考えても考えても解決するわけではないのに、考え出したら止まらないやっかいな悩み事。きっと誰にでもひとつやふたつあるはずだ。でも、考え過ぎる傾向がある人は少し気をつけたほうが良いだろう。自分が思っている以上に時間を無駄にしているかもしれない。
最新の調査によると、人は1日のうち約2時間何かを思い悩んでいることが判明したそうだ。これは成人してからの一生で考えると、なんと約5年分にも相当するという。
調査はイギリスで行われたもので、成人男女にアンケート形式で回答してもらった。これにより人々の主な悩みの種は、「お金、健康、老い、仕事、男女関係」などであることが判明。これら様々なことに関して、人々は1日平均2時間、1週間で14時間悩んでいるという。
これは、人生の約5年もの時間を何かに悩んで過ごしていることになるのだが、ここまで思い悩んでいるにも関わらず、4人に1人は相談相手がいないと回答。3人に1人は悩みをカウンセラーに相談したり、悩んだ末のストレスで病院に行ったりするなど、何らかの形で専門家にかかった経験があったという。
また、過度に心配事や悩み事について考えたせいで、多くの人がさらになんらかの問題を抱えてしまうことが判明。その主なものは、仕事場における集中力の欠如や不眠症、配偶者や恋人との喧嘩などだったという。
この調査はイギリスで行われたものだが、日本も無関係な話ではないだろう。ちょっとした悩みから大きな問題まで様々だとは思うが、人生のうちでこれほどの時間をかけていたのかと思うと、少し見方が変わるかもしれない。今まさに悩んでいるみなさんにとって、今回の結果がそのきっかけになれば幸いである。
参照元:Mail Online(英文)
photo: flickr the Italian voice
●関連記事
- 女性のウエストが細いほど男性のセックス満足度は高く勃起不全になりにくいらしい
- 家族の存在はデカい! 既婚の肺がん患者の生存率は独身の患者よりも3倍以上高いことが明らかに
- 「飲み屋の近くに住むとヘビードリンカーになりやすい」との研究結果
- 「怒りっぽい性格」は脳卒中になるリスクが2倍になることが判明 / タバコと同じくらい身体に悪いという研究結果
- 8時間睡眠ではダメ! 「身体的痛みの回復には10時間睡眠がベスト」だと判明 / 鎮痛剤より効果大
オリジナル記事: 悩み過ぎ注意! 「人は人生の5年分もの時間を何かに悩むことに費やしている」との調査結果
Copyright© ロケットニュース24 / ソシオコーポレーション. All rights reserved.