「頑固」をウリにしている飲食店が多々ある。店がみずから頑固をウリにしていなくても、「あそこは頑固親父の店だから」とウワサされる名店もある。だが、これだけは勘違いしないでほしい。「頑固」と「こだわり」はまったくの別物である。
「頑固」イコール「こだわり」だと思っている飲食店や客が多いようだが、「頑固」は性格的な「難」でしかなく、接客態度としては最悪だ。客がオドオドしながら食べていたり、緊張しながら食べている店がある。だが、そんな店は単に店主の接客態度が悪いだけだし、「味へのこだわり」と頑固は無関係で別物である。
悲しいことに、性格が悪くても常人では作れない美味しい料理を作るセンスを持った人がいる。残念だが、性格の良し悪しと味のセンスにつながりはないのだ。そういう店でも繁盛している店があるが、「頑固親父の店」ではなく「店員の性格は悪いが美味しい店」と表現したほうがいい。
ちなみに、みずから「頑固親父の店」をウリにしている飲食店は、たいてい頑固じゃなくてむしろ優しい。余談だが、メニューに「裏メニュー」として料理名を掲載している飲食店があるが、その時点でもはや裏ではない。
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オリジナル記事: 【グルメ】態度が悪い飲食店に言いたい / 断言するが「頑固」と「こだわり」はまったくの別物
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