7月23日は「天ぷらの日」らしい。調べてみると、1年で最も熱くなる「大暑の日」を「天ぷらの日」としていて、夏の暑さに負けないように天ぷらを食べて元気を出す日のようだ。んで、その流れのまま毎月23日が「天ぷらの日」となったのだとか。ウソだろ毎月やってんのかよ。
それはさておき、せっかくの「天ぷらの日」だから、思い切って珍しい食材を揚げてみることにした。ズバリ何を揚げたのかというと、ペヤングだ。だって、ペヤングをかき揚げにしたら絶対に美味いでしょ。思いついた瞬間、鳥肌が立ちましたよ……クックック。震えたまえ、天ぷら業界。
・ペヤングかき揚げ
──というわけで、さっそく「ペヤングかき揚げ」を作っていくぞ。大まかな流れとしては、完成させたペヤングに、衣をたっぷりとつけて揚げる、以上だ。簡単なうえに、注意点やコツも特にないので、興味があれば是非チャレンジしてみてほしい。
ご存知の通り、ペヤングは約3分で完成する。そのまま食べてももちろんウマいが……
テキトーな量を取って、衣をたっぷりつけてから……
すべらせるように油の中へ投入!
ちなみに「かき揚げリング(ダイソーで買いました)」があれば、キレイな形で揚げられるからおすすめ。天ぷら鍋は、以前に紹介した「ミニミニ天ぷら鍋」を使っているぞ。少ない油でコンパクトに揚げられる優れモノだ。
さあ、周りが固まって泡が小さくなってきたら出来上がり。どの角度から見てもウマそうなかき揚げの完成である。食べる前だが、この姿が「ペヤングの最終形態」と言っても良いのではなかろうか。あまりにも見事なビジュアル、天ぷら業界を震撼させてしまったかもしれない。
そのまま食べてもOKだが、今回はあえて「かき揚げうどん」にした。麺の上に麺、斬新以外の何物でもない。まるで遊び心のあるシェフのよう、料理は五感に訴えかけるエンターテインメントなのだ。美味しいだけじゃ物足りないって、どこかで聞いたことがあるんですよね。
さっそく食べてみると……ほほう、なるほど。これはアレだな、完全にベビースターだな。ペヤング風味のベビースターだな。言われてみれば、当たり前の結果である。ただただ、ベビースターの固まりが完成しただけ。そういえば、これの小さいやつ売っていたような……。
というわけで今回は、奇抜さを狙ってペヤングをかき揚げにしたものの、結果的に「丸かじりベビースター」のちょっと大きいやつが完成しただけであった。まあでも簡単だし美味しいから、文化祭とかで販売したら行列ができる……かもしれない。学生諸君はぜひ覚えておいてくれ!
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.