いくら高級な食材や珍しい食材を使用したとしても、完成した料理の味がイマイチでは意味がありません。こだわったのに、普通の食材を使った場合とたいして味に違いがないときもあります。ですが、今回ご紹介する店のかき氷は別です。「食材が違うだけでここまで別物になるのか」と驚くほど、違いがはっきりと出ているのです。
・日光の天然氷を使用したかき氷
東京・十条にある甘味喫茶『だるまや』のかき氷には、日光の天然氷が使用されています。どの味を注文しても、天然水のかき氷が出てきます。実際に食べてみればわかりますが、日光の天然氷は、かき氷に対していくつもの恩恵をもたらしてくれるのです。
・キメが細かく「まるで粉雪を踏みつけるような感触」
かき氷にスプーンを入れると、ほとんど抵抗感がなくスーッと埋もれていきます。その感触は、冬の朝に降り積もった粉雪を踏みつけたときの「フワワッ」とした感じに近いと思いました。見ただけでキメが細かいのがわかりますが、食べればそれを実感できます。氷の粒によるザラつきがないのです。
・抹茶をその場で立てる
特に人気のかき氷は、あんこと抹茶の「宇治金時」と、甘めのミルクがかかった「ミルク宇治金時」です。あんこの甘さと抹茶の苦味を堪能したいならば宇治金時。甘いものが好きな人はミルク宇治金時がオススメとのこと。抹茶は注文を受けてから立てているので、手間暇をかけたかき氷であることがわかりますね。
・味にも冷たさにもまったく飽きない
目の前に出されたかき氷は山盛りになっていますが、天然氷の影響なのかフワフワとしているためすぐに崩れていき、女子でもペロリと食べきれるくらいの量になっています。かき氷は最後のあたりになると飽きてくることが多いのですが、味にも冷たさにもまったく飽きず、もっとおかわりしたいくらいの気持ちになります。
抹茶の苦味が鋭いので、あんこの甘さと合わさってちょうど良い「ほろ苦い味」になります。かき氷の中心部まで抹茶が浸透していないので「たいくつな氷だけの味」になるかと思いきや、底にあんこが敷かれているので、後半になっても食べはじめたときに近い「甘くて苦い味」を堪能できるように工夫されています。なんとも絶品なかき氷、皆さんもご堪能あれ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 だるまや
住所 東京都北区十条仲原1-3-6
時間 10:00~18:30(時間帯によっては行列ができます)
休日 火曜日
最寄駅 JR十条駅(遠いのですがJR東十条駅からも歩いて行けます)
Correspondent: Kuzo
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