為末さんと懐かしの「オリンピックゲーム」で対戦!! 手加減一切なしで笑った

為末さんと懐かしの「オリンピックゲーム」で対戦!! 手加減一切なしで笑った

ロンドンオリンピックの公式飲料、「glaceau vitaminwater」(以下:グラソー)の応援ラウンジが東京・渋谷にオープンした。ラウンジの地下には、あの懐かしい「オリンピックゲーム」が常設されており、誰でも遊ぶことが可能だ。はたしてアスリートは、このゲームでも高得点を取ることが可能なのだろうか?

オープンに先立って行われたイベントに、元陸上選手の為末大さんがゲスト参加していたので、佐藤記者は編集部の制止を振り切って、一方的に挑戦状を叩きつけたのである。「為末さん、俺と勝負だッ!」、この発言にポカーンとする為末さんだったのだが、申し出を快諾してくれた。そして行われたハードルの勝負で、為末さんは持ち前のゲーム能力を発揮し、佐藤記者を完膚なきまでに打ち負かしたのである。
 
勝負前に為末・佐藤両氏はウォーミングアップを行った。100メートル、幅跳び、槍投げなどの種目で、ゲーム感覚をたしかめるふたり。すでにその差は歴然で、立ち会った人々は、「佐藤さん、やめておけばいいのに」と心のなかで思ったに違いない。何しろ佐藤記者はゲームが下手すぎて、ファールやフライングを連発する有様。立ち会った記者(私)は、選手交代で勝負したかったくらいだ。

腑抜けな佐藤記者と相反して、為末さんは小学校の頃に培った腕前を次第に取り戻し、高記録を連発。きっと「楽勝」と思ったに違いないはず。しかし手加減する気配は一向に見せなかった。さすが世界で活躍する男、相手が小者であっても、全力で狩る猛獣のようである。

そして、いざ勝負! シグナルが鳴って二人のキャラが駆け出したかと思うと、佐藤記者はいきなり転倒。即効で勝負アリだったのである。佐藤記者の失態をよそに、為末さんはなおも爆走し、圧倒的大差で勝利したのだ。

ゲーム終了後、佐藤記者は「今日はちょっとフィールドのコンディションが……」と意味のわからない言い訳をしていた。かたや為末さんは、大勝しても握手を求め、勝負そのものを称えた。さすがはスポーツマン、世界的アスリートは心持ちが大変清々しい。負けた悔しさで醜い顔が一層醜くなっている佐藤記者とは大違いだ。

勝利した為末さんには、当編集部からオリジナルTシャツをプレゼント。思いのほか喜んで頂けたようで、為末さんはゲーム終了時にTwitterで、「ロケットニュースTシャツgetなう」とつぶやいている。

「次こそは負けない!」と息巻く佐藤記者。次なんかある訳ねえだろッ! という訳で、アスリートはゲームでも圧倒的に強いことがわかった。それにしても為末さん、少しくらい手加減して頂いてもよかったんじゃないでしょうかねえ……。

Photo:Rocketnews24


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