何かと嫌われるゴキブリやミミズ、ムカデなどの虫たち。ほとんどの人が、できることならなるべく視界に入れたくないと思うのではないだろうか。しかし世界には、そんな虫たちを食べるコンテストがあるらしい。
ゴキブリなどを食べた数を競う「虫大食いコンテスト」が米国で開催された。そこで誰よりも多くの虫を平らげた男性が直後に死亡し、騒動となっている。
コンテストの主催者は、米国フロリダ州の爬虫類ショップだ。爬虫類のエサとなる虫を食べてもらい、最も多くの虫を食べた優勝者には高価な大蛇が賞品として与えられるという内容だった。ヘビが好きなのか虫が好きなのかは不明だが、ともかく5名の参加者が名乗りを上げた。
参加者の一人であるエドワード・アーチボルトさん(32)。彼はなんと、ゴキブリ30匹、蠕虫(ぜんちゅう、ミミズなどの細長い虫)30匹、ヤスデ(節足動物)100匹を食しブッちぎりの優勝に輝いた。大会を撮影した動画では、エドワードさんの活躍に会場が盛り上がっている様子がとらえられている。ところが彼はその直後、会場を出たところで倒れ、搬送先の病院で死亡が確認された。
主催者は、TV局の取材に対してエドワードさんと遺族に哀悼の意を示した上で、提供された虫はすべて爬虫類の飼料として屋内で飼育され、衛生的に管理されたものだったと説明した。同じものを食べた他の参加者らの健康状態には何の問題もないことから、地元警察は他の死因も十分に考えられるとして捜査にあたっている。
真相解明には司法解剖の結果が待たれる。少しの無茶がこんな結果を招いてしまうとは、何ともいたたまれない。なお、優勝賞品のヘビはエドワードさんの遺品に加えられるそうだ。
参照元:HuffingtonPost(英文)、YouTube chaosrah
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オリジナル記事: 【悲劇】虫食いコンテストで大量の生ゴキブリやミミズを食べた男性が直後に死亡していた
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