2012年、北朝鮮を旅行した際に平壌最大の高層建築物・主体思想塔にのぼることになった。指導員とガイドさんとともに塔を訪れた筆者(私)は、そこで案内をしている女性と一緒にエレベーターで最上階へと向かった。ただでさえ極寒だったが、最上階はさらに極寒! カメラを持つ手の感覚がなくなり、動かすことさえ難しい状態に。
それでも撮影をせねばと必死になって写真と動画を撮影。大気に砂が待っているのか、それとも光化学スモッグなのか、または単なる霧なのか、都市全体がモヤッとしていたのが印象的だった。しかしよく考えれば東京もこんなものか?
建物で気になったのは、貧富の差だ。近代的なビルがあると思いきや、壁で囲まれた地域があり、そこにはお世辞にも普通の家とは言えないボロボロの家が長屋のようになってたくさん建っていた。あそこにはどんな人たちが住んでいるのだろうか? 普通の観光客では絶対に行けないだろう。
北朝鮮は見えない部分が多すぎる国だ。ひとつひとつ「事実という真実」が表に出て、そこで暮らす人々、そして周辺諸国の人々が平和に暮らせる日がやってくることを強く願ってやまない。
Photo&Traveler: Kuzo
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オリジナル記事: 【動画あり】北朝鮮・平壌の主体思想塔にのぼってみた
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