようだ。ポイントとしては、乾電池(単三 × 4本)で駆動すること。つまり、コンセントの場所などに悩まされることなく置けるのだ。

ただし、同商品に乾電池は入っていないから、そこだけ注意する必要がある。むしろ、注意点といったらそれくらい。あとは、説明書にしたがってアルコール等を入れたりすればいいだけなので、セット方法については省略したい。

それより大事なのはサイズ感。家に設置するとなると「どれくらいの大きさか?」ってことが気になる人は多いかと思うが、簡単に言うと「500ミリリットルのペットボトルより高さがちょい低くて、胴回りはちょい太い」と言ったところ。

数字的なところを言えば、幅152 × 高さ190 × 奥行105ミリメートルで、重さは423グラム。液体を入れるタンクの容量は300ミリリットルだ。よくあるアルコールスプレーボトルと比べても、そこまで変わらないサイズ感かと思う。

で、置き場所を決めたら、あとは1回あたりのアルコール噴霧量を決める。選べるのは2段階で、大(1ミリリットル / 1回)と小(0.6ミリリットル / 1回)。スプレーボトルの上部に「+」と「−」のボタンがあるから、そこで調整すればOKだ。

これで設定は終了。あとは手をかざすと……

緑のライトが点灯し、プシューとアルコールが噴霧される。そして先に述べた通り、その感度がなかなか良いのだ。たとえば……

オラオラオラオラオラオラオラオラ! っと、高速で手を出し入れしても……

しっかり反応する。なんだこいつ……! 2580円なのに……! 高そうな業務用のセンサー式温風機でもなかなか反応しないヤツはザラにあるというのに……!! やりおる!!!!

……という感動のあまり、何度もオラオラを楽しんだのちに私はこの記事を書いているのだが、説明書を見て愕然とした。というのも……

稼働回数 約3500回(※状況により異なります)

……というわけで、私のように楽しいからと何度もオラオラしていると、稼働回数に達してしまうのを早めるだけなのでお気をつけていただきたい。

まぁ稼動回数とはいっても、仮に3500回で終わるとした場合、1日に10回使っても約1年持つ。その時には新型コロナウイルスの騒動が収まり、消毒に対して今ほど神経質にならなくてもいいかも……。というか、そうなっていることを願ってやまない。

参考リンク:サンコーレアモノショップ
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.



【ひ〜んやり】最近アキバでツチノコなみにレアな『ネッククーラーNeo』を激闘の末ついに購入だァァ! 首に氷を当ててるレベルの涼しさァァァ!!

私が『ネッククーラーNeo』なる商品の存在を知ったのは6月中旬、約1カ月前のことである。「冷却プレートで首元を直接冷やす」という魅惑的な宣伝文句に、暑さで参っていた私は購入を即決。さっそく発売元のサンコー総本店がある秋葉原へ向かった。

ところが店頭の張り紙には “整理券をお持ちの方のみ” との文字が! どうやらネッククーラーNeoの人気は想像以上らしい。「明日また出直そう」と考え、秋葉原を後にする私だったが……

その考えすら甘すぎたことを、すぐに知ることとなるのだ……!

・少しだけ聞いてほしい

「はよネッククーラーNeoのスペックを教えんかい」と思った読者よ、あなたは正しい。しかしその前にほんの少しだけ、この1カ月に及ぶ私の戦いを伝えさせてほしいのだ……それでも「そんなことはエエから使い心地を言わんかい」という方はこの段落だけ飛ばしてください。

当時ネッククーラーNeoの店頭販売は “開店と同時に整理券配布” という状況。行列行為を禁止しているにも関わらず開店前に並ぶ客もおり、お店は対応に苦労していたらしい。サンコーの方によれば「平日なら開店のタイミングで来店してもらえれば可能性があるかも」とのことだったので、私は翌週月曜日の開店時刻に秋葉原へ行こうと決めていた。

しかし……奇しくもその週末、 “「警察からの注意」や「ご近隣様への迷惑」が相次いでいる為” との理由から、 “開店と同時に整理券配布” のシステムを中止する旨が発表されてしまったのである……!

ここから『ネッククーラーNeo』の販売方法は “入荷し次第、公式ツイッターでお知らせ” に切り替わった。入荷時間はバラバラ……厳しいが仕方ない。自宅からサンコー総本店まではダッシュで40分だ。かたときもツイッターから目を逸らさずに過ごすこと数日……ついに「入荷しました」のお知らせが!

私はスッピンで駅へと走った。「ようやく買える」という期待に胸躍らせながらサンダルで。しかし急ぎ飛び乗った京王線車内で、ツイッターを開いた私が見たものは……

サンコー「お品切れとなりました」

「入荷しました」から「品切れです」までの所要時間はたったの12分……いや早すぎるだろ!!! これはアキバで待機していたとしても微妙なタイムだ。たった1駅で自宅へトンボ帰りを余儀なくされ、「もうやめたい」という思いも脳裏をかすめる。

しかしながら……私は諦めなかった。その日から可能な限り秋葉原のカフェやカラオケ店などで待機することにしたのである。『ネッククーラーNeo』は毎日入荷されるわけではない。 “ただアキバへ行っただけの日” を何度も繰り返し……そしてようやく……

買えたんだぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!

・さて本題

夢にまでみたネッククーラーNeoの見た目はまさにヘッドホンといった感じ。価格は5980円(税込)だ。

左右に冷却プレートが装着されており、モードを『強』『弱』『ゆらぎ』の3段階に調節できる。

サイズを調整できるのでお相撲さんでも安心! しかし予想外だったのは……

そうか、電源に繋がないと使えないのか!

当たり前といえば当たり前だが、私はてっきり充電できるものと思い込んでいたのである。考えてみればバッテリーごと首に装着し続けるのは無理があるよなァ。ケーブルが少し邪魔ではあるが、おかげで150gと超軽量なのだから致し方ないだろう。

ここまで苦労しといて大したことなかったら悲しいけど……それじゃ、装着してみま〜す………………ア、ア、アァ〜〜〜〜ッ! 

よかった! メチャヒンヤリする!

いや、むしろちょっと寒い!!!!!

・見つけたらラッキー

『強モード』状態で5分も過ごすと、冷却プレートに密着した部分がちょうど “氷まくらを当てた時の肌” のようになる。人によっては冷えすぎと感じるはずなので、たまに位置を変えたほうがいいかもしれない。

最初感じる冷たさも次第に慣れてくるのだが、首から外した時にありがたみを痛感するだろう。もちろんあくまで『ネッククーラー』だから体の別の部分は暑い。しかし体感気温が下がっていることは多くの人が実感するはずだ。

外を移動する際は手持ちのモバイルバッテリーに装着可能。

iPhoneを2回フル充電できるバッテリーに繋ぎ、強モードで5時間稼働させてみたところ、3分の1ほどの減り具合だった。同等スペックのバッテリーを使用すれば丸1日使用できるとみてよいだろう。 おまけにコレ、なんとなくアニメキャラっぽくてオシャレだ。

唯一の欠点は装着中ずっと「ゴーーー」という音が鳴り続ける点だろうか。個人的な感覚としては扇風機程度の音量なため、よほど神経質な人でなければ気が散るほどではないはず。しかし会議中やイベント会場などでは使用を控えるのが賢明だ。

猛暑を乗り切る強力な味方『ネッククーラーNeo』……サンコー公式通販サイトでは2カ月前後の入荷待ち状態が続いている。ただ秋葉原での品薄状態はややピークを抜けた状況にあり、運が良ければ偶然買えるということもありえそう。都内在住の人はチャンスを逃さぬよう!

参考リンク:サンコー公式サイト
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



【夏の救世主】ベチョベチョのマスクが30分でパリパリに乾燥!『マスクリフレッシャー』を買うべき人・買っちゃダメな人

「コロナに効く」という謳い文句で、食品やサプリなどを販売し逮捕されるというニュースが増えたように思う。要するに何が問題かといえば “効果があると科学的に証明されていない” こと、さらには “「コロナが治る」と勘違いする人がいる可能性” なのではないか。

お茶でコロナが治るわけないことくらい、考えれば分かりそうなもんだ。それでも混乱する人がいる以上、断言してはいけないということである。手洗いだってうがいだって、確実にコロナを予防するわけではない。でもやらないよりは絶対に、やったほうがいい。

さて今回は数々のアイデアグッズでおなじみ、サンコーの『USBマスクリフレッシャーポータブル』を体験した記事である。結論から言えばこの商品、この夏の救世主となりえるかもしれない優れモノだったのだが、 “買うべきではない人” もいることをお伝えしておかねばなるまい。

・ほぼ財布

『USBマスクリフレッシャーポータブル』は70℃の高温ヒーターでマスクを乾燥させるというもの。ちなみに公式サイトには「カビなどの細菌は50℃以上の熱にさらされると死滅すると言われている」とある。

ブラックとブルーの2色展開で、価格は3480円(税込)。サイズ・見た目ともに一般的な長財布と完全に一致している。付属品は充電用のケーブルと説明書のみ。

チャックを開けば中は一面の銀世界だ。中央部分がヒーターになっており、付属のUSBケーブルを繋げば加熱開始。シンプルでなかなかオシャレである。逆に財布として使うというテも無くはないな。

・それでは、検証!

暑くてムシムシ……カンカン照りの日差し……「最近お外へ出るのが憂鬱」という方も多いですよね?

今朝おろしたばかりのマスクも……

ムレムレのベチャベチャ!

でもマスクを着けないわけにいかないし……

そんな時は『USBマスクリフレッシャーポータブル』

ケーブルを差し込み、たった30分待つだけで……

ベチャベチャが消えてる〜ッ!!!

しかもお日様のいい香りまでするぞ!

・オッサンでも検証

汗の分泌量が多い男性にも試してもらうことにしよう。当サイトの原田記者は汗と油分でテカテカの顔面を有する中年だ。半日着用したマスクは当然、蒸し野菜のごとく湿っている。

しかし『USBマスクリフレッシャーポータブル』を使うと……

やはり天日干ししたみたいにリフレッシュ!

ただし一応お断りしておくと『USBマスクリフレッシャーポータブル』は洗濯機ではない。ワイヤーの曲がりやシワが消えたり、汚れが落ちるというわけではないので、「新品同様に蘇る」とイメージしている方は注意してほしい。

・ここ大事!

続けて布マスクやハンカチ、ハンドタオルなどでも検証してみたが、どうやら “乾燥力” に関しては申し分なさそうである。ついに我々はマスク激ムレ地獄からの脱出に成功したのだ。……そうなると気になってくるのは、この商品の持つ “除菌力” であろう。そこに関しては「分かるわけがない」というのが正直なところだ。

冒頭でも述べたように現状、「コロナに効きます」と断言することは誰にとっても難しい。商品の説明書きにキッパリと「ウイルスや細菌を確実に除菌できるものではございません」と表記されているのは、そのあたりの誤解を防止する目的もあるように感じられる。

“マスクが繰り返し使える” と聞けば、このご時世、反射的に「コロナも殺すのか」「1枚のマスクをエンドレスで使えるのか」と考えてしまう気持ちはよく分かる。しかし現在のところ、それを確実に実現できる道具はほとんど無いはずだ。

よって、そういった目的の方はこの商品を “買うべきではない” ということになる。……が、あくまで個人的な考えではあるが「やらないよりはやったほうがいい」ような気もするんだよなぁ。だって70℃の高温乾燥だよ? 何となく安心できるじゃん!

……とか言うと怒られてしまうかもしれない。ともかく「汗でベチョベチョのマスクをどうにかしたい」と思っているアナタにとっては、『USBマスクリフレッシャーポータブル』は使ってみる価値アリだ。

参考リンク:サンコーレアモノショップ公式サイト
Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



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