イオンやライフのPBワインを飲み比べた → コスパ最強ワインではなく “大人の〇〇” と出会い衝撃を受ける!

いきなりだが、結論から言わせてくれ。プライベートブランドのワインを飲み比べていたら、大人のぶどうジュースと出会ってしまった。

ワインの飲み比べなのに、大人のぶどうジュースってどういうこと? と多くの人が思うだろう。我々記者もその味と巡り合った瞬間、全く同じ思いだった……。

・求めていた “コスパ最強ワイン” がない……

スーパーやコンビニが開発しているプライベートブランド(以下PB)。以前、PBの「第三のビール」を飲み比べたときのように、PBのワインでも美味しい商品を見つけようと、各社が販売しているものを飲み比べていた。

だが、「これぞおすすめのPBワインだ!」というものがなかなかない。不味いわけではないのだが、どれも値段相応の美味しさで、コストコのワインのような予想を上回る味ではないのだ。

・予想外の発見

これは企画倒れかも……と参加者全員が意気消沈ムードのなか飲み比べが終盤にさしかかった頃、笑いが混じったあるひと声がオフィスに鳴り響いた。

「なに、これ! ジュースじゃん!(笑)」

声のもとを見ると、『酸化防止剤無添加ワイン』を持った記者・あひるねこが困惑しながら笑みを浮かべている。

「ワインじゃないな……むしろジュース。大人のぶどうジュースですよ、これ」

となんだか嬉しそうにレビューしているので、他の記者も飲んでみる。すると、あらビックリ! ホントに大人のぶどうジュースではないか!

・アルコール臭が苦手な人におすすめ

思わず一同がニッコリするほど大人のぶどうジュースだったのは、トップバリュの『酸化防止剤無添加ワイン コクのある味わい 濃い赤』とセブンプレミアムの『ポリフェノールたっぷり 濃い赤ワイン 酸化防止剤無添加』

どちらもアルコール感がほとんどなく、ジュースのようにあっさり飲める。その一方で普通のぶどうジュースにはないワインっぽいコクが感じられ、妙に “大人の飲み物感” がするのだ。

あっさり飲める大人のぶどうジュース。ワインとして飲むとガッカリしてしまうが、新しいドリンクを体験する気持ちで飲んでみると、けっこう楽しめるかもしれない。ちなみにロケットニュース内で、純粋にワインとして一番評価が高かったPBワインは、ライフナチュラルの『アデルム オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン』だった。

執筆:ロケットニュース24編集部
Photo:RocketNews24.



【実話】たまたま目撃した「アルコール泥棒」が令和イチ切なかった話

これもご時世なのか──。私、P.K.サンジュンは “それ” を目撃した後、なんともやるせない気持ちになってしまった。つい先日、私は近所のドラッグストアで「法的にはセーフ(?)」だけど「モラル的には完全にアウト」な、アルコール泥棒を目撃した。

あれから数日が経過し、改めて振り返ってみたものの、心に残るのは切なさだけ。いったい誰が悪くて、いつから世界はこんな風になってしまったのだろう? 私はあの時どうすべきだったのか……? 答えをご存じの方は、ぜひ教えて欲しい。

・普通の日常の中で

つい先日のこと。現在、週の半分以上はテレワークで過ごしている私は、お昼ご飯を買いに自宅近所の弁当屋へと足を運んだ。ギラギラと太陽が照り付けるとても暑い日ではあったが、道行く人のほとんどがマスクを着用している。

弁当屋に到着する手前、私の目に留まったのはドラッグストア。「そういや、ティッシュが残り1箱だったな」と思い出し、弁当を買いがてら箱ティッシュを購入していくことにした。誰にでもある、ごくごく普通の日常だ。

店の外に山積みされていた箱ティッシュを手に取り、会計を済ませようと店内に足を向ける私。そのとき目撃した男こそ、今回の主人公「アルコール泥棒」である。

・それは突然に

年齢は少なくとも70代、いや……80代でもおかしくない男性で、背丈はさほど高くない。ハット型の帽子をかぶり、加えてメガネとマスクを着用していた。何も無ければ記憶にすら残らない、どこにでもいそうなご老人だ。

だがしかし、結果的にご老人は私の記憶に強く残った。なぜならば、普通ではなかなかあり得ない「アルコール泥棒」をしでかしたからである。ご老人はドラッグストアの入り口に設置されているアルコール消毒液に手を近づけたかと思うと、ものすごい勢いでヘッドをプッシュし始めた。

これだけならば、単なるアルコール消毒に過ぎない。問題は、その手に数枚のティッシュが確認されたこと。そう、ご老人はその場で手を消毒するためではなく、店のアルコール消毒液をティッシュに含ませて持ち帰ろうとしていたのだ。

・ただの消毒じゃなかった

なぜ持ち帰ろうとしていたのかがわかるのか? もしかしたらティッシュにアルコール消毒液を含ませて、体のどこかを消毒するつもりではないか? この状況だけならば、それらの可能性もゼロではあるまい。だがしかし、ご老人はティッシュに含ませたアルコール消毒液を持ち帰った……。

持参していた、ジップロックに入れて。

ご老人は人目を気にする様子もなく、ティッシュにアルコール消毒液を含ませてはジップロックに放り込み、ティッシュにアルコール消毒液を含ませてはジップロックに放り込む作業を繰り返していた。呆気にとられていたため明確な数は覚えていないが、少なくとも5ターンはしていたハズだ。

やがてご老人はジップロックに封をし、店に入ることもなく立ち去って行った。仮に法的には問題は無かったとしても、モラル的には完全にアウトな「アルコール泥棒」である。ハッキリ言って非常識であり、人として恥ずべき行為であろう。

・切なさしか残らない

ただ私は考えた。「アルコール消毒液が買えないほどお金に困っているのかな?」と。だとしたら、あまりにも切なくはないだろうか? わずか数百円の商品が買えず、恥を忍んでアルコール消毒液をティッシュに含ませていた心情を思うとあまりにツライ。

逆に「単なる図々しい老人かも?」とも考えた。だが、その場合もツライことは同じ。人生の酸いも甘いも知り尽くした、本来ならば敬われるべきご老人が、白昼堂々「これくらいいいだろ!」と開き直っているとしたら、こちらも答えは「切ない」だ。

さらに言えば、このご老人には子供も孫もいて、かつてはそれなりに部下にも慕われていて……なんて考え始めたら、何とも言えぬやり切れなさを感じてしまった。いったい誰が悪くて、いつから世界はこんな風になってしまったのだろうか?

2020年8月某日。令和も2年目を迎えた夏のとある日。あの日、あのとき、あの場所で、あのご老人に私は何かしてあげられただろうか? 結果的には「何も言えなくて……夏」であった。

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【悲報】“ほぼ居酒屋” と化した「やよい軒」でアルコールの販売休止が相次ぐ / 対象は東京都だけ? 実際に問い合わせてみた

定食チェーン「やよい軒」が現在、ほぼ居酒屋のような状態になっていることは前回前々回の記事でお伝えした。生ビールにハイボール、レモンサワーといったアルコール類が、超お得なキャンペーン価格で提供されているのだ。今ならリアルせんべろも夢ではない。ところが……!

そんな「やよい軒」で最近、アルコールの販売休止が相次いでいるらしい。一杯やろうと入ってみたら、セールどころかお酒自体が売られていなかったという絶望の声がSNSに多く寄せられているのだ。そ、そんなバカな……。一体何があったというのか?

・異変

私(あひるねこ)がその知らせを聞いたのは、ちょうど先週末の連休中のことだった。当編集部の中澤から私宛てに、1枚の画像が送られてきたのだ。どうやら「やよい軒」の店頭に掲示された告知POPらしい。そこには以下のように書かれている。

「当店の東京都の要請に伴う対応について

全時間帯において、アルコール類の販売を休止いたします。

何卒ご理解いただきますよう、宜しくお願い致します。

店主」

・青天の霹靂

えええええええええ!? アルコールの販売休止? しかも全時間帯だって!? キャンペーンは8月31日までなのに……そんなの悲報すぎますやん! ただ、POPには「東京都の要請に伴う対応」と書いてある。ということは、それ以外の地域ではキャンペーン及びアルコールの販売を継続しているのだろうか?

確認しようにも「やよい軒」の公式サイトにはそれらしき記載は見当たらない。そこで、直接問い合わせて確認してみることに! 分かったことを以下にまとめてみたのでご覧いただきたい。

分かったこと その1:今回のアルコール販売休止は東京都の店舗だけの話で、東京以外では変わらずアルコール類の販売を行っている。

分かったこと その2:都内でも一部店舗ではアルコール類の販売を行っている。キャンペーンも実施中。販売しているのは以下の11店舗。

巣鴨南口店、葛西店、西葛西店、蔵前店、亀有店、南池袋店、西新宿店、新中野店、亀戸北口店、国立店、町田店

分かったこと その3:販売休止は現時点で8月31日までを予定。

先月30日、東京都の小池百合子知事は都内で酒類を提供する飲食店とカラオケ店に対し、営業時間を午後10時までに短縮するよう要請すると発表した。今回の対応は、きっとその件が影響しているのだろう。

・全部コロナのせい

私が先月行った店舗では、「ごはんおかわりロボ」の導入や各席へのパーテーション設置など、新型コロナ対策は徹底されていたように思う。仕方がないとは言え、かなり激熱なキャンペーンだっただけに残念な話だ。

もちろんこれは東京以外にお住まいの方々には関係のない話であり、先述した11店舗でも変わらずアルコール類は販売中である。ビールやサワーがもっともおいしいこの季節。皆さんには私の分まで “やよい飲み” を楽しんでいただければ幸いだ。

参考リンク:やよい軒
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【驚愕】アルコール激安によって “ほぼ居酒屋” と化した「やよい軒」でせんべろしてみた結果 → 令和最大の衝撃を受けたでござる

前回の記事でもお伝えした通り、「やよい軒」が今、ほぼ居酒屋のような状態になっている。期間限定で生ビールにハイボール、レモンサワーといったアルコール類が超お得な価格で提供されているのだ。ハイボールとレモンサワーに至ってはまさかの税込190円である。やっす!

そこで “せんべろ” でもしようかと、超~久しぶりに「やよい軒」まで行ってみたところ……居酒屋としての使い勝手の良さに改めて驚きつつ、同時に私(あひるねこ)は令和最大とでも言うべき衝撃を受けることになるのだった。マ、マジかよ……!!

・やよいでせんべろ

昨日2020年7月21日より始まったこのキャンペーン。普段は定食の陰に隠れがちなサイドメニューが、いざ飲みモードになった瞬間、コスパに優れた激安つまみとして実力を発揮することは前回お伝えした通りだ。

今回は “せんべろ” ということで、なるべく会計を1000円前後に抑えようと思う。生ビールは小ジョッキが税込290円、中ジョッキが税込390円とそれぞれ100円安くなっているが、先のことを考え小ジョッキにとどめておくとしようか。

・有能揃いのサイドメニュー

キンキンに冷えたビールで喉を潤しながら待っていると、一緒に買った食券の料理が運ばれてきた。定食目的の来店ではほとんど目に入ることがないであろう、サイドメニュー界切っての陽キャ。そう……

フライドポテトである。

ビールとポテトさえありゃあ、後はもうこっちのもんだ。ちなみにこれ、定価で税込170円と地味にめっちゃ安い。やよい飲みには欠かせない名脇役なのだッ。その都度食券を買わねばならないところが少々面倒ではあるものの、お通しも席代も存在しない「居酒屋やよい軒」に隙はない。

ではここで2杯目、ハイボールを投入。

税込190円という鬼安さながら、しっかり中ジョッキでのご登場とは嬉しいではないか。さて、ホントは先ほどのポテトがまだ残ってるんだけど、我が布陣をさらに充実させるため、早々に次のつまみを召喚しておきたい。「やよい軒」の裏番長とでも呼ぶべき鉄板メニュー、玉子焼き降臨!

「やよい軒」の玉子焼きの魅力については、当編集部・中澤による記事が詳しいのでぜひ参照されたし。税込190円とは思えないほどの超優良クオリティーだぞ。激推し! さあ、ハイボールをお冷のように飲み干した後は、本日最後の一杯となるレモンサワーを注文。グッドリズムだ。

一応ここまでの合計額を計算すると、アルコール3杯にサイドメニューが2品で……おおおお! なんと税込1030円なり!! ガチせんべろキターーーーー! この値段でこの満足度は熱すぎるだろ!! 「やよい軒」の本気を垣間見た瞬間である。

・異変

あれ? レモンサワーがまだたっぷりあるのに、つまみはもういいの? 良い質問ですね。でも心配はいらない。「やよい軒」には各テーブルに頼もしい助っ人が常駐していることを、よもや忘れたワケではあるまいな。さあカモン! みんな大好き、やよいの漬物ォォォォォォォオオオオ!!

……え?

つ、漬物……?

・まさかの撤去

その刹那、私の思考は完全に停止していた。「やよい軒」を初めて利用して以来、どれだけの月日が経ったのかハッキリとは覚えていないが、その傍らには常に漬物が入った鉢が置いてあったはず。それが今、テーブル上には漬物鉢の影も形も見当たらないのだ。

よくよく考えると、私が最後に「やよい軒」に来たのは1年以上も前の話である。他のテーブルにも置かれていないところを見ると、おそらくコロナの影響等で撤去されたのだろう。つまりこれは、セルフおかわり自由の最強つまみが消滅してしまったことを意味する。バ、バカな……!

・諦められぬ

漬物よ、二度とキミには会えないというのか? どうしても気になった私は、確認のため、ここでまさかの定食を購入。この機を逃すともう永遠にサヨナラな気がしたからだ。頼む……! 行かないでくれ……!! 果たして定食の中に漬物の姿はあるのか!? 漬物は……!

漬物は……!!

いた。

・遅れてきたヒーロー

小鉢に盛られ、「うっす」みたいな感じでなんか普通に来たぞ。ふざけんな。店舗によって異なるのかもしれないが、ご飯のおかわりは『ごはんおかわりロボ』で、漬物のおかわりは店員さんへの申告制になったようである。なるほど~。

ただこうなると、アルコールとサイドメニューの利用だけでは漬物が食べられないということになるな。ちょっと残念だが、どうしても漬物で飲みたい人はつまみに定食を頼むしかないだろう。むしろ、それも全然アリだと思うぞ。

・来月末まで

思わぬ漬物ショックによって話が大きく逸れてしまったが、今の「やよい軒」が居酒屋として完璧に仕上がっていることは疑いようのない事実である。キャンペーンは8月31日の14時まで実施しているので、せんべろ好きはぜひ足を運んでみて欲しい。その際、テーブルに漬物がなくても慌てないでくれよな。

参考リンク:やよい軒
Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



「麻薬やアルコールの中毒になると長期にわたって性的機能が低下する」という研究結果

「麻薬やアルコールの中毒になると長期にわたって性的機能が低下する」という研究結果

飲み過ぎた日の夜、ベッドで下半身が思うように機能しなくなるという話はよく聞くが、アルコールの過剰な摂取や麻薬摂取の影響は一時的なものではないようだ。長期間にわたって、性的機能に影響を与えることが明らかになったのだ。

スペインのグラナダ大学とコロンビアのサント・トーマス大学が行った研究によると、過去にアルコールや麻薬中毒であると、その後の性的機能にも大きな影響を及ぼすことが分かった。

研究チームは906名の男性を対象に研究を実施。906名のうち550名はアルコール、コカイン、マリファナ、スピードボール(コカインとヘロインを組み合わせたもの)のいずれかに中毒であると診断された過去があるが、研究実施中は中毒状態からは回復していた。

研究チームは参加者の性的機能を次の4つの点で評価した。性欲、セックスの満足度、セックス中の興奮度、オーガズムに達するか否か、という基準だ。こうした点に基づいて分析を進めた結果、過去に麻薬やアルコールの中毒であったかどうかでその後の性的機能に違いが生まれることが明らかに。

まず、過去に薬物を摂取したことのあるグループは摂取したことのないグループに比べて性的機能が「いくらか」または「非常に」低いことが判明した。また、アルコールは勃起不全の最も大きな要因となること、そしてアルコール、ヘロイン、コカイン、スピードボールに以前中毒だった場合、オーガズムに至りにくいという結果になった。

中毒である薬物の種類によっても影響に違いが見られた。例えば、コカイン使用者は中毒状態がピークの時には性欲が高まること、スピードボールはセックスによる快感を高めるものの、性欲は落ちるといったような影響があるとのことだ。

なお、麻薬に限らず処方薬に関しても、性的機能に影響があるそうだ。例えば、神経伝達物質セロトニンが含まれる抗うつ剤であるプロザックやSeroxatといった薬はセックスへの意欲を低下させ、オーガズムも得にくくなることで知られている。それ故に、早漏の男性にこうした薬が処方されることもあるほどだ。

アルコールも薬物も中毒になると健康や生活が破壊されてしまうことはよく知られているが、回復後も性生活にマイナスの影響を与え続けるとはなんとも恐ろしい。中毒の恐ろしさをさらに示す研究結果である。

(文=佐藤 ゆき
参照元:Mail Online(英文)
illustration:Rocketnews24.


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アルコール度数が96度の酒を飲んでみた

アルコール度数が96度の酒を飲んでみた

ビールのアルコール度数は4~5度ほど、ワインは13~15度ほど、日本酒は15度ぐらいだろうか。そのときの気分によって飲むお酒を変えている人が多いと思うが、当然ながら度数が高い酒ほど酔いやすい。

この世には、96度ものアルコール度数を誇る酒があるという。それがポーランドのお酒『スピリタス』(spirytus)。ウォッカとして販売されており、日本の酒屋でも簡単に手に入るだけでなく非常に安価だ。でも96度のお酒って美味しいの? 実際に飲んでみた。

・大変なことになる
酒マニアの話によると、『スピリタス』は極めて少量をストレートで飲むか、カクテルのベースとして飲むか、その二通りが基本だという。ストレートで飲む場合は日本酒用のオチョコに1/3以下の量が適量とのこと。それ以上入れて飲むと「大変なことになる」らしい。

・はたして美味しいのか?
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アルコールが脳組織に悪影響を与えるのに対して、マリファナは脳に無害という研究結果

アルコールが脳組織に悪影響を与えるのに対して、マリファナは脳に無害という研究結果

2012年12月初旬に、ワシントン州で嗜好用のマリファナが合法となったばかりのアメリカ。今もマリファナ合法化をめぐる議論が熱く繰り広げられている。

そんな折にまたしてもマリファナ摂取に関する新しい研究結果が発表された。それは「ティーンエイジャーがアルコールを継続的に摂取すると脳組織に悪影響を受けるのに対して、マリファナの使用は脳組織に悪影響を与えない」というもの。この研究を紹介した米メディアのハフィントンポスト上でも議論が大加熱中だ。

今回の研究はカリフォルニア大学サンディエゴ校の脳科学研究者たちが行った。研究対象は16歳から20歳の92名で、半数は以前からアルコールとマリファナを使用しており、研究期間の一年半の間もアルコールとマリファナをそれぞれ継続して摂取した。もう半数の被験者は、アルコールとマリファナを全く摂取しないか、ごくわずかな量を摂取した。

研究チームが一年半の研究期間の前と後で対象者の脳をスキャンして調べたところ、週二回以上、5杯以上のアルコール飲料を飲んでいた被験者グループは、脳の白質が減少していたという。白質が減少しているというのは、記憶力、注意力、意思決定力が低下する可能性があるということらしい。

一方で、そうした白質への影響はマリファナを調査期間、週に最高で9回吸っていた被験者グループには認められなかったという。

脳の白質は青年期から20代にかけて発達する部分。意思決定力を司るこの大事な部分が悪影響を受けると負のサイクルに陥る可能性があるという。「ティーンエイジャーが脳組織に悪影響を受け、自分を管理する力を失えば、さらに多くの薬物を摂取するようになるリスクが高まるのです」と今回の研究を行った研究者は語る。

また、マリファナ摂取者にはこうした脳組織への影響が認められなかった理由に関しては、まだ具体的なことは分かっていないらしい。

かなり衝撃的な研究結果であるが、今回の結果は決定的なものではなく、更なる研究が必要と研究者自身も話している。遺伝的な要因や家庭環境、その他の薬物の使用量なども考慮して、より深い研究が必要との意見も。

しかし、アメリカではマリファナを危険とみなさない若者は増えており、今回の研究結果もそうした傾向を後押しする要因になりかねない。なお、ティーンエイジャーのマリファナ使用率は上昇中で、ミシガン大学によるある研究では、調査対象の高校3年生のうちの23パーセントが前の月にマリファナを吸ったと回答している。

高まる若者のマリファナ使用率を後押しするかのような今回の研究結果。しかし、当然ながら日本ではマリファナは法律で禁止されている。決して手を出してはいけない!

(文=佐藤 ゆき
参照元:The Huffington Post(英文)
Photo:Rocketnews24


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酒もタバコも大好きな人必見! 飲む前から喫煙量を減らしておくと二日酔い予防に効果的

酒もタバコも大好きな人必見! 飲む前から喫煙量を減らしておくと二日酔い予防に効果的

飲酒しながらのタバコ。酒とタバコの両方が好きな人にとってはこの上ない至福の時である。だが、もしあなたが二日酔いに悩まされているのならば、アルコールとニコチンの同時摂取は控えたほうが良さそうだ。米ブラウン大学の研究によると、喫煙によって二日酔いになる確率が上がり、症状もより辛いものになるという。

ダマリス・ローゼナウ教授率いる研究チームが、113人の学生を対象にオンライン調査を行い明らかにした。学生たちに2カ月のあいだ毎日、喫煙と飲酒の量や頻度、二日酔いの症状などを記録させてその結果を精査した。

すると、飲酒量が同じ場合でも、喫煙したときはしなかったときよりも高い確率で二日酔いになっていることが判明。その症状としては、頭痛や疲労感、吐き気、集中力の欠如などが多かったが、いずれの場合においても喫煙したときのほうが症状は重くなっていたという。

この理由のひとつとして考えられているのが “アセトアルデヒド” だ。アルコール摂取後、体内の代謝過程において生成されるこの物質は二日酔いの原因だとされている。このアセトアルデヒドがタバコの煙にも多く含まれているのである。

教授によると、「直接的な因果関係についてはまだわかっていないこともありますが、喫煙が二日酔いに少なからず影響を及ぼすことは明らかです。しかも飲酒時だけでなく、その日飲む前からどれだけ喫煙していたかが翌日の二日酔いに関わってくるのです」とのこと。

「そのため、喫煙者が二日酔いを避けるためには、『今日は飲むぞ!』という日は飲む前からなるべく煙草を控えることが有効だと考えられます」と教授は語っている。

これから年末年始にかけて飲む機会が多くなる時期。喫煙者のみなさんは覚えておくと良いかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr – Slavin


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「飲み屋の近くに住むとヘビードリンカーになりやすい」との研究結果

「飲み屋の近くに住むとヘビードリンカーになりやすい」との研究結果

自宅近くにバーや居酒屋がある方は要注意だ。家の立地環境があなたの飲酒量を知らず知らずのうちに増加させているかもしれない。フィンランドで行われたある調査結果によると、飲み屋の近くに住んでいる人ほど飲酒量が多いいわゆる “ヘビードリンカー” になりやすいことが判明したそうだ。

フィンランド労働衛生研究所のヤーナ・ハロネン氏率いる研究チームは、5万4778人の成人を対象に調査を行った。調査には7年を要し、その間の引っ越しなどによる居住地周辺の環境変化と飲酒量との関係性が調べられた。

結果、バーやレストラン、ホテルなどお酒を提供しているなんらかのお店や施設周辺に住んでいる人ほど飲酒量が多いことが判明。飲み屋と自宅との距離が1キロメートル近づくと、ヘビードリンカーになる確率は17パーセント上昇することもわかった。

だが、これだけでは単に酒好きな人が飲み屋のある地域に好んで引っ越してきているだけとも考えられる。そこで研究チームは、自ら飲み屋周辺に引っ越してきた人たちだけでなく、調査期間中に引っ越しをしていない人々にも注目した。

すると、引っ越しをしていない人でも近所にバーなどが新しくできると、飲酒量が増す傾向があった。つまり人々の飲酒量は、自らの意思で飲み屋の近くに住んでいるかどうかにかかわらず、自宅周辺の環境に影響を受けているということなのだ。

ハロネン氏によると、「人々の飲酒習慣に影響を及ぼすのは居住地の環境だけではありません。飲酒量が増える要因は他にも様々ありますが、自宅とバーとの距離もそのひとつなのです」とのこと。

最近、自宅近くに新しい居酒屋がオープンしたという方は少し気をつけてみてはいかがだろうか。ご近所そろってヘビードリンカーになっていたなんてことにならないよう、お隣さんにも教えてあげると良いかもしれない。

参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr Tim Dobson


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酒好き必見! 「どんな形のグラスで飲むかによって飲酒ペースが変わる」実験により明らかに

酒好き必見! 「どんな形のグラスで飲むかによって飲酒ペースが変わる」実験により明らかに

お酒を飲んでいるとき、「なんだか今日は普段よりも酔いやすいな……」と感じることが誰しもあるだろう。体調や疲労などが原因であることが多いが、もしもすこぶる元気なときにそう感じたらそれは飲んでいるグラスのせいなのかもしれない。

最新の研究によると、「どんな形のグラスで飲むかによって飲酒のペースが変わってくる」ということがわかったそうだ。にわかには信じ難い話だが、これは一体どういうことなのか。

英ブリストル大学のアンジェラ・アトウッド教授率いる研究チームは、グラスの形と飲酒スピードとの関連性を調べるため実験を行った。対象となったのは、アルコール中毒になった経験のない健康な18~40歳の男女160人。

実験ではカーブしたグラスとまっすぐなグラスの2種類を用意し、それぞれにビールを注いで被験者たちに飲んでもらった。その際、彼らの飲むスピードを計ったところ、ほとんどの被験者はカーブしたグラスで飲んだときのほうが2倍近くペースアップしたという。同じ実験をソフトドリンクでも行ったが、グラスによる違いはみられなかったそうだ。

また、この2種類のグラスに液体を注ぎ、その量が全体の半分よりも多いか少ないかを答えてもらうという実験も行った。その都度、液体の量を変えて何度も答えてもらうことで、被験者たちがどれくらい正確にグラスの中身の量を認識しているか調べた。

その結果、ほとんどの人にとってカーブしたグラスのほうがまっすぐなグラスよりも正確な量を認識しづらいことが判明。これは容易に察しのつくことだが、驚くべきことに正しく認識できなかった人ほどカーブしたグラスで飲むと飲酒スピードが速まるということもわかったのだ。

教授によると、「つまりは、カーブしたグラスでは量を正確に認識できないため、ペースをコントロールできずにどんどん飲んでしまうということです。飲酒のペースによって酔いがまわる速さや飲む量なども影響を受けるため、悪酔いを避けるためにゆっくりとしたペースで飲むにはグラスの形にも気を配ってみると良いでしょう」とのこと。

どんなグラスでも、結局いつも飲み過ぎてしまう飲兵衛にとってはあまり関係のない話かもしれないが、知っておいて損はないだろう。「今日はあまり酔っぱらわないようにしよう」という日には、グラスの形を少し意識してみてはいかがだろうか。

参照元:Science Daily(英文)
photo: flickr Cambridge Brewing Co.


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