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達人が行う “まるでパフォーマンスのようなトレーニング” が好きだ。たとえば、ロッキーの「冷凍庫で生肉を殴る練習」や、ブルース・リーの「ドラゴンフラッグ」と呼ばれる腹筋トレーニングに昔から憧れを抱いている。
そして先日、SNSで見かけて「おっ!」と思ったのが “チェコの怪鳥” の異名を持つ総合格闘家、イリー・プロハースカ選手のトレーニング。「パンチングボール」なるアイテムを用いたトレーニングなのだが……ちょっとできそうな気がしたのでやってみたぞ!
・パンチングボール
ちなみにイリー・プロハースカ選手とは、日本の総合格闘技団体「RIZIN」の元ライトヘビー級王者。宮本武蔵の『五輪書』を愛する超攻撃型のファイターである。そんな彼がSNSで披露していたのが、パンチングボールを使ったかっこいいトレーニングだ。
パンチングボールといえば、ボクサーがリズムよく連打する「水滴みたいな形のボール」が有名。しかし、彼が使っていたのは “頭に装着するタイプ” のパンチングボール。使い方は後述するとして、調べてみたら、彼以外にも多くのファイターがSNSで華麗なパフォーマンスを披露していた。
つまり……できたら最高にカッコイイトレーニングなのだ。しかも、なんかちょっとできそうだし、楽しそう。ってことで、さっそくAmazonで1セット購入した次第。税込1299円だったぞ(2020年7月13日時点)。
使い方は簡単。ヘッドバンドを装着して、ゴムひもの先端に付いているボールを殴る。んで、跳ね返ってきたボールをまた殴る……続けば続くほどカッコイイ、以上だ。
・やってみた
とはいえ、初心者同士の卓球のラリーのように「続けること」を目的とせずに、殺気立ったスマッシュの連打を華麗にさばきたい。動体視力と反射神経が鍛えられるので、あらゆるスポーツ種目のパフォーマンス向上が期待できそうだ。実際にやってみると……
激ムズ。
カッコイイどころか……
死ぬほどダサい。
・披露するのが早過ぎました
怖くて強く叩けないうえに、腰が引けている。ウソだろおい。想像以上に難しいとはいえ、ゴムボール相手にビビってんじゃねえぞ。ちょこんと叩いてんじゃねえぞ……でもまあ、けっこう楽しい。サッカーのリフティングと同じで「続ける気持ち良さ」はある。
やはり、パフォーマンスのように見えるカッコイイトレーニングは、達人が軽々しく行うからクールなのだろう。ド素人の私が披露するのは早かったようだ。同トレーニングに興味のある方は、家で練習を積み重ねてから披露することをオススメする。また機会があれば、達人たちのトレーニングを紹介したい。
参考リンク:Amazon「パンチングボール」
Report:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
あなたは大丈夫? Facebookユーザーの3人に1人はサイト閲覧後に嫉妬心や孤独感を感じていた
突然だが、Facebookユーザーのみなさんに質問。「Facebook利用後、あなたはその時のやりとりや内容にどれほど影響を受けていると感じますか?」
ドイツで行われたある調査によると、なんとユーザーの3人に1人がFacebook閲覧前よりも後に気分が沈み、嫉妬心や孤独感を抱いていることが明らかになったそうだ。3分の1もの人が必ずしも利用する必要のないSNSに参加して、日々閲覧するたびにネガティブな気持ちになっているというのである。
ドイツのフンボルト大学とダルムシュタット工科大学の研究者らが、600人のFacebookユーザーを対象に調査を行い明らかにした。すると、30パーセントの人がFacebook利用後に妬みを感じると回答し、36パーセントは挫折感を抱くことが多いと答えた。
このような感情になってしまうユーザーたちに何が原因なのか聞いてみたところ、特に多かった回答は「友人たちの楽しそうな休日の写真」というもの。その他にも、「友人がたくさんの人から受け取った “誕生日おめでとうメッセージ”」「友人が自らの幸せな生活についてアップした写真やコメント」「仕事について自慢げに語ったコメント」などがあった。
さらに、アカウントを持っているにもかかわらず、自分はあまり更新せずに友人たちのアップデートをチェックしているだけの人ほどネガティブな感情を抱いていることも判明。このような人々は、Facebookを利用することで社会的孤独感や劣等感を感じやすくなっていたのだ。
研究者は、「友人たちがアップした成功や才能、所有物などが嫉妬心や挫折感を抱く原因になっているようです。しかし、いつも輝かしい内容を公開している人たちは、たいていより良く見せようとしているものです。それゆえ、彼らがとてつもなく素晴らしい人生を送っているように見えるのです」と説明している。
また、「Facebook閲覧後に嫉妬心を感じてしまう人は、友人が公開した内容だけを見てその人の幸せを勝手に過大評価しているのだと思います。SNSの急成長と共にこのような妬みがソーシャルネットワーク上では急増しているのです」とのこと。
みなさんはFacebookを楽しんで利用できているだろうか。閲覧後に気分が沈んでしまうという人にとって、この調査結果が参考になれば幸いである。
参照元:Mail Online(英文)
photo: RocketNews24
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大学研究チーム「友人とのコミュニケーションに Facebook を使う人は太りやすい」「さらにクレカ負債も多い傾向にある」
親しい仲間とやりとりをする手段として Facebook を使っている人、けっこういるのではないだろうか? コメント欄でのやりとりやチャットなど、便利なツールがそろっているが魅力的だし、カンタンに意思伝達ができるので便利だ。
しかし、便利さの一方で負の影響が指摘されている。「親しい友人とのやりとりに Facebook を使っていると太ってしまう」という研究結果だ。座りっぱなしで Facebook を使うことが原因なのではない。自己管理能力が下がってしまうことが原因だという。
今回の研究を行ったのは米コロンビア大学とピッツバーグ大学の研究チーム。研究チームは Facebookユーザーを対象に、彼らが Facebook 利用後にどのような行動をとるかを分析する実験を行った。
その結果、友人に連絡をとることを主な目的に Facebook を使っているユーザーは、サイト利用後に食欲を抑えられずに食べ過ぎてしまい、体重が増加する傾向にあることが判明。また、またクレジットカードの負債も多い傾向が見られたという。
一方で友人とのやりとりがそこまで多くないユーザーに関しては、こうした傾向は見られなかったそうだ。研究チームは「Facebook にはユーザーの自尊心や幸福感を高める効果がありますが、一方で自尊心が向上することが行動習慣に与える負の影響もあります」と言う。
どういうことかというと「親しい友人とのやりとりを中心に Facebook を使うユーザーは、友人に対する自己イメージを気にかけるため、使用中は自尊心が高まる傾向にある」のだそうだ。しかし「こうした瞬間的な自尊心の向上は、SNS利用後の自己管理能力の低下を招く」とのこと。その結果、食べ過ぎてしまったり、お金を使い過ぎてしまうという。
以前本サイトでもSNSにはまってしまうことによる「中毒症状」を紹介したが、こうした形でも負の影響が表れてしまうとは恐ろしい。自己管理能力を失ってしまう前に、ほどよいタイミングでFacebookから離れた方が賢明だ!
(文=佐藤 ゆき)
参照元:Mail Online(英文)
photo:flickr English106
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スマホをベッドに持ち込むな! SNSが原因でセックスの回数が減っているという調査結果
ある調査によると、イギリスでは10年前と比較して、大人の就寝時間が90分も遅くなっているという。その大きな原因の一つがFacebookやTwitterといったSNSサイトらしい。
以前、ロケットニュース24では布団の中でスマホやタブレットPCを使うことが健康や日常生活に与える悪影響を紹介したが、今回また新たな事実が判明した。それは就寝時間の遅れが原因でセックスをする回数が減っているというものだ。
今回の調査はbroadbandchoicesというイギリスの会社が行ったもの。その調査によると、イギリスでは10年前の平均的な就寝時間は午後10時半だったのに対して、現在は午前0時と90分も遅くなっているという。
就寝時間が遅くなった原因のトップはネットサーフィン。実に4人に1人が寝る前にベッドの中でネットを見ているという。次に大きな原因がテレビの視聴(15パーセント)。その次に、約13パーセントの人がFacebookやTwitterといったSNSの閲覧を原因に挙げた。
しかし、こうした習慣の変化によって逆に減ってしまった時間も。そう、パートナーとの夜の営み、セックスの時間だ。回答者の15パーセントが夜にネットやテレビをする習慣が原因で「セックスの回数が減っている」と答えているのだ。
調査を行った会社の担当者は「ここ10年でブロードバンドのプロバイダーが爆発的に増えてサービス内容が拡大し、 “常にオンライン” という習慣が染み付きました」とコメントしている。
「常にオンライン」が可能になったことの恩恵を受けている人のひとり、28歳のイギリス人女性Debbie Foxさんも「仕事を終えて遅く帰って、夕飯を食べ終わる頃には観たいと思っていたテレビ番組は大体終わってしまってるわ。だから、ベッドにPCを持っていって、見逃したテレビをチェックするの」と語る。
確かにテレビ番組表を気にしないで、いつでもテレビやネット上の情報をチェックできる今の環境はとても便利だ。でもその代わりに減ってしまっているもの、無意識に犠牲にしてしまっているものはないかどうか、たまに気にしてみることも必要かもしれない。
(文=佐藤 ゆき)
参照元:Mail Online(英文)
photo:Rocketnews24.
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