食費に保育費、学費に習い事――子育てには出費がつきものだが、洋服代もばかにならない出費のひとつ。皆さんは子どもの服にどれくらいお金をかけているか計算したことがあるだろうか。
ある統計によると、子どもの服にかかるお金は平均で年間15万円超。興味深いことに、普段着やよそ行き着、下着、パジャマ、靴、すべての品目において女の子の方がお金がかかるという。男女の服代の差額は、18年間で約30万円だそうだ。
統計はイギリスのものだが、日本でも似たような結果が出ると思われる。女の子の服飾代には平均で年間1338ポンド(約16万8000円)かかるのに対し、男の子には1212ポンド(約15万2000円)。約1万6000円の差があった。
18年間で考えると男の子の服飾代は平均約273万円、女の子は約302万円と、約30万円の差額になる。男女別に統計を取った年間の平均服飾代は次のとおり。数字はイギリスポンドを日本円に換算している。
トップス、上着 / 男¥27,087、女¥29,475
ボトムス / 男¥26,696、女¥27,733
靴 / 男¥27,763、女¥28,108
パジャマ、部屋着 / 男¥17,637、女¥20,251
よそ行き着 / 男¥21,288、女¥26,486
下着、靴下 / 男¥16,711、女¥20,627
このように全ての品目において女の子が金額で上回った。靴は男女でほとんど差がなかったものの、トップス、ボトムスなど普段着の合計額は女の子が男の子の6%増し。最も男女差が大きかったのはよそ行き着(女の子が26%増し)、次いで下着・靴下(女の子が24%増し)だった。
統計では、男女両方の子どもがいる家庭のうち、女の子の服代の方がかかっていると意識しているのは約3分の1だった。親としては男女平等にしているつもりでも、女の子の着るものには無意識にお金をかけてしまっているらしい。
統計を取った英大手スーパーの広報担当者は「女の子ものの方が選択肢が多く買い物が楽しいのに加え、男の子はどうせすぐに汚すため、高い服を買うのをためらいやすいのでは」とコメントしている。
「泥だらけになって帰ってきたり、服を破いたり、公園で上着を脱いでなくしたりと、買い替えが多いのは男の子のはずですが、それでも総額が低くなりました」
女性は服やアクセサリー、化粧品やネイルに美容院など、男性よりも服飾・美容関連にお金をかけるイメージがあるが、子どもの頃から作られている土台があると思えば自然なことなのかもしれない。
参照元:DailyMail(英文)
photo:RocketNews24.
モデル=Rine
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オリジナル記事: 意外とかかる子どもの服代 / 18年間で男の子273万円! 女の子302万円! やっぱ女の子の方がお金がかかる
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