女性の皆さん。男性から、会った当日に「付き合おう!」と正式交際を申し込まれて、「今日あったばかりなのに……」と面食らった経験はありませんか? また、まだ交際がスタートして一週間も経っていないのに、「俺たち、結婚するかもしれないね」と、だいぶ先の未来予想図を語る男性も存在します。そのほか、「○○を食べに行こう」とか「○○に行こう」など、数えきれないくらいのデートプランを提示されることもありますよね。
上記のようなアプローチを受けて、いやな気分になる女性はいないはずです。ほとんどの女性は、悪い気はしないでしょう。元々女性はロマンティックな性分です。出会った当日に申し込まれた交際にも、「運命の赤い糸で繋がっていれば、こういう始まり方もあるかもね」と疑問を抱かず、簡単に股を開いてしまう女性もいるでしょう。結婚を匂わせる言葉にも、「スピード婚もありえるかもしれないわ」と期待に胸を膨らませ、そこへ行き着くまでにも様々なデートコースが用意されているのかと思うと心が弾みます。
しかし、実際に交際スタートしてみると、釣った魚にやるエサは無いとばかりに、放置されることのほうが多いですよね。結婚話なんて夢のまた夢、あれほど多く提示されたデートプランもそのほとんどが実現されず、週末にどちらかの家でゴロゴロするだけ……というケースが目立ちます。
そのため女性は、「交際前(もしくは交際初期)の、あの甘い言葉は嘘だったの?」と憤慨します。しかし、決して男性は嘘をついているわけではありません。「真剣交際しよう」という言葉も、結婚に向けた話題も、魅力的なデートプランも、その時の本心から出た発言なのです。
男性は、即断即決の性分です。動物界を思い浮かべてください。一定の繁殖期に群れの中で繁殖行動をする際、「どのコにしようかなぁ、あのコもいいし、このコもいいし……」と迷っていては、他のオスに先を越されてしまいます。そのため、ビビビときた瞬間に、「好きだ、結婚しよう!」と求愛する本能が身についていると考えられます。
「動物のオスと人間の男性は違う!」と思うかもしれませんね。では、人間の男性に限った例を挙げましょう。原始時代に狩猟を担当していた男性は、即決即断が日常茶飯事でした。獲物に出くわした瞬間に、「このサイズのマンモスなら、うちの家族分の夕食にはなるぞ。でも、隣近所へのお裾分けが……」とブツブツ考え込んでいては、生命の安全に関わります。まずは獲物をしとめ、「このマンモス、よく見ると不味そうだから持ち帰るのはやめておこう」などの判断は、後から考えるスタンスです。
「原始時代と現代男性は違う!」と思うかもしれませんね。では、現代男性に限った例を挙げましょう。男性は、用を足す際も、大か小か先に決めておかなければなりません。大なら個室に入り便座に腰をおろし、小なら立ったまま用を足します。女性のように、座ってから「小のつもりだったけど、ついでに大も出そうだわ」ということが出来ないのです。
以上を踏まえ、男性が即断即決スタンスということはご理解頂けましたでしょうか? 即断即決な男性は、恋愛に際しても、「好きだ! 付き合おう!」、「結婚も視野に入れよう」、「色んなデートに連れていってあげるよ!」と、思いついたことをどんどん発言してしまうのでしょう。ですが後になって、「真剣交際するほど好きってわけじゃなかったかも」や「よく考えたら結婚は当分考えられないなぁ」、「しみじみ思えば、デートって面倒くさいよなぁ」ということに気付くのです。
男性としては、悪気があっての言動ではないので、「交際前(もしくは交際初期)の、男性からのマニフェストは、実行されなくて当たり前」程度に聞き流しましょう。政治家のマニフェストと同じですね。不条理と思うかもしれませんが、後々気持ちがラクですよ。
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オリジナル記事: 【三十代女子の恋愛奮闘記】交際前(交際初期)の男性からのマニフェストは守られなくて当たり前!?
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