極太タイヤのタフなバイクが好きな人ならば「ROKON(ロコン)」の名前は聞いたことがあるだろう。スズキのバンバン90のような極太タイヤを履き、ホンダ・モトラのような重機的デザインのアメリカ製バイク、それがロコンである。
日本製のタフなバイクといえばホンダのスーパーカブが思い出されるが、このロコンもまた1950年代から今現在に至るまで、ほとんど姿を変えずに製造されている実力者である。何がどうスゴイのか。それはYouTubeに数々アップされているロコン映像を見れば一発でわかる。
荒地はもちろん、60センチの深さの水の中でも、大木倒れるジャングルでも、ありえないほどの急斜面でも……ロコンは力強く、ゆっくりと確実に走る。最高速度は64キロと原付なみだが、パワーとトルクは半端ない。なぜならバイクなのに二輪駆動。前輪も力強く駆動しているのだ。
排気量は172ccで、牽引力は1トン以上。荷物も載る載る、なんでもござれ。ちなみにエンジンはホンダ製! しかし、それ以上にスゴイのは、巨大なタイヤの中にも水やガソリン(!)を入れておけるのだという。その量は……タイヤ1本あたり約17リットル! 前後輪で約35リットルである!
ガゾリンには気をつけたいところだが、35リットルもの予備タンクがあると思うと、かなりの距離を走っていけそうな気持ちになる。だが、最高時速は64キロ。一般道路のスピードに付いて行くには厳しいだろう。このバイクの真価が発揮されるのはオフロードな状況だ。ちなみにヨルダンの陸軍でも正式採用。サバイバル能力は本物だ。
参照元:Youtube Rokonchile1、ROKON(英語)
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オリジナル記事: 比類なきサバイバル能力! 歴史古き二輪駆動オフロードバイク「ROKON(ロコン)」が無敵すぎてヤバイ
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