【三十代女子の恋愛奮闘記】男性ウケファッションを狙うなら、ヒョウ柄ボディコンは封印しましょう

先日、美容院でふと手にした女性誌に、アラサー男性3名による座談会が掲載されていました。テーマは「女性の私服」について。仕事中は制服の人も、始業前や終業後は私服姿を見せることがありますよね。「男性は、どうせ女性のファッションに無頓着」かと思いきや、意外と細かくチェックしているようです。

「週のアタマからイケイケなファッションだとドン引きする」とか「居酒屋デートにドレッシーな格好で来られるのは迷惑」、「かばんが小さいと、ちゃんと仕事しているのか疑わしい」等々。これを読んだ女性陣の中には、「ピーコやドン小西じゃあるまいし、ゴチャゴチャうるせえよ!」と苛立ちを覚えた人もいるかもしれませんね。

しかし、なんだかんだで「清楚な女性」が男性ウケするのは仕方ないこと。私たち女性が、「オトコらしい男性がいい」と思うように、男性も「オンナらしい女性」に惹かれるものなのです。

「月曜日だろうと火曜日だろうとヒョウ柄のボディコンを着たい!」という女性もいるでしょう。居酒屋だろうとガード下のヤキトリ屋だろうと、フリルやレースで臨みたい女性もいるでしょう。小さいかばんのほうが持ち運びもラクです。

しかし、「男性ウケ」を優先させるなら、ヒョウ柄ボディコンもフリルもレースも小さいバッグも諦めましょう。二兎を追う者は一兎も得ず、といいます。男性ウケしたいし、自己流ファッションも楽しみたいというのは贅沢です。

ヒョウ柄ボディコンやフリル・レースや小さいかばんは、彼氏が出来るまでクローゼットの奥深くに封印してください。そして、月曜日はジャケット着用のきっちりとしたファッションで、居酒屋デートにはジーンズなどカジュアル系で、かばんは……、ばくさんのかばんほど大きくする必要はありませんが、書類が入っていそうなサイズのものを持つようにしましょう。実際に書類を持ち歩かなくてもけっこうです。「仕事もきちんとしていますよ」、「結婚後は専業主婦になりたいだなんて微塵も思っていない、働く女性ですよ」というアピール目的ですから。

ヒョウ柄ボディコンでも、フリルやレースでも、小さいかばんでも中身は清楚で、仕事もバリバリこなしている女性はたくさんいることでしょう。しかし、ファッションのせいでマイナスイメージを持たれるのはしゃくですよね。「彼氏が出来るまでの演出」だと思って割り切りましょう。

自分の意に反するファッションはどうしてもストレスが溜まるという人は、下着オシャレを楽しむのも一興です。下着なら、他者に見せるわけでもなし、ヒョウ柄だろうとフリルやレースだろうと、具がはみ出そうなくらい小さいパンツでも誰も文句は言いません。仮に男性と一夜を共にすることになり、下着姿を見せることになったとしても、清楚な洋服とのギャップに、狂喜乱舞されること間違いなしでしょう。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子 Twitter / ブログ


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【三十代女子の恋愛奮闘記】男性が家に遊びに来る際は、冷蔵庫に小細工をしましょう

先日、美容院でふと手にした女性誌に、アラサー男性3名による座談会が掲載されていました。雑誌に載るのは芸能人ばかりとは限りません。一般人の本音をクローズアップする目的で、こういった座談会が催されるのは珍しいことではありませんが、たいていは女性座談会が多いですよね。そういう意味でも、男性の座談会は貴重だと思い読み進めてみたのですが、テーマは「女性宅に遊びに行った際に気になる部分」とのこと。

ちまたの恋愛ハウツー本ですでに語り尽くされているのは、なんといっても「便座のフタの裏側」ですよね。女性の一人暮らしだと、便座のフタをあげて用をたすことがないので、つい掃除を忘れがちな部分です。しかし男性は、便座のフタをあげて用をたすので、便座のフタの裏側も当然のごとく視界に入ります。トイレを貸した際に、便座の裏側が汚れていると、間違いなくマイナス印象を与えてしまうでしょう。

便座のフタの裏側ももちろん大事なポイントですが、その誌面座談会で語られていたのは「キッチン」でした。「冷蔵庫に缶ビールとお菓子だけだと引く」や「調味料がないと、いかにも料理しないコっていうのがバレバレ」、「結婚後、きちんと栄養管理してくれるか心配」等々。これを読んだ女性陣の中には、「勝手なことばかり言いやがって!」と苛立ちを覚えた人もいるかもしれませんね。

ひと昔前の、「女性の仕事はお茶くみとコピーとり」という時代じゃあるまいし、現代は働く女性も増えています。男性と同様に、キャリア志向の第一線で活躍している総合職の女性も多いことでしょう。残業や休日出勤が続くと、身体に良くないとはわかっていてもコンビニ弁当が続いてしまったり、帰宅して飲む缶ビールが唯一の楽しみだったりもするものです。

しかし、なんだかんだで「家庭的な女性」が男性ウケするのは仕方ないこと。私たち女性が、「オトコらしい男性がいい」と思うように、男性も「オンナらしい女性」に惹かれるものなのです。

だからといって、仕事で疲れて帰ってきたところ、歯を食いしばって料理せよとは言いません。要するに、男性が遊びに来る時だけ、「演出」をすればいいのです。部屋にインテリアを置くのと同じ感覚で、冷蔵庫の中もインテリアだと思って生鮮食材を並べたてましょう。オブジェです。

といっても、単純に生鮮食材を詰め込むだけでは芸がありません。キャベツやレタスだったら、一玉の4分の3個など、「近日中に料理に使った余りもの感」を出すといいですね。調味料は、バルサミコ酢だの塩麹だの、気取る必要はありません。「さしすせそ」が揃っていれば充分でしょう(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)。

昨今は、何かと「女子力UP」(おなご力UP)などと言って、頑張ることが美徳とされる風潮ですが、そんな余裕はないという働きウーマンの皆さんは、小手先の演出に頼るのもアリなのではないでしょうか。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】男性が家に遊びに来る際は、冷蔵庫に小細工をしましょう

先日、美容院でふと手にした女性誌に、アラサー男性3名による座談会が掲載されていました。雑誌に載るのは芸能人ばかりとは限りません。一般人の本音をクローズアップする目的で、こういった座談会が催されるのは珍しいことではありませんが、たいていは女性座談会が多いですよね。そういう意味でも、男性の座談会は貴重だと思い読み進めてみたのですが、テーマは「女性宅に遊びに行った際に気になる部分」とのこと。

ちまたの恋愛ハウツー本ですでに語り尽くされているのは、なんといっても「便座のフタの裏側」ですよね。女性の一人暮らしだと、便座のフタをあげて用をたすことがないので、つい掃除を忘れがちな部分です。しかし男性は、便座のフタをあげて用をたすので、便座のフタの裏側も当然のごとく視界に入ります。トイレを貸した際に、便座の裏側が汚れていると、間違いなくマイナス印象を与えてしまうでしょう。

便座のフタの裏側ももちろん大事なポイントですが、その誌面座談会で語られていたのは「キッチン」でした。「冷蔵庫に缶ビールとお菓子だけだと引く」や「調味料がないと、いかにも料理しないコっていうのがバレバレ」、「結婚後、きちんと栄養管理してくれるか心配」等々。これを読んだ女性陣の中には、「勝手なことばかり言いやがって!」と苛立ちを覚えた人もいるかもしれませんね。

ひと昔前の、「女性の仕事はお茶くみとコピーとり」という時代じゃあるまいし、現代は働く女性も増えています。男性と同様に、キャリア志向の第一線で活躍している総合職の女性も多いことでしょう。残業や休日出勤が続くと、身体に良くないとはわかっていてもコンビニ弁当が続いてしまったり、帰宅して飲む缶ビールが唯一の楽しみだったりもするものです。

しかし、なんだかんだで「家庭的な女性」が男性ウケするのは仕方ないこと。私たち女性が、「オトコらしい男性がいい」と思うように、男性も「オンナらしい女性」に惹かれるものなのです。

だからといって、仕事で疲れて帰ってきたところ、歯を食いしばって料理せよとは言いません。要するに、男性が遊びに来る時だけ、「演出」をすればいいのです。部屋にインテリアを置くのと同じ感覚で、冷蔵庫の中もインテリアだと思って生鮮食材を並べたてましょう。オブジェです。

といっても、単純に生鮮食材を詰め込むだけでは芸がありません。キャベツやレタスだったら、一玉の4分の3個など、「近日中に料理に使った余りもの感」を出すといいですね。調味料は、バルサミコ酢だの塩麹だの、気取る必要はありません。「さしすせそ」が揃っていれば充分でしょう(砂糖・塩・酢・醤油・味噌)。

昨今は、何かと「女子力UP」(おなご力UP)などと言って、頑張ることが美徳とされる風潮ですが、そんな余裕はないという働きウーマンの皆さんは、小手先の演出に頼るのもアリなのではないでしょうか。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】試食や試乗があるのに、試交際(しこうさい)が無いのは不思議ですよね

恋愛において、「好き」とか「嫌い」という感情以上に厄介なのが「飽きる」ことです。恋愛以外でも、人間ですから飽きてしまうことってありますよね。大好物の食べ物でも、毎日食べ続けるとさすがに受けつけなくなりますし、ゲームやフィギュア収集など趣味に飽きることもあります。

付き合いの長いカップルが、愛情が冷めたわけではないけれど、なんとなく飽きた場合は「マンネリ」といいます。マンネリ打破に関しては、既にあちこちで語られているので、ここではあえてスルーさせて頂きますね。付き合いの長いカップルのマンネリよりも身近なのが、正式な交際に至るまで前に飽きるケースです。

男と女が知り合い、交際に至るまではメールや電話のやりとりをしたり、デートを重ねたりしますよね。まだ、どちらからも「好き」とか「付き合おう」という言葉が出ておらず、なんとなく親しくしている期間です。「彼(彼女)は、自分のことをどう思っているのだろうか?」や、「毎日メールしているのだから、恋愛感情があるに違いない!」、「いや、自分の勘違いかもしれない」など、男も女も悶々とさせられるものです。この悶々期間が一番楽しい! 悶々期間こそ恋愛の醍醐味だ! という人もいますが、悶々期間はあまり長引かせないことをオススメします。なぜならお相手が、悶々期間に飽きてしまう可能性があるからです。

悶々期間に飽きた人間がとる行動はただひとつ! 他の相手に悶々としたがります。「自分とやりとりしているのに、他に目を向けるなんてヒドい!」と思うかもしれませんが、まだ貴方と正式交際しているわけではないので、責めることはできません。浮気ではないのです。

別の相手に対して悶々とし始めてしまうと、貴方の新鮮度は落ち、挽回が難しくなります。では、どうしたらいいのでしょうか? さっさと交際を申し込めばいいのでしょうか? いや、それはハイリスクハイリターンです。「誰でもいいのか?」とか「本気なのか?」と、あらぬ誤解を招いてしまいます。そもそも、恋愛の醍醐味である悶々期間を楽しむことが出来なくなってしまいます。

そこでオススメしたいのが、「お試し交際」です。お相手に対して、「一週間だけお試しで付き合ってみない?」と提案しましょう。思えば、食料品にも自動車にも試食や試乗があるのに、恋愛にだけ「お試し期間」(試交際)が無いのは不思議ですよね。試すことによって、「思ったとおりだ!」や「想像と違うかも」など、正しい判断をすることが出来ます。そして何よりも、その一週間はお互い、「つまらないヤツだと思われたくない」と切磋琢磨し合うので、飽きるわけがありません。なおかつ、「これはあくまでもお試しの交際なのだ」という悶々気分も満喫できます。

以上を踏まえ、いま現在「友達以上、恋人未満」の期間にある人は、「ぼちぼち飽きられそう」という頃に、「お試し交際」を提案してみましょう。正式交際の申し込みではないのですから、断られても恥に思うこともありません。気楽なノリでお試しください。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】合コンの人数配分 「黄金比」は3対3?

「黄金比」という言葉がありますね。人間が、もっとも均整がとれていると感じる比率のことで、古代ギリシャ時代には「神の比」とまで言われました。デザインや建築、さらには美容整形の現場でも使われる「黄金比」ですが、この言葉が転じて、たとえば調味料を配合する際に、「魚の煮付けの黄金比は醤油とみりんが……」などと使われることもあります。

料理をしない人には興味が湧かない話かもしれませんが、合コンにも黄金比があると聞けば、関心を持たずにはいられないでしょう。

仕事や日常生活において異性との触れ合いがない人にとって、合コンは貴重な出会いの場です。自身が企画せずとも、友達の中に一人でも幹事体質の者がいれば、その恩恵にあずかることが出来ます。同性の友達でなくとも、異性の友達でもかまいません。とにかく、合コンをやろうと先陣を切ってくれる友達が一人でもいれば、出会いのチャンスにこぎ着けることは可能です。

幹事体質の友人にありがたがるのはこれくらいにして、肝心の合コンの中身ですが、私は「3対3」をオススメします。「3対3」こそ、合コンの黄金比です。

まず、8対8など、人数が多すぎる合コンはほぼ収穫が得られないといって間違いないでしょう。合計16人、もはや合コンというよりも大宴会です。どじょうすくいを踊り出したり、「ハナコさんのハの字はどう書くの? こう書いてこう書いてこう書くの♪」と尻文字を披露する者が出てくる危険性があります。どじょう踊りや尻文字を見ながら異性を口説くのは至難の業! 

では、少人数ならいいのかというと、そうでもないのが難しいところです。2対2は、合コンではなく「お見合い」という要素が強くなってしまいます。何故なら、幹事同士は知り合いなのですから、当然、もう1名を狙う形となるわけです。となると、残された貴方には、相手方の幹事しか残っていません。自分の好みにマッチすればノープロブレムですが、必ずしもそうとは限らないですよね。

4対4はどうでしょう? 一般的には主流とされている人数配分ですが、意外としっくりきません。一番端に座ってしまうと、反対側の端の人とはほとんど話せないのです。「席替えをすればいいではないか!」と思うかもしれませんが、三十路世代の合コンとなると、10代・20代の若者の合コンのように、席替えが行なわれる雰囲気にならないこともあります。お座敷席ならまだしも、テーブル席だとさらに席替えの望みは薄くなりますね。

3対3なら、一番端に座っても、反対側の端の人とも会話が出来る距離感なので、全員としゃべることが出来ます。選択肢も、2対2ほど少なくないですし、8対8ほど多くもありません。まさに黄金比です。

合コンに誘われた際は、「どんな人が来るの?」という相手スペックの確認の前に、「何人対何人?」と、人数配分をチェックすることから始めましょう。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】一回チョメチョメしたくらいで彼女にしてほしいなんて思っていませんからね

日本人には、他民族と比べて「恥」を重んじる文化がありますよね。大人になると特に、悪口を言われることよりも、恥をかかされることのほうが嫌だと感じる人が多いのではないでしょうか? 

何をもって「恥」と見なすかは、人それぞれ価値観が異なるでしょう。たとえば、シーンとしたオフィス内で爆音級のオナラをしてしまった場合。「恥ずかしくてもう会社に行けない」と思う人もいれば、「生理現象なのだから恥ずかしくもなんともない」と開き直れる人もいます。

私たちは大人ですからオナラによる「恥」は滅多にありませんが、勘違いにまつわる「恥」は、けっこう多いですよね。そう、勘違いほど恥ずかしいものはありません。勘違いの恥ずかしさに比べたら、オナラによる恥なんて屁みたいなもんです。

では、勘違いによる恥の具体例を挙げてみましょう。ちまたの女性たちからは、「たかだか一回チョメチョメしたくらいで勘違いしないでほしい!」という男性への要望が寄せられています。といっても、「一回チョメチョメしたくらいで彼氏づらをするな」ということではありません。むしろ、その逆です。

つまり、「女性という生き物は、一回チョメチョメしただけで真剣交際を迫ったり、さらには結婚をほのめかしたりする」と思い込んでいる男性が多すぎる! ということです。チョメチョメが終了した途端、聞いてもいないのに「今は特定のカノジョを作る気ないんだよね」や「イチオウ好きなコがいるからさ」とか、さらには「遠距離だけどカノジョがいるんだ」という言い訳を始める男性、腐るほどいます。

男性側としては、「一回チョメチョメしただけでカノジョづらされたくないから、先手を打っておこう」という作戦なのでしょう。ですが、それが勘違いなのです。嗚呼ッ! 恥ずかしい。目の前の女性は、貴方に対して「付き合ってほしい」だの「嫁にもらってほしい」だの、1ミリも思っていないのですよ。むしろ、「この男、とんでもない自惚れ屋だわ」と心の中で嘲笑い、次の女子会(おなご会)の話題にしてやろうとジャッジするでしょう。

もちろん、中には一回のチョメチョメで真剣交際や結婚を迫る重たい女性もいるので、用心したくなる気持ちはわかります。チョメチョメ前に、どれほどドライな女を気取っていようとも、チョメチョメした途端に「好きになっちゃったみたい、テヘペロ」などと言い出す者もいるので、男としては気が抜けないのでしょう。しかし警戒しすぎるのは相手に対して失礼です。

では、どのような態度が望ましいかというと、普通にしていましょう。防護柵を張り巡らせることもせず、かと言って「キミとのチョメチョメは最高だったからストーカーになってしまいそうだぜ!」という逆転の発想も不要です。普通にピロートークを楽しみ、普通にシャワーを浴び、普通に解散しましょう。数時間後に届く、女性側からの「昨日はありがとう」というメールに対しても、警戒しすぎて無視すると、勘違い男の烙印を押される要因になります。普通に返信しましょう。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】一回チョメチョメしたくらいで彼女にしてほしいなんて思っていませんからね

日本人には、他民族と比べて「恥」を重んじる文化がありますよね。大人になると特に、悪口を言われることよりも、恥をかかされることのほうが嫌だと感じる人が多いのではないでしょうか? 

何をもって「恥」と見なすかは、人それぞれ価値観が異なるでしょう。たとえば、シーンとしたオフィス内で爆音級のオナラをしてしまった場合。「恥ずかしくてもう会社に行けない」と思う人もいれば、「生理現象なのだから恥ずかしくもなんともない」と開き直れる人もいます。

私たちは大人ですからオナラによる「恥」は滅多にありませんが、勘違いにまつわる「恥」は、けっこう多いですよね。そう、勘違いほど恥ずかしいものはありません。勘違いの恥ずかしさに比べたら、オナラによる恥なんて屁みたいなもんです。

では、勘違いによる恥の具体例を挙げてみましょう。ちまたの女性たちからは、「たかだか一回チョメチョメしたくらいで勘違いしないでほしい!」という男性への要望が寄せられています。といっても、「一回チョメチョメしたくらいで彼氏づらをするな」ということではありません。むしろ、その逆です。

つまり、「女性という生き物は、一回チョメチョメしただけで真剣交際を迫ったり、さらには結婚をほのめかしたりする」と思い込んでいる男性が多すぎる! ということです。チョメチョメが終了した途端、聞いてもいないのに「今は特定のカノジョを作る気ないんだよね」や「イチオウ好きなコがいるからさ」とか、さらには「遠距離だけどカノジョがいるんだ」という言い訳を始める男性、腐るほどいます。

男性側としては、「一回チョメチョメしただけでカノジョづらされたくないから、先手を打っておこう」という作戦なのでしょう。ですが、それが勘違いなのです。嗚呼ッ! 恥ずかしい。目の前の女性は、貴方に対して「付き合ってほしい」だの「嫁にもらってほしい」だの、1ミリも思っていないのですよ。むしろ、「この男、とんでもない自惚れ屋だわ」と心の中で嘲笑い、次の女子会(おなご会)の話題にしてやろうとジャッジするでしょう。

もちろん、中には一回のチョメチョメで真剣交際や結婚を迫る重たい女性もいるので、用心したくなる気持ちはわかります。チョメチョメ前に、どれほどドライな女を気取っていようとも、チョメチョメした途端に「好きになっちゃったみたい、テヘペロ」などと言い出す者もいるので、男としては気が抜けないのでしょう。しかし警戒しすぎるのは相手に対して失礼です。

では、どのような態度が望ましいかというと、普通にしていましょう。防護柵を張り巡らせることもせず、かと言って「キミとのチョメチョメは最高だったからストーカーになってしまいそうだぜ!」という逆転の発想も不要です。普通にピロートークを楽しみ、普通にシャワーを浴び、普通に解散しましょう。数時間後に届く、女性側からの「昨日はありがとう」というメールに対しても、警戒しすぎて無視すると、勘違い男の烙印を押される要因になります。普通に返信しましょう。

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【三十代おなごの恋愛奮闘記】「女子」という言葉にイライラする皆様にご提案

自分にとって実質的損害がなくても、なんとなくイライラさせられることってありますよね。たとえばテレビのコマーシャル。イラつくポイントには個人差があるでしょうけど、すべてのコマーシャルを聖人のような穏やかな気持ちで観ていられる人はほとんどいないはずです。

テレビのコマーシャル以外にも、イライラさせられる物事は日常に多数潜んでいますね。最近は、「女子」という言葉に、どうにもこうにもイライラさせられるという男性、多いようですね。「女子力」や「女子会」などの言葉を耳にするたび怒りに震え、ネット掲示板やツイッター等でその怒りを爆発させている男性のなんと多いことでしょう。

さて、「BBAのクセに何が女子だ!」とか「女子会じゃなくて婦人会だろう!」と、妙齢女性の女子発言を全否定している男性にとって、肯定すべき存在は何なのでしょう? おそらく、彼らが思う「女子世代」の女の子……、つまり10代のピチピチギャルということになりますが、彼らはピチピチギャルに相手にされているのでしょうか? 残念ながら答えは「ノー」のようです。10代のピチピチギャルが、「女子」という言葉に過剰反応する偏屈男性とお付き合いしている例など、見たことがありません。偏屈男性の思いは、どうやら一方通行のようですね。

「10代のピチピチギャルと付き合いたいのではなく、女子発言さえしなければ妙齢女性もウェルカムである!」と反論する男性もいるかもしれません。ですが、女子発言をいっさいしないのは不可能です。なぜなら、「女子トイレ」や「女子アナ」、「女子種目別~」など、成人女性を「女子」として指す言葉はこの世にごまんと存在するからです。

それでも「女子」という言葉を禁じると言うのなら、女子にかわる言葉を見つけなければなりませんね。「かわりの言葉を探さなくても、『女性』や『女』でいいではないか!」というご意見もあるかと思いますが、「女性」や「女」という言葉に置き換えられるなら、とっくに置き換えていたことでしょう。「女性」や「女」では生々しいから、「女子」という言葉でぼかしていたわけですから。

そろそろ結論を申し上げますね。「女子」にかわる言葉として、私は「おなご」という言葉をご提案させて頂きます。「女子」を「じょし」と読むからこんなにも社会問題に発展してしまったのです。読み方をかえて「おなご」と読めば、不思議とイライラさせられませんよね。「おなご力」(おなごりょく)、「おなご会」、大いにけっこうではありませんか! 「女性」や「女」のような生々しさもありません。

というわけで、この連載タイトルも「三十代女子の恋愛奮闘記」から「三十代おなごの恋愛奮闘記」に変更させて頂きますね。今後とも、「三十代おなごの恋愛奮闘記」をよろしくお願いいたします。

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【三十代女子の恋愛奮闘記】お騒がせ体質なオンナは熟キャバで副業すべし!?

日本にも海外にも、「お騒がせ女優」とあだ名される女優さんがいますね。個人名は挙げませんが、彼女たちの共通点は、普通に仕事だけをこなしていれば、高評価を得られる卓越した演技力を持っていながらも、なぜかプライベートで様々な「お騒がせ」を巻き起こしてしまうという点です。

彼女たちのような「お騒がせタイプ」は、私たち一般人のなかにも存在します。といっても女優さんではないので、周囲が騒ぐわけではありません。一人で騒いでしまうケースです。

皆さんの周りにも、仕事も恋愛も順風満帆なのに、なぜか一人で勝手に騒いで、己の幸せをぶち壊してしまうタイプの女性がいませんか? いわゆる、自らいばらの道を歩んでしまうタイプです。

具体例を挙げてみましょう。将来的には結婚も考えている彼氏と同棲中なのに、なぜか「ダメンズ」と浮気してしまったり、長年の片想いをやっと実らせてラブラブな交際がスタートしたばかりだというのに、なぜか「去年告白した時は私をフッたよね。あの時のオンナとまだ続いているの?」と疑心暗鬼に陥ってしまったり……。

はたから見れば全く理解できない行動ですが、彼女たちはどうしてわざわざ「お騒がせ」を起こしてしまうのでしょう? 原因は人それぞれかと思いますが、一番多いのは「ヒマだから」というごく単純な理由です。ヒマだと、人間は手持ち無沙汰になります。そしてつい、余計な行動を起こしてしまうというわけです。これを解決するには、ヒマじゃなくなるのが一番です。

たとえば、不況の影響で毎日定時退社、家に直帰してダラダラしているだけという理由でヒマだというなら、スポーツジムや習い事に通ったり、資格取得の勉強を始めてもいいでしょう。義務を伴わない行為にはイマイチ乗り気になれないという人は、いっそのこと副業を始めるのもアリだと思いますよ。アフィリエイトのように自宅で作業できる副業よりも、熟キャバ(熟女キャバクラ)のように通勤が伴う副業のほうがベターですね。

実家暮らしで、食事も洗濯も掃除も母親がほとんどやってくれるからヒマだという人は、思いきって一人暮らしを始めるといいでしょう。「実家暮らしでも、それなりに家事にも協力している」と反論する人もいるかもしれませんが、多少は母親がサポートしてくれる環境と、全てが自分にのしかかってくる環境ではだいぶ違うはずですよ。

ゴミ出し、電球替え、ティッシュペーパーひとつ切れたって自分で買いに行かねばならないのですから、だいぶヒマではなくなるはずです。そういえば昔読んだ本に、「高校を卒業したら、どんな安アパートだろうと一人暮らししたくなるのが普通。25歳過ぎて、家族の介護など特別な理由もなく実家暮らししている意味がわからない」と書いてありました。実家暮らしが全面的に悪いというわけではありませんが、手持ち無沙汰なくらいだったら一人暮らしを検討してみるのも一つの方法かと思います。

なお、ヒマじゃなくてもなぜか「お騒がせ」を起こしてしまう女性も存在します。総合職のバリバリのキャリアウーマンで、かなり忙しいハズなのに、「お騒がせ」を起こしてしまうタイプ。このタイプは、痛みで生きていることを実感する人がいるように、「刺激」によって「恋愛している」と実感したいようです。「どんどん強い刺激を上乗せしていけばいいのでは?」と思うかもしれませんが、むしろ一度痛い目にあわないと目が覚めないのでしょう。社内の男性社員全員と関係を持ったことがバレて会社に居づらくなり退職するハメになったり、不倫相手の奥様から多額の慰謝料を請求されるなど、何らかのきっかけが無いと、穏やかな恋愛にシフト出来ないのかもしれません。

自分が「お騒がせタイプかも」と思った人は、まず「ヒマタイプ」なのか「刺激欲タイプ」なのか自己分析することから始めてみてください。せっかくうまくいっている穏やかな恋愛を壊してしまわないよう、早めに目を覚ましましょう。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子


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【三十代女子の恋愛奮闘記】カキタレの皆さん! 百流業界人にご注意ください!! 

元々はテレビ業界用語だったものが、私たち一般人にも浸透するケースも珍しくないですよね。「ギロッポン」(六本木)、「ザギン」(銀座)、「シースー」(寿司)など。今回はそういった業界用語の中から、「カキタレ」という言葉に注目してみたいと思います。

カキタレは元来ひとつの言葉ではなく、「カキ」と「タレ」が合わさった言葉です。「カキ」は性行為、「タレ」は女性。つまり、カキタレとは「性行為要員の女性」を意味します。下品な言葉ですね。下品な言葉ではありますが、業界人と一般人の距離感が近付いたことで、このカキタレという言葉もずいぶん浸透した感があります。要するに、一般人のなかにもカキタレであるという人が増えつつあるということです。

カキタレをしている人は、いったいどのような意志で業界人との性行為に臨んでいるのでしょうか? 「著名人と性行為をすることにステータスを感じている」という人もいれば、「今は性行為だけの間柄だが、いつかは本命の恋人にしてくれるかもしれない」と期待している人もいるでしょう。また自身が、カキタレであることに気付いていないケースもあるかもしれませんね。

なおカキタレは決して、東京在住の人に限ったことではありません。業界人とて、私たち一般人が出張するのと同じように、地方都市に足を運ぶこともあります。その際に知り合い、地方カキタレになることも珍しくはないのです。

カキタレに対しては、賛否両論あるかと思いますが、結論としては「本人が納得しているのならそれで良いだろう」といったところでしょうか。しかし、いかに本人が「自分は今の状況で幸せ!」と思っているとしても、どうにもこうにもほっとけないケースもあります。

それは相手業界人が、二流三流どころか、五流六流……いや、百流業界人の場合です。百流業界人とは、ここでは「自称・業界人」の人々としましょう。名刺に「プロデューサー」と印字してはいるものの、いったい何をプロデュースしているのか定かではない人は、まさに百流業界人ですね。また、ブレイク前の劇団員さんやバンドマンさんや芸人さんのなかで、「何の根拠もなく業界人ぶっている人々」も百流業界人とさせて頂きます。もちろん、ブレイク前の劇団員さんやバンドマンさんや芸人さんが悪いということではありません。謙虚な心持ちで頑張ってらっしゃる皆さんは、決して業界人ぶったりはしないでしょう。

さて、百流業界人の定義づけが出来たので、次は百流業界人の特徴について紐解いていきましょう。彼らのわかりやすい特徴は、「ファンのコたちを悲しませるから、特定の恋人は作らない!」という謎の持論を押しつけ、「でも、俺に惚れているお前の気持ちには答えたい」といって性行為を求める、ということです。

百流業界人を一流業界人と信じているカキタレの皆さんは、「恋は盲目」状態になっているでしょうから気付かないかもしれませんが、こういうことを言う百流業界人は、いつまで経っても売れないことがほとんどです。恋人がいたら悲しむファンのコなどいるわけがありません。恋人がいたら悲しむような熱狂的ファンが何人もいたら、とっくに売れていることでしょう。これは、自分をわかっていないことの表れですね。自分をわかっていないから売れないのです。完全に負のスパイラルに陥っていますね。

日本国民誰もが知っているような一流業界人が、「ファンのコたちを悲しませるから、特定の恋人は作らない!」と言うならまだしも、百流業界人の分際でそんなことを言っている輩にはさっさと見切りをつけましょう。たかがカキタレ、されどカキタレ! 恋活も婚活もせずにカキタレ活動に身を投じるというのなら、一流のカキタレ目指して頑張ってください。

恋愛コラムニスト:菊池美佳子


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