米政府ホワイトハウスが市民の声に対して、真面目かつユーモアを交えて回答し、話題になっています。
2012年12月中旬、米政府に映画『スターウォーズ』に登場する宇宙要塞「デス・スター」を建造して欲しいという請願が届けられました。少数の意見であれば、政府も真剣に取り合うことはなかったかもしれません。しかし署名は3万人分を超えたため、正式に回答することになりました。
米政府の回答はまさに正論。署名した人たちも納得せざるを得ないものでしょう。
・「デス・スター」建造請願に対する米政府の回答
「デス・スターの建造には、85京ドル(約7580京円)かかると試算されます。われわれは赤字を縮小するための努力をしているため、これ以上を増やす余地はありません」
「政府は惑星を破壊することに支持しません」
「われわれはなぜ、一人乗り宇宙船に存亡を左右されるような基本的欠陥を有する要塞に、税金をつぎ込まなければならないのでしょうか?」
以上のような理由から、デス・スター建造はしないと正式に発表しています。
建造にかかる費用にビックリ。しかし今回却下した理由がなかなかユニークです。映画で主人公ルーク・スカイウォーカーが搭乗した宇宙船(Xウイング)に破壊されることを引き合いに出し、「基本的欠陥」と指摘している点は秀逸。これなら映画ファンも納得するしかないでしょう。
市民の声に真面目に、しかも面白く向き合う姿勢は見事と言わざるを得ないでしょう。もしも日本政府に「宇宙戦艦ヤマト」や「ガンダム」を作ってくれるように、真剣にお願いをしたら、このような回答が得られるのでしょうか?
参照元:the WhiteHouse(英語)
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オリジナル記事: デス・スター建造請願に対するホワイトハウスの回答が秀逸! 回答「一人乗り宇宙船に破壊される要塞は作らない」
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