人類の新たなフロンティアであり、壮大なロマンあふれる宇宙! その宇宙でなんともロマンチックな映像がNASAの人工衛星により撮影され話題となっている。
NASAの人工衛星がまるでヨーロッパの舞踏会に出てくる仮面のような天体を激写したというのだ。色といい形といいまるで『オペラ座の怪人』のようだと話題になっている。
オペラ座の怪人は1909年に発表された小説だ。世界中で何度も映画化やミュージカル化されており、読んだことがない人でもあの仮面のイメージはお持ちなのではないだろうか。
公開された天体の映像を確認すると、確かにオペラ座の怪人・ファントムのマスクにそっくり。中心部から噴出すジェット、そして揺れる様子はまるでファントムの嘆きのようである。
この天体を激写したのはNASAの人工衛星チャンドラX線観測衛星だ。天体は地球から約1000光年離れた“ほ座”にある“ほ座パルサー”だ。ほ座パルサーは中性子星と呼ばれるもの。大きな質量の恒星が超新星爆発を起こした後の最晩年の姿だ。
星の最後の姿。そして、この中性子星は後にブラックホールになると考えられている。ほ座パルサーもそうなるのだろうか……そう思うとより一層美しく見えるようである。
なお、ほ座パルサーは1秒間に11回の速度で自転しているが、同時に振動もしている可能性があるという。振動が確認されれば世界初の発見となるそうだ。
参照元: Youtube UKDailyMail、NASA(英語)
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オリジナル記事: 【NASA映像】 宇宙で『オペラ座の怪人』が激写される
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