コストコでも滅多に見ない「ラム肉」を初めて発見! 気になるお味は…!!

超人気会員制スーパー、コストコ。広大な店内には多くの商品がズラリと並んでいるが、実はなかなか巡り合えないものも意外と多い。人気で品薄なのか、それとも店舗によって取り扱いがないのか? 詳細はわかりかねるが、私(P.K.サンジュン)にとって「コストコのラム肉」はまさにそんな存在であった。

ところが、つい先日コストコに出かけたときのこと──。生鮮食品売り場でふと目をやると、そこには「ラム肩ロース」の文字が。キタ……ようやくキタ! 月1ペースでコストコに出かけることおよそ3年。ついに念願のラム肉と出会ってしまった。気になるお味はというと……!!

・全然見なかった

ラムもマトンも大好物、おそらく前世がオオカミだった私は、かなり前から「コストコでラム肉売ってるよ」と耳にしていた。スーパーなどでラム肉の扱いはほとんどなく、気軽に買える食材とは言い難い。もしコストコでラムが買えたら最高じゃん……! 当初、私は無邪気にそう思っていた。

だがしかし、通えども通えどもラム肉は見当たらない。土日がダメなのか、それともいつも行く店舗で取り扱いが無いのか? 肉コーナーは毎回欠かさずチェックしていたが、結局ここ2年ほど、私がコストコでラム肉に巡り合うことはただの1度も無かった。……のだが!

先日、いつもの店舗とは違うコストコ(海浜幕張店)に出かけたところ「ラム肩ロース」の文字を発見! わずか3パックではあったものの、紛れもなく「コストコのラム肉」がそこにはあった。やっと……会えたね。ついに私はコストコで、念願のラム肉と出会ってしまったのだ。

・手頃な牛肉くらいの価格

さて、購入したのはオーストラリア産の「チルド ラム肩ロース焼肉」で、100グラム当たりの価格は税込258円。コストコで同じ価格なら牛ステーキ肉が買えるから、チルドとはいえやや割高な印象は否めない。相当なラム大好きっ子じゃない限り、牛肉を選んでしまう人が多いハズだ。

高価な理由はおそらく「チルド」であろう。冷凍ではなくギリ冷蔵のチルドは、食材を美味しく保つ代わりにそれなりにお値段は張る。牛や豚と比べて鮮度が重要とされる羊肉ならではの保存方法ではなかろうか。

で、「チルド ラム肩ロース焼肉」にはその名の通り、焼肉サイズにカットされたラム肉が入っている。今回は素材そのものを味わうため、なるべくシンプルに塩コショウだけで食べてみることにした。フライパンに油を引き、両面を焼けば準備完了だ。

・メチャメチャ柔らかい

食べて驚いたのは、その柔らかさである。それなりに厚切りのラム肉なのに、とにかくとにかく柔らかい。柔らかさだけに関していえば、名店とされるジンギスカン専門店と同等、もしくはそれを凌ぐほどの柔らかさであった。ここまで柔らかいラム肉はなかなかない。

一方で、ラム特有のクセについては強くはないがそれなりに感じた次第だ。おそらくラムが苦手な人だとなかなか厳しいレベルで、名店と比べるとクセは強い。ジンギスカンのタレなどで食べるとそれなりに紛れるが、それでも隠し切れないクセはある。

・クセはそれなりにある

とはいえ、ラム好きな人ならばむしろ美味しく感じる程度のクセであり、柔らかさとの総合的な満足度は非常に高い。ラム好きならば買って後悔なし、個人的にもまた巡り合えれば必ず購入する。お願いだからいつでもどこでも販売しているようにしてください……!

一点、 せっかくのチルドなので購入した後はなるべく早く食べ切って、冷凍保存しないことをオススメする。1パック600~700グラム入りなので、大人が2~3人いれば余裕を持って食べ切れるサイズだ。というか、ウマいから余裕でイケる。

というわけで、念願だったコストコのラム肉は、感動的な柔らかさが印象的であった。経験上、しょっちゅう巡り合えるワケではないが、マメなチェックをオススメしたい。先述のように、ラム肉好きならば買って後悔することは無いだろう。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆(ラム好きならぜひ!)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(あったら100%買う)
オススメシチュエーション: 1家族でも余裕でイケる。せっかくのチルドなのでお早めにどうぞ!

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【コストコの達人】即買い推奨! アメリカ発「ポップコーナーズ」はマイベスト菓子ランキングが変わる衝撃のウマさ!!

本来なら『ポップコーナーズ』だけは、最後の最後までご紹介したくなかった。というのも、コストコで販売されているこのアメリカのお菓子はただでさえ品薄が続いており、記事になって多くの人が気付いてしまった場合、私(P.K.サンジュン)が買えなくなる可能性があるからだ

だがしかし、1人のライターとして、そしてお菓子大好き人間としてお知らせせねばなるまい……ポップコーナーズの衝撃的なウマさを。私の「My Best菓子ランキング」には、怒涛の勢いでポップコーナーズが食い込んできた。ジャンルは違えど “宇多田ヒカル級” の衝撃である──。

・売り切れ多発

バカでかい商品が、バカほど並ぶコストコは、当然ながら倉庫もバカほど大きい。たまに倉庫から店内に商品を運んでいる様子を目にするが、基本的にはフォークリフトがあたり前。一般的なスーパーでは考えられないスケールの大きさである。

何が言いたいのかというと、それだけバカでかい倉庫があるにもかかわらず『ポップコーナーズ』はしょっちゅう売り切れている人気商品だということ。個人的な体感だとポップコーナーズに巡り合える確率はジャスト5割。単純に2回に1回しか見かけない計算だ。

コストコで売り切れている商品といえば、ヨーグルトの「オイコス」くらいしか思い浮かばないから、やはりポップコーナーズはそれなりに知られてしまっているお菓子なのだろう。それも致し方あるまい……衝撃的なウマさなのだから。それにしてもオイコス、もうちょっと仕入れていいと思うんだけどな!

・コーンのお菓子

で、はお察しの通り『ポップコーナーズ』は、ポップコーンに似たトウモロコシが原料のお菓子である。とはいえ、ほとんどの日本人は “食べたことが無いジャンル” と言い切ってイイ。特に未体験ゾーンなのは、その食感だ。

擬音にするとどうしても「サクサク」になってしまうのだが、このサクサクはただのサクサクではない。大げさにいうと「しっとりサクサク」とでも言うべきだろうか? 本来なら相反するウェッティな “しっとり” と、クリスピーの “サクサク” が驚くことに共存しているのである。

具体的に “しっとり” の部分は、ポップコーンの白い部分を思い出して欲しい。歯に触れた瞬間、あの白がクッション的な役割を果たしつつ “しっとり” を演出、その後のサクサクにバトンを渡す。これまでの私の人生に登場したことが無かった、まさに “新食感” である。

・グレートアメリカン

さらに味も最高オブ最高。いわゆる “スウィーティー & ソルティ” の無限に食べ続けられる系の味付けで「サラッとしたハッピーターン系」と言ったら伝わるだろうか? とにかくメチャメチャ後引く味わいのため、数枚で終わることは絶対に無理。ハッと我に返るまで半永久的に食べ続けてしまう。

おそらくこれから何百年が経とうとも、日本でポップコーナーズが誕生することは無かったハズ。ポップコーナーズはアメリカ人のコーン菓子に対する並々ならぬ情熱が生み出した、ある意味で “アメリカの結晶” だ。真面目な話、ポップコーナーズを知ったあの日以来、アメリカへの感謝が止まらない。

というわけで、もしコストコでポップコーナーズを発見したら、自信を持って即買いをオススメする。1袋567グラム入りで税込み価格は768円。かなりのボリュームだがマジのマジでこいつはウマい。ビビることなく買ってみよう。もし余ったら俺が食べます。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(食べないで死んだらもったいないレベル)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(あれば100%買う)
オススメシチュエーション: 1袋の大きさに最初はビビるが問題なし。1家族で……いや、1人でも食べ切れる。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
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コストコの「じゃがりこ」は結局どれくらい安いのか? コンビニやドラッグストアと比較したらこうだった

コストコに出かけると金銭感覚がややおかしくなる……そんなコストコ会員は多いハズ。どの商品も「大容量だけど最小単位にするとリーズナブル」が基本になってくるため、普段コンビニやスーパーで買い物をするのとは計算方法が異なるためだ。

それでもまだ「コストコでしか買えない商品、買わない商品」については感覚が掴みやすい。問題はコンビニやスーパーなど、コストコでなくとも買える商品である。例えば、ドーンと箱売りされているカルビーのじゃがりこ。結局、コストコで買うといくらくらい安いのだろうか?

・お馴染みのお菓子たち

ここでしか買えない商品、もしくは他では滅多に見ない商品がズラリと並ぶコストコであるが、実はコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで普段からよく見かける商品もかなり多い。特にお菓子コーナーにはお馴染みの顔ぶれが所狭しと陳列されている。

ハッピーターン、柿の種、ベビースター、ブラックサンダー、たべっこどうぶつ……などなど、定番のお菓子がそれぞれ巨大サイズで販売される中、ひと際気になるのがカルビーの「じゃがりこ」だ。

・じゃがりこの安定感

なにせ「じゃがりこ」の安定感はハンパではなく、あっても絶対に困らないお菓子の代表格である。正直、他のお菓子ならば持て余す可能性もなくはないが、じゃがりこならば確実に最後まで食べ尽くせるハズ。それくらい、じゃがりこの「万人受け度」及び「いつでもイケる度」は高い。

とはいえ、普段はせいぜい1~2個を買う程度で、ケース単位でじゃがりこを購入している猛者は少ないことだろう。これはじゃがりこに限ったことではないが、コストコで販売されているケース単位のお菓子は、結局いくら安いのかを見失うことが多々ある。

というわけで、今回は冷静に「コストコのじゃがりこはいくら安いのか?」を調べてみることにした。比較するのはコンビニドラッグストアで、いずれもじゃがりこを購入する機会が多い店だ。

・コストコは1つあたり約84円

まず、コストコのじゃがりこは1ケース12個入りで税込み価格は988円。1個あたりの税込み価格は、約84円ということになる。さすがコストコ、安定の安さといえよう。

次に定価販売が基本のコンビニだと、じゃがりこは1箱あたり税込み149円。当然ながらコンビニで購入すると割高であることは否めず、コストコの方が65円も安い。半額までとは行かないが4割引き以上のプライスダウンはかなり魅力的だ。

ただし、結論から申し上げると、もっともお買い得だったのは「ドラッグストア」である。ドラッグストアではアルフォートなどと並び目玉商品として販売されることの多いじゃがりこだが、何軒かを回った結果、最安値は「74円」であった。

つまり、コストコよりもさらに10円安いことになり、コンビニと比較すると半額以下の計算だ。結局のところコストコのじゃがりこは「コンビニよりもかなり安いが、メチャメチャ安いドラッグストアよりはやや高い」ということになる。ドラッグストアなどで1箱84円以下のじゃがりこを発見したら、ズバリ “買い” だ。

・84円以下なら買い

なお、今回比較したじゃがりこの内容量はいずれも60グラム入りであった。コストコに行くとついつい「ケースで〇〇円かー」と見てしまうが、特定の商品に関しては1個当たりの価格を頭に入れておくとイイだろう。2020年9月現在、コストコのじゃがりこは1箱あたり約84円。ぜひ、ご記憶いただきたい。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆(じゃがりこが大好きなら)
また買う度(☆5中): ☆☆☆(12個はやや場所を取る……)
オススメシチュエーション: コンビニで買うよりは断然安い! ただし、さらに安いドラッグストアもたまにある。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
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1本あたり約25円! 激安なのにイマイチ評判の良くない「コストコのさけるチーズ」と「雪印のさけるチーズ」を比較したらこうだった

ここ数年、月1のペースでコストコに通っていたら「新商品」と「定番商品」がわかるようになってきた。基本的に定番商品の評価は高いことが多く、元々がかなり安いだけにあまり悪い評価は見当たらない。評判がいいから定番商品になる……ごく当たり前の話である。ところが……。

かなり長いこと販売されている定番商品であるにもかかわらず、イマイチ評判の良くない商品に気付いてしまった。それが『フリゴ ストリングチーズ』である。アメリカ製のいわゆる “さけるチーズ” で、1本あたりの価格は驚異の約25円。個人的にも未体験の商品であったが、実際のところを確かめるべく意を決して購入してみることにした。

・コスパは最高なのに

先述のように『フリゴ ストリングチーズ』はアメリカ製のさけるチーズである。1パック48本入りで税込1198円。1本あたりの価格は驚異の約25円だから、普通に考えれば「ディナーロール」や「パンオショコラ」などと同じくらいチヤホヤされてイイ商品であろう。

ところが、チーズという特性もあってかカートに入れている人もあまり見かけず、また「コストコと言えばコレ!」的な話題になっても『フリゴ ストリングチーズ』の名を耳にすることは基本的にない。メッチャ激安なのにこの扱い……考えられるのはそう「味に問題がある可能性」だ。

私、P.K.サンジュン自身も今まで何度か購入を試みたが、同行した家族や知人たちに「イマイチらしいよ」とか「そもそもオススメと聞かない」などと言われ、結局1度も購入せず現在に至っている。正体不明の評判に流されるのは大変よろしくない……というワケで『フリゴ ストリングチーズ』に初挑戦してみることにした。

・雪印のさけるチーズと比較

さて、『フリゴ ストリングチーズ』をレビューするにあたり、日本におけるさけるチーズの大定番「雪印北海道100 さけるチーズ」を無視するワケにはいかないだろう。味や風味、食感などを雪印のさけるチーズと比較してお届けする。

まず、食感だがこれは明白な違いがあった。雪印のさけるチーズが精密機器のように規則正しくさけることに対し、コストコのストリングチーズは手でさく段階からかなりアバウト。むしろ最後まで一直線にさけないことも多かったから、雪印しか知らない人は「なんだこれ?」と思っても無理はない。

口に入れると、雪印が「キュッキュ」「シコシコ」とした食感ならば、コストコは「そこはかとなく弾力のあるチーズ」くらいにしか感じなかった。つまるところ、形状はさけるチーズでも、食感は「しっとり系のナチュラルチーズ」といった雰囲気である。

・食感も味も風味も全く違う

ところが、味自体はコストコに軍配が上がるのではないだろうか? というのも、雪印のさけるチーズは何より食感が命であり、純粋なチーズとしての深みやコクをあえて排除しているキライがある。雪印のさけるチーズにチーズのウマさを求めていない人は多いハズだ。

その点、コストコのストリングチーズはしっかりチーズである。雪印と比較すると塩分もやや強めで、風味もコクも強い。チーズとして考えた場合、味と風味に関してはコストコのストリングチーズの方が個人的には美味しく感じられた。

あとは値段であるが、コストコの1本あたり約25円に対し、雪印はおよそ110円。つまり、4倍以上の違いがあることになる。同じ「さけるチーズ」でも方向性がかなり違うので一概には言えないが、少なくともコストコのストリングチーズが無能とは思えなかった。むしろ超有能だ

・正直、かなり気に入った

とはいえ、日本人の99%以上は雪印のさけるチーズで育っていると思われるため、コストコのストリングチーズをさいた時点で「これじゃない!」となる気持ちは理解できる。高いけど規則正しく食感が最高な雪印を選ぶか、安くて美味しいけど食感はほぼないコストコを選ぶか、あとはご自身で判断していただきたい。

というわけで、あまり評判のよろしくない理由は理解できたが、個人的には何ら問題は無く、むしろまた1つ有能な商品を見つけて得した気分である。なにせ25円はコスパ高すぎるでしょ……! 興味がある人はぜひ1度試してみてはいかがだろうか? いつものじゃないけど、美味しいよ!!

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆(全然アリ!)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(食べ切ったら買う!)
オススメシチュエーション: 48本入りだから、二家族以上でシェアするとイイかも。

参考リンク:コストコ公式サイト雪印北海道100 さけるチーズ
Report:P.K.サンジュン
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【コストコの達人】大人気『ロティサリーチキン』のアレンジレシピ! 骨を煮込んだ「カオマンガイ」が超絶品

コストコに出かけると、ついつい他のお客さんのカートに目が行ってしまう──。そんなコストコ会員はきっと多いハズ。ディナーロールやパンオショコラ、ヨーグルトの「オイコス」あたりはかなり頻繁に見かけるが、それらと同じレベルで目にするのが『ロティサリーチキン』だ。

丸々一羽の鶏をじっくりオーブンで焼き上げたロティサリーチキンは、なんと驚異の税込699円。もう1度言おう、丸っと一羽で699円である。そのロティサリーチキンを骨の髄まで美味しくいただくため、今回はタイ料理の定番「カオマンガイ」にアレンジしてみたのでご紹介したい。

・コスパ超最強

コストコ会員ならばおそらく1度は『ロティサリーチキン』を購入したことがあるハズ。リーズナブルな商品がズラリと並ぶコストコの中でも、同商品のコスパとインパクトはまさに圧倒的。コストコデビューした人が100%の確率で「ウソでしょ?」と絶句する、コスパ超最強商品である。

ボリュームについては当然として、調理の手間を考えたら699円はどう考えても安い……いや、安すぎる。コストコ内部のことはわからないが「ロティサリーチキンだけは採算度外視じゃー!」とヤケになっている可能性も否定できないほど、同商品は本気の本気でお買い得だ。

・確かに激安なんだけど

お味の方はと言うと、インパクト絶大なビジュアルとは裏腹に、意外と優しい味付けである。よく言えば飽きの来ない味である一方、悪く言えば刺激が足りない。また肉質は全体的にしっとり系ではあるものの、部位によってはややパサつきがあることも事実だ。

加えて、肉を解体する手間もあることから我が家ではせいぜい3~4回に1度のペースでしかロティサリーチキンを購入していない。コスパ最強であることは間違いないが、手間やボリュームを総合的に考えた場合、ロティサリーチキンをやや持て余してしまうからである。

どうにかしてロティサリーチキンを最後の最後まで美味しく食べ尽くせないものか……? そこで考え付いたのがタイ料理の定番「カオマンガイ」だ。これが試してみたところビックリ仰天! ガチで美味しいカオマンガイが完成してしまった。超簡単なレシピは以下でどうぞ。

・ロティサリーチキンカオマンガイのレシピ

【材料】
ロティサリーチキン: 1羽
米: 適量
にんにく: 1かけら
生姜: 1かけら
パクチー: 適量
スイートチリソース: 適量

【作り方】
1: ロティサリーチキンを分解。フォークやナイフだと効率が悪いので、洗った手で鶏肉をほぐす。

2: 肉を取り終えた骨を鍋に入れ、水を投入。にんにく、生姜、パクチーの根っこを入れて火にかける。

3: 沸騰してから5~10分煮続ける。アクもきっちりすくう。

4: ザルでスープをこして、冷ましておく。

5: 米を洗って炊飯器にセット。スープで米を炊く。

5: 米が炊きあがったら炊飯器に鶏肉を投入。米と一緒に蒸らす。

6: 20~30分経ったら器によそい、パクチーをトッピング。お好みでスイートチリソースをかけて食べる。

・米は絶対に硬めで

少々項目は長いが、要するにロティサリーチキンの骨でとったスープで米を炊くだけの料理である。ポイントはとにかく米を硬めに炊き上げること。カオマンガイは水分が多いと美味しくないので、芯が残らないギリギリの硬さを目指してスープをセットしよう。もちろん、タイ米などを使ってもOKだ。

また、スープだけを飲んで万が一旨味が足りないと感じた場合は、少量の鶏がらスープなどを追加するとイイだろう。スープの旨味が濃い必要はないが、薄すぎるとお米が美味しくない。その他、何が何でもパクチーが必要なワケでもないので、細かい点はお好みで調節して欲しい。

肉の分量も適当だが、今回は米2合に対し1 / 4ほどの肉を使用した。また、肉はあえてパサパサの部分でOK。パサパサでも蒸らすと口当たりがジューシーに仕上がるので、元々ジューシーな部位はそのまま食べて、ややパサつきがある部位をカオマンガイにするといいハズだ。

ある意味で骨の出がらしから取ったとは思えないほど、カオマンガイは鶏の風味豊かに仕上がっていた。「コストコのロティサリーチキンは安いけど……ねえ?」という方にこそ、ぜひお試しいただきたい。繰り返しになるが、米は硬めに炊き上げよう

というワケで、ただでさえ安い699円のロティサリーチキンを、骨の髄まで楽しめるカオマンガイのレシピ。我が家では子供も大喜びで食べていたので、気になる方はコストコでロティサリーチキンをお買い求めのうえ、ぜひチャレンジしていただきたい。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(カオマンガイにするなら毎回でもアリ!)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(買うね! 699円ですよ?)
オススメシチュエーション: 子供でも食べられる。冷めても美味しい。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
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【反則すれすれ】コストコ特別仕様の「叙々苑 焼肉のたれ」が超優秀! どんな安い肉でもとりあえずウマくなる

超高級焼肉店といえば、ご存じ「叙々苑」だ。どの料理も絶品であることは間違いないが、私(P.K.サンジュン)のような小市民は足を踏み入れるだけで震えが止まらないメチャクチャお高い店でもある。私が生きてる間にもう1度叙々苑に行けることは……おそらく無いんだろうなぁ。

それはどうでもいいとして、叙々苑に行かずとも “叙々苑気分” は味わうことはできる。「叙々苑弁当」や「叙々苑の野菜ドレッシング」はもとより、今回ご紹介するコストコ特別仕様の『叙々苑 焼肉のたれ』なんかを利用すればね──。

・コストコ特別仕様

超が付くほど馬鹿デカいコストコの店内を練り歩いていると、まあまあの頻度で「コストコ仕様」「コストコ特別仕様」といった文字に出くわす。そう、コストコにはコストコでしか買えない「コストコ限定商品」が紛れ込んでいるのだ。

例えばコカ・コーラ社の「ドクターペッパーダイエット」などは、コストコでしか手に入らない商品の代表格であろう。以前の記事でご紹介した「叙々苑の野菜ドレッシング」も、そして今回の『叙々苑 焼肉のたれ』も “コストコ特別仕様” の商品。つまり、コストコでしか買えない商品である。

中でも『叙々苑 焼肉のたれ』は、出かけるたび毎回……とまでは言わないが、我が家では無くなれば必ず購入している超レギュラー商品。理由はシンプルに美味しいこと、なんならどんな安い肉でもとりあえずは美味しくしてしまう、パワープレイが可能なタレなのだ。

価格は税込1248円で、1本600グラム入り。叙々苑公式サイトで販売されている「焼肉のたれ」が240グラムで税込648円だから、価格的には「やや割安」といったところだろうか。

・パワープレイが可能

さて、私がオススメするコストコ特別仕様の「叙々苑 焼肉のたれ」の使用方法は2つ。まず、それなりにいいお肉の場合は純粋にタレとして使用する。肉はそのまま焼いて、あとは食べる前にタレを絡ませればOK。ジューシーな肉とマイルドな口当たりのタレの組み合わせは、まさに鉄板だ。


・安い肉で真価を発揮

だがしかし、コストコ特別仕様の『叙々苑 焼肉のたれ』が真価を発揮するのは、もみダレとして使用するときである。例えばグラム100円しない「ちょいと怪しいな……」という牛肉の場合は “もみダレ” として使用するとイイ。常温に戻した牛肉にタレをブチ込み10分ほど放置……

で、焼く。

たったこれだけで最高にウマい肉炒めが完成してしまうのだ。経験上、どんな安い牛肉でもこの調理法で一定のウマさに格上げされる。素材の良さや料理の腕を完全に無視した、ある意味で反則ギリギリな調味料と言えるだろう。

・たぶんあらゆる肉に合う

さらに、それでもイマイチな場合は、追いダレすれば完全に大勝利。牛肉だけではなく豚肉や鶏肉(ちょっと火が通りづらいから気を付けて)にも応用できるから、死角は見当たらない。試したことは無いが、イノシシやカンガルーもこのタレさえあればそれなりに美味しくなるハズ。ズバリ、地球最強調味料の一角だ。

というわけで、コストコ特別仕様の『叙々苑 焼肉のたれ』は本当に優秀な商品だから、気になる人はぜひお試しいただきたい。ただ、これが簡単かつ本当にウマいので、他の料理をする気が失せちゃうんだよな……。そういう意味でも反則すれすれの商品だ。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆☆(文句なし)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(家に無ければ絶対に買ってる)
オススメシチュエーション: ちょっと多いかと思いきや、余裕で使い切れる。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【神】コストコで「1000円以下の赤ワイン」を全部買って飲み比べた結果 → 圧倒的No.1のワインを発見!

超人気大型会員制スーパー、コストコ。食料品を筆頭に日用品から電化製品まで、ありとあらゆるものがお手頃価格で販売されているが、実は意外と狙い目なのが「アルコール類」である。中でもワインは品揃えも豊富! 超オススメ!! ……と言いたいところだが。

逆に品揃えの豊富さが仇となり「結局どれが美味しいのか?」いまいちハッキリしない。そこで今回はコストコで販売されている1000円以下の赤ワインを全て購入し、片っ端から飲み比べてみることにした。全てのワイン大好きっ子たち、そして全コストコ会員たちよ……必見だ。

・ワイン好き & 酒好き5名がレビュー

ここ数年、月1でコストコに通っている私、P.K.サンジュンだが、実はアルコール類にはほとんど手を出したことが無い。理由は単純に飲まないから。いくら安かろうと家で酒を飲まない身としては、常に酒コーナーだけは完全にスルーしていた。

とはいえチラホラと「酒も結構安いよ」とか「特にワインはコスパいいよ」などと言った話も小耳に挟む。自称 “コストコの達人” として、どうにか優秀な商品を発掘したい気持ちはあるが、こればかりは仕方ない……と諦めかけていたのだが、ふと思いついた。

「そうだ。うちの人たちに飲ませりゃええがな」と──。

そう、我々ロケットニュース24には、数名のワイン好き(酒好き)が在籍している。中には毎日のように家でワインを飲むメンバーもいるから、そこまで的外れな感想も出まい。さらに複数人の感想なら信頼度も増すハズ。というわけで、合計5名のワイン好き & 酒好きたちを招集した。

・1位から10位までをランキング

用意したのはコストコで発見した税込1000円以下の赤ワイン、その数なんと10本である。無論、もっと高価なワインも多くあったが、安くて美味しい商品を探し当てるのが我々の使命。そしてコストコ様ならば、1000円以下でも美味しい赤ワインを用意しているハズだ。

今回は事前にワイン名と産地だけを告げ、値段は伏せたまま全てのワインを試飲した。またワインには各自10点満点で点数を付けてもらったので、点数が低かった順からご紹介していこう。なお、価格は購入時の店頭価格で、同点の場合は価格が低い方を上位とした。

・10位: シュトロームベルク ザバーゴイ オーガニック(ドイツ)税込898円 …… 27点

「まるで白ワイン」「渋みがなく飲みやすい」「赤ワインのクセを全部取った感じ」などの評価を得たこのワイン。味としては悪くなく「普通に美味しい」との声も多かった。……が、あまりにも赤ワインっぽさに欠けるため「赤ワインを飲みたいときに飲んだらガッカリするかも」との声もあり、残念ながら最下位。でも、魚料理には合いそうだとか。

・9位: アポシック レッド(アメリカ)税込998円 …… 29点

大きく評価が割れたのが「アポシック レッド」だ。満場一致だったのは「とにかく個性的」という意見。否定派からは「アルコール感はほぼなく、ぶどうジュースを飲んでいるみたい」「蜂蜜のようなコクがあり、むしろ甘ったるい」などの意見が上がった。

一方で「ワインが苦手な人でも飲みやすい」「スパイシーな後味がイイ」という意見も。これは私も一口飲んでみたが、確かにジュースのような飲み口であった。そういう意味で、ワインデビューにはいいのかもしれない。ちなみに今回の中では最高値。

・8位: シャトームーラン ド プライエール(フランス)税込638円 …… 31点

こちらも意見が割れたワインの1つだが「他のワインとは明らかに系統が違う香り」との声が多かった。「甘みが強くてスパイシー」で「とにかく重いワイン」だということは間違いなさそう。一方で「ただただ重いだけで風味が無い」「個性に欠ける」などといった感想も。なお、今回の中では最安値。

・7位: ラランド モーラックA.O.C.ボルドー(フランス)税込738円 …… 32点

“ボルドー” の名に触発されたのか、「王道」という意見が多かったワイン。「どっしり系」「ボディが重い」「柔らかく重い」「濃厚な料理に合いそう」などの意見が相次いだ。逆に「重いけど深みを感じない」「やや気取った味」という意見もあったが、おおむね高評価。

・6位: ラ・ヴィエイユ・フェルム ルージュ(フランス)税込948円 …… 33点

「明らかな果実感」「すぐそこにぶどうを感じるフルーティーさ」など、総じて評価が高かったワイン。「毎日家で飲みたい」「ワインが飲めない人でも飲めそう」などの声があった反面「むしろジュース」「酒としてやや物足りない」との声も。

・5位: カークランドシグネチャー キャンティ クラシコ リゼルヴァ(イタリア)税込948円 …… 34点

「カークランド」とはコストコのPB(プライベートブランド)のことである。裏を返せば「コストコの自信あり商品」ということになるだろう。今回「カークランド」は3本入っているが、5位にランクインしたのが「キャンティ クラシコ リゼルヴァ」だ。

何より “香り” が特徴的だったこのワインは「フローラル」「香りだけで花畑が見える」「ハチになった気分」などの感想が多く聞かれた一方で「香りが強すぎる」との声も。味については「すっきり系で飲みやすい」らしく「店で1杯800円くらいしても納得する」との意見もあった。

・4位: ユステンバーグ カベルネソーヴィニヨン(南アフリカ)税込688円 …… 34点

10本の中で唯一のアフリカ産だったこちらのワインも、総じて評価は高かった。「口当たりが柔らかい」「軽くて飲みやすい」という声がほとんどで、まとめると「家で飲みたいワイン」とのこと。また「肉に合いそうなワイン」らしいので、参考にして欲しい。

・3位: バロン マキシム メルロ(フランス)税込658円 …… 36点

600円代で最も高評価を獲得したのがこちらのワイン。「酸味が強くまろやか」「店で出てきてもハズレだとは思わない」「軽すぎず重すぎず、バランス感覚が素晴らしい」と絶賛の声が相次いだ。中には「コストコ行ったら絶対に買う」との意見も。

ただし「ボディが軽くて物足りない」「アルコール分が弱い」「そのままならいいけど、料理と一緒だと物足りないかも」といった声もあった。

・2位: カークランドシグネチャー コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ(フランス)税込788円 …… 38点

意見が割れたにもかかわらず、結果的に高得点を叩き出したのがこちらのワインだ。肯定派からは「エレガントの一言」「高貴さを感じる」「上品にまとまっている」と絶賛されながらも、否定派からは「深みが無い」「よくわからない甘みがある」など、懐疑的な声が挙がった。

ただし、「料理の後半に飲んだら良さそう」「2杯目、3杯目用のワイン」という意見が出てからはおおむね高評価に。コストコのPB「カークランド」のワインが見事に第2位。

・1位: カークランドシグネチャー メンドーサマルベック(アルゼンチン)税込898円 …… 46点

基本的には意見が割れることが多かった今回の試飲の中で、全員の賛辞が止まらなかったのがアルゼンチン産ワイン「メンドーサマルベック」である。2位に圧倒的大差をつけ、唯一の40点台を叩き出したことからも、このワインがどれだけ高評価だったのかお分かりいただけることだろう。

「香り高い」「樽の香りがちょうどイイ」など、まずは香りの評価が高く、味については「ボディは重めで旨味がある」と、旨味に言及する声が多かった。中には「ホテルなら1杯2000円台で出てきても不思議じゃない」との意見があったほど、断トツでNo.1ワイン、ひいては神ワインである。

というわけで「コストコの1000円以下の赤ワイン」は、結果的に「カークランド」がワンツーフィニッシュを決めて幕を閉じた。当サイトのオススメは絶対の自信を持って「カークランドシグネチャー メンドーサマルベック」である。コストコ会員の方はぜひ参考にしていただきたい。

また、当然ながら個人の好みがあるものの、基本的には「まずい」というワインはなかった。全てのワインに見どころがあったので、お気に入りの1本を探すのも楽しいハズだ。なお、今回ご紹介したワインは全て750ml入りであった。

ワインに関しては正直まだ手探りではあるが、1つだけわかったことがあるとすれば「カークランドは安定感がある」ということだろうか? コストコはワインも悪くない……いや、むしろイイようだ。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【コストコの達人】激レア野菜「シーアスパラガス(サリコルニア)」はこうやって食べよう

ご存じの通り、コストコはアメリカ発祥の会員制スーパーである。日本で流通しているアイテムは当然として、コストコ以外ではほとんど見かけない珍しい商品に巡り合えることも、コストコの大きな魅力であろう。コストコには「初めて見た」が詰まっている。

つい先日、そのコストコの野菜売り場で発見したのが『シーアスパラガス』だ。私、P.K.サンジュン自身は初めて見たし、おそらくこの記事でその名を知った人も少なくないハズ。というわけで、日本では激レア野菜に分類されるであろう『シーアスパラガス』を調理してみたのでご紹介したい。

・シーアスパラガスとは?

コストコの生鮮食品コーナー、もっと言うとカートで突っ込んでいく巨大冷蔵庫コーナーで発見したシーアスパラガス。原産国はイスラエルで価格は税込798円、1パックに300グラムのシーアスパラガスが入っている。

聞き慣れない『シーアスパラガス』とはどんな野菜なのか? 名前だけ見るとアスパラの仲間っぽいが実際のところはどうなのか? まずはパッケージに記載されていた『シーアスパラガス』の説明をそのままご紹介しよう。

「シーアスパラガス(別名:サリコルニア)は栄養価が高く海水で自生する野菜です。海岸沿いの浅瀬など塩分の多い土壌で成長します。シャキッとした食感で、素材そのものに塩味がするので生のままでも召し上がれます。

タンパク質が多く含まれ、ビタミンA、カルシウム、鉄分などの栄養素が豊富です。生のままサラダで、また蒸したり炒めたり、様々な料理にお使いいただけます。シーアスパラガス自体に塩味があるため、調味料の量は控えめの使用をお勧めします」

……なるほど。どうやらシーアスパラガスの “シー” はSEA(海)を表しており、アスパラガスはアスパラっぽい見た目からその名が付いたようだ。ただし、形は確かにアスパラ風ではあるが、大きさは全く違う。1本のシーアスパラガスは手のひらに収まるサイズである。

・そのまま食べると…

注目は海水で自生するため素材そのものに塩味が付いていること。生でも食べられるらしいので、まずはそのまま食べてみると……おお。かなり塩分が強い。シャキシャキ食感と後から来るほろ苦さも印象的だが、やはり塩分のインパクトが最も強烈だ。シャキシャキした塩、そう言ってもいいだろう。

調理方法は色々とあるとのことだが、今回はシーアスパラガスを炒めてみることにした。注意点は2つ、シーアスパラガスそのものの塩分が強いため塩を使わないこと、そしてシーアスパラガスのシャキシャキ食感を活かすために、サッと炒めることである。

・炒めてみた

今回は我が家の冷凍庫に必ず入っているコストコの「シーフードミックス」と、冷蔵庫にあった野菜を適当に炒めてから……

1つかみ分のシーアスパラガスを投入。

あとは本当にササッと火を通せば「シーアスパラガスの炒め物」の完成だ。

・炒めると超ウマい

さっそく食べてみると、あらま……これはイケる! 生で食べると1本でもキツかった塩分が中和され、シャッキシャキした食感が実に心地よい。また、火を通すと後味の苦みはほぼ感じなくなった。どうやらシーアスパラガスは、油と相性の良い野菜のようだ。

とはいえ、やはりシーアスパラガスに含まれる塩分はそれなりにあるので、個人的にはシーアスパラガス単体での調理はオススメしない。他の食材6、シーアスパラガス4くらいの割合いで調理するのがイイのではないだろうか。

その他、サラダにちょっと混ぜてみたり、オードブルのトッピングなどにも使えそうなシーアスパラガス。シャキシャキ食感はかなり美味なので、興味がある方はぜひ1度お試しいただきたい。調理の際は一切の塩を使わない、コレをお忘れなく。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆(炒めるとかなり美味)
また買う度(☆5中): ☆☆☆(毎月じゃなくても2カ月に1回なら買ってもイイ)
オススメシチュエーション: 結構日持ちはするけど、1週間以内くらいで食べ切れるなら。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【コストコの達人】特大「ヤムウンセン」がコスパ最高! ただし、ただし、ただし…

会員ならばご存じかと思うが、コストコは意外と攻めた商品が多い。「これどこに置くんだよ!」「いくつ売れるんだよ!!」的な馬鹿デカい遊具のことではなく、大人気の総菜コーナーの話である。

例えば以前の記事でご紹介した「台湾まぜそば」はコストコらしからぬメニューの代表格であろう。そして最近登場した『ヤムウンセン』もコストコとはあまり親和性のないメニューである。ところがどっこい、コスパは最高! ただし、ただし、ただし……!!

・ヤムウンセンとは

『ヤムウンセン』と聞いて何のことかわかる人は、なかなかのタイ料理通といえよう。ヤムウンセンの “ヤム” はタイ語で「あえる」という意味。“ウンセン” は「春雨」を指す言葉で、簡単にいうと「タイ風 春雨サラダ」のことである。

このヤムウンセン、日本ではかなりポピュラーなタイ料理の1つで、ネームバリュー的には、トムヤムクン・ガパオ・パッタイ・カオマンガイに次ぐ知名度を誇っているのではなかろうか? タイ料理屋に出かけたら「とりあえずヤムウンセン」という人も少なくないハズだ。

とはいえ、所詮は私(P.K.サンジュン)を含むタイ料理大好きっ子たちに通じる話で、一般的にはまだまだ『ヤムウンセン』の知名度は低いことだろう。その『ヤムウンセン』がコストコの総菜になるとは……! いちタイ料理ファンとして涙を禁じ得ない。

だもんで、コストコで『ヤムウンセン』を発見してしまったからには、当然のように購入することが私の宿命(さだめ)──。どうかコストコのヤムウンセンが超絶美味しくて、これをきっかけに多くの人に知ってもらえますように……!! 頼むぞ、コストコのヤムウンセン。

・早くもコスパは最高

で、コストコの『ヤムウンセン』の重量はズッシリ重い850グラム。価格は税込1180円だ。ここで注目して欲しいのは、ボリュームと価格のコスパの良さ。ぶっちゃけ、タイ料理屋のヤムウンセンはさほど多くなく、価格も普通に1000円くらいはする。店で出てくる3~4倍の量でこの価格なら、この時点でお得感はエゲツない

とはいえ、大切なのは味。私はタイを、タイ料理を、そしてヤムウンセンを愛している。故にここはビシッと厳しくジャッジしようではないか。ボリュームと価格は高得点として、具の方はというと……!

これがすっごいッッッ!!

とにかく目を引くのが「エビ」の量である。知らない人が食べたら「エビのサラダ?」と勘違いしかねないほど、エビは超ボリューミー。私は自分でもヤムウンセンを作るのだが、この価格でこの量のエビは入れられない。悔しいが自分で作るよりも安いハズだ。

・コスパは最高なんだけど…

このボリューム、この価格、このエビの量……! 「コストコのヤムウンセン最強ォォォオオオ!!」……と言いたいところだが、残念ながらそうは問屋が卸さなかった。なぜならば問題は味。コストコのヤムウンセンは決して美味しくないワケではない。いや、むしろ美味しい。ただこれって……

普通の春雨サラダやん。

そうなのだ。商品名こそ『ヤムウンセン』を名乗っているが、正直これは『ヤムウンセン』ではない。名付けるなら「プチエスニック春雨サラダ」くらいだろうか? 柑橘系の酸味、スイートチリソースの甘辛さ、クセのあるナンプラーの塩分、そしてニンニク……これら全てが足りていない。

・味を整えてから食べよう

なので、本格的なヤムウンセンがお好みの人は、これらの調味料を追加し、味を整えてから食べるといいだろう。逆にそのままならタイ料理が苦手な人でも余裕で食べられるハズ。そういう意味でコストコの『ヤムウンセン』は、かなり万人受けする味であることは間違いない。

というワケで、コストコの『ヤムウンセン』は「美味しいしコスパも最高にいいけどヤムウンセンじゃない」ということになる。繰り返しになるが、本格的なヤムウンセンがお好みの人は味を整えてから食べることをお忘れなく。

オススメ度(☆5中): ☆☆☆☆(買って後悔しない)
また買う度(☆5中): ☆☆☆☆☆(味を整えれば問題なし)
オススメシチュエーション: 1家族でも十分に完食可能。2日で食べ切れる。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



【保存版】コストコのステーキ肉は「USプライムビーフ肩ロース」が最強! ただし “コレ”をしないと美味しく焼けない

コストコを頻繁に利用する人、そしてコストコ未経験者にもぜひお伺いしたい。あなたがコストコに出かけるとしよう。その際「絶対に買いたいもの」は何だろうか? ディナーロールもイイ、ピザも捨てがたい……が、上位には牛肉、しかも「ステーキ肉」が食い込んでくるハズだ。

ここ数年、月1でコストコに通う私、P.K.サンジュンは、これまで幾度となくコストコでステーキ肉を購入してきた。そして辿り着いた「コストコのステーキ肉はUSプライムビーフ肩ロースが最強」という答え──。調理の際に絶対に守るべきコツと合わせてご紹介しよう。

・牛肉がとにかく安い

コストコはとにかく肉が安い。コストコ会員ならばもちろんのこと、コストコ未経験者でも知る常識レベルの話である。鶏肉も安ければ豚肉も安い、中でもハンパなくお得感があるのが「牛肉」だ。事実、コストコの牛肉はかなり安いと言い切ってしまっていいだろう。

モノによっては100グラムあたり100円台もあたり前、立派なステーキ肉だって200円台前半がズラリと並ぶ。中には400円台の高級品もあるが、品質を考えればそれでも安い。ちょっといいお肉屋さんでステーキ肉を買おうものなら、1000円オーバーなどザラだ。

・「USプライムビーフ肩ロース」が最強

これまで私はコストコのステーキ肉を片っ端から購入してきた。扱いに困るほど巨大なかたまり肉から、お手頃サイズのお肉まで「全てのステーキ肉」と断言しよう。中には「これかも……!」とトキめくステーキ肉もあったが、ここ1年は「USプライムビーフ肩ロース」に落ち着いている。

この「USプライムビーフ肩ロース」は100グラムあたり220円くらいが相場。ステーキサイズにカットされた肉が3枚入っており、1枚あたりの肉はおよそ400~500グラムだ。売り場での販売価格は3000円~4000円台前半で、私はコストコに行くたびに必ず1パックを購入している。

コストコに並ぶステーキ肉の中では比較的リーズナブルな牛肉ではあるが、これがめちゃんこウマい。ジャンル的には赤身肉のウマさを味わうタイプのステーキで、脂肪は控えめ。言うなれば時代にマッチしたステーキ肉である。

・失敗を繰り返し…

ただし、私はこの「USプライムビーフ肩ロース」に限らず、コストコのステーキ肉では何度も失敗を繰り返した。具体的にはどの肉もかなりの厚みがあるため、中まできっちり火が通らないのだ。レアとかじゃない……生なのである。

私自身は、むしろ生肉を喰らいたい派ではあるものの、4歳の娘に生肉を食べさせるワケにはいかない。フライパンや火加減など色々と工夫してみたが、結論を申し上げれば解決方法は非常にシンプルであった。1つは「焼く前に肉を必ず常温に戻すこと」──。そしてもう1つが、

肉を徹底的に叩くことである。

・とにかく叩け

先述の通り、コストコの肉はブ厚い。そしてそのブ厚い肉をそのまま喰らいたくなるのが、食いしん坊の性(さが)だろう。しかし、ブ厚いままで肉に火を通すことは経験上ほぼ不可能(オーブンとか使わない限り)。そこで私は包丁の背を使って徹底的に肉を叩いてから調理している。

平面的にはおよそ1.3~1.5倍の大きさになるくらいまで叩くと、焼いた際ほんのりレアになるくらいの厚みに。あとは塩コショウで下味をつけて、お好みの焼き方で焼いて欲しい。

参考までに私流の焼き方をご紹介しておこう。まずは、フライパンに多めの油を引いて煙が出るくらいギンギンに熱しておく。油は牛脂でもOK。事前に弱火でにんにくの香りを出しておくと尚良い。そしたら……

1: 肉を投入。1分~1分半焼く。

2: 引っくり返して1分半~2分焼く。最後に料理酒か赤ワインでフランベ。

3: 肉を取り出し、3分ほど放置する(肉汁を落ち着かせるため)。

あとはお好みのサイズにカットして召し上がっていただきたい。まずは肉の旨味を感じていただくため、何もつけずに食べてみよう。塩コショウだけでも十分にウマいぞ。

なお、使わない肉はラップして冷凍庫に放り込んでおけば、しばらくもつ。肉を使う際は調理の3~4時間前から自然解凍すれば、ちょうどいいコンディションに。ブ厚い肉が冷凍庫にストックされている心強さよ……! ぜひとも参考にしていただきたい。

というわけで、コストコでステーキ肉を購入するならば「USプライムビーフ肩ロース」が超オススメだ。調理の際は「常温に戻すこと」そして「徹底的に叩くこと」をお忘れなく。味も価格も考慮して、コストコのステーキ肉は「USプライムビーフ肩ロース」が最強だ。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



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