こだわりの技術「匠塗 TAKUMINURI」で塗装されたかっこいいフォルムの車体だけでなく、新世代の高効率クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIVE-D」を搭載するなど、性能の面でも超話題のクルマ、マツダ『新型アテンザ』。
クルマ好きなら一度は乗ってみたいハイスペックなクルマだが、11月9日、豊洲で新型アテンザやCX-5を使い、マツダの先進安全技術「i-ACTIVSENCE」を体験できる試乗会が行なわれるというので早速行ってきたぞ!
行ってきた感想からあえて先に言うと「とにかくスゴい」のひとこと。これほどまでに考えに考え抜かれて作られた安全技術と、アテンザの高性能な車体が組み合わさったとき「最高のクルマ」が誕生したのではないかと思ったぐらいだ。
そこで今回試乗や説明を受けたなかで特に驚かされた技術について、3つお伝えしたいと思う。
・ハイビーム コントロール システム(HBC)
夜間に起きた事故の99%が、ロービームを使用している時に起きているそうだ。だが、あまりクルマに慣れていない人だとロービームとハイビームの切り替えタイミングがよく分からず、ずっと視界の悪いロービームで運転をしている人も少なくない。
だがマツダのハイビーム コントロール システムは先行車や対向車を検知し、ヘッドランプのハイビーム・ロービームを自動的に切り替えて危険回避をサポートするので、より安全に夜間のドライブができる。
・AT誤発進抑制制御
アクセルとブレーキのペダルを間違えてコンビニなどに激突して事故が起きるといった事故は、年間6000件から7000件も発生している。だが、新型アテンザやCX-5に搭載されたAT誤発進抑制制御で前方に障害物がある場合それを検知し、警告とエンジン出力を抑制する。
実際に障害物が前にある状態でアクセルを踏ませてもらったのだが、確かにほとんど動かず速度を抑制していた。アクセルとブレーキの踏み間違えはお年寄りに多いそうだが、これはそういった事故を激減させる素晴らしい機能である。
・マツダ レーダー クルーズ コントロール
レーダークルーズコントロールをカンタンに説明すると、先行車両との速度差や車間距離を認識し、設定した速度を維持できるシステム。たとえばアクセルを踏み続ける必要なく高速道路で100キロのスピードで走り続けることができるので、ドライバーの負担が大幅に減る。
マツダ レーダー クルーズ コントロールはそれに加えカーブやランプウェイで横Gを計測して自動で減速もしてくれるので、ペダル操作の負担が通常のクルーズコントロールよりもさらに減るのだ。
よく「初心者はぶつけたりこすったりするからまず安い軽の中古車がいい!」という人がいるが、「i-ACTIVSENCE」が搭載された高い安全性を誇るクルマに一度乗ってみればその考えは吹き飛ぶだろう。
事故が起きる前提で考えるのではなく、「事故が起きにくいクルマ」の方は絶対に良い。万が一事故が起きた場合でも年式の古い軽自動車とアテンザやCX-5のような安全性能の高いクルマでは、ドライバーが受ける衝撃はかなり違うはず。
また、新型アテンザに乗って驚いたのは安全性能だけでなく、シートの高級感や座り心地も非常に素晴らしいことだ。正直ホームページで掲載されている価格で外車を購入しようとしたら倍以上の価格がするのではないだろうか?価格面からしてもまさに「最高のクルマ」である。
ちなみに11月10日午前10時より、一般の方でも晴海運動場の近くで新型アテンザの試乗ができるそうだ。クルマ好きなら一度は乗ってみて損がないと思うので、気になる人はぜひ行ってみてくれよな!
文:なかの
写真:ロケットニュース24
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オリジナル記事: 話題のマツダ『新型アテンザ』に試乗したらハンパない性能にびびった「初心者は安い軽の中古車がいい」という時代遅れな人は一度乗ってみて
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