ネパールからの留学生に「日本に来て驚いたことトップ5」と「ガッカリしたこと」を聞いてみた!

新型コロナの影響により海外からの外国人旅行者は激減したものの、留学生やビジネスマンなど、多数の外国人が当たり前のように日常に溶け込むようになって久しく感じる。

私の周りでは、学校や、塾の英語の先生や、コンビニや飲食で働く方が多く、何度か接するうちに仲良くなることも。そんな友人の一人、ネパール人のラマくんに来日して驚いたことなどを聞いてみたぞ。

・ネパールについて

まずはじめに、彼の母国ネパールについて説明しよう。正式名称はネパール連邦民主共和国で首都はカトマンズ。インドや中国などに国境を接する内陸国で、世界最高峰の山のエベレスト(ネパールではサガルマータ)が有名。

多民族・多言語・多宗教国家で、主要な産業は農業と観光業。彼曰く「中国系の顔とインド系の顔が多い」らしい。

そんなネパールにて生まれ育った彼は、以前から興味を持っていた日本の文化に惹かれ、日本で就職したいと考えていた。そして大学を卒業した後に留学生として来日し、現在は学業とアルバイトに勤しんでいる。

ネパール語はもちろん、英語・インド語・日本語・ターマン語(彼の民族の固有言語)の5言語が話せるというだけあって、話していても賢さが伝わる好青年だ。そんな彼が日本に来て驚いたこととは何なのか? トップ5形式で発表しよう!

5位:食文化

まず、食文化が豊かなことに驚いたらしい。魚料理に肉料理にその調理法にと、とにかくメニューや種類が豊富で、世界有数なのではと感じたそうだ。ちなみに彼は母国でもお馴染みのラーメンが一番お気に入りだそうだ。

4位:新幹線

ネパールでは鉄道が一般的ではないらしく、鉄道自体も驚きだったが、その中でも新幹線のスピードには驚いたそうだ。

3位:治安の良さ

夜でも平気で一人で外出できるほど安全なこと。ネパールは特別治安が悪いわけではないが、日本はかなり安心できるらしい。彼曰く「どこの国でも悪い人は一定数いるが、日本はそういう人が特に少ないと思う」

2位:ゴミ分別

とにかく細かく分別を徹底することに驚いたらしい。彼曰く「ネパールでは細かく分別しない」らしい。

1位:海

そして圧倒的に一番驚いたのは「海」とのこと。ネパールは内陸国なので、日本に来て生まれて初めて海を見たらしい。彼曰く「見た時は気持ちがワクワクした!」

以上が驚いたことトップ5。一方、今度は「ガッカリしたこと」を彼に聞いてみると……

「富士山は普通の山。全然高くない!」

どうやらネパールでは、富士山山頂と同じ標高でも普通に人々が生活しており、エベレストの麓(ふもと)の標高6000mあたりでも人が住んでいるらしい。そんなネパールの人々にとって、富士山はごく普通の山にしか見えないそうだ。そう言われると納得だが、日本の最高峰が普通にありふれた山に感じられるとは……。世界の広さを感じてしまう。

最後に、そんな彼がこう憂いていた。「雪化粧がなくなって黒い岩肌が見えるようになったら綺麗じゃない」。なんでも、地球温暖化に伴いエベレストなどの氷が溶け出していることに心を痛めているという。温暖化問題を話し合う国際会議も開かれ、ネパール政府が事態の打開を働きかけているものの、簡単に解決できる問題ではないだろう。

ネパール人の彼と話をした結果、いろいろと考えさせられた。地球温暖化防止のためプラスチック製品の使用を控えたり、ゴミの分別を行うなどの私達にできることをしっかりやるべきだと改めて感じたのだ。また、このような新たな視点を得るためにも、異文化交流は積極的に取り組みたいとも思った。皆さんも身近な外国人との異文化交流をお勧めしたい。

参考リンク:Wikipedia ネパール
Report:Kg
Photo:写真AC、RocketNews24.



胸に迫るネパール人ビカスさんの言葉「ぼくの ちには みんなの やさしい あい なかれている」

胸に迫るネパール人ビカスさんの言葉「ぼくの ちには みんなの やさしい あい なかれている」

皆さんは覚えているだろうか? 悲しすぎる内容をTwitterに投稿し、ネット上で話題となったネパール人ビカスさんのことを。彼は、2010年11月に経営する東京・板橋のカレー店「だいすき日本」の経営が思わしくなく、その窮状をつぶやいたところ、連日客足の途絶えない人気店となった。

そして2012年5月に東京・原宿に二号店をオープンしたのだが、諸事情により閉店。彼の今後を心配する声が相次ぎ、Twitterに次のようにコメントしている。その言葉からあふれる日本への思いは、胸に迫るものがある。ぜひともご一読頂きたい。
 
「また みんなに しんぱいさせちゃたみたい ビカスさん おくにに かいちゃうの? みせにきた おきゃくさんさびしい かお してた うまれたのは ネパールだけど ぼくの ちには みんなの やさしい あい なかれている みんな だいすきだよ」(Twitterより引用)
 
どうやら二号店は、専属のシェフが帰国することになり、同じ味を維持できないことから閉店することになったようだ。板橋区のお店は変わらず営業を続けるものの、「もしかしたら、ビカスさんも国に帰っちゃうの?」と、不安に感じる人が多かったようである。

その気持ちを少しでもやわらげたいと、ビカスさんはTwitterにコメントを公開したようだ。彼の優しい心がある限り、お店は末永く続いていくのではないだろうか。「みんなだいすき」と言ってくれるビカスさんを、みんなが大好きなはず。

参照元:Twitter @daisuki_vikas


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皆さんは覚えているだろうか? 悲しすぎる内容をTwitterに投稿し、ネット上で話題となったネパール人ビカスさんのことを。彼は、2010年11月に経営する東京・板橋のカレー店「だいすき日本」の経営が思わしくなく、その窮状をつぶやいたところ、連日客足の途絶えない人気店となった。

そして2012年5月に東京・原宿に二号店をオープンしたのだが、諸事情により閉店。彼の今後を心配する声が相次ぎ、Twitterに次のようにコメントしている。その言葉からあふれる日本への思いは、胸に迫るものがある。ぜひともご一読頂きたい。
 
「また みんなに しんぱいさせちゃたみたい ビカスさん おくにに かいちゃうの? みせにきた おきゃくさんさびしい かお してた うまれたのは ネパールだけど ぼくの ちには みんなの やさしい あい なかれている みんな だいすきだよ」(Twitterより引用)
 
どうやら二号店は、専属のシェフが帰国することになり、同じ味を維持できないことから閉店することになったようだ。板橋区のお店は変わらず営業を続けるものの、「もしかしたら、ビカスさんも国に帰っちゃうの?」と、不安に感じる人が多かったようである。

その気持ちを少しでもやわらげたいと、ビカスさんはTwitterにコメントを公開したようだ。彼の優しい心がある限り、お店は末永く続いていくのではないだろうか。「みんなだいすき」と言ってくれるビカスさんを、みんなが大好きなはず。

参照元:Twitter @daisuki_vikas


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ネパールの大祭で生き神「クマリ」の撮影に成功! ネパール人「運が良くなり幸せが訪れる」

ネパールの大祭で生き神「クマリ」の撮影に成功! ネパール人「運が良くなり幸せが訪れる」

皆さんは、ネパール連邦民主共和国の特殊な存在「クマリ」をご存知でしょうか。クマリとは生き神として崇められており、年に一度だけ「インドラ・ジャトラ」という大祭で人々の前に姿をあらわします。今回は、その大祭に参加したことについてお伝えしたいと思います。記者(私)は幸運にもクマリの撮影に成功し、現地の人々に「運が良くなり、幸せが訪れる」との言葉を頂きました。皆さんもクマリの画像をご覧になれば、幸せがもたらされるかもしれませんよ!
 
・クマリとは?
ネパールの首都カトマンズの「クマリの館」で生活するクマリ(ロイヤル・クマリ)は、同国の人々にとって特別な存在です。国の運命を占う預言者であり、国家要人でさえもクマリに跪くといいますから、その存在の偉大さが伺いしれると思います。一説によると、守護神である「女神タレジュ」や「アルナプルナ」の生まれ変わりされており、館では一切外部の人の目に触れない環境で生活を続けています。

預言者というだけあって、老婆をイメージされる方もいるかもしれません。しかしクマリは少女です。国内で満月の日に誕生した女の子から、厳正なる条件をクリアしたたった一人の女の子が選ばれるのです。そしてその少女が「初潮」を迎えるときに退任し、次のクマリへと引き継がれます。現クマリは2008年に当時三歳で選ばれ、現在までその役目をはたしています。この日も大きな山車(だし)に乗って、人々の前に姿をあらわしました。
 
・インドラ・ジャトラとは?
インドラ・ジャトラはカトマンズ市街で行われる大きなお祭りです。雷を操るインドラ神(漢訳:帝釈天)をはじめとする神々が祀られ、広場や路上ではさまざまな仮面を付けた人たちが舞い踊ります。8日間の期間中にクマリを目にすることができるのは、わずか3日間だけ。会場のダルバール広場には、その姿をひと目見ようと、多くの人たちが早くから詰め掛けていたのです。
 
・会場は「ひと目見よう」という人で大混雑
クマリが行進をする時刻は17時、記者が会場に着いたのは13時で、少し早すぎたかなと思ったのですが、すでに広場は人で埋め尽くされており、一度持ち場を離れたら、二度と元に戻れないほどごった返していました。用意されたプレス席に張り付いて、そのときを待ったのです。

ところがプレスといえども、そう簡単に行進のときを迎えられそうにありません。というのもプレスと関係のない人が、エリアに入り込んでいて、カメラを構えるどころの騒ぎではありません。しかも、行進まではまだ随分時間があります。「このままここに居られるのか?」と、不安が頭をもたげたそのとき、警察官がやってきました。「ここはプレス席だ!」と、注意を促すと無関係の人々は渋々席を空け始めました。

記者にも、移動するように促したのですが、「Tokyo! Japan!」といってカメラを見せると、「OK! Welcome!」と言って、立ち去っていったのです。おかげで、ベストポジションを確保することに成功しました。
 
・姿をあらわした神々
行進一時間前に、各国大使やネパール首相が特等席に着くと、来場者のボルテージはにわかに上がり、会場は興奮で満たされました。そして17時に号砲が鳴り響き、一台目の山車が広場に入ってきました。「あれがクマリ?」と近くの人に尋ねると、「いや、あれはバイラブ(力の神)だ」と教えてくれました。続いて入ってきた山車を見て、「あれがクマリ?」と同じ人に尋ねると、「いや、あれはガネーシャ(智慧・学問の神)」と、やはり丁寧に教えてくれました。

バイラブもガネーシャもまだ幼い子ども、その姿に会場は熱気で包まれています。そしてさらに大きな山車が場内に入ってくると、人々から今までにないほどの歓声があがりました。今度は聞くまでもなく、クマリであることがわかりました。
 
・ネパール人も大興奮「カメラ目線なんてありえない!」
そしていよいよ、山車に乗ったクマリが目の前を通り過ぎようとしています。記者はプレス席を降りて、できるだけ間近で撮影を試みようとしましたが、異常なまでの人の多さに、立っているのもやっと。それでなくてもクマリを囲む付き人が多すぎて、姿を見ることもままなりません。それこそ「神頼み」でファインダーを覗き、シャッターを切るとなんとクマリがコチラを見ているではありませんか!

その写真をすぐそばに居た人に見せると、「今までにクマリの写真を撮ったやつはいるけど、カメラ目線はありえない!! 昔からクマリと目が合うと、運が良くなり幸せが訪れると言われてるんだ! アンタすごいぞ!」と、記者よりも興奮している様子でした。それにしても凛々しい眼差しです。とても少女とは思えないほどの、神々しささえ感じた次第です。
 
ネパールの人々の信仰心には驚かされます。日本のお祭りも盛大に行われますが、生き神を信仰する心の純粋さに圧倒されるばかり。その一方で、幸せになりたいという気持ちは、万国共通なんだなと改めて気付かされました。幸運にも撮影できたクマリの姿を通して、読者の皆さんにも幸せが訪れることを心より願っています。

取材、写真:Photographer Koach
執筆:フードクイーン・佐藤


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