「命が吹き込まれた作品とは、まさにこのことである!」。そう言いたくなるような3Dアートが現在注目を集めている。
オランダのアーティストRamon Bruinさん(31歳)が描いたその3Dイラストは、今にも飛び出してきそうなくらい超リアル! 「エアブラシは、絵に奥行きとリアルさを与える素晴らしい技術です」と話すBruinさんは、まず10年前にエアブラシを学び始めた。
そしてそのなかで学んだことを応用させながら、2010年から紙と鉛筆だけを使って3Dアートを制作してきた。しかし今でもBruinさんは、3Dアートの難しさに苦悩しているようだ。なぜなら3Dアートは作品そのものを立体的に見せるだけでなく、その3Dアートを写した写真を通してでも、作品を立体的に見せる必要があるから。
その難しさについて、Bruinさんは次のように語っている。
「3Dアートの奥行きというものは、ある角度からのみ見ることができます。また私は明かりを使って、実験も行ってきました。そして正しい明かりを使った時に、絵がその紙から飛び出してきたのです」
様々な見えない努力の積み重ねが、命を吹き込むリアル3Dアート。一度でもいいからBruinさんの作品を生で見てみて、そこから伝わってくる生命の息吹を肌で感じてみたいものである。
(文=田代大一朗)
参照元:Daily News America(英文), BruinさんのFacebookページ, Bruinさんのウェブサイト
▼Bruinさんの3Dアートはこちら:http://wp.me/p25BsW-15By
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オリジナル記事: まさに命が吹き込まれたアート! 紙と鉛筆だけを使った3Dアートが目が疑うほど超リアル!!
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