【質問25連発】ロシア在住の日本人に様々なことを聞いてみた「パニックになってる?」「ネット規制は?」「ウクライナの現状は国民に伝わっている?」など

おさまる気配のないロシアによるウクライナへの軍事侵攻。ウクライナの悲惨な状況が日々ネットやテレビを通じて報道されているが、ロシア国内の状況はどうなっているのだろう? ということで今回は、私(羽鳥)の20年来の友人であり、 […]


【北京ロンドン鉄道旅1】旅の始まり / 中国・北京 → 中国・二連浩特(エレンホト)

【北京ロンドン鉄道旅1】旅の始まり / 中国・北京 → 中国・二連浩特(エレンホト)

日本からイギリスのロンドンに行く場合、ほぼすべての人が飛行機での移動を選択するだろうし、それしか選択の余地がないと考えているだろう。もちろん船や鉄道で行けなくはないことを知ってはいるが、それらのルートを思い浮かべる人は少ないはずだ。

今回は、中国・北京から英国・ロンドンまで鉄道で旅をするルートをご紹介したいと思う。旅の経由地は、北京 → モスクワ → キエフ → ワルシャワ → ベルリン → ハンブルグ → アムステルダム → ブリュッセル → ロンドンとなる。今回は中国・北京から中国・二連浩特(エレンホト)までのルートをレポートする。詳細は以下のとおり。
 
・事前に用意しておくもの / ロシアビザ
ロシアに渡航する場合、通常ならばあらかじめ旅行代理店経由で飛行機やホテルの予約をしておかなくてはならない。そうしないとビザを手に入れることができないのである(自由気ままな自由旅行ができない)。しかし、鉄道でモンゴルからロシアに入る場合、ビザ入手のためにホテルやチケットの予約をしておく必要はない。今回は、旅行代理店に陸路入国であることを伝え、ビザだけを入手した。
 
・北京~モスクワの鉄道チケットは旅行代理店で入手
前回モスクワを目指した際は北京駅の外国人用窓口で鉄道チケットを購入したが、今回は日本にいながら北京の旅行代理店(日本語可)にお願いをして鉄道チケットを購入した。いちばん高額な座席で6477元(約8万円)で、それプラス手配料を代理店に払う。モスクワ行きの列車は週に2回ある。
 
・各駅の出発時刻(時刻は現地時間)
~1日目~
北京(中国) 07:45
長家口南(中国) 11:13
大同(中国) 14:15
集寧南(中国) 16:09
朱日和(中国) 18:34
二連浩特(中国) 23:59
~2日目~
ザミンウド(モンゴル) 01:40
ウランバートル(モンゴル) 13:50
スフバートル(モンゴル)) 22:05
ナウシキ(ロシア) 23:01
~3日目~
ウランウデ(ロシア) 03:40
イルクーツク(ロシア) 11:05
ジマ(ロシア) 15:13
イランスカヤ(ロシア) 23:34
~4日目~
マリンスク(ロシア) 10:23
オムスク(ロシア) 23:56
~5日目~
チュメニ(ロシア) 07:02
スベルドロフスク(ロシア) 12:08
バレジノ(ロシア) 21:37
~6日目~
モスクワ(ロシア) 14:28
 
・駅でカップラーメンを買いまくる
筆者は国際列車が出発する2日前に北京に入り、ホテルにやってきた旅行代理店のスタッフからチケットを受け取った。「少なくとも発車時間の1時間前には駅にいたほうがよい」とのことだったので、念のため6:00に北京駅に。入り口で持ち物検査をしてから駅構内に入り、国際列車の待合ホールでカップラーメンやら飲み物を買う。あとで知ったが、チケットにはランチとディナーがついていた……。
 
・乗る
時刻が近くなると、美人の駅員さんが「乗る人はこちらにどうぞーッ!」と言って切符とパスポート(ID)のチェックする。改札から国際列車専用のホームに行くと、すでに列車が! ちゃんと「北京→モスクワ」と書いてある。なかなかの感動である。切符を見せて乗車すると、シックでエレガントなデザイン。
 
・退屈だけどワクワク
筆者の個室には下段と上段があり、定員2名。結局モスクワまで他の客は来なかったのだが、モンゴル人のインチキ商人がたまに遊びにやってきた(それはまた別のお話)。列車に乗って1時間もすると、風景が田舎に。何もすることはないし、退屈だけど、なぜかワクワク。不思議な時間が夜まで続く。
 
・諸情報
どの車両にも熱湯が出るポットがあり、カップラーメンやお茶を作ることができる。夏は冷房、冬は暖房がきいているが、車両によって壊れていたり仕様によって動かなかったりするので注意(とはいえ注意のしようがないが)。コンセントがあるのでパソコンや充電が可能だが、時間によって通電が止ることもある。ケータイの電波は3Gがガンガン届く。日本キャリアの海外パケット使い放題も可能。
 
・食堂車
鉄道チケットにはランチとディナーの券がついているので、決められた時間帯に食堂車にいくと食べられるが、料理の内容は期待しないほうがいい。有料で注文することも可能で、ビールや酒を飲むこともできる。支払いは人民元やドルが可能(当然だがカードは使えない)。中国・モンゴル・ロシアごとに食堂車の料理が変化し、ロシア国内に入ると食堂車の車両もロシア仕様になる。
 
・中国とモンゴルの国境
深夜、中国側のモンコル国境の町・二連浩特に到着。ここで荷物検査と出国手続きをする必要があり、乗客は全員駅の待合室に移動して待機する。車輪の変更もやるので1時間以上の待機となる。お土産屋があり、日本人からすると激安なので、筆者はバナナやらヨーグルトやらお菓子やらドリンクを購入。
 
・美人公安警察
以前この駅にきたときはイカツイ感じの公安警察職員に「なにしに行くんだ?」とか「この中身は何だ!?」とか聞かれまくった上に、パソコンの電源を入れてデータを見せろとまで言われたが、今回は日本語を話せる親切な男性職員と、モデルでもおかしくない美人職員が対応。もしかすると、この列車に乗って国境を越える日本人が増えているのかもしれない。深夜の出国手続きをして列車に戻った筆者はモンゴル国内へと進む。
 
関連記事: 北京から鉄道でロンドンに行く / 北京~モスクワ~ハンブルグ~アムステルダム~ロンドン
Correspondent: Kuzo


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【グルメ】ロシアのサブウェイで食べてみた / どうしてヨーロッパはこんなにパンが美味しいの?

【グルメ】ロシアのサブウェイで食べてみた / どうしてヨーロッパはこんなにパンが美味しいの?

世界中どこにでもあるファストフード店といえば、サブウェイだ。実はマクドナルドよりも店舗数が多く、「サブウェイの角を曲がったらサブウェイがあった」なんてこともあるらしい。それだけ地域住民に愛されているファストフード店ということなのだろう。

今回は、ロシアの首都・モスクワのキエフ駅にあるサブウェイに行ってみた。ここの従業員は中華系のスタッフで、みんな明るくてフレンドリーなうえ、とってもおしゃべり好き。日本人客が珍しいのか、いろいろと質問されつつ注文した。

「オススメのサンドウィッチをください」とお願いしたところ、肉とマスタードのサンドウィッチを作ってくれた。その場で食べようと思ったが列車の出発まで時間がなかったため、持ち帰りにしてもらって車中で食べた。

やっぱりウマイ。どうして「やっぱり」なのかといえば、鉄道で中国からモンゴルを経由してロシアに入ったのだが、ロシアに入ってから食べたパンがどれも美味しいのだ。ロシアは、イースト菌を使わないマクドナルドのハンバーガーも絶品だった。小麦の美味しさが十二分に出ていて、香ばしさを強く感じるのである。

ちなみに、ロシアでは歩道の地面に広告が描かれており、サブウェイの広告もあった。なるほど、この広告が示す方角に歩いていけばサブウェイがあるわけだ。ロシアに行ったらボルシチもいいが、サブウェイも忘れずに食べておこう。最後に、サンドウィッチの写真をうまく撮れなくてごめんなさい。
 
Correspondent: Kuzo


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誰だよチュニジア人にこの歌を教えた日本人(笑)

誰だよチュニジア人にこの歌を教えた日本人(笑)

映画『スターウォーズ』の主人公ルーク・スカイウォーカーが暮らしていた、タトゥイーン星の家。広大な砂漠に穴を掘って作られたその家は、非常に独特で印象的だ。『スターウォーズ』を見たことがある人ならば、その家が記憶に残っているはず。

ルークの家はアフリカ大陸・チュニジア国のマトマタという地域に実在し、現在はホテルとして使用されている。そこで旅行ガイドをしている青年が、日本人に教えてもらった歌を披露してくれた。その歌とは……。

その歌は、『おさかな天国』。全国漁業協同組合連合会がキャンペーンソングとして1990年代に作ったもので、2000年代になってからブレイクした曲だ。どういう経緯でこの歌を教えてもらったのか不明だが、『スターウォーズ』の聖地でこの歌を聴くとは思わなかった……。

ちなみに、彼は観光客相手のガイドをしているが、2か月間も仕事の依頼がないという。もし現地で『おさかな天国』を歌う彼に出会ったら、ガイドをお願いするといいかもしれない。
 
Correspondent: Kuzo


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