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【検証】消臭マスクを装着すれば「吐き気を催すほどクサい息」でも他人に気づかれないのか? ニンニクチューブを使って確かめたら…波乱が起きた

私は今、自分でも引くほどクサい口で呼吸をしながら本記事を書いている。自慢じゃないが、めちゃくちゃクサい。もしいま警察官から職務質問を受けたとしても、その警察官はおそらく数秒で「あ、大丈夫ですよ」と私を解放するだろう。それ […]


マスク1つが4180円…!! アシックスのスポーツマスクがちょっと高いけど酸素をモロに感じる快適さ

2020年ももうすぐ終わろうとしている。振り返ると今年は1年を通して新型コロナウイルスに翻弄された年だった。どこに行くにしてもマスクは必需品。まさか真夏にも着用することになるなんて……。 もはやマナーの一環となるに伴いマ […]


【第3回】最も息苦しくなかった「スポーツマスク」はコレだった検証! 有名メーカー含む全8種類のマスクでハードな運動をしてみた結果

おそらく私は、日本でも有数の “いろいろな種類のスポーツマスクを着けて運動した人間” であると思う。なにせ第1回目のスポーツマスク検証では6種類第2回では11種類そして今回は8種類! もう「スポーツマスク評論家」を名乗っても良いのでは……なんて。

それはさておき今回は、ド直球なスポーツマスクではなく、変わりダネあり、有名メーカーありと、バラエティに富んだ8種類のマスクををキックボクシングの練習がてら検証してみた。前回王者『D&Mランナーマスク』を超えるマスクは現れるのか? いざゴング!!

・スポーツマスクの天下一武道会

まずは今回の比較検証に駆り出された8つのマスクを紹介したい。

「キャンドゥ」に売ってた『Reyslee Cool』
「横正機業場」のシルク100%『Smart Silk Mask』
「丸田シャツ」の『息らくらくマスク』
「ERGOSTAR」の『ランニングマスク』
「Wild Scene」の『夏用マスク冷感』
「パールイズミ」の『通気性のいい夏のマスク』
「ピップ」の『プロ・フィッツ ランニングマスク』
「ゼット(ZETT)」の『スポーツマスク』

100均あり、絹織物製造会社あり、釣具メーカーあり、サイクリングウェアのメーカーあり、エレキバンのピップあり、超有名な野球用品メーカーあり……と、さながら第1回アルティメット大会(伝説の異種格闘技トーナメント)のような様相を呈している。

・いきなり結論

まいどおなじみ、今回もまた先に結論から書いてしまおう。なお、順位も前回同様「3位まで」としてみた。結果は……こうだ!

1位:丸田シャツ『息らくらくマスク』
2位:パールイズミ『通気性のいい夏のマスク』
3位:ERGOSTAR『ランニングマスク』

しかしながら、“強いて今回の中から1位から3位までを決めるなら” の順位であり、もしも今まで試した25種類のマスクすべてを含めた順位にするとしたら、1位はブッチギリで第2回王者の『D&M ランナーマスク』である。

・それぞれの感想

以下は、それぞれのマスクを使った直後にメモしておいた、一切の忖度がない、非情に徹した率直かつ冷酷なド直球の感想だ。1〜3位以下の並びは単に “試した順” なので、あくまでもレビュー内容で判断してほしい。それではどうぞ!

【1位】丸田シャツ『息らくらくマスク

日本製。Amazonにて1480円で購入。素材はポリエステル100%。ウリは「超立体構造」と「超速乾」。Amazon商品ページの説明によると、「通気性に優れたメッシュ素材ダブルラッセルで呼吸がしやすい快適マスク」で「抗菌防臭加工済」らしい。練習後の率直な感想は以下の通り。

「まるでブラジャー? と間違えるくらいの思い切ったカップ形状が非常に良い。想像以上に息もしやすく、交換することなく練習の最後まで耐えきった。装着感も最初は不安だったが、特にズレることもなく完走。ふんばりがすごい。国内生産のクオリティがキラリと光る至高の一品だ」

【2位】パールイズミ『通気性のいい夏のマスク

日本製。Amazonにて1298円で購入。パールイズミ(Pearl Izumi)といえば、サイクリング用の機能的ウェアを製造しているメーカー。素材は表がポリエステル100%、裏はナイロン80%のポリウレタン20%で、表面に微細な穴を設けることで通気性を高めムレにくくなっていると言うが……

通気性は見事なもので、息苦しさを感じさせず練習の最後まで完走。ゴムが少しユルくてズレやすいため自分サイズに縛って使用するも、ハードな動きをした結果、いわゆる “鼻出しマスク状態” になってしまったのが減点ポイント。内側ポッケに入れる布をスポンジにしたらD&Mランナーマスクっぽくなるな……と思った」

【3位】ERGOSTAR『ランニングマスク

日本製。Amazonにて1100円で購入。商品説明によると、「マスク本体の生地が2重構造になっており、内側の生地はメッシュ編みで通気性に優れ、口元に生地が張り付いて吸気が阻害される不快感を軽減。外側の生地は天竺編みで、運動中の飛沫拡散を低減する」という。なお、ERGOSTARとは、株式会社キタイが展開するランナー用のソックスに特化したブランドだ。

「まず感じたのは “思った以上に息苦しくない” ということ。ナルーマスクっぽい印象もあったが、装着感の良さはナルーマスクを超えているかも? また、メッシュ編みされている内側の生地も気持ち良い。ハードな練習中、自然とズレてきて “鼻出しマスク” になってしまったのが減点対象だが、ランニング用途ならズレることなく完走できると思う

■100円ショップ「キャンドゥ」に売ってた飛沫対策マスク『Reyslee Cool』

中国製。素材はポリエステル100%。パッケージによると「呼吸時の過度な吸気により気化熱冷感を促す素材REYCOOLを仕様しています」とのこと。また、飛沫対策にUVカット機能もついて330円ポッキリ。これでハードな運動に耐えられたらスポーツマスクの歴史が変わる……と期待しながら使ってみたが、結果は以下の通り。

「まず、ビビるほどクサい。重油というか、ケミカルな香りに酔いそうになる。さらに、Lサイズを購入したのに小さくてキツい。生地もカタく、伸縮性もあまりないので、どうしようもなく締め付け感が半端ない。とどめとばかりに通気性も良くないから絶望的に息苦しい。これで330円は高いと思う。練習途中でギブアップ!」

■横正機業場『Smart Silk Mask

メーカー自らがロケットニュース24のリクエストボックス宛にスポーツマスク検証へのリクエストをしてきてくれたので、密かに購入して試してみた。注文したのはシルク100%の「MK005 アットホームシルクマスク」で価格は1760円。厳密に言えばスポーツマスクではなく “寝る時向けの通気性に優れたシルクマスク” であるが……はたして!?

「悪くない。というか、けっこう良い。通気性も良く呼吸もラクチンだったので、最後まで交換することなく完走できた。意外や意外の大健闘。また、肌ざわりが本当に最高。さすがシルクってな感じである。デザイン的には男性向けではないのだが、女性が使うならエレガントで良いかも?」

■Wild Scene『夏用マスク冷感

Amazonでの商品名は「Wild Scene 洗える 冷感マスク/UVカット/内側メッシュ素材【釣具メーカーが作った 夏用マスク冷感 】 (ブラック)」で、購入価格は1280円。ちなみに「Wild Scene」とは静岡にある釣具メーカー。公式サイトの説明によると「通気性がよく熱気がこもらない」「息苦しさも大幅に軽減」と書いてあったが、その実力やいかに!?

「可もなく不可もなく。たしかに通気性がよいので息苦しさもあまり感じず、ハードな練習にも最後まで耐え切った。しかしながら、なぜかあまり印象が残っていない。優等生タイプであることは間違いないのだが、特にこれといった特徴もなく、いわば “普通に良い” という感じのマスクだ。釣り好きの人なら、これを選んでも失敗はしないと思う」

■ピップ『プロ・フィッツ ランニングマスク

実はこの商品、2020年9月23日に予約受注が開始されたばかり。価格は1480円(税込)で10月下旬より出荷開始とのことだが、一足お先にサンプルが届いたので試してみた。ちなみにウリは「快適呼吸」「耳が痛くなりにくい」「速乾性あり」「対ウイルス加工」の4ポイント。いやが上にも期待は膨らむ。結果はどうだ!?

「ものすごく生地が薄いことにビックリした。さらに、ワイヤーみたいなのが入っていて口元のアーチを維持するという快適設計。これは期待できるぞ……と練習開始するも、汗だくになってきたら、結局は生地が鼻の穴を塞いでしまった。なんとか最後まで耐えようとしたが、鼻呼吸ができないことに限界を感じて途中交代。残念!」

■ゼット(ZETT)『スポーツマスク

フィリピン製。Amazonにて1100円で購入。なにせ、あの超有名な野球用品メーカーのゼット(ZETT)である! Amazonの商品ページにはこうある。「2WAYトリコットを使用し、フィット感に優れた軽量マスク。呼吸がしやすく、柔らか素材で耳回りも安心」。絶対に間違いのない商品だ……と確信しながらキックの練習に臨んだが、その結果は!?

「野球のゼット(ZETT)ということで超期待していたのだが、一切の忖度なく言わせてもらうと正直ダメ。口元がドーム的な設計になっていたので息苦しさとは無縁かと思われたが、“柔らか素材” が凶と出たか、呼吸するたびに鼻を塞ぐ。結局、練習開始 → 準備運動 → 6分間の縄跳びが終わった段階でギブアップ。悪い意味での最短記録になった」

──以上! もちろん、あくまでも私が感じた印象なので、ここに書かれていることがすべてではない。興味を持ったマスクがあれば、それぞれの商品ページに飛んで、レビューなども参照してみるのが良いだろう。それでは、よきスポーツライフを! マスクは苦しいけれど、がんばろう〜!!

参考リンク:新宿レフティージム
Report:スポーツマスク評論家:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【検証】色っぽくなりたいので「色っぽいマスク」をつけてみた結果…

外出中はほとんどマスクをつけて過ごすという生活習慣が当たり前のようになってきた昨今、多種多様なデザインのマスクがあちらこちらから登場してきた。

そんな中、「接客を伴う飲食店」で接客中の方が着用していても雰囲気を損なわない、「色っぽいマスク」なるものを発見した。着用すれば色気ゼロからお色気ムンムンになれるかも!? 色っぽくなりたい私はすぐさまつけてみることにした。

・露出を極力抑えていくスタイル

「色っぽいマスク」こと「フェイスベール ナイトスタイル レース(税込2750円)」は、従来のマスクと違って一本の紐に3枚の布が垂れ下がったような形状をしている。以前当サイトで取り上げたサイゼリアの食事用マスク「しゃべれるくん」の両サイドに2枚足した感じだ。

筆者が購入したレースタイプのフェイスベールは、透け感のある素材と正面に重ねられたやや厚手のレースで色っぽい雰囲気を醸し出しているだけでなく、「しゃべれるくん」同様に着用したまま飲食ができる、というのも売りのようだ。

紐でもゴムでも着用できるとのことだが、紐だと頭の後ろで縛るハチマキスタイルになってしまう。これは普通のマスクのように耳掛けできるゴム一択と思いきや、ゴムが輪っかになっていない。自分に合わせてゴムを結ぶ必要があり、調節するのに若干苦戦してしまった。

ゴムの調節も終わり、いよいよ「色っぽいマスク」を着用! お色気ムンムンになれたかな、とワクワクしながら確認してみると……

なんだろう、物凄く似合っていない。透け感があまりないレースタイプのものということもあってか、私の場合はお色気ムンムンどころか間違えてフンドシを顔に着けてしまった人みたいになってしまった。もちろん食事面や飛沫などを考えた作りなのだろうが、なんだか違和感がある……。

普段着けているマスクと比較してみても、色っぽい感じは皆無。マスクが色っぽくても、着用する者のお色気がゼロであれば仕方ないのか……とも思ったが、ここで諦めるわけにはいかない!

なんとか違和感を軽減できないかと苦心して試行錯誤してみたところ、髪を耳にかけてみたら少し馴染んだ気がする。チラシのモデルさんの髪型もフェイスベールにかからないようなスッキリとしたハーフアップだったため、顔の横に髪がかからない方が良いのかもしれない。

・使い心地は?

続いて使い心地を試していこう。透け感のある素材なのでどの程度透けるか気になっていたが、私の購入したものは布とレースで二重になっている正面からはもちろん、レースの幅が広いためカバーされる部分が多く、より透けている横から見ても顔の表情はほとんど見えない。

筆者が購入したレースタイプでは、横からちらりとのぞくのは縫い止められたパールビーズのみ。接客を伴う飲食店で使用する場合に布越しの表情が見えた方が好ましいのであれば、レースタイプではなく正面が薄布二重のスタンダードタイプの方が良いかもしれない。

それでいてつけたまま飲食しても、これと言って不自由さはなかった。何ならいちいちマスクをとってつけて……という手間がないだけに、接客業の人にとって助かりそうだ。ちなみに透け感があまりないタイプは、正面からだと口元どころか首周りすらほとんど見えない。

また、サイドからも同様。正面の布の他に両サイドから布が下がっているため、飲食中の横顔もほぼ見えないと言っていい。これだけカバーされているが顔に貼りつく感じは一切ないため、通気性の良さと涼しさ、喋りやすさもあり快適だ。夏に出会いたかった。

結果として私は色気ではなく鉄壁の防御を手に入れたワケだが、お色気ムンムンになるかはやはり個人の素質によることを実感した。やはりマスク1つで色気を出すのは難しいのか……とも思うも、これからは新型コロナウイルスと共存していく時代。さらに進化したマスクが出てくる日もそう遠くないかもしれない。例えば色っぽさが売りのマスクとか……ね。

参照元:『フェイスベール』公式サイト
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.



【検証】メガネの強力曇り止めクロス「くもらーず」はどれほど曇らないのか → マスクをしても問題なし!

コロナ禍となって半年以上、マスクが手放せない生活はまだまだ続いている。まさか夏にもマスクをするなんて、一体誰が想像しただろう。早く新型コロナウイルスが収束……せめて夏のマスク着用は今年だけで終わりにしてほしいところだ。

今はただ、できる限りの感染予防をするのみだが、悩みを抱える眼鏡っ子は少なくないはず。というのも、メガネをかけたままマスクをしたらレンズが曇ってしまうから。いろんな対策グッズがあるにはあるが、何かもっとこう……より使いやすいものはないだろうか。

・強力メガネくもり止めクロス

そう思っていたところ、たまたま見つけたのが「くもらーず」という商品。なんでもメガネレンズを拭くだけで曇りが解消されるそうだが、なんと言っても1枚を持ち運ぶだけでOKという手軽さがよい。

でも、800円(税込)の値段でほんとに曇らない?

あまのじゃくなので疑ってしまう自分がいるが、もしメガネが曇らなくなるならば安い買い物ってやつだろう。ちなみに「くもらーず」はトータル約300回使える(メガネの場合)らしく、効果は24時間持続。曇り止めの効果や持続時間は使用環境によって異なるとのことだが、使う前の期待値は高い。何しろ1回あたりの値段は約3円なのだから。

まぁ随分とセコい話になってしまったことはさておき、使い方は簡単でメガネのレンズ両面を5〜10回均一に拭き上げるだけだ。はたしてそれでメガネ曇り問題が解消されるのか検証していくとしよう。

・マスクをした状態で検証

まずはコロナ禍でもっともシンドイ思いをするであろう「メガネwithマスク」の状態から試してみた。今の暑い時期、メガネが曇った上に汗ダラダラとなろうものなら地獄である。

とりあえず冷房の効いた室内で、クロスで拭き上げたメガネを装着してみた。息をスハスハとメガネ方面に吐き出してみると……全く曇らずにノーストレス! おぉ、なかなかやりおる!!

ならば暑い外ならどうだ。この日の気温は最高35度。外にいるだけでも呼吸が激しくなるため、メガネがモクモクに曇ったとしても不思議ではない。……ところがどっこい!

ゼェゼェ言いながら歩いたにもかかわらず、メガネが曇ることはなかった。それでいて、汗だくの状態でキンキンに冷えた部屋に戻ってきてもメガネの曇りに変化はなし。やはり、なかなかやりおる!

・VSアツアツうどん

ただ、ここで手を緩めるワケにはいかないだろう。メガネっ子の天敵である熱い汁物に勝たねばなるまい。ということで、どん兵衛を用意した。通常だと熱湯を前にしたメガネは まっしろしろすけ 一直線である。……だがしかし!!

くもらーずで拭き上げたメガネはほとんど曇らず。顔を器に近づけたときこそ少し曇ってしまったが、大袈裟に寄ったし日常生活だと影響はないと言っていいだろう。

現に顔を離すと曇りは即解消したし、普通に食べるならば問題なかったため合格点だ。その後は一切曇ることなく、最後の最後までストレスなく汁物を完食できた。

・通販でも購入可能

なお、「くもらーず」をググってみたらどうやら通販でも買えるもよう。同じような商品として使い捨てタイプの「シートクリーナー」やジェル状の「アンチフォグ」など、メガネの曇り対策グッズはいろいろとある。持ち運びやすさや自分の好みで使い分けるといいかもしれない。

ただ、これ系のグッズは水に弱いため、雨の日などは濡れないように気をつけたいところだ。これから寒くなってくるとメガネの曇りは切っても切れないだけに、今のうちから準備して備えておこう。

Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.



【保存版】第2回:最も息苦しくなかった「スポーツマスク」はコレだった検証! 全11種類のスポーツマスクでハードな運動をしてみた結果…

ついに私の中で答えが出た気がする。何のことかって、最も息苦しくない「スポーツマスク」のことだ。よって、もう、私が新たにスポーツマスクを買うことはないだろう。それほどまでに「決定的」な商品を見つけてしまったのである。

以前、5種類(6種類)のスポーツマスクを比較したが、今回は新たに11種類のスポーツマスクをキックボクシングのハードな練習がてら実際に装着して検証してみた。前回含めて全17種類……最強なのはコレだった!!

・チョイスしたのは「いわゆるマスクのかたち」

前回も同じ説明をしたが、Amazon等で「スポーツマスク」と検索すると、首まで覆う『フェイスカバー』や『ネックカバー』もヒットする。しかし、どうもあの形状が苦手ということもあり、今回も独断と偏見で「いわゆるマスクの形をしたマスク」のみをチョイスした。以下の11点だ!

NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』
FAB 4『ECOMA(エコマ)』
OLENO『吸汗・速乾性に優れたスポーツ マスク』
Comtes『スポーツマスク 鼻穴付き』
D&M『洗える伸縮マスク
NAROO MASK(ナルーマスク)『F1S』
NAROO MASK(ナルーマスク)『N1s』
ARMYRICH『正規品 ひんやり マスク 夏用 韓国製』
D&M『ランナーマスク』
バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』
ApaLux『マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない(超防御)』

・いきなり結論

今回も、先に結論から書いてしまおう。なお順位は、自信をもってオススメできる「3位まで」としてみた。こうだ!

1位:D&M『ランナーマスク』
2位:NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』
3位:バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』

それ以下の順位の商品については、私の感想ならびに、Amazonレビューなどを参考にしていただきたい。

ちなみに、もしも次点を決めるとしたら、4位に入るのは前回の検証で1位だった『PITTA MASK(ピッタ・マスク)』だったりするが、これら商品の着順を、近年オリンピックの100m走に例えるならば、1位の『D&M ランナーマスク』はウサイン・ボルトなみのブッチギリだ。

・それぞれの感想

以下は、それぞれのマスクを使った直後にメモしておいた、忖度なしの率直かつ直球な感想である。1〜3位以下の並びは単に “試した順” なので、あくまでもレビュー内容で判断してほしい。全11種類、それではどうぞ!

【圧倒的1位】D&M『ランナーマスク』

日本製。D&Mの公式サイトから購入。価格は税込2420円。素材はポリエステル&ポリウレタン。あまりにも最高すぎるため すでに単独の記事にもしているが、あらためて私が検証してきた全17種類の中でもブッチギリのナンバーワンであると断言したい。

なお、体験直後のメモとしては「最高。究極かも。まったく息苦しくない。独特のフィルター構造も素晴らしいし、フォルムも良いし、サイズ感も最高。なによりパッケージに『飛沫拡散を防ぐ』とハッキリ書いてあるので安心。現時点で最強のスポーツマスクだ」と書き残している。

【2位】NAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』

韓国製。Amazonで購入。価格は2178円だった。素材はポリエステル46%のナイロン42%のポリウレタン12%。こちらもD&M『ランナーマスク』と同じく息のしやすさに感動し、すでに単独で記事にしているので、詳しくはそちらを参照していただきたい。

なお、こちらの商品、前後のリバーシブルになっており、前面は「ほぼメッシュ」の虫除けフィルター。当然ながら、息はしやすい。一方、後面は「大気中のホコリをブロックする目の細かいフィルター」になっているが、こちらでも十分に息がしやすい。私は飛沫を気にして後面を使っている。

【3位】バルザーリ『Barzagli Mask ZERO』

Barzagliのサイトから購入。価格は税込830円。公式サイトに「ランニング、ジムで運動をしていても全く気にならない素材を使用しています。圧倒的な通気性・軽量感・抗菌防臭加工済み。」と書かれている通り、たしかに息苦しさは皆無だが……。初体験後の率直な感想は、以下の通り。

「これ、大丈夫なのか? ってくらいのオールメッシュ素材。圧倒的な通気性すぎて、『飛沫的には大丈夫なのかな……?』と、逆に不安になったりも。あとは、サイズ(M)が小さすぎたのか、使っているうちに自然と鼻が出てしまった。Lを買っておけばよかったと後悔している」

FAB 4『ECOMA(エコマ)』

日本製。ドラッグストアで購入。価格は税込770円。素材はポリエステル86%、ポリウレタン14%(2WAYトリコット)で、パッケージには「スポーツに最適」「吸水速乾」「抗菌防臭」「花粉ブロック」「UVカット」「呼吸のしやすさにこだわったスポーツ向けマスク」と書いてあるが……

「素材は極めて薄くスベスベ。装着感もサラサラして気持ち良い。だが、汗をかいて顔がベシャベシャに濡れると、鼻の部分が鼻の穴を完全にふさいで息ができなくなる。また、自然とズレて鼻が出てしまうが、あまりの息苦しさに身の危険を感じ、鼻をマスクの中に入れ直すことができなかった」。

OLENO『吸汗・速乾性に優れたスポーツ マスク』

日本(奈良)製。公式サイトから購入。価格は税込1320円。素材はポリエステル70%、ナイロン29%、ポリウレタン1%。商品説明欄に「本製品は医薬品医療機器ではなく、ウィルス・花粉をカットする機能はございません」と書いてある通り、あくまでも飛沫防止用のマスクだ。感想は……

「円筒系なので自然と二枚重ねの構造になる。装着感は悪くないが、いかんせん暑い。実際に運動を始めたところ、かなり初期の段階から息苦しさを感じた。そして、ハードな運動も佳境に迫ってきたころ、身の危険を感じてナルーマスクにつけかえてしまった。残念ながら、初のギブアップ」

Comtes『スポーツマスク 鼻穴付き』※現在アマゾンにもページなし

現在は販売されていないが、Amazonでの商品名は『Comtes ネックウォーマー フェイスマスク スポーツマスク 鼻穴付き 防風 花粉症に対策 男女兼用 息苦しくない バイク用品、バイク、自転車、キャンプ、アウトドア、野外のスポーツ、登山、通勤、通学 premium』で、価格は1399円だった。感想は……

「台湾からの国際便で到着したので、台湾製かと思われる。なんとこれ、鼻の部分が空いている。男性用パンツの “社会の窓” みたいな構造だ。これは期待! しかし……そんな都合よく鼻の部分にその穴が当たらず、結局は苦しい。汗で濡れると鼻も塞ぐし、たまらず二度目のギブアップ」

D&M『洗える伸縮マスク』

日本製。購入したのはAmazonで、商品名は「サポーターメーカーの洗える伸縮マスク」だった。価格は1680円。素材はポリエステルとポリウレタン。内側にはガーゼなどを入れる用のポッケが付いている。なおD&Mのマスクだが、1位の『ランナーマスク』とは違う商品なので要注意!

「つけた瞬間、あ〜、これは既着感あるぞ……と思った。前回レビューした水着のやつ(arisana 日本製 水着素材)に似てるかなぁ。今までの経験上、ポッケが付いているマスクは苦しいのが多いので嫌な予感はしていたが、いざ運動を始めると……やはり苦しい。途中で敢えなくギブアップ」

NAROO MASK(ナルーマスク)『F1S』

韓国製。あの伝説のNAROO MASK(ナルーマスク)『X5S』の “夏用” 的なスポーツマスク。日本販売価格は4500円。もちろん目の細かい面と、目の粗い面のリバーシブル。なお、公式サイトの商品ページによると「接触冷感素材」が使われているらしいが……。感想は以下の通り。

「悪くない。たしかにX5Sよりも涼しいかもしれない。だが、目の細かい面に関しては、やや息苦しいかなと感じた。しかしPM2.5の粒子も通さないほどの細かいフィルターなので致し方ないかとも思う。より感染対策をしたい人ならX5Sよりもこっちを選ぶと良いだろう」

NAROO MASK(ナルーマスク)『N1s』

韓国製。Amazonにて3278円で購入。公式サイトによると、「NAROO MASK NシリーズはNAROO MASK Xシリーズの上位モデル」らしく、「NAROO MASK N1は接触冷感素材(aqua X)を使った夏用UVカット99%のスポーツマスク」とのことであるが……感想はいかに!?

「うーむ。これまた悪くない。メッシュじゃない、目の細かい面もF1Sより息がしやすい。だが、X5Sと比べると息がしにくく、苦しくて鼻を出したくなってくる。息苦しさの順番は、息がしやすいほうから X5S > N1S > F1S てな感じ。オレはやっぱりX5S派かなぁ〜」

ARMYRICH『正規品 ひんやり マスク 夏用』

韓国製。Amazonでの商品名は「ARMYRICH 正規品 ひんやり マスク 夏用 韓国製 ファッションマスク アーミーリッチ マスク 洗える 接触冷感 UVカット 3D 立体 男女兼用 スポーツマスク 大人用 ウイルス 防塵 花粉 防寒 飛沫感染予防 快適 繰り返し使える」で、価格は1487円。

クサイ! 石油かな? あんまりニオイは気にならないほうなんだけど、そんな私でさえクサイと思った。なので、ニオイに敏感な人は超注意。一方、鮮やかな色はいい。つけ心地も良い。しかし、ゼーハーしてくると息ができない! もう鼻を出さないと無理ってくらい」

ApaLux『マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない(超防御)』

中国産。なぞの合格証つき。Amazonでの商品名は「マスク 夏 抗菌防臭 息苦しくない スポーツマスク 繰り返し使える 紫外線対策 冷感速乾素材 男女兼用 サイズ調整可能 快適に 2枚セット(グレー)」で価格は1280円。

「これは完全に予想外。つけた直後は『だめだこりゃ』とあきらめていたが、意外と息がしやすくて、ギブアップすることなく、最後まで練習することができた。可もなく不可もなく、特に特徴のないマスクだが、息のしやすさは想像外。しかも2枚も入っているのでオトクかも。なにげに『5位』かも!?」

──以上! もちろん、あくまでも私が感じた印象なので、ここに書かれていることがすべてではない。興味を持ったマスクがあれば、それぞれの商品ページに飛んで、レビューなども参照してみるのが良いだろう。それでは、よきスポーツライフを! マスクは苦しいけれど、がんばろう〜!!

参考リンク:新宿レフティージム
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



【マスク検証】革命的スポーツマスク『D&M ランナーマスク』が最強&完璧すぎて感動!! ハードな運動でも完璧に息苦しくない!

最強のスポーツマスクを追い求め、会社の経費でマスクを買い、週に3度のキックボクシング通いで実際に装着しながら練習して……を繰り返していたが、ついに「もうコレが最強なんじゃ……?」と思うマスクに巡り合った!

少し前に紹介した『NAROO MASK X5S』が西の横綱なら、今回紹介する『D&M ランナーマスク』は東の横綱。個人的な感想としては……スマヌ! ブッチギリの優勝候補だ!! それでは何がどうスゴイのか簡単に説明しよう。

まずはパッケージを見て、様々な魅力を感じ取ってほしい。「日本製」で、「ランニングでも息ラクラク!」で、「メガネ、サングラスが曇りにくい」ときて、「口元立体&前面メッシュで超高通気」ときた。

箱から出しても……まだ驚く。今までになかった特殊すぎる構造にビックリ仰天。「V」のような形状をしたスポンジ的な特殊フィルターの存在も前代未聞。どのように使うのかというと……

特殊フィルターを内側のポッケに入れることにより、「外部のホコリ」と「飛沫拡散」を防ぐという。この構造と、説明書きを読んで、まっさきに私は「真打ちキタな」と思った。なぜならば……

ハッキリ堂々と「飛沫拡散を防ぐ」と書いてあるスポーツマスクは、あまり記憶にないからだ。ついに本気の「新型コロナ用」のスポーツマスクが登場したな……と嬉しくなると同時に、「こんな分厚いフィルターを入れて苦しくないのかな?」と不安にもなった。

しかし……

その不安は、杞憂に終わった!

かんっっっっっぺきに苦しくないのである。あんなに分厚いスポンジみたいな特殊フィルターを入れているのに、超絶ハードな運動をしても、まっっっっっっっっったく苦しくないのである! 魔法か!? ってくらいのスースー感だ。

なぜ苦しくないのか? まずは、特殊フィルターを入れることによって生じる「立体構造」が効いていると私は思う。カップ的なカタチ。イメージ的には、女性用のブラジャーを口元に当てているような感じである。

このカップ的構造により、いくら汗をかいても、口や鼻に「ペタリ」と布が張り付くことがない。これはデカい。非常にデカい。

次なる理由は、やはり「特殊フィルター」の存在に尽きる。メッシュ&分厚いスポンジ的な特殊フィルターの組み合わせが、これほどまでに通気性が良いとは完全に想定外。とんでもないマスクを作ったなと感心しきりな今日この頃だ。

ちなみに、このマスクの検証は、念には念を入れて2回行った。まず1回目で「すごい!」と感動。しかし、マグレの可能性もあるため、念のためもう一度『D&M ランナーマスク』で練習してみたが、苦しさのあまりマスク交換することもなく、自然に呼吸しながらバッチリ練習することができた。こんなにありがたいことはない。

・歴史ある日本のスポーツ用品メーカーが作ったマスク

この革命的なマスクを作った「D&M」は、1902年創業の歴史あるスポーツ用品メーカー。サポーターやテーピングが有名なようだが、今回の『ランナーマスク』は同社を代表する商品になりうると私は思う。それほどまでに感動した。

なお、気になる価格は大人用2420円(税込)の、子供用1980円(税込)。いま注文すると9月中旬以降のお届けになるとのことであるが、私は追加でもう1枚注文したぞ。ハードな運動には必須のアイテム。自信をもってオススメできる商品だ。私は言いたい。「こんな素晴らしい商品を作ってくれてありがとうございます!」と。脱帽! 押忍!!

参考リンク:D&M ランナーマスク 大人用同こども用新宿レフティージム
Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24



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