「苺(イチゴ)は何色?」と聞かれたら幼児だって「赤!」と言うだろう。世界各国、老若男女、苺が赤いということは誰もがわかりきっている事実だ。しかし、信じられないことに「白い苺」も存在する。
成長途中の苺が白いことはあるが、その苺は完熟した状態で白いのである。今回は、その白い苺を実際に食べてみることにした。はたしてどんな味をしているのか?
白い苺の名称は『初恋の香り』といい、突然変異から誕生したものだという。突然変異、つまり偶然から生まれた奇跡の苺なわけで、ちゃんと育成するために20年も時間を費やしたとのこと。
実際に手にとってみたのだが、まさに純白の苺といった感じ。果肉が真っ白なので種の部分がとてもよく目立つ。種がわずかに赤く、白と赤の模様が艶やかな雰囲気を放っている。はたしてさのお味は……!?
感想を一言でいうと「上品」なスイート感! 酸味が少なく、それでいて甘さが控えめなので、苺が持つ「繊細な美味しさ」を細部まで感じることができる。白い苺を食べたあとに普通の苺を食べると、その味の違いが顕著にわかる。
普通の苺には「豪快な酸味と甘味」があり、それはそれで美味しいのだが、上品さでは白い苺にはかなわない。一度は食べておきたい白い苺だが、生産量が極端に少ないためなかなか手に入りにくい。タカノフルーツで購入した際は、他の苺とセットになって2100円(白2粒 / 赤3粒 / 合計5粒)だった。
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 【奇跡を食べる】突然変異から誕生した「白い苺」を食べてみた
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