時を刻みながら1年かけてマフラーを編み上げる時計がちょっとロマンチック!

時を刻みながら1年かけてマフラーを編み上げる時計がちょっとロマンチック!

どこの家庭にもあるであろう「時計」。無機質に時刻を告げるだけのものに飽きたら、こんな時計はいかがだろうか――時を刻みながら、1年かけてマフラーを編み上げるロマンチックな時計をご紹介したい。

「マフラー編み時計」には毛糸がセットされており、時間の経過と共に編み口が回転する。30分ごとに自動的に1目編み、24時間経つと一周して48目の段が一つできる。編み続けていくと、1年後に2メートルのマフラーが出来上がるというものだ。

『時が過ぎ、時が生まれる』と題されたこの時計はノルウェー出身のデザイナー、シレン・ウィルヘルムセンさん(30)の作品。ウィルヘルムさんはドイツのベルリン芸術大学の卒業制作として手掛けたこの作品で、デザイン賞を受賞した。

時計といっても通常の時計のような文字盤や針はなく、左上方から引かれた毛糸が丸い編み口にセットされているだけだ。時計回りに回転していく編み口が真上に来たら深夜0時。30分に1目編みながら編み口は6時に右、12時に真下、18時に左を指し、24時間で再び真上に来ることで1段が編み上がる。

毛糸の残量、編まれたマフラーの長さの変化を眺めつつ1年過ごすと、ちょうど2メートルのマフラーが完成するようになっている。

「時間の経過を違った形で表現しました。この時計では現在の時間だけでなく、1年のうち過ぎ去った時間、残りの時間を目で見ることができるのです」とウィルヘルムさん。「デザインというのは個性的で革新的、機能的でかつユーモアがあることが条件だと思います。私にとって、デザインは科学ですね」

時計は2200ポンド(約28万円)で販売されているという。お気に入りの色の毛糸をセットしておくだけで、過ぎた月日が1年の終わりにマフラーとなって温かく包んでくれる。忙しい日々を目まぐるしく生きる現代人に、ひと味違った「時間」の存在を感じさせてくれそうだ。

参照元:DailyMail(英文)、YouTube NormannCopenhagen


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