【ミカコの色恋相談室 第1回】30代男性「一度も女性と交際したことがありません。どうやって誘ったら……」

いつも『三十代女子の恋愛奮闘記』をお読み頂きありがとうございます。新たな年を迎え、従来どおりのコラムに加えまして、皆さまからの色恋に関する素朴な疑問やお悩みに、私なりにお答えさせて頂きたく存じます。ご相談者さまのためを思って、少々辛口になることもございますが、ご了承くださいませ。

さて、記念すべき第1回は、30歳男性からの「今までの人生で女性と交際したことがありません。どうやって女性を誘ったら良いのでしょうか?」というお悩み相談です。

■30代男性からのお悩み相談「女性と交際したことがない」
「僕は今まで生きてきて、30年間一度も女性と交際したことがありません。好きな子はいたりいなかったりするのですが、気持ちを伝えたり、デートに誘ったりする方法がわからないんです。フラれるのが怖いっていうのもあるけど、本当はちょっとだけ面倒なんです。でも、このままで良いとは思えなくて……。どうやったら、楽に女性をデートに誘えますか? この際デートなしで、エッチにだけ誘えたら最高なんですが」

・ソープへ行け
「この際デートなしで、エッチにだけ誘えたら最高なんですが」とのことですが、だったら話は早いです。小説家・北方謙三先生のお言葉をお借りして「ソープに行け」と言わせて頂きます。とは言え、風俗店を利用するのは決してお安くはないので、懐事情によっては「行きたいのはやまやまだが無理」という場合もありますよね。リーズナブルな大衆店でも2~3万、絶世の美女ばかりが在籍する高級店では総額で10万円前後かかります。TENGAが100個以上買えちゃうお値段ですよね。

「ひぇ~」と、腰が引けてしまうお気持ちはよくわかりますが、それでも私は、大枚をはたいてでも風俗店の門を叩くことをオススメします。身を持って女体を経験することで、女性に対しての「本当はちょっとだけ面倒」という気持ちが一瞬で消滅することでしょう。

・性行為は価値観を一転させるインパクト
かの有名な俳人・小林一茶も、女体を知ったのは50歳を過ぎてからと伝えられていますが、今まで童貞で過ごしてきたぶんを取り戻すかのように性行為に熱中したといいます。童貞男性にとって、性行為から得る悦楽とは、これまでの価値観を一転させるほどインパクトがあるものなのです。それに、一般女性とセックスする際も、世の男性たちは、食事やデートに連れていったり、プレゼントを送ったりなど、それなりに必要経費がかかっています。もしかしたら、風俗店の方がうんと安く済む場合だってあるかもしれませんよ。

さて、ご相談者さまの「この際デートなしで、エッチにだけ誘えたら最高なんですが」という言葉が、もしかしたら本心からのものではない可能性も想定して、ここからは、一般女性と交際するためのステップについてアドバイスさせて頂きましょう。

・ヤリチンもフラれると傷つく
「フラれるのが怖い」とのことですが、これは男性なら誰もが抱いている感情です。私は、仕事柄ヤリチン男性を取材する機会が多いのですが、彼らはみな口を揃えて、「オトコは、なんだかんだでプライドが高い生き物だから、女性にアプローチして断られると、非常に自尊心を傷つけられてしまう」と言います。彼らが、どのようにして「断られる怖さ」を克服したかというと、とにかく「慣れること」なのだそうです。「断られて当たり前」という気持ちで、ひたすら声をかけまくる! 最初のうちはいちいち落ち込むようですが、段々慣れてきて、ハートが強くなる! そして、諦めかけてきた頃にOKをもらう嬉しさと言ったら格別なのだとか。

ご相談者さまの場合は、ヤリチン男性のようにナンパしまくるのが目的ではなく、「好きな子はいたり」するということなんですよね。でしたら、不特定多数の女性に手当たり次第声をかけまくるヤリチン男性の手法を、ほんのちょっとアレンジしましょう。「繰り返しアプローチする」という部分は一緒です。それを、一人に対して行なえばいいだけのこと。

むろん、アプローチの仕方が毎回同じだと芸がありません。「好きだ、付き合ってくれ」を繰り返すのは野暮というもの。そうではなく、恋人の有無や好きなタイプを訊ねたり、用事がない時もマメにメールするなど、「○○君ってもしかして私のこと好きなのかも?」と思わせるような言動を繰り返してください。

女性とは不思議なもので、自分自身に好意を持ってくれている男性を、いつの間にか好きになってしまうことが非常に多いです。意中の女性が、ご相談者さまのことを「気になる存在」と認識するようになれば、あちらからも何かしら好意アピールが来るでしょう。彼女も自分を想ってくれているっぽい、ということが伝わってくれば、それが告白の自信になるはずですよ。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏をお金持ちにする方法とは?

2013年は巳年(へびどし)ですね。私事で恐縮ですが、筆者は巳年生まれ(48歳ではなく36歳です)なので、特に意識してしまいます。さて、ヘビといえば金運に縁が深いとされていますね。脱皮を繰り返すヘビのごとく、無限にお金が増えるようにと、ヘビの抜け殻をお財布に入れると金運が上がる、という話を聞いたことがあるでしょう。

しかし、ヘビの抜け殻って何処に落ちているのでしょう? 繁華街やビジネス街で拾った話など聞いたことがありません。だからと言って、人里離れた山奥におもむいたからといって、確実にゲット出来るとも限らないでしょう。通信販売でも取り扱っているようですが、数に限りがあるでしょうから、巳年にあわせて注文が殺到し、入手困難になることも予想されます。また、なかには「これって本物?」と疑いたくなるようなニセ抜け殻が紛れているかもしれません。

以上を踏まえると、ヘビの抜け殻を手に入れるのは随分ハードルが高いといえます。ですが、金運アップを諦めるのはまだ早いです。ヘビの抜け殻以外にも、財布に入れることで金運アップに効果があるとされているアイテムはたしかに存在します。

それは、女性のアソコの毛です。古来より、プロの賭博師が大勝負を打つ際や、兵士が戦地におもむく際に、女性のアソコの毛を御守りとして忍ばせていた話は有名ですよね。それがいつの頃からか、金運アップに効果があるという解釈に意味合いが変わったのでしょう。

ここまで読めばもうおわかりですね? 今すぐカノジョに、「アソコの毛をちょうだい」とリクエストしましょう。理由も言わずに「アソコの毛をくれ」と言っても怪しまれるでしょうが、金運アップの目的を明確に説明すれば、カノジョはきっと理解してくれるはずです。彼氏の金運が上がるのは、カノジョにとっても嬉しいことのはず。喜んで協力を申し出るでしょう。「私との結婚資金を貯めようとしてくれているのだわ!」とポジティブに解釈し、笑顔で股を開くこと間違いなしです。

女性の皆さんも、彼氏にアソコの毛提供を求められたら、「いやらしい!」と思わずに、快く応じてあげてください。アソコの毛提供は、手間もお金もかかりません。先行投資ナシで彼氏の金運が上がるかもしれないのなら、試してみる価値は大いにあるでしょう。2013年が終わる頃には、タワーマンションの最上階に住み、高級外車を乗り回すセレブリティな暮らしに変わっているかもしれませんよ。さあ、今すぐパンツをおろしてアソコの毛を抜きましょう!

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【三十代女子の恋愛奮闘記】「守る」って何から守ればいいの?

先日、20代前半の男性から、とある疑問を投げかけられました。「女性を守るって、何をしたらよいのでしょうか?」

たしかに! 交際を申し込む際やプロポーズ時に、「キミを守っていくよ」という言葉は鉄板とされていますね。歌謡曲の歌詞にも頻繁に登場するフレーズです。「守ってあげたいタイプは~」などの話題もちょくちょく出ます。しかし、よくよく考えたら、何からどのように守っていいか悩んでしまいますよね。

ここが、ライオンやトラなどの獰猛な野生動物がウヨウヨいるサバンナならともかく、平和な日本では、せいぜいペンギンやミナミコアリクイが動物園や水族館から脱走して世間を賑わす程度。もちろん、クマが人里まで降りてくるような地域では細心の注意が必要ですが、都心を歩いていて猛獣に出くわすことなどありえないでしょう。

■宇宙人など未確認生物から守る
とは言え、こんな世の中ですから、何が起きるかわかりません。夜道を歩いている時に、宇宙人や怪物などの未確認生物に危害を被る危険性もあります。その時は、全力でカノジョを守ってあげてください。「宇宙人なんているわけない。いたとしても、自分のような一般人の前に現れるわけがない」と思っていると、痛い目を見るかもしれませんよ。来るべき未確認生物との対決に備えて、筋トレに励むことが、カノジョを守ることに通ずるのです。

■(結婚を前提に交際している場合は)姑から守る
女性にとって、未確認生物よりも怖いのが姑です。「俺のママンは優しいぜ」と思うかもしれませんが、それは貴方が実の息子だからこそ。姑とは、息子の嫁には厳しいものなのです。「すべてのオンナは女優である」という言葉が表しているように、女性はさまざまな顔を使い分けます。それは、貴方の母親も然り。息子に対しては菩薩でも、嫁に対しては夜叉にもなるのです。嫁姑問題が勃発しないように気を配ることが、カノジョを守ることに通ずるのです。

■他のオトコからカノジョのアソコを守る
貴方はカノジョのことを、チョメチョメ目的だけでなく、人間的にも愛しているでしょうが、世の中にはそうでないオトコがうじゃうじゃいます。「一発ヤレればラッキー」という考えの助平男性たちです。彼らは、一発のチョメチョメのために、甘い言葉や高級レストランでのデートで女性を惑わせ、あわよくば己の愚息を女性のアソコに入れようと企んでいるのです。そしてヤリ捨て・ヤリ逃げをし、女性を泣かせます。カノジョが、そういった悪いオトコに引っかからないように、日々のチョメチョメでカノジョを満足させ、カノジョの意識がほかの男性に向かないようにすることが、カノジョを守ることに通ずるのです。

「守る」の意味、ご理解頂けましたでしょうか? 「守る」というのは、決して難しいことではありません。ラクな気持ちで、カノジョを守ってあげてくださいね。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】非料理女性が円満交際を続けるコツとは?

恋愛において、女性が料理上手であることの重要性は、本や雑誌で繰り返し説かれていますよね。「料理を制するオンナは恋愛を制する」とばかりに、華やかかつ凝った料理のレシピがこれでもかというくらい紹介されているのをしょっちゅう見かけます。

また、男性陣から「女性宅のキッチンに、調理器具や調味料が少ないと引く」などの手厳しい声も聞こえてきます。女性が、男性に対して最低限の経済力を求めるとの同じように、男性は女性に対して最低限の料理能力を求めるもの、という風潮ですが、いっさい料理をしないことで円満交際をキープしている女性も少なからず存在するのです。

カレとのデートは基本的に外食で、自宅でまったりしたい時もケータリングを利用し、お泊まりの翌朝、珈琲くらいは出すけれど、朝食を食べる場合は外のカフェに出る……。モテテクの王道からはかけ離れた行動ですが、そういった「非料理女性」に限って、彼氏との交際が順調だったりするものです。非料理女性が円満交際を続けられる秘訣は、いったいどこにあるのでしょうか?

■女性の「料理できます」アピールに疲れている男性が急増中!?
先にも述べたように、「料理を制するオンナは恋愛を制する」という風潮のため、飲み会でも合コンでもやたら「料理できます!」アピールをする女性が急増していますね。趣味を問われると「料理」とか「パン作り」と口を揃え、得意料理は肉じゃがからキッシュまで、「家庭料理もホームパーティー仕様もお任せください!」と言わんばかりのドヤ顔。そう、料理できますアピールは、「私って家庭的でしょアピール」にもつながるため、男性には「結婚を急かされそう」という恐怖心が芽生え、逃げ腰になってしまうのです。

■他人の家のゴハンが食べられない男性が急増中!?
以前、とあるバラエティ番組で、某お笑い芸人さんが「友達の母ちゃんが握ったオニギリが食べられない」と発言し、大ブーイングを受けていました。しかし公言せずとも、同じ考えの人は少なくありません。自分の母親が作った料理には抵抗はないが、他人の家のゴハンが苦手……。カノジョといっても他人ですから、「出来れば作ってほしくない!」というのが本音なのでしょう。彼らは決してマザコンではありません。カノジョを愛していないわけでもありません。単に、他人の作ったゴハンが苦手というだけなのです。

■料理しない女=ミステリアス!?
料理を作らないことは、家庭的な部分を見せないということです。それは、「自分の手の内をまだ全部見せていない」ことにもなりますから、カレにとっていつまでもミステリアスなオンナであり続けられるというメリットがあります。また、料理を作って家庭的な部分を見せることは、関係性を落ち着かせてしまうので、男性が刺激不足を感じて、外に目が向かってしまう原因にもなりかねません。

ほとんどの女性が、「料理できます!」アピールをする時代の流れに逆らって、あえて非料理スタンスで勝負するのも一興ですよ。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】居酒屋! バー! クラブ! お店選びは慎重に

男女が正式交際に至るまで、映画や遊園地などに行くなどの「デート」の手前にあるのが、「ゴハンに行く」という行為ですよね。ここでいう「ゴハン」とは、お酒のことを指します。中高生の恋愛ならいざ知らず、30代の男女が「ゴハンに行こう」となった時、ノンアルコールはあり得ないでしょう。もちろん時間帯にもよりますが、筆者にとって17時以降の「ゴハン」は酒を指します。筆者だけでなく、多くの成人男女が同じ考えだという前提のもと、話を進めさせて頂きますね(強引ですいません)。

さて、酒を提供している店舗といっても、その形態は実にさまざま。店選びを間違うと、うまくいくはずの色恋もうまくいかないことがあります。どの店が良くてどの店が悪いという意味ではなく、相手の価値観に合わない店に行ってしまうと失敗することもある、と解釈してくださいね。

■居酒屋
筆者は嫌いではないのですが、居酒屋はダメという人は少なからず存在します。男女比では、女性に多いですね。「ムードに欠ける」という理由を挙げる女性が多いです。また、「慣れ親しんだ間柄になってから居酒屋に行くのはOKだが、初回からいきなり居酒屋だと、安いオンナに見られている気がして冷める」という女性もいました。

いやはや、女心は複雑ですね。なお、男性にも居酒屋を敬遠する人はいます。お財布に余裕のあるタイプや、イケメンに多いようです(筆者調べ)。「俺に居酒屋は似合わないぜ」というスタンスなのかもしれませんね。

■バー
男女共に、お酒をたくさん飲むタイプは、バーを敬遠します。たしかに、一杯あたりの単価は居酒屋の倍ほどしますから、居酒屋のノリでガバガバ飲んでいては、お会計が大変なことになるでしょう。また、食べるのが好きな人も、バーを好まないようです。ピザなど、軽食に近いツマミがあるバーもありますが、居酒屋のようにガッツリ食べる場所ではないので、物足りなさを感じてしまうのでしょう。

■クラブ
クラブを好まないのは、なんといってもしゃべるのが好きな人! 男女問わず、です。流行りの音楽が大音量で流れるなか、通常の会話をしようと思っても、それは無理というもの。実は筆者も、クラブに苦手意識があるのですが、先日六本木のクラブに行って、気付いたことがありました。

クラブに行き慣れている人は、大音量の音楽の中でも会話を成立させられる、いわゆる「クラブ発声」ができているのです。大声を出さずとも、伝えたいことを大音量から浮き立たせて発声するワザを習得しており、また相手の言葉を聞きとる能力にも長けています。それに対してクラブに行き慣れていない人は、どんなに頑張って大声でしゃべっても、その声はなかなかうまく相手に届かず、そのうえ相手の声を聞きとるにもひと苦労です。

今回挙げたのは、酒を提供している店舗のうち、代表的な形態の三つです。お互いが心地良いと感じる、お店のタイプが同じならノープロブレムですが、「私は居酒屋が落ち着くのに、相手はバー派」とか「俺はバーが落ち着くのに、相手はクラブ派」など価値観が異なると、そこにいる時間が相手にとって苦痛になってしまいます。

それを回避するには、自分の価値観を「絶対」と思わないことが大切です。自分にとっては「酒といったらクラブ」が当たり前でも、相手は苦手意識があるかもしれません。先に、「普段はどういうところで飲んでいるの?」と、相手の価値観を確認しましょう。また、「どこでもいいよ」という言い方をしないこと。相手の懐事情を考慮して、「居酒屋でいいよ」と言ってしまう女性もいますが、もしかしたら相手男性がアンチ居酒屋派かもしれません。

お酒は、色恋には必要不可欠なアイテムですが、飲む場所を間違えると、それが大失敗につながることもあります。お店選びは慎重に行ないましょう。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】順調な恋愛中にわざわざストレスを欲する心理とは?

現代は何かとストレスの多い時代です。仕事や恋愛のすったもんだでストレスが溜まっているというお悩みをしょっちゅう耳にします。ところで、人間はストレスを溜めすぎると(最悪の場合は)死に至ることがありますが、ストレスが全くない状態でも死んでしまうという説をご存知でしょうか。

そもそもストレスとは、外部からの刺激に対して心身が反応することを指します。「上司がキライだ」とか「彼氏とうまくいっていない」などは、外部からの刺激と解釈できますね。そして、それら外部からの刺激に対して、「会社に行きたくない」とか「彼氏に苛立つ」という感情が沸くことが「ストレス」になります。

そのほか日常生活における、「急いでいるのに信号がなかなか青にならない」や「ATMでオバタリアンに割り込まれた」など、ほんの些細な事柄もストレスの一種です。そういった些細なストレスも含めて、外部からの刺激がゼロになってしまうと、空虚感や物足りなさを感じ、生きていく活力が失われるケースもあるでしょう。

そう思うと、ストレスが無いと死んでしまうという説にも頷けます(ややオーバーな表現ではありますが)。ただし、人間が生きていくうえで、ストレスがゼロになることは皆無ですから、「ストレスが全くないために死んでしまった」ということはありえないでしょう。

さて、人間はストレス過小な状態が続くと、わざわざ自分からストレスを求めてしまうことがあります。何不自由なく育った深窓の令嬢が、家出して苦界に身を沈めるケースなども、己の人生にストレスを欲しているからでしょう。

人生という大きな枠組みのみならず、恋愛においても同じことが言えます。彼氏とラブラブで、不安に思うことなど何ひとつない状態だと、自分でも無意識のうちに「ストレスが無い=ワタシ、死んじゃうかも」という思考に至り、わざわざストレスを求めてしまう女性がいます。

彼氏のツイッターやフェイスブックを細かくチェックして「カレったらキモヲタ発言しているわ! ああ、ワタシはキモヲタなカレの本性に気付かないフリをすべきなのかしら!」と悲劇のヒロインに成り切ったり、彼氏のケータイを盗み見て、「母親とのメールがやたら多いわ! 結婚後の嫁姑問題が怖いッ!」と余計な心配をしたり。社内恋愛の場合なら、カレがほかの女性社員と言葉を交わしただけで「カレを、あのオンナに奪われちゃう!」と取り乱したり……。

上記のように、現在の恋愛のあら探しをしてストレスを作り出すなんて馬鹿馬鹿しいと思いませんか? 適度なストレスを欲してしまうなら、もっとポジティブなストレスを作り出しましょう。たとえば、「週末、ホウレンソウのキッシュを焼くから楽しみにしていてね」と、作ったことのない料理を提示してハードルを挙げたり、「アソコでバナナを切る芸を身に着けたの。次のチョメチョメで披露するわ」と、難易度の高いプレイを提案したり……。

次のデートまで、「なんであんな大口を叩いちゃったのかしら、ワタシのバカッ!」とボヤきながらも、何度も料理の試作をしたり、括約筋を強化するトレーニングをするのは、ポジティブなストレスですよね。一番いいのは、「ストレスを求めているのは幸せな証拠」と自分を納得させることですが、どうしてもストレスを欲してしまうなら、ポジティブなストレスをセレクトしましょう。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】彼氏に「○○用品買ってきて」とお願いしてはいけません

同棲中のカップルの皆さん、買い物の分担はどうしていますか? 筆者の周囲では、どちらの役割と決めずに、気付いたほうが買ってくるシステムのカップルが多いようです。後から帰るほうが、先に帰っているほうに対して「買い忘れたものがあれば買っていくよ」などメールしている話もよく耳にしますね。

「じゃあ、長ネギお願い」などの返信を読んで、「今夜は鍋かな?」と想像したりするのも同棲の醍醐味です。ですが、彼氏からの「買い忘れたものを買っていくよ」メールに対して、ひとつだけお願いしてはいけないものがあります。それは生理用品です。

「生理用品を彼氏に買ってきてもらう女性なんて存在するの?」と、驚いた人も多いでしょう。筆者も、この事実を知った時はたいそうな衝撃を受けました。情報の出どころはドラッグストアに勤務する知人からです。「ごく稀に、男性客一人で生理用品を買っていくことがある」と。もちろん、それが恋人からの依頼というのはあくまでも推測です。もしかすると、何らかの目的があって自分自身で使用するために購入しているのかもしれませんが、普通に考えると、恋人に頼まれたと思って間違いないでしょう。

ここまで読んで、「私も彼氏に生理用品を買ってきてもらっているけど、何がいけないの?」と思った女性は、すぐに考えを改めてください。男性にとって生理用品を買うという行為は、想像を絶するほど恥ずかしいことなのです。

罰ゲームの域といっても過言ではないでしょう。「私の彼氏は嫌がったことなど一度も無い」と反論する女性がいるかもしれませんが、彼氏はおそらく、貴女のことが怖くて逆らえないのでしょう。本当は、顔から火が出るくらい恥ずかしいのです。貴女だって、彼氏に「駅前のレンタルビデオ屋でエッチなビデオを借りてきて」と言われたら恥ずかしいですよね。それと一緒です。

男性はロマンティストですから、女性に対して「夢を見ていたい」という思いがあります。自分の恋人のきれいな部分だけを見ていたいと思うのは当然のこと。

80年代~90年代にかけて、「アイドルはウ○チしない」とか、「アイドルのウ○チはピンク色」と言われていた時代がありましたが、それと一緒です。生理もウ○チも、汚いものではありませんが、あえて見せる必要はないでしょう。「生理用品を買ってきてもらうだけなら、見せていることには値しない」と思うかもしれませんが、買い物するだけでも彼氏はつい連想してしまうでしょう。

親しき仲にも礼儀ありです。結婚を前提にした同棲だとしても、ムダ毛処理や放屁と同様に、生理用品も、秘密のヴェールに包んだ状態でいたほうが、新鮮な関係性を継続できるはずですよ。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】恋愛の勘を鈍らせるのは「先読み予定表」?

冬休みシーズンですね。私たち社会人は、社畜の方々を除いては、休みは休みに集中するものです。しかし、子どもの頃はそういうわけにはいきませんでした。筆者が小中学生の頃は、「夏休みの友」、「冬休みの友」という名の課題冊子ほか、漢字の書きとりや計算ドリル、お天気調べ、工作、自由研究などのノルマが課せられており、いま思えば「休み」とは名ばかりだったなぁという印象です。

そして、それら膨大な量のノルマを円滑にこなすため作成するのが、「予定表」。何日までに何ページ進めるなどの日割り予定および、午前中は何をやって午後は何をすべきかという一日の予定表も作成させられましたね。

あの予定表を作成するのが、やたら好きだった人もいることでしょう。色鉛筆やクーピーでカラフルに書き分け、予定どおりにノルマをこなしていく自分に陶酔するタイプです。もちろん、始業式前日に慌てて着手するよりも立派であることはたしかです。でも、大人の恋愛においては、綿密な予定表が「凶」と出ることもあります。

「木曜日の夜に、週末の予定を聞くメールをしよう」、そして「どうせ、すぐに返事が来るわけがない」と決めつけ、「返事がなくても気にせず、土曜の朝に全く別の話題を投げかけてみよう」など、先の先まで読んだ予定表を組んでいる人は、男性にも女性にも少なからず存在します。子どものように色鉛筆やクーピーを使って紙に書いているという意味ではないですよ。頭の中に、先読み予定表が組まれていると解釈してくださいね。

恋愛先読み予定表は、恋愛における「勘」を鈍らせる原因になることがあります。上記の例でご説明しましょう。木曜日よりも前に、意中の相手からメールが来るかもしれません。そうでなくても、すぐに来ないと思っていた返信が、意外に早く来ることもあります。土曜の朝、自分自身が寝坊して、メール出来ないことだって考えられます。つまり、予定表どおりとは限らないということです。

恋愛は予定どおりに進まないのが当たり前。それにもかかわらず、あまりにもきっちりとした予定表を組んでいると、予想外の展開になった時、それに相応しい反応が出来ないこともあります。たとえば、木曜よりも前に、相手から「週末は実家に帰省するのでお土産買って来るよ」というメールが来たとしましょう。恋愛の勘が正しく機能していれば、「気を付けてね」もしくは「お土産楽しみに待っています」などの反応が妥当と判断できるはずです。しかし、予定表に捉われすぎていると、「週末会いたかったのに寂しいです」などの間違った態度をとってしまうことがあります。

もっと大きな予定表を作っている人もいます。「誕生日までに恋人を作る」、さらには「何歳までに結婚する」など、予定表というよりも未来予想図ですね。目安程度なら大いにけっこうですが、未来予想図に固執しすぎると、思い描いたとおりに進まなかった際、焦りのため冷静な判断が出来なくなってしまいます。たいして好きでもない相手と妥協で交際し年月をムダにしたり、婚活に莫大な費用を投資したり……。

先読み予定表や未来予想図に翻弄されている人は、今すぐ破棄してください。私たちはもう大人です。小中学生のような予定表よりも、恋愛の勘を働かせたほうが「吉」と出るはずですよ。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】結婚相手は「二番目に好きな人」のほうがうまくいく?

どんな人と結婚すれば幸せになれるのでしょうか? 容姿も好みどおりで、性格も価値観も笑いのツボもピッタリで、なおかつチョメチョメの相性もバッチリな、世界で一番大好きな人と結婚したからといって、必ずしも幸せになれるわけではないようです。

既婚者に話を聞くと、「チョメチョメの相性は合わないほうがうまくいく」と断言する人もいます。いや、正確にいうと、「チョメチョメの相性が合わない人と結婚するようになっている」とのこと。いったい、どういう意味なのでしょうか?

現代日本では、婚前交渉が当たり前という風潮のため、結婚前の交際期間にチョメチョメに至るケースのほうが圧倒的に多いです。その時点で、「この人とは相性が合わないな」ということには気付けます。しかし、チョメチョメの相性が合わないからこそ、お互いほかの部分で歩み寄ろうと努力します。

その結果、精神的な結びつきが強くなり、結婚に至るというのです。そう考えると、既婚者の方々が言う、「チョメチョメの相性が合わない人と結婚するようになっている」という理屈も、なんとなく理解できますね。

もうひとつ、「世界で一番大好きな人とは結婚しないほうが幸せになれる」と主張する人もいます。皆さんの中にも、「二番目に好きな人と結婚したほうがうまくいく」という言葉を聞いたことがある人がいるはずです。この背景には、一番好きな人だと緊張して気疲れしてしまうとか、トイレでブリブリする音などの知りたくなかった部分を受け入れられないという理由があるのでしょう。また、「自分が想うよりも、想われたほうがラク」という考え方によるものなのかもしれません。

賛否両論あるでしょうが、既婚者の中には、「二番目に好きな人と結婚したことを後悔している」と振り返る人もいます。彼女が一番好きな人と結婚しなかった理由は、緊張感やトイレブリブリ音に対する懸念ではなく、「追いかけるよりも追われる方が幸せになれる」という考えからでした。

しかし、結婚後に直面する様々な問題(配偶者のリストラや姑の介護など)において、「一番好きな人だったら、どんな苦難も乗り越えようと思えたかもしれないけど、二番目に好きな人だと、共に頑張ろうと思えない」ということを痛感したそうです。一番好きな人だったら、いつまでもラブラブ状態でなくとも、「あの時あんなに好きな人だったんだから」と、己を奮い立たせることが出来たはずだけど、その気力がわかないとのこと。

だからと言って、彼女が一番好きな人と結婚していても、仮に配偶者に浮気されたら、「やっぱり二番目に好きな人と結婚したほうがラクだったわ」と後悔したことでしょう。また、当初は二番目に好きな人でも、結婚後に「やっぱりこの人が一番!」と思えるかもしれません。

いずれにせよ、結婚は人生の大イベントですから、相手選びは慎重に行ないたいものですね。いや、慎重になっている場合ではない! という事情の人もいるでしょうから、三番目・四番目どころか十番目、さらには百番目くらいに好きな人にも目を向けてみるのも一興です。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】性権交代を検討中の皆様へ

政治の世界が政権交代したのにならって、「性権交代」を企んでいる人も多いでしょう。性権交代とは、自分と性行為をする相手……、つまり恋人を変えることです。恋人以外とも性行為をする、お盛んな皆さんにとっては日常茶飯事かもしれませんが、ここでは「恋人チェンジ」という意味合いで話を進めさせて頂きますね。ご了承くださいませ。

さて、性権交代にあたって、政権交代と同様にいくつか注意しなければならないポイントがあります。まずは、期待しすぎないこと! 新恋人に過度な期待をすると、すぐさま失望感を味わうことにもなりかねません。「まずはお手並み拝見」程度に構えていましょう。

次に、失言に注意しましょう。新しい恋が始まると、その新鮮さに心浮き立つあまり、つい口が滑らかになって、うっかり発言をしてしまいがちです。男性から女性に対してだと、「近々、同棲したいね」や「俺たち、結婚するかもね」などのテキトーな未来予想図系失言が想定されます。

また、過激プレイや変態プレイを要求するなどの暴言にも注意です。女性から男性に対する失言は、「毎日電話して」とか「週末は必ずデートして」などの無茶振り系失言が多いようです。暴言系は、己の体重も顧みずお姫様抱っこを求めたり、「私がいるんだからエッチなビデオは観ないで!」などでしょうか。

そして、スキャンダルにも気を付けてください。議員さんでも、華々しく当選した直後、過去の赤裸々な過ちがスクープされることがありますよね。私たちは一般人ですから、写真週刊誌を騒がせるようなことはないでしょうが、それでも「ギャンブル好きで多額の借金がある」、「実はまだ手を切っていないセックスフレンドがいる」などのマイナス情報が相手に伝わってしまうと、あっという間に関係性は崩れてしまいます。

後々相手に不信感を持たせるような情報は、前もってカミングアウトしておくか、清算できる事柄はさっさとケリをつけておきましょう。

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