ステイホームがすっかり板についてきた……という方も少なくないことだろう。何を隠そう、記者もそのひとり。ステイホームという言葉が世に浸透する前から、ずっと家にステイしているプロのステホーラーである。
家にばかりいると、はかどるのが料理だ。普段はやらない料理に、敢えて挑戦してみたくもなる。そんな中、あの丸亀製麺が公式YouTubeに「うどんの打ち方」をアップしているではないか。これは、いっちょやってみるしかねぇ!!
・気になるお姉さんの存在
それにしても丸亀製麺がうどんの打ち方を教えちゃうと、お店に行く人が少なくなるのではと心配なのは記者だけだろうか。そんな不安をよそに、公式YouTubeでは麺匠のフジモトさんが丁寧に作り方を伝授してくれる。
ビックリするような秘儀は公開されなかったが、ちょっとしたコツを教えてくれるところがありがたい。……とそんなことよりも、動画を見ていて引っかかって仕方がなかったことがひとつ。フジモトさんに、合いの手を入れているお姉さんは一体何者なんだろうか。
視聴者が気になるであろうポイントを、さくっと質問したりしてくれてタダ者ではない雰囲気。その上、フジモトさんに対してやたらと気軽であるし、ちょいちょいタメ口なのだ。危うくうどんの作り方を見逃すほどには、気になる存在である。
姿を現さず、声のみの出演だが存在感がバツグンだ。是非みなさんも動画を見て、彼女の存在を確認してほしい。話が脇にそれてしまったな。軌道修正をして、さっそくうどんを打っていくことにしよう。
【材料】
・小麦粉(できれば中力粉):200g
・塩:10g
・水:88g
【作り方】
1. 水に塩を入れてちゃんと溶かす。
2. 小麦粉をボールでこす。
3. こした小麦粉に塩水を入れながら混ぜ続ける。
4. 塩水を全て入れ大きな塊を揉みほぐす。それをひとつの塊になるようにまとめていく。
5. 4の塊をビニールの端に入れ、なるべく空気に触れないように包んで15分ほど寝かせる。
6. 5を足で踏み直径20cmくらいにする。
7. 踏んだ生地の四方を中央に寄せ、さらに四方を中央に寄せて丸い形にする。再度10分ほど寝かせる。
8. 7を改めて足で踏み、再度丸い形にして15分寝かせる。その後寝かせた生地を出し、手のひらで少し平らにする。
9. 平らにした生地に麺棒で圧をかけていく。打ち粉(片栗粉)を振りつつ縦、横と伸ばす。
10. 四角く整えたら、打ち粉を振って布団をたたむように生地を折り、切っていく。
11. 沸騰したたっぷり目のお湯に10を入れて、15分ほどゆでる。
12. 水で洗って、皿に盛り付ければ完成。
・ちょっとしたことが大きな違いに
ご覧の通り、材料はとってもシンプル。気軽にできることこの上なしだ。作り方も雑に言えば、混ぜてこねて伸ばすだけなので単純だ。しかしそんな単純な中にも “水に塩を入れてちゃんと溶かす” ことの大事さが説かれていたりして勉強になるな。
気になる味だが、ツルっとした舌触りでありながらコシもありで、とてもウマし。記者はこれまでに何度かうどんを打ったことがあるが、ここまでツルっと仕上がったのは初めてな気がする。フジモトさんが動画中で仰っていた「表面を傷つけないように」などとの言葉が効いたのだろうか。
ちょっとしたことで、仕上がりが変わることを実感した次第である。さすがは公式レシピだな……!! 1時間ちょいあれば出来上がってしまうので、きょうのご飯にでもチャレンジしてみてはどうだろうか。一緒に、一流のステホーラーになろうぜ!
参考リンク:丸亀製麺 公式YouTube
Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.