【三十代女子の恋愛奮闘記】「付き合おう」という言葉がない場合は付き合っているとは言いません

「しょっちゅうメールしたり電話したり、デートもするしお泊まりもする。でも、『付き合おう』という言葉がない」というお悩みをかかえている女性、非常に多いです。「好き」とか「愛している」という言葉以上に、交際宣言がないと、ほとんどの女性は不安になってしまうようですね。いわゆる、「これって、付き合っているのかな?」という状態です。

「お相手の男性に、『私たちは付き合っているの?』と聞けばいいではないか!」と言う人もいるかもしれませんが、恋する乙女たちは怖くてそんなこと聞けません。というわけで、代わりに私がお答えしますね。

「俺たち付き合おうぜ!」という言葉がない場合は、付き合っていません。極論ですが、交際宣言をせずに特定の女性とイチャイチャ・チョメチョメしている男性たちのほとんどは賛同するでしょう。

なぜ彼らは、イチャイチャ・チョメチョメしておきながら、「付き合おう」という言葉を言ってくれないのでしょうか? それは、男女交際に限らずなのですが、言葉に出してしまうことで、その物事にリアリティが生まれてしまうからです。

「二人は交際している」という事実の現実味がぐっと濃くなります。そして、そのことによって様々な責任が生じてきます。交際しているのだから合コンに行ってはいけないという責任・交際しているのだからマメにメールしなければならないという責任・交際しているのだから同棲や結婚など未来について考えなければならない責任etc……。面倒くさいですね。

その点、「付き合おう」という言葉さえ出さなければ、二人の関係性は曖昧な状態で保てるので、合コンにも行けるし、「寂しいぉ」「会いたいぉ」などのくだらないメールはスルー出来るし、将来を展望することもなく「今」が楽しめます。

「そんなのズルイ!」という言葉が聞こえてきそうですね。確かに、誰に対しても曖昧な態度をとる風来坊男性も存在しますが、それはごく一部。ほとんどの男性は、心から向き合いたい・俺一人の女にしたい! と思える女性には、きちんと交際宣言をするものですよ。

ということは、貴女がまだ彼の中で、きちんと交際宣言をするレベルに値しない女性である、ということになります。残念ですが、これは事実です。よって、彼からの「付き合おう」という言葉を引き出そうと、あの手この手を使ってもムダということになります。彼を変えるよりも、貴女が「きちんと交際宣言をするレベルに値する女性」にならなければ現状は変わらないでしょう。

同じことは、付き合いの長い カップルにも言えます。もう何年も付き合っているのに、なかなか男性のほうから「結婚しよう」という言葉が出ず悩んでいる女性も少なくありませんね。かと言って、自分から「結婚する気ないの?」とは怖くて聞けないという状況です。

これまた同様に、私が代わってお答えしますね。「結婚しようぜ」という言葉が出ないということは、彼に結婚する意志がないと解釈したほうがスマートでしょう。もちろん、「もう少し貯金が貯まったら」とか「仕事に区切りがついたら」という理由があるのかもしれませんが、いずれにせよ今は結婚する気がないから「結婚しよう」と言わないだけのこと。

さて、どうしますか? 貯金が貯まるのを待ちますか? 仕事に区切りがつくのを待ちますか? それとも、様々なワナをしかけてプロポーズさせますか? 全部ムダです。なぜなら、それらの行為は彼を動かそうとしているから。10年連れ添った彼氏だろうと他人は他人。他人を変えるって、けっこう難しいものですよ。

それよりは、自分が変わったほうが手っ取り早いですよね。貯金や仕事などの言い訳に関係なく彼が結婚したくなるような女性になりましょう。
 
コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ


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