【三十代女子の恋愛奮闘記】非料理女性が円満交際を続けるコツとは?

恋愛において、女性が料理上手であることの重要性は、本や雑誌で繰り返し説かれていますよね。「料理を制するオンナは恋愛を制する」とばかりに、華やかかつ凝った料理のレシピがこれでもかというくらい紹介されているのをしょっちゅう見かけます。

また、男性陣から「女性宅のキッチンに、調理器具や調味料が少ないと引く」などの手厳しい声も聞こえてきます。女性が、男性に対して最低限の経済力を求めるとの同じように、男性は女性に対して最低限の料理能力を求めるもの、という風潮ですが、いっさい料理をしないことで円満交際をキープしている女性も少なからず存在するのです。

カレとのデートは基本的に外食で、自宅でまったりしたい時もケータリングを利用し、お泊まりの翌朝、珈琲くらいは出すけれど、朝食を食べる場合は外のカフェに出る……。モテテクの王道からはかけ離れた行動ですが、そういった「非料理女性」に限って、彼氏との交際が順調だったりするものです。非料理女性が円満交際を続けられる秘訣は、いったいどこにあるのでしょうか?

■女性の「料理できます」アピールに疲れている男性が急増中!?
先にも述べたように、「料理を制するオンナは恋愛を制する」という風潮のため、飲み会でも合コンでもやたら「料理できます!」アピールをする女性が急増していますね。趣味を問われると「料理」とか「パン作り」と口を揃え、得意料理は肉じゃがからキッシュまで、「家庭料理もホームパーティー仕様もお任せください!」と言わんばかりのドヤ顔。そう、料理できますアピールは、「私って家庭的でしょアピール」にもつながるため、男性には「結婚を急かされそう」という恐怖心が芽生え、逃げ腰になってしまうのです。

■他人の家のゴハンが食べられない男性が急増中!?
以前、とあるバラエティ番組で、某お笑い芸人さんが「友達の母ちゃんが握ったオニギリが食べられない」と発言し、大ブーイングを受けていました。しかし公言せずとも、同じ考えの人は少なくありません。自分の母親が作った料理には抵抗はないが、他人の家のゴハンが苦手……。カノジョといっても他人ですから、「出来れば作ってほしくない!」というのが本音なのでしょう。彼らは決してマザコンではありません。カノジョを愛していないわけでもありません。単に、他人の作ったゴハンが苦手というだけなのです。

■料理しない女=ミステリアス!?
料理を作らないことは、家庭的な部分を見せないということです。それは、「自分の手の内をまだ全部見せていない」ことにもなりますから、カレにとっていつまでもミステリアスなオンナであり続けられるというメリットがあります。また、料理を作って家庭的な部分を見せることは、関係性を落ち着かせてしまうので、男性が刺激不足を感じて、外に目が向かってしまう原因にもなりかねません。

ほとんどの女性が、「料理できます!」アピールをする時代の流れに逆らって、あえて非料理スタンスで勝負するのも一興ですよ。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ


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