「女心と秋の空」という言葉がありますよね。秋の空模様のように、女性の心は変わりやすい・移り気であるという意味です。昔の人はうまいこと言ったものだとつくづく感心させられますが、元々は「男心と秋の空」だったということをご存知でしょうか? 考えても見れば、昔は現代ほど避妊具が発達していなかったでしょうから、ちょっと優しくされたくらいで簡単に股を開いていては、後で泣きを見ることになるのは女性側。もっと昔の「一夫多妻制」の時代には、女心が変わることなどありえなかったのでしょう。
「女心の秋の空」が主流になってきた背景には、女性の社会進出が活発になるにつれ、恋愛に開放的な女性が増えたことが関係しているのでしょう。とはいえ、なんだかんだで「男心と秋の空」のほうがしっくりくるように感じるのは筆者だけではないはずです。
というのも、男性には「賢者タイム」があります。賢者タイムとは、射精直後に興奮具合が急速に鎮静化する現象のことです。自慰行為だろうと女性との性行為だろうと、さっきまであんなにも己の欲望を掻き立てていたオカズや女体にいっさいの関心がなくなります。人によっては、「俺、何やっているんだろう?」とか「サイテーだな、俺って」、「またつまらぬもので抜いてしまった」と、射精したこと自体やさきほどまでの興奮材料に対して、冷めた感情が湧くこともあるようです。
それに対して女性のオーガズム後は、男性の射精のように物理的に体力消耗することがないので、気持ちがガラッと変わることがありません。自慰行為や男性との性行為後に、「アタシ、何やっているんだろう?」とか「サイテーだわ、アタシって」と思う女性は滅多にいないでしょう。
以上を踏まえると、射精のたびに気持ちがガラッと変わる男性は、それが習慣化されているので、射精以外のシーンでも心変わりしやすいと仮定できます。「ラブラブだった彼氏が(女性側に落ち度は見当たらないのに)急に冷たくなった」というお悩みをよく耳にしますが、それは彼氏が「恋愛の賢者タイム」に突入しているからなのでしょう。女性をおとすまでは、無我夢中で行っていた恋愛行動のすべてが急に恥ずかしくなり、一時的に貴女への感情がトーンダウンしているのです。
彼氏が「恋愛の賢者タイム」に突入してしまっている期間は、はっきり言って何をやってもムダです。射精直後に男性のアソコを触るのは、男性にとっては拷問だといいますよね。それと同じです。彼氏は、射精直後のアソコ状態なのです。そこに、「なんでメールくれないの?」や「私のことキライになった?」と質問責めにするのは拷問です。
大丈夫です、射精後しばらく時間を置けばムクムクと復活するように、「恋愛の賢者モード」もそのうち終息します。そしてまた、恋愛に対してビンビンになります。これこそが、「男心と秋の空」です。気持ちが冷めるという意味合いだけでなく、冷めていた気持ちが再燃焼するという解釈もできます。彼氏が「恋愛の賢者タイム」に突入しても、焦らず騒がず、落ち着いて待ちましょう。
●関連記事
- 【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏のケータイを見たい欲は、彼氏のアソコを見たい欲に変換すべし
- 【三十代女子の恋愛奮闘記】恋愛における「がんばる項目」は人それぞれです
- 【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏の仕事が忙しいのはありがたいことです
- 【三十代女子の恋愛奮闘記】リア充いろいろ、非リア充もいろいろ
- 【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏とのマンネリに悩む女性は「裸踊り」を踊りましょう
オリジナル記事: 【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏が「恋の賢者タイム」に突入したら?
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.