この世はイミテーション! 空虚な世界に木霊す機械音! トモくんと発明博士第4話「何もかもが作りモノなんじゃよ…」

マンガに登場する博士の髪型を最初に描いたのは誰なんだろう。やっぱり鉄腕アトムのお茶の水博士を描いた手塚治虫先生なのかな。 漫画:ザックKT-4


誰か呼んできてっ! 万事休すの危機的状況! トモくんと発明博士第3話「浮いてたのは体だけじゃないんじゃよ…」

ネットニュースで見たんだけど、空を飛ぶ車がもうすぐ完成するらしいね。やっぱり運転するには飛行機運転の免許とかいるのかな。自分が生きてるうちに一回は乗ってみたいなぁ。 漫画:ザックKT-4


【天才か】100均のビニール傘とテーブルクロスだけで出来る「飛沫感染対策」が世界を救えそう

この数カ月で、一体どれだけの飲食店が閉店を余儀なくされただろう。すべては新型コロナのせいであることは疑うべくもないが、だがしかし。店内での飛沫感染を恐れる人たちの気持ちもよく分かる。そう、飲食店側もお客側も、我々は等しくコロナの被害者なのだ。

そんな状況を憂う一人の男がいた。当サイトの創設者にして私(あひるねこ)の上司、そして紛(まご)うことなきアホのYoshioである。男は言う。俺の発明で世界を救いたいと──。なんでもそれは100均に売っている商品だけで可能らしい。かくして私も、アホと一緒に世界を救うことになった。

・材料は100均オンリー

それでは飲食店における飛沫感染対策に使用する100均グッズをご紹介しよう。まずは普通のビニール傘。もちろん税抜100円である。

続いてテーブルクロス。布製ではなく透明ビニール製を使う。こちらも税抜100円。用意するのは以上だ。

この合計わずか200円の商品だけで、Yoshioは世界を救うと豪語する。いつもは のび太から射撃とあやとりの才能を取り除き、ダメな方向に海底2万マイル潜水してしまったくらいアホなYoshioであるが、今回ばかりは真剣そのもの。本気の飛沫感染対策を示してくれるらしい。

・作業スタート

なので私としては余計なちゃちゃは入れず、手順を順番にお伝えすることで冷静にYoshioの挙動を見守りたい。まずビニール生地のキャップをすべて外す。これにより金属の骨がむき出しになるので、周囲の安全に注意する。

続いて先端のキャップも外して、

ビニール生地と骨部分を完全に分離する。

次はちょっと細かい作業だ。傘を開く時に固定する部分(上はじき)のちょっと上に、止めびょうというネジみたいなパーツがある。本来、これによって傘が上まで開きすぎるのを防いでいるのだが、ここではこの止めびょうを引き抜く。

そうすると傘が一番上まで開くので、

この状態で、先ほど外したビニール生地を再び骨に取り付ける。これにより、傘が強風で裏返ったような、アンテナみたいな形状になるのだ。

最後に先端のキャップを元に戻せば……

準備完了である。

・次はテーブルクロス

文章で読むとムズそうだが、実際には何てことない作業なのでご安心を。だってYoshioが考えたんだぞ? それを忘れないでくれ。さあ、続いてテーブルクロスの出番だ。先ほど完成した傘の、ビニール生地の端部分に……

テープでテーブルクロスを貼り付けていく。

すると、ちょっとコテージっぽいルックスになる。

今のままだと長すぎるので、下の部分を適当にカットする。

完成である。

テーブルクロスを貼る時は、1周丸々グルッと貼らず、人ひとりの肩幅くらいのスペースを空けておくのを忘れずに。

最後に傘を持ち手が上になるよう天井から吊るす。かける所がない場合は、天井に両面テープでフックを取り付けよう。これがYoshio発案による飲食店向け飛沫感染対策、その名も……

『ASフィールド(絶対安全領域)』……!

・対コロナ傘型決戦兵器

コロナ対策で席と席との間にパーテーションを設置している店をよく見かけるが、Yoshioによるとあれは非常に高価なものらしい。しかし、この『ASフィールド』なら税抜200円で済む上に、周囲をほぼビニールで覆っているため安全性も高い。

無論、同席者とのコミュニケーションも容易だ。

飲食店側は費用を大きく抑えられ、お客は今以上に安心して外食できる。両者にとってのメリットを追求した結果生まれた『ASフィールド』は、コロナ禍以降のスタンダードになる可能性があるとYoshioは語る。

使ってみた感想としては広すぎず狭すぎず、ちょうどいい塩梅のスペースだった。食事に没入できるという意味では、ラーメン店『一蘭』の席の作りに近いものがある。むしろ視界が開けている分、解放感はあちらより高いように思う。

・頑張れ世界

まあ手作り感がエグイという欠点もあるにはあるものの、アホのYoshioにしては画期的な発明ではないだろうか。この『ASフィールド』が世界を救う……のかどうかは分からないが、飲食店経営の皆さまにはぜひ導入をご検討いただきたい。

Report:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【夜の匂い】安全基準法クリア! 博士の苦労が垣間見える一幕! 四コマサボタージュ第284回「開発苦労秘話」

透明人間になれる薬があったとしてドコまで透明なんだろう…。服はやはりそのままなのかな…だとしたら透明になれる薬を服用できる季節って限られるよね。そもそもの話、例え他人に見えずとも公衆の面前でスッポンポンになれる度胸ないわ…。

漫画:ザックKT-4

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中国農民が作った風力発電自動車が意外と本格的でスゴイ!

中国農民が作った風力発電自動車が意外と本格的でスゴイ!

環境への配慮から、車は従来のガソリン車だけでなく、ハイブリッド車、電気自動車などの研究開発が進められ、すでに市民の間でも広がりを見せている。

だが、同じエコでも風力発電で走る自動車を見たことはあるだろうか。なんとそれが中国で製作されたというのだ。しかも作ったのは科学者でもエンジニアでもない。55才の農民である。

風力発電自動車を発明したのは農民の唐振平さんだ。ガソリンを使わない自動車はモーターショーなどでもお馴染みだが、風力発電で走る自動車というのはあまり聞いたことがないのではないだろうか。

だが、唐さんはそれを作り上げてしまった! 百聞は一見にしかず。Youtubeにアップされた動画にはみごとに公道を走る風力自動車が映し出されているぞ!

この風力発電自動車の動力は風。フロントについた大きな羽が回って電気が作られる。時速40キロ以上で走ると風を受けた羽が回転し電気が作られ、充電される。つまり走りながら電気が作られるということだ。

当初、動力は風力発電のみだったが、のちに尾翼に太陽電池を搭載。風力と太陽光のハイブリッド車になった。さらに改良を重ね、当初最高時速60キロだったところ現在は140キロまで出せるようになったという。これは軽自動車と比較しても全く遜色ないぞ。

唐さんによると製作費は1万元余り(約14万円)、製作期間には3カ月を要したそうだ。部品などを大量に買い付けることができれば製作費はグッと抑えられるようになるとではないかとのこと。一緒に開発をしてくれる企業が見つかれば、と唐さんは話している。幼い頃からロボットが好きで、中学生の頃の好きな科目は物理だという唐さん。とはいえ、ちゃんと走る風力発電自動車を作ってしまうのは並大抵のことではない。

ちなみに低めの車高が特徴的な車のデザインはレーシングカーとステルス戦闘機からインスピレーションを得たとのことである。

(文=澤井恵
参照元: Odditycentral(英語)、温視資訊(中国語)


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中国農民が作った風力発電自動車が意外と本格的でスゴイ!

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環境への配慮から、車は従来のガソリン車だけでなく、ハイブリッド車、電気自動車などの研究開発が進められ、すでに市民の間でも広がりを見せている。

だが、同じエコでも風力発電で走る自動車を見たことはあるだろうか。なんとそれが中国で製作されたというのだ。しかも作ったのは科学者でもエンジニアでもない。55才の農民である。

風力発電自動車を発明したのは農民の唐振平さんだ。ガソリンを使わない自動車はモーターショーなどでもお馴染みだが、風力発電で走る自動車というのはあまり聞いたことがないのではないだろうか。

だが、唐さんはそれを作り上げてしまった! 百聞は一見にしかず。Youtubeにアップされた動画にはみごとに公道を走る風力自動車が映し出されているぞ!

この風力発電自動車の動力は風。フロントについた大きな羽が回って電気が作られる。時速40キロ以上で走ると風を受けた羽が回転し電気が作られ、充電される。つまり走りながら電気が作られるということだ。

当初、動力は風力発電のみだったが、のちに尾翼に太陽電池を搭載。風力と太陽光のハイブリッド車になった。さらに改良を重ね、当初最高時速60キロだったところ現在は140キロまで出せるようになったという。これは軽自動車と比較しても全く遜色ないぞ。

唐さんによると製作費は1万元余り(約14万円)、製作期間には3カ月を要したそうだ。部品などを大量に買い付けることができれば製作費はグッと抑えられるようになるとではないかとのこと。一緒に開発をしてくれる企業が見つかれば、と唐さんは話している。幼い頃からロボットが好きで、中学生の頃の好きな科目は物理だという唐さん。とはいえ、ちゃんと走る風力発電自動車を作ってしまうのは並大抵のことではない。

ちなみに低めの車高が特徴的な車のデザインはレーシングカーとステルス戦闘機からインスピレーションを得たとのことである。

(文=澤井恵
参照元: Odditycentral(英語)、温視資訊(中国語)


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貧困にも負けず独学で発明品を創り出すアフリカの天才少年に名門MITの技術者たちも驚愕

貧困にも負けず独学で発明品を創り出すアフリカの天才少年に名門MITの技術者たちも驚愕

貧しいながらも独学で工学技術を習得し、廃品を使って自らのラジオ局まで作ってしまったシエラレオネ出身の少年が話題だ。天才とも思える彼の能力は、全米屈指の名門校マサチューセッツ工科大学(MIT)のエンジニアたちをも驚愕させたという。

シエラレオネ共和国は西アフリカに位置する国。1991年から約10年ものあいだ続いた内戦の影響もあり、決して豊かな国とは言えない。そんな環境の中で育ったケルビン・ドウ君(15)は、廃品のなかから集めた金属片や空き瓶などを使って日々の生活に必要なものを作り出す天才発明家だ。

誰かに教わったわけでもなく、学校で電子工学などを学んだわけでもない。発明に必要な部品や材料を買うお金だって持っていない。それでも自らものづくりに関して学び、すでにバッテリーや送信機、発電機などを作り出している。

ケルビンの発明は、週に一度しか電気が通らないという彼の家族が暮らす地域に電力をもたらした。さらに彼は、自らが作った送信機を使って小さなラジオ・ステーションも開設。“DJフォーカス” という名で、人々のためにニュースや音楽を発信しているという。

ケルビン君の才能にいち早く気付いたのが、MITの博士課程で学ぶデビッド・センゲーさんだ。彼自身もシエラレオネ出身であり、自らも参加する非営利目的のプロジェクト “Innovate Salone” で二人は出会った。

弱冠15歳の少年による発明の数々に驚いた彼は、MITが設置する3週間のプログラムに客員研究員としてケルビン君が参加できるよう大学側に依頼した。MITはこれを承諾し、同プログラム史上最年少の研究者が誕生することとなったのだ。

これまで外国に行ったこともなかった少年が、世界でも最高峰の大学で優秀な学生たちと共に学び、彼らを驚愕させた。3週間のあいだに彼は見たことのない世界に触れ、様々な経験を積み、ホームシックも体験した。

家族のために生活設備を整えたいと語る心優しき少年の次なる目標は、「風車を創って人々に電力を供給すること」だという。そして、「MITで学んだことを家族や友人たちに伝え、自国の発展のためにチームとして協力していきたい」とのこと。

15歳にして、才能や行動力だけでなく、周囲への思いやりと将来の目標もしっかりと兼ね備えている。ケルビン君の今後の活躍に期待したい。

参照元:YouTube thnkrtvMashable(英文)


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時を刻みながら1年かけてマフラーを編み上げる時計がちょっとロマンチック!

時を刻みながら1年かけてマフラーを編み上げる時計がちょっとロマンチック!

どこの家庭にもあるであろう「時計」。無機質に時刻を告げるだけのものに飽きたら、こんな時計はいかがだろうか――時を刻みながら、1年かけてマフラーを編み上げるロマンチックな時計をご紹介したい。

「マフラー編み時計」には毛糸がセットされており、時間の経過と共に編み口が回転する。30分ごとに自動的に1目編み、24時間経つと一周して48目の段が一つできる。編み続けていくと、1年後に2メートルのマフラーが出来上がるというものだ。

『時が過ぎ、時が生まれる』と題されたこの時計はノルウェー出身のデザイナー、シレン・ウィルヘルムセンさん(30)の作品。ウィルヘルムさんはドイツのベルリン芸術大学の卒業制作として手掛けたこの作品で、デザイン賞を受賞した。

時計といっても通常の時計のような文字盤や針はなく、左上方から引かれた毛糸が丸い編み口にセットされているだけだ。時計回りに回転していく編み口が真上に来たら深夜0時。30分に1目編みながら編み口は6時に右、12時に真下、18時に左を指し、24時間で再び真上に来ることで1段が編み上がる。

毛糸の残量、編まれたマフラーの長さの変化を眺めつつ1年過ごすと、ちょうど2メートルのマフラーが完成するようになっている。

「時間の経過を違った形で表現しました。この時計では現在の時間だけでなく、1年のうち過ぎ去った時間、残りの時間を目で見ることができるのです」とウィルヘルムさん。「デザインというのは個性的で革新的、機能的でかつユーモアがあることが条件だと思います。私にとって、デザインは科学ですね」

時計は2200ポンド(約28万円)で販売されているという。お気に入りの色の毛糸をセットしておくだけで、過ぎた月日が1年の終わりにマフラーとなって温かく包んでくれる。忙しい日々を目まぐるしく生きる現代人に、ひと味違った「時間」の存在を感じさせてくれそうだ。

参照元:DailyMail(英文)、YouTube NormannCopenhagen


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【動画あり】NASAもビックリ! 文系学生が3700円の中古デジカメで撮影した宇宙写真が超本格的 / 機材は日本でもそろうレベル

【動画あり】NASAもビックリ! 文系学生が3700円の中古デジカメで撮影した宇宙写真が超本格的 / 機材は日本でもそろうレベル

テレビやNASAをはじめとする各国の宇宙開発期間が発表するのを指をくわえて見るだけだ。庶民にとって宇宙はまだ少し遠い存在なのかもしれない。

だが、そんな美しい宇宙の写真を自分の手で撮影することができたら……そんな夢にチャレンジした大学生がいるそうだ。彼は文系。しかも使用したのは3700円で買った中古のコンパクトデジカメで撮ったというのである。他の機材を合わせても総額2万円ちょっと。誰にでも手に入る機材、そして子どもでもちょっと頑張れば手に届く金額でNASA並みの写真を撮ってしまったと話題になっている。

宇宙写真の撮影にチャレンジし続けているのはイギリスのノッティンガム大学で経済学を学ぶアダム・カドワースさん(19)だ。

彼はネットオークションでコンパクトデジカメ「キヤノンA570」を30ポンド(約3700円)で落札。温度センサー、太陽光パネル、無線機、GPS、マイクロプロセッサを40時間かけて組み立て、発砲スチロールにつめこんだ。この装置を「HAB5」と名づけ大型の風船をつけて空に向かって飛ばしたのである。

カメラを載せた風船は2時間半かけて地上32キロの成層圏まで突入した。そこで撮られた写真はまるで衛星写真のよう。暗い果てしない宇宙の下に青い地球が写っている。HAB5の位置は常にGPSでチェック。そして着陸場所を割り出し見事に写真を回収した。

人間が生身では耐えられないほどの環境でちゃんと動作するカメラの精度もさながら、何よりアダムさんのアイディアと行動力が素晴らしい。ネットユーザーからも「NASAは年間何百万ドルも使っているのに、彼は本当に素晴らしいよ!」と絶賛の嵐だ。

なお、HAB5の画像を博士(工学)の先生に見てもらったところ「機材のリストがないので断定はできませんが、見る限り誰でもネットで買えるものだと思いますよ」とのことである。やろうと思えば誰でも手に入る機材でこれだけの写真を撮ってしまうとは、なんとも夢のある話ではないか。

アダムさんは宇宙写真の反響に驚いているという。「僕の物理の知識は中学校レベルだよ」と話しているそうだ。アプリの開発などもしているそうだが、プロフィールによると彼の大学での専攻は経済学である。

アダムさんの話は多少の謙遜は入っているかもしれない。だが多くの「やってみたい!」「私でもできるかも!」と思わせたのではないだろうか。夢を与えたという点でも彼の試みは素晴らしいと言うほかない。

参照元:Twitter @adamcudworthTelegraph、Youtube CNN


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【中国】 お金がなかったので廃材から義手を自作した男 / 「握る」「つまむ」など高度な動作も可能

【中国】 お金がなかったので廃材から義手を自作した男 / 「握る」「つまむ」など高度な動作も可能

世の中には専門知識が無いにもかかわらず、あっと驚く発明をする民間人がいる。中国である男性の発明品が話題だ。

彼が作ったのは「義手」。男性は若い頃、両腕を切断する怪我を負った。だが貧しかったため義手をつけることができなかったそうだ。だが彼はある日こう思い立った「買えないなら自分で作ればいい」。そして何と廃材を集めて自作してしまったのだ。しかも「握る」「つまむ」などの動作も可能とかなり高機能だという。

金属製の義手を自作したのは、中国吉林省在住の孫吉発さんだ。孫さんによると1980年8月に爆薬を使って漁をしていたところ、その爆発で大火傷を負い、両腕を切断することとなった。

当時、孫さんの家は貧しく義手をつけるような余裕はなかった。その1年後、孫さんは一念発起。義手を自作することを決意し廃材を集めて製作にとりかかったそうだ。孫さんは中学校しか出ていないが、鉄板とゴムなどを用いて器用に義手を製作した。かかった時間は3年とも8年とも言われている。長い時間の研究を重ね、ついに「万能義手」が完成した。 

義手の大きさは成人男子と変わらない。手のひらと指は鉄板を巻いて作られており、外側はゴム管やプラスチックのカバーがつけられている。さわると弾力があるそうだ。

また、義手の内側にはワイヤーと皮のロープがとりつけられている。それを肘の動きにより手首から先が動くという仕組みだ。この手を使えば物を持つことはもちろん、握手することも、クワをふるうこともできる。義手のメンテナンスも自分でやってしまうそうだ。孫さんは地元で「鋼鉄の腕を持つ男」として有名になった。

娘の小雪ちゃんも孫さんのことは自慢のパパだという。「うちのパパはスーパーマンなのよ! 鋼鉄の手でトラクターも運転できるし、ハーモニカも吹けるし、ご飯だって作れるの」。妻の孫梅さんも恥ずかしそうに「私とダンスだってするんですよ」と話している。

孫さんの義手生活はすでに20年近い。“両手” の扱いも手馴れたものである。ただひとつだけ難点があるそうだ。「金属なので夏場は熱くなって、冬場は冷たくなるのがちょっと困りますね」とのことである。

参照元: 網易論壇 光明網(中国語)


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