10日の夜は中秋の名月! 9月の満月「ハーベストムーン」とぴったり重なるぞ! ほぼ日本全土でお月見チャンスか?

2022年9月10日は、中秋の名月(十五夜)! 太陰太陽暦(明治時代初期まで使われていた、月の満ち欠けを基準にした暦。単に旧暦とも)の8月15日に該当する。 そして2022年の中秋の名月は、パーフェクトに9月の満月の夜で […]


【お月見】今夜は中秋の名月! 月末には2度目の満月「ブルームーン」もあるぞ! なぜ今夜が中秋の名月なのか? そしてブルームーンの由来について

2020年も残りあと3カ月となった10月1日。今夜は、2020年の中秋の名月です。皆さん白玉ピラミッドの用意はできていますか? あれって、団子の先端が霊界に通じる的な信仰から積み重ねるなんて話もあるらしいですね。

それはともかく、今月の月の話題は中秋の名月だけで終わりません。2020年10月は、2日午前6時過ぎと31日0時前に、2回も満月があるのです。1カ月に2回の満月。つまりブルームーンもあるということ。中秋の名月やブルームーンとは何なのか? 各地の天気などと合わせてお伝えしましょう。

・中秋の名月

国立天文台によると、中秋の名月とは「太陽太陰暦における秋分を含む月の15日の夕方に出る月」を指すのだそう。太陽太陰暦は月の満ち欠けを基準に、太陽の動きも考慮した暦法です。基本的には太陰暦同様に、新月を含む日を月の始まりとし、満月を経て次の新月の前日までを1カ月とカウントします。

前回の新月は9月17日。2020年の秋分は9月22日ですから、現在一般的なグレゴリオ暦における10月1日の月が中秋の名月になるという仕組み。ちなみに……今回はメインテーマとはしませんが、The Old Farmer’s Almanacによると真のハーベストムーンでもあります。

・31日はブルームーン

今月は月に関して、もう一つ興味深いポイントがあります。それは、ブルームーンもあるという点。ブルームーンとは何なのか……? この言葉が意味するものは複数あります。例えば、何らかの物理的な理由で本当に月が青く見える場合にも、普通にブルームーンと呼ばれます。

そういった場合を別にすると、19世紀にアメリカのメイン州の農家の年鑑に掲載されていたものが「ブルームーン」の始まりです。1年を春夏秋冬で4等分した場合に、普通は1つの季節で3回満月があるものですが、時に4回満月になる季節が生じます。その季節の3回目の満月をブルームーンと呼ぶのです。

しかし、今日においてよくメディアなどで報じられるのは「1カ月に2回満月がある場合の、2回目の満月がブルームーン」というもの。アメリカ議会図書館によると、もとはアメリカの「スカイ&テレスコープ」という雑誌の1943年7月号の質疑応答と、1946年7月のコラムにて掲載された、間違った内容が発端だったそうです。

まあ、そもそもブルームーンに科学的な定義はありません。3回目にしろ2回目にしろ、どのみち民間伝承です。議会図書館によるブルームーンについての解説ページでも、現在一般的となった解釈の発端が雑誌の間違いであったことに言及こそすれど、広まった現状を否定するような文言は無いように見えます。

ちなみに31日のブルームーンは、雑誌の間違いから生まれた方のブルームーンです。19世紀の民間伝承基準なブルームーンは当分先で、2021年8月22日の満月がそれに該当します。

・天気は?

そういうわけで、まずは今夜の中秋の名月(まだ満月ではなく、10月2日午前6時頃に満月となります)。気になるのは天気でしょう。日本気象協会の天気予報によると、今日から明日にかけてはほぼ全国的に晴れる地域が多いもよう。

北海道と東北はやや天気がすぐれないようですが、雨の予報が出ているのは札幌のみ。曇っていても、雲の切れ間から見える可能性もあるのではないでしょうか。雲一つない夜空に浮かぶものも良いですが、雲の切れ間から見えるのもそれはそれで風情がある気もします。

国立天文台によると、東京における月の出は17時29分。23時27分に南中するそうです。それでは皆さん、今夜は良いお月見を。

参照元:国立天文台[1][2]、アメリカ議会図書館The Old Farmer’s Almanac日本気象協会 tenki.jpJA福岡
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



今夜の満月は「コーンムーン」! 9月の満月なのに「ハーベストムーン」ではない理由 / 消えた収穫月の行方

ハッハァ! 今月も満月の日がやってきたぞ! 9月の満月の名はご存じかな? はい、そこの「ハーベストムーン」や「収穫月」と答えた皆さんは……残念ながら不正解! 9月の満月は毎年「ハーベストームーン」だっただろ!? 他のニュースサイトじゃ「ハーベストムーン」になってるぞ! そんなお怒りの声が聞こえますね。

確かにほぼ毎年「ハーベストムーン」だし、他のサイトでも「ハーベストムーン」となっている……が、それはビッグなミステイク。2020年9月の満月は、Not ハーベスト。真の名は「コーンムーン」なのだ! 月とネイティブアメリカンに代わって、真相をお伝えしよう。

・分点

「ウルフムーン」や「ストロベリームーン」など、妙に現代日本で人気な、ネイティブアメリカンがつけた伝統的な月の呼称たち。昨今では12カ月分をまとめた表のようなものも作成され、ところによっては毎年使いまわされていたり。

しかしそれは危険なムーヴ。なぜなら「ハーベストムーン」に関する、特別なルールに対応できないからだ。特別なルールとは……秋の分点に最も近い満月だけが「ハーベストムーン」と呼ばれるというもの。

分点とは天球上で天の赤道と太陽の通り道(黄道)が交わる点で、春と秋に2回訪れる。つまりは秋分の日。今回の満月は9月2日で、次の満月は10月2日。そして秋分の日は9月22日。もうお分かりだろう。秋分の日に最も近い「ハーベストムーン」は、10月2日の満月なのだ……ッ!

勘の良い方ならお気づきだろう。「ハーベストムーン」は年によって9月だったり10月だったりと変化するのだ。ちなみに今年の10月は、1カ月のうちに2度目の満月「ブルームーン」がある月にして、1度目の満月は「ハーベストムーン」でありながら「ハンターズムーン」でもあるというスペシャルな感じになる予定。

・コーンムーン

ということで、今年は「コーンムーン」。理由は、ネイティブアメリカンたちの暮らす北米大陸では、トウモロコシが採れるシーズンだから。麦も採れるので「Barley(麦) Moon」と呼ばれることも。ちなみに麦茶は「Barley Tea」だ! 

・天気は

それでは最後に気になる天気を見ていこう。ウェザーニュースによると、今日から明日にかけての全国の天気は……太平洋側は南から北までほぼ全域で曇か雨。特に九州は台風9号が接近中ということもあり、かなり荒れるもよう。

しかし、新潟から石川県にかけての日本海側の地域は晴れ間が広がるもよう。その他の中国地方辺りまでの日本海側のエリアも曇りのち晴れとなる場所があるため、それなりに見えるチャンスはあるかもしれない。

国立天文台によると、東京での今夜の月の出は18時半。0時5分に南中し、明日午前5時47分に月の入りを迎えるそうだ。多少曇っている程度なら、雲の切れ間から見ることもできると思う。今夜は夜空を見上げ、「コーンムーン」を探してみてはいかがだろう。

参照元:The Old Farmer’s Almanacabc 15ウェザーニュース国立天文台
Report:江川資具
Photo:RocketNews24.



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