女性入店禁止の居酒屋『ささもと』。そう書くと「女性差別だ」という声が聞こえてきそうだが、けっして女性差別ではないし、そうなった理由にいろいろと説がある。「雰囲気やルールが女性には向かない居酒屋」であるため、あらかじめ女性入店禁止になっているという話もあるようだ。まあ、いうなれば男の世界である。
・多くの人たちに支持されている
『ささもと』は居酒屋が密集した「新宿しょんべん横町」にあり、他店がガラガラでも『ささもと』だけは満席という状態が珍しくなく、どれだけ多くの人たちに支持されているかがわかる。それもそのはず、ここの煮込みとヤキトリが絶品なのだ。
・うま味が浸透して食材の内部にしっかりと定着
焼き物は、一度だけ煮込みの鍋に浸してから炭火で焼く。そうすることで、液状のうま味と塩分がほどよく付着。その状態で焼くので、うま味が浸透して食材の内部にしっかりと定着するのだ。
・「味噌タンの串焼き」と「ミョウガの豚肉巻き」
初めての人はとりあえずお酒と煮込みを注文し、焼き物を「ひととおり」と言って注文するといい。ストップをかけるまで、1本ずつ焼き物を出してくれる。お腹がいっぱいになりそうだったらストップすればいい。もちろん単品で注文するのもアリ。特にオススメなのが「味噌タンの串焼き」と「ミョウガの豚肉巻き」。
・女性でも入店することは可能
女性は1人でも2人でも4人でも入れない。しかし、女性でも『ささもと』に入店する方法はある。男性と一緒に行けば女性でも入れるのだ。カップルや家族、友だち、同僚、誰でもいいので男性と一緒に行けば何の問題もなく入れる。男の世界のルールを理解できる「男」と一緒なら大丈夫、……ということなのかも?
・世間一般の女性がゆったりと楽しめる場ではない
長居はできない、酒は3杯まで、おしゃべりしまくる場ではない、狭い、そういう点を考えると、世間一般の女性がゆったりと楽しめる場ではないのは確かだ。一度でも行けばお店に「女性差別をする気なんてない」というのもわかるはず。
店員さんによると、この店は海外の旅行ガイドブック『ロンリープラネット』に掲載されているため、外国人の客も多いという。50年以上通い続けている常連さんもいるが、ネットでこの店を知った一見さんも歓迎するとのこと。筆者は通い続けて15年なのでまだまだヒヨッコだ。とにかく、男女関係なく『ささもと』の料理を堪能してみてほしい。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ささもと
住所 東京都新宿区西新宿1-2-7
時間 ~23:00ごろ
休日 年中無休
Correspondent: Kuzo
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オリジナル記事: 【男の世界】女性入店禁止の居酒屋『ささもと』で煮込みとヤキトリを食べる
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