ワンちゃんと遊ぶときに使うオモチャ。口に咥えるのにちょうど良い大きさのボールだったり、軽く握るとギューギュー音がするフィギュアだったり。無邪気にオモチャで遊ぶワンちゃんたちの姿は本当に愛くるしい!
そのうち、オモチャの名前を口にしただけでシッポをブンブン振るようになることも。これって、モノと言葉とがちゃんと関連づけられて認識してるってことですよね。ワンコ、スゴイなあ。ところがよくよく調べてみたところ、認識の仕方が人間とは違うということが判明したそうなのです。
イギリスのリンカーン大学の研究チームが発表した結果によると、犬たちが言葉と物を結びつける際の優先事項は、人間と大きく異なっていることが判明。人間にとっては「形」が重要な識別要素なのに対し、犬には「大きさ」と「質感」がより大事なのだそうです。
例えば、「ボール」という言葉を覚えさせるためにテニスボールを使うとします。大きさも形も様々なほかの物のなかから選ぶ場合、人間の赤ちゃんはまず「丸いもの」がボールだと認識。ところが犬の場合は、「小さくてフワフワしたもの」をボールだと認識するのです。
今回の実験に協力してくれたのは、5才のボーダー・コリー犬ゲイブルくん。簡単なトレーニングの後に彼がまず認識したのは「大きさ」。そしてトレーニングを重ねるにつれて、「質感」を認識するようになったそうです。
犬が単語を覚えることは分かっていましたが、その覚え方が研究されたのは意外にも初めてなのだとか。責任者エミリー・ヴァン・ダー・ジー教授によると、「あなたが犬に”ボールを取ってきて!” と言うとき、あなたとあなたの犬は全く違うイメージを思い描いている可能性があるんです」とのこと。
人間の最良の友の頭の中がまた1つ解明されたのは嬉しい限り。飼い主の皆さんには「なるほど!」とうなずけるところがあるのでは?
寄稿:Pouch
参照元:dailymail.co.uk(英文)
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オリジナル記事: ワンコがモノと言葉とを結びつけるとき、形よりも「大きさと質感」を重視しているらしい!
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