あなたは「怪奇現象」を信じるだろうか。あまりにも常識では考えにくいことが起こるためどうしても信じきれないという人がほとんどではないだろうか。
驚くべき映像がYoutubeにアップされている。2002年、ドイツのある遊園地が閉園となった。遊具は取り壊されることなく11年間置き去りにされたままだ。だが、その中にある観覧車が11年間回り続けているというのだ。
この信じがたい様子は動画「The Abandoned Ferris Wheel Spins Anyway」で確認することができる。
「幽霊観覧車」があるのは、ドイツのSpreeparkという遊園地。1969年にベルリンの旧東ドイツ側で開園。東ドイツ唯一の遊園地だった。東西ドイツ統合後も多くの市民が訪れていたそうだ。
しかし、2002年に経営破たんし閉園。経営者らは国外に逃亡。それ以来、2011年まで一般人が立ち入ることのない廃墟遊園地だった……はずなのだが、なぜか中の観覧車は誰のためともなく回り続けているというのだ。
確かに動画では観覧車は静寂の中、キシキシ……と、ゆっくりだが確実に同じリズムを刻んで回り続けている。風で動いているだけだと思いたいが、撮影者によると持ちこんだビデオカメラとパソコンが壊れてしまったという。
これは薄気味悪い。だが見ていると同時になぜか物悲しい気分にもなるのだ。打ち捨てられた、というこの遊園地の歴史がそうさせているのだろうか。なお、2011年からはガイドつきで内部見学ツアーが行われている。観覧車もいつかまた活気あふれる遊園地の姿に戻る日を待って回り続けているのかもしれない。
参照元: Youtube vlogbrothers
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オリジナル記事: 【衝撃映像】ドイツの幽霊観覧車 / 11年前に閉園した遊園地で観覧車が未だに回り続けている
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