アリ! アリ! めちゃアリ!! そう思わずにはいられない商品が、2020年6月22日より日清食品から発売された。ずばりNEWどん兵衛がそう。これまで汁なしこそ存在していたものの、冷しぶっかけスタイルのうどんが出たのだ。
冷しぶっかけうどんはこれから暑くなる時期にピッタリな上、天下のどん兵衛となれば避けては通れない。ということで、最寄りのスーパーでゲットして食べてみた!
・どん兵衛史上初
どん兵衛「汁なし冷しぶっかけうどん」は税抜138円(スーパー価格)。パッケージには「史上初」の文字がプリントされており、冷しぶっかけうどんに対する力の入れ具合が伝わってくるようだ。開封すると、中にはふりかけと後入れ液体つゆが入っていた。
ではでは、さっそく作っていくとしよう……と言いたいところだが、カップ麺らしく手順は簡単。まずはいつも通りにお湯を入れて5分待つ。そして湯切り口から……
お湯を捨て〜の
冷水を入れ〜の
捨て〜の
この冷水を入れて捨てる作業を3回。たったそれだけと、ものの10分あればOKだ。あとは付属のふりかけと液体つゆを入れたら……
完成!
汁がないのは見慣れないが、麺は確かに慣れ親しんだどん兵衛のもの。しっかりつゆを絡ませ、一口食べてみると……これはめちゃアリ!!
というのも、ツルっとしていてコシのある麺はどん兵衛らしさを残しつつ、つゆも計算しつくされたような濃さでこれぞぶっかけ! 食べる前は「ノーマルのどん兵衛の方がウマいだろうな〜」と思っていたのに、あっさりとハードルを乗り越えてきたではないか。しかもしかも!!
温冷どちらでも食べられる仕様だからありがたい。買っておいたのに「今日は冷しの気分じゃないなぁ」なんて時もあるだろう。しかし、この商品なら大丈夫。温調理だと冷水の流れを省けばOKとのことだから、もはや最強のどん兵衛が誕生した……と言ってもいいかもしれない。
・氷があるとなおよし
もうこのままでも十分ではあるが、個人的にぶっかけうどんはヒンヤリしていた方が美味しい。ということで、「カップ麺ですべてが完結する」という日清食品の気持ちを尊重しつつ、容器に氷をインしてみることにした。すると……
はい、飛び級合格。すでにウマかったのに、麺がさらに締まって完成度が増した。さらなる高みを目指す場合、ザルなどを使ってしっかり冷すといいだろう。これはアリもアリだな〜、ウン。
・マルちゃんの冷しそばと比べてみた
ちなみに、スーパーの棚でどん兵衛の近くにマルちゃんの「冷しぶっかけたぬきそば(税抜138円)」が売っていたので食べ比べてみたところ、より「どん兵衛」のウマさが際立つ結果になった。そばもウマいのはウマいのだが、ボソボソした感じがあったのが気になった。
おそらく、日清食品が力を注ぎまくって完成したであろう どん兵衛の「汁なし冷しぶっかけうどん」。この夏に力強い味方となるカップ麺と断言できるので、気になる方は試してみるといいだろう。もう一度言うが、これはアリ。めちゃアリだ!