『吉野家』だと思ったら『そば家』だったでござる

『吉野家』だと思ったら『そば家』だったでござる

北海道を取材旅行している最中、筆者(私)はムショーに牛丼が食べたくなった。どうせ食べるなら老舗の『吉野家』が良い。せっかく札幌まできて『吉野家』の牛丼を食べる行為。人によっては「もっと北海道らしいもの食べろよ(笑)」と言うかもしれないが、どうしても『吉野家』の牛丼を食べたかった。

ということで、札幌の街をブラブラしつつ『吉野家』を探していたところ、いつものオレンジの看板が目に入った。よーし! 今日は牛丼特盛りに生卵つけちゃうぞー♪ ……あれ? 何かおかしい。看板には『吉野家』ではなく『そば家』と書いてあるではないか! 『吉野家』じゃないのかよっ(笑)!

この『そば家』は看板のデザインが『吉野家』に似ているものの、まったく『吉野家』とは関係がないようだ。事実、『吉野家』の問い合わせ窓口に電話をしてきいてみたところ「まったく関係がないです」との返答を得た。

『吉野家』は独自にそば屋を展開しているが、そこともまったく関係ないという。メニューを見てみたが牛丼は置いておらず、そば、天丼、カレーライスなどが提供されていた。結局、近くの『吉野家』で牛丼を食べたので『そば屋』の味は知らないが、食べたことがある人は感想を聞かせてほしい。
 
Correspondent: Kuzo


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【長万部グルメ】シェフが開き直ってメニューに「普通の味です」って書いちゃってる食堂

【長万部グルメ】シェフが開き直ってメニューに「普通の味です」って書いちゃってる食堂

どんな食堂のシェフでも、腕に自信があるからシェフをしていると思うし、お客さんが満足できるものを提供している誇りがあるはずである。それは家庭の料理でも同じだし、作る人は食べてくれる人のことを第一に考えて調理しているはずだ。

北海道・長万部の名物『かにめし』の名店として有名な食堂が、蕎麦やチャーハンの説明書きとしてメニューに「普通の味です」と書いており、いろんな意味で衝撃を受けた(笑)。これは良い意味でかなりダイタンに開き直っているといえる。つまり「まずくはない。ウマいと思う。でもウマすぎない」というわけだ。

そんなユニーク(?)なメニュー説明があるのは、かにめしの名店『お食事処 かなや』。ここは全国的にかにめしの名店として有名で、わざわざ遠方からここのかにめしを食べるためだけにやってくる観光客があとを絶たない。

ここのシェフ、かにめしには確固たる自信はあるものの、他の料理に関してはヒジョーに謙虚。バカ正直というべきか、謙遜しているというべきか、メニューには以下のように料理の説明が書かれている。

・チャーハン
一見ふつうのチャーハンです。味もふつうです。ではなぜ好評なのか? 作り手の気持ちかな~。

・蕎麦
蕎麦はふつうです! 茹で方でカバー(汗)。ですが……ダシは自家製の自信作ッ! 温かい蕎麦にも変えられます!

……と書かれているのである。あえて「ふつうの味」と言っているところに、むしろ強い自信を感じてしまう。もしかすると、本当はかなり美味しいのかも!? だけど、せっかく注文したのにふつうの味だったらどうしよう(笑)。とりあえず、無難なかにめしを食べておくとしよう(笑)。

Correspondent: Kuzo


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【札幌】北海道庁で売られているお土産がスゴイ / 北方領土返還せんべい「北方領土が返ってくるぞ! 粘った甲斐があった!」

【札幌】北海道庁で売られているお土産がスゴイ / 北方領土返還せんべい「北方領土が返ってくるぞ! 粘った甲斐があった!」

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)で売られているお土産が、北海道旅行者の間で話題になっている。『北方領土返還せんべい』というお土産が売られており、そこには「やったー! 北方領土が返ってくるぞ。粘った甲斐があった」「四島全部よね」と書かれているのである。

北方領土問題はけっこうシビアな問題ではあるが、このお土産のデザインは非常にコミカルで、涙を流している若い男女が「やったー! 北方領土が返ってくるぞ。粘った甲斐があった」「四島全部よね」と叫んでいるのである。

特に女性は「返せ北方領土!」と書かれたハチマキもしている。かなり気合の入ったお土産だが、同じお土産フロアではロシア系のお土産も並んで売られており、ちょっとした違和感が……。値段が367円と低価格なので、けっこう多くの観光客が買っていくという。

ちなみに、この『北方領土返還せんべい』は以前からインターネット上でも話題となっており、「ネットで知って札幌に行ったとき思い出して買った」という人が多くるようだ。筆者(私)も購入したので、後日、味についてレビューしたいと思う。
 
Correspondent: Kuzo


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【長万部グルメ】大阪から長万部に嫁いだ女将さんの味 / 塩ホルモンが絶品『お好み焼おまた』

【長万部グルメ】大阪から長万部に嫁いだ女将さんの味 / 塩ホルモンが絶品『お好み焼おまた』

北海道長万部町の名物といえば『かにめし』だが、密かに絶品な料理をふるまう名店が点在している。温泉街がほど近い場所に、地域住民の憩いの場として『お好み焼おまた』がある。ここの女将さんは若かりし頃(いまも若々しいが)、大阪から長万部へと嫁いできたという。
 
・大阪では味わえない「お好み焼き」がある?
つまり、本場大阪の味を長万部で堪能することができるというわけだ。長万部は美味しい魚介類が豊富であることを考えると、大阪では味わえない「味」がそこにあるかもしれない。ということで、実際に『お好み焼おまた』に行って本場大阪の味を堪能してみたゾ♪
 
・「美味しいの?」なんて心配は御無用
あらゆる食材を混ぜて作る大阪風のお好み焼き。複数の食材がひとつとなって生地に集約されるので、ひとつでも食材に手抜きがあると(ウマミがないと)、ひとくち食べてすぐに「デキの良し悪し」がわかる。だがそんな心配は御無用。
 
・ダブルでチーズの美味しさを表現
女将さんが激しくイチオシする『特製チーズのお好み焼き』を食べたのだが、あらかじめ生地に混ぜられたチーズがアツアツで絶品すぎて「ここは大阪か?」と思ってしまったほど。鉄板に面しているチーズは香ばしくて芳醇な匂いを放ち、内部のチーズはジワジワと浸透してくる熱でトロ~リと溶け、ダブルでチーズの美味しさを表現しているのである。
 
・ゴツゴツしておらずフワッと仕上がっている
また、食材が絶妙に細かくみじん切りにされているので、ゴツゴツしておらずフワッと仕上がっている。その効果により、ひとくち食べれば食材のウマミがチーズの芳醇な味とともにブワァーッと広がるのだ。もちろん、隠し味として企業秘密なダシが入っているのは言うまでもない。
 
・実は隠れた主役の塩ホルモン
もし皆さんが『お好み焼おまた』に行くことがあるならば、絶対に注文してほしい料理がある。それが塩ホルモンだ。下ごしらえをしたホルモンを女将さんが目の前の鉄板で焼いてくれる。すでに調理時に味付けがされているので、焼き上がればそのまま食べることが可能。
 
・カリカリに焼いたほうが好きというお客さんが多い
噛むと、非常に強い弾力で抵抗してくる。噛むたびにジュワジュワと肉汁が染み出てきて、ウマミがギュギュッと詰まった「味の塊」であることがわかる。女将さんによると、やわらかいまま食べてもいいが、焦げ目がつくまでカリカリに焼いたほうが好きというお客さんが多いとのこと。
 
・地域住民の憩いの場
『お好み焼おまた』は地域住民がひとりでも訪れる憩いの場となっており、お好み焼きや塩ホルモンをつまみにして酒を楽しんでいる人が多くいるようだ。長万部を訪れたら、一度は行っておきたい名店といえるだろう。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 お好み焼おまた
住所 北海道山越郡長万部町長万部422-50
時間 11:00~22:00
備考 月曜日
 
関連1: 長万部観光協会 公式ホームページ
関連2: 長万部役場 公式ホームページ
Correspondent: Kuzo


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『白い恋人』だと思ったら『黒い恋人』だったでござる / しかも北海道庁で売られてる(笑)

『白い恋人』だと思ったら『黒い恋人』だったでござる / しかも北海道庁で売られてる(笑)

『白い恋人』といえば北海道のお土産として欠かせない存在だが、『黒い恋人』が売られているのをご存じだろうか? しかも札幌にある北海道庁でも売られており、誰でも購入することが可能なのである。『白い恋人』といえば、複数の類似品みたいなものが販売されているが……。

『黒い恋人』が『白い恋人』の類似品かどうかと聞かれたら、違うといえる。お菓子の種類もデザインも違うし、パッケージの色も『白い恋人』とは真逆で真っ黒。ネーミングのニュアンスは『白い恋人』と同じかもしれないが、モノとしては別物だ。

実際に食べてみたが、とうきびのアッサリとした甘さがチョコレートの甘さとミックスされることによって、上品な味わいのお菓子に仕上がっている。それにしても、黒い恋人ってどんな恋人だろうか? 腹黒いのか? 不倫相手? それとも日焼けしてるのか?

いつも北海道のお土産として同じものばかり買っているという人は、たまに『黒い恋人』をお土産として帰れば、プレゼントされた人に大きな衝撃を与えることができるかもしれない。「えっ!? パチモン?」と言われるかもしれないが(笑)。
 
Correspondent: Kuzo


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【グルメ】元ケンタッキーフライドチキン実験農場のチキンが激ウマ / ハーベスター八雲

【グルメ】元ケンタッキーフライドチキン実験農場のチキンが激ウマ / ハーベスター八雲

ケンタッキーフライドチキンはファストフードチェーンでありながら、上品かつ繊細な味付けのフライドチキンを堪能できる素晴らしいレストランである。圧力フライヤーで揚げるフライドチキンは、他店や家庭では作れない魅惑の味をしている。

皆さんは、ケンタッキーの実験農場の存在をご存じだろうか? 2012年現在はすでに実験農場ではなくなり、日本ケンタッキーフライドチキンの設立メンバー・大河原毅氏の会社が運営している『ハーベスター八雲』として営業している。ここで食べるフライドチキン、正直言って気絶するほどウマイ。
 
・その味に人を虜にする何かがある
実験農場時代はケンタッキーと同様の料理を食べることができたが、独立後は独自の味付けと製法で新たなフライドチキンや他の料理を追求。あまりにも美味しいことから、遠方からわざわざ食べに来る人があとを絶たないのである。

ケンタッキーはそこらじゅうにあるのに、わざわざ何百キロも離れた遠方から訪れるというのだから、その味に人を虜にする何かがあるに違いない。ということで実際に行ってみた。
 
・テラスから壮大な北海道の大地
JR八雲駅から自動車に乗って約10分ほど走ると『ハーベスター八雲』に到着する。駅前の風景とはまったくの別世界で、緑! 緑! 緑! とにかく自然あふれる場所で、店内に入るとテラスから壮大な北海道の大地を眺めることができる。
 
・ケンタッキーのチキンと同じ見た目
注文はカウンターですることができ、フライドチキンやサラダ、スイーツなどが置いてあるので店員に伝えて受け取る。ピザだけは窯で焼く必要かあるので、注文してから数分後に受け取ることになる。

それにしても、フライドチキンの姿を見て驚いた。まさにケンタッキーのチキンと同じ見た目をしているのである! マネをしたというより、もともとケンタッキーの実験農場だったのだからソックリで当たり前といえる。
 
・このうえなくソフトで繊細な味
ケンタッキーのスタッフは気を悪くしないで欲しい。ケンタッキーは絶品である。だが、『ハーベスター八雲』はその上をいってしまっているのである。ケンタッキーのチキンよりもソフトで上品な味をしており、それでいてヤミツキになるほどの魅力を秘めている。ヤミツキになってしまう理由は何なのか?

食感は綿のように柔らかく、焦がしバターのように芳醇な肉汁がたっぷりと染み込んでいるだけでなく、まったく脂っぽさを感じないのである。霜降りでありながらまったく脂っぽさを感じさせない佐賀牛を食べたときと同じような体験を、このチキンから感じたのだ。
 
・美味しすぎて食べすぎ注意
『ハーベスター八雲』のチキン料理に言えることだが、フライドチキンがフライドチキンであるがゆえに越えられない「脂っぽい」と「飽きる」という壁を越えている。たとえば、ケンタッキーで3~4つ食べるのが限界という人がいた場合、『ハーベスター八雲』で食べれば5~6個は飽きずに食べられるだろう。
 
・究極のデート&家族だんらん
この『ハーベスター八雲』は、料理が美味しいだけでなく素晴らしい風景と空気と時間を堪能できる場だ。ドライブでもいいし鉄道旅行でもいいので、北海道旅行の目的地や経由地として『ハーベスター八雲』をプランに入れることをオススメする。デートでも家族でも友だち同士でも楽しめる。きっと素晴らしい感動が待っているはずである。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ハーベスター八雲
住所 北海道二海郡八雲町浜松365
時間 平日11:00~18:00 / 土日祝11:30~19:00(9~10月の営業時間)
備考 最寄駅はJR八雲駅 / タクシーで1500~2000円程度
 
Correspondent: Kuzo


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【長万部グルメ】情緒あふれる店『甘太郎食堂』のラーメンで舌鼓を打つ / 店主「それならば間違いない」

【長万部グルメ】情緒あふれる店『甘太郎食堂』のラーメンで舌鼓を打つ / 店主「それならば間違いない」

どこの街にも、学生に嬉しい安くてうまい食堂があるものだ。北海道長万部町にも、学生をメインに地域住民に愛されている食堂がある。住民たちに「長万部で老舗の食堂といえばどこですか?」と聞くと、だいたい『甘太郎食堂』という店名が出てきた。
 
・心の琴線に触れる情緒ある雰囲気
甘太郎とは大判焼のこと。いまは甘太郎を焼いていないが、その名称だけは店名として残り、ラーメンやチャーハン、うどんやそば、そしてカレーライスなどの料理を提供している。実際に『甘太郎食堂』に行ってみたのだが、心の琴線に触れる情緒ある雰囲気が印象的な店構えをしていた。
 
・すべてが心を震わせる店内
店内も、期待を裏切らない「高倉健がラーメンをすすっていてもおかしくない」雰囲気で満ち溢れている。テーブル、椅子、壁、間取り、すべてが心を震わせる。店内から外を眺めると、強風で暖簾(のれん)がはためいており、これが大雪の日だったらどれだけ素晴らしいシチュエーションだろうと感じた(地域住民にとって大雪は困る存在だが)。
 
・店主「それならば間違いない」
開店したばかりのようで、客は筆者(私)だけ。厨房にはニコニコとした笑顔が素敵なおじさんがおり、「何にしますか?」と注文を聞いてきた。正直に「はじめてきたのでよくわからないのですが、何かオススメはありますか?」と言うと、「いやあ、どれも普通だからなあ」と謙遜。

どんなものが好きなのか聞かれたので「ラーメンやチャーハンが好きなんですけどどうですか?」と言うと、おじさんは「それならば間違いない」と即答。謙遜しておきながら、ラーメンとチャーハンに関しては即答で「間違いない」。なかなか言えない言葉だし、そこから強い自信を感じた。
 
・物質ではない「独特の隠し味」がプラスされている
目の前に出されたラーメンは醤油ベースのスープで、特にこれといったインパクトや特徴はない。しかし、半透明のスープにうっすらと見える「底に沈んだ縮れ麺」の姿は、腹をすかせた筆者にとってどんなものよりも美味なるものに思えた。

箸で麺を丼の底からサルベージ。ブワッと広がって散っていく湯気からは、麺特有の「小麦の匂い」を感じることができる。製麺所で作られた麺だとは思うが、この店が醸し出すフィールドオーラによって、独特の隠し味がプラスされているのは確かだ。
 
・寒い日ほど食べたくなるラーメン
いろいろと考えるのはあとにして、ズズーッと一気に麺をすする。うん、確かに間違いない。これはハズレになりえない。予想していた通りの、この食堂の雰囲気で食べるラーメンとしてベストな味になっている。麺のシンプルな美味しさ、スープのシンプルな美味しさ、そしてどんな店も出せない「甘太郎食堂という名の隠し味」。

ああ、なかなかこれないかもしれないが、できれば大雪の日に『甘太郎食堂』に駆け込んで、このラーメンのぬくもりで癒やされたい。そしてゆっくりと雑誌や漫画を読みたい。まあ、時代が時代だしiPadでもいいだろう。
 
・歴史を感じるファンタやコカコーラの看板
ちなみに、『甘太郎食堂』には歴史を感じるファンタやコカコーラの看板が掲げられているが、その横に「フレッツ光」の看板があり、ミスマッチのおもしろさにクスッとしてしまった。だが、こういう店だけはいつまでも変わらず営業を続けてほしいものである。それには、地域と観光客の協力が必要だ。
 
・学生だけが安くなる学生ラーメン
『甘太郎食堂』には学生ラーメンと学生チャーハンがある。通常のラーメンやチャーハンと同じ内容だが、値段が100円ほど安くなるのだ。自己申告制で、特に学生証を見せる必要はないようだ。筆者は「もしかして学生さん?」と聞かれた。もちろん「いやオッサンです」と返答した。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 甘太郎食堂
住所 北海道山越郡長万部町長万部64
時間 
休日 日曜日
 
関連1: 長万部観光協会 公式ホームページ
関連2: 長万部役場 公式ホームページ
Correspondent: Kuzo


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【長万部グルメ】名物の『かにめし』は本当に美味しいのか? 名店『お食事処 かなや』で食べてみた

【長万部グルメ】名物の『かにめし』は本当に美味しいのか? 名店『お食事処 かなや』で食べてみた

北海道長万部町の名物といえば、誰がなんと言おうと『かにめし』である。ご飯にフレーク状になった蟹の身をたっぷりと盛りつけた、素材の味を生かした絶品料理である。駅弁として有名だが、食堂で食べることも可能。
 
・『かにめし』の味を徹底的に追求
実は、長万部町以外の地域でも『かにめし』を食べることは可能だ。だが、長万部町は以前から『かにめし』で有名な地域であり、それだけに『かにめし』の味を徹底的に追求している食堂が多い。よって、その味も非常に深いものとなっている。
 
・極限までに蟹の味を生かした素朴な味
今回出向いたのは、JR長万部駅前の『お食事処 かなや』。ここの『かにめし』は駅弁として全国的に有名で、駅弁を売っている横の店舗で定食を食べることができる。店内はよくある食堂といった感じで、それがよい味を出している。これは味にも期待できそうだ。

実際に食べてみた感想だが、余計な味付けをせずに「極限まで蟹の味を生かした素朴な味」を堪能することができた。決して味付けをしていないわけではない。味付けという行為が「食材の味を盛り上げる行為」であることをちゃんと理解して、「味付け」が前に出て味覚を支配しないのである。
 
・茶碗蒸しを一緒に注文したいところ
味付けが抑えられているので、人によっては物足りないと感じることがあるかもしれない。だが、このように繊細な食材の味を「美味しい」と感じられる人にとって、これ以上ない幸せな気分に浸ることができるだろう。できれば、茶碗蒸しを一緒に注文したいところ。自己主張しない繊細な『かにめし』とは逆に、「ドーーン」と味覚神経を直撃する大胆な美味しさを堪能できる。
 
・カレーも美味しいと自負するシェフ
メニューを見てみると、カツカレーも美味しいと説明が書かれていた。それならばと注文してみたところ、これもガツンとくる衝撃的なインパクトはないものの「家庭の味よりもチョットだけグレードアップしました」という感じの味を楽しめた。「ザクザク」と「ジュワ~ッ」が共存しているカツの仕上がりにプロの腕を感じることができる。
 
・少なくとも2軒で食べておきたい
地域住民に『かにめし』について話を聞いたところ「観光客の皆さんは『かなや』さんばかり行きます。確かに美味しいのでいいんだけど、浜型さんや鈴木さんも美味しいんですよ。だから私なんか知り合いが遊びにきたら浜型さんに行って食べることが多いですねぇ」と話していた。複数の住民がそう言っていたので、『かなや』は鉄板として行きつつ、他の食堂にも行ってみるべきである。
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 かなや
住所 北海道山越郡長万部町字長万部40-2
時間 08:00~18:30
休日 元旦
 
関連1: 長万部観光協会 公式ホームページ
関連2: 長万部役場 公式ホームページ
Correspondent: Kuzo


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【長万部】子どもたちに愛されてきた玩具店が閉店へ / 人もいなくて子どももいなくなった

【長万部】子どもたちに愛されてきた玩具店が閉店へ / 人もいなくて子どももいなくなった

「もう閉めるんですよ。いまその整理中でね……。人形とか、欲しいって人に譲ろうとか思ってるんです」。そう語るのは北海道・長万部町の『むらた玩具店』のおばあちゃんだ。昔は、子どもたちのためのくじ引き(30円)やおもちゃ、文具などをたくさん置いていたが、閉店のために整理しているという。

確かに、店内にはガランとしていて玩具店のようには見えない。くじ引きがふたつと小さなおもちゃ、おちょこ、湯呑み、そして日本人形が置いてあるだけになっている。玩具店とは思えない組み合わせだが、おちょこや湯呑みは欲しい人がいればあげようと思っているのだとか。

昔は国鉄の人も町の人も多くてすごく賑わっていたが、どんどん人が減り、もう子どもたちがいないのだという。だからお店をやっていてもお客さんがこないのだとか。かつての国鉄・長万部駅はあらゆる列車が止まるメインステーションで、まさに長万部は鉄道で栄えた町だった。しかし1970年代には13000人いた住民も、現在は半分以下になっている。

くじ引きも、業者さんがどうしても置いてほしいというのでスーパボールやコインのくじ引きは置いてるとのこと。そう語るおばあちゃんだが、子どもたちのことが気がかりのようで、くじ目当てにやってくる子どもがくると嬉しいという。くじがないと寂しいとも語っていた。

閉める理由としておばあちゃんの年齢もあるだろうが、いくら歴史を刻んできた店が消えるとしても「閉めないでください」とは誰も言うことはできないだろう。子どもが来ない玩具店ほどさびしいものはない。筆者は長万部町の住民ではないが、ジワジワと確実に進行している危機を強く感じた。きっと、住民たちはもっとそれを感じているに違いない。

『むらた玩具店』は長万部駅前にあり、場所としては一等地にある。どんな店だって注目される立地である。その店が閉店せざるを得ないのだから、たとえ長万部の住民じゃなくてもこの状況が理解できるだろう。

余談だが、スーパーボールのくじを3つひいてみたところ、ひとつが大当たりで大きなスーパーボールをゲットできた。くじの数は110枚。おばあちゃんは2012年10月にも閉店するらしいので、それまでにすべてのくじが引かれるかどうか、とても気がかりである。

おばあちゃんが話す言葉一つひとつから、深い長万部の歴史を感じることができた。最後に、お話と撮影に応じてくれたおばあちゃんに心から感謝したい。そして、いつまでも長生きしてほしいものだ。
 
関連1: 長万部観光協会 公式ホームページ
関連2: 長万部役場 公式ホームページ
Correspondent: Kuzo


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【長万部グルメ】まんべさんが絶賛する『浜ちゃんぽん』がホッとする癒やしの味 / あんかけ焼きそば

【長万部グルメ】まんべさんが絶賛する『浜ちゃんぽん』がホッとする癒やしの味 / あんかけ焼きそば

この世には「ガツンとすさまじく美味しい料理」「ジンワリと心に染み入る料理」がある。最近の人気ラーメン屋の流れとして「ガツンとすさまじく美味しいラーメン」はあるが、「ジンワリと心に染み入るラーメン」が少ないと思っている。インパクトやガツンとくる味で勝負に挑んでいる店が多いからだ。

今回ご紹介する『浜ちゃんぽん』のあんかけ焼きそばは、「ジンワリと心に染み入る料理」に分類できる。「ウホッ!! ウマッ!! タマンネェェエーーッ!! すげぇ激ウマだわ!!」ではなく、「あ~コレコレ! これが食べたかったんだよ。定期的に食べたくなるんだよなァ~」という感情がわいてくる味なのだ。どうして美味しいのか?
 
・麺自体がウマミを含んでいる
麺には麺特有の「小麦の味」があり、それがスープやタレによってウマミへと変化する。つまり麺単体では頬を落とすほどの幸福感を与えるのは非常に難しいのだが、『浜ちゃんぽん』のあんかけ焼きそばは麺自体がウマミを保持しており、噛めば噛むほどあんかけとはまったく無関係のウマミが染み出てくるのだ。
 
・「麺内部」と「表層部」のふたつの味
麺の内部から小麦以外のウマミ(甘さ)が出て、表層部からは香ばしさとあんかけの味が放出される。ダブルパンチで「ジンワリ」と出てくる麺とあんかけの魅力を堪能できるのだ。麺の表面はあんかけに強く干渉されるフィールドだが、ほど良く焼かれた麺の表面があんかけの内部進入を拒むことにより、麺から「麺内部」と「表層部」のふたつの味を感じさせるのだろう。
 
・インパクトなんていらない
そこに野菜と魚介類から流れ出した甘さのあるダシがくわわって、あんかけ焼きそばのオーケストラが結成されるのである。だが、正直なところインパクトに関しては欠けていると言わざるを得ない。だがそれがいいのだ。このあんかけ焼きそばにインパクトなんていらないのである。むしろあってはならない。

あなたは母親や祖母の作る料理にインパクトを求めるだろうか? 『浜ちゃんぽん』のあんかけやきそばは、けっして家庭では出せないプロの味だが、まるで実家の親の作った料理のごとく「ホッとする癒やしの味」なのである。また食べたくなる味、その点においてはパーフェクトといえるだろう。
 
・まんべさんが絶賛
長万部町の有志が作った ゆるキャラ・まんべさんも『浜ちゃんぽん』を絶賛しており、今回、この店に行ったのもまんべさんがTwitterでオススメしていたからだ。ちなみに、この店はちゃんぽんもけっこう美味しいらしいが、来店したお客さんのほとんどが、あんかけ焼きそばを注文していた。

そういえば、佐賀県武雄市も『井手ちゃんぽん』が地域住民や観光客に大人気である。もしかして、ちゃんぽんが美味しい飲食店は地方に多いのかも!? 
 
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 浜ちゃんぽん
住所 北海道山越郡長万部町中ノ沢56-1
時間 10:30~20:00
休日 月曜日
備考 最寄駅はJR中ノ沢駅 / 長万部駅からタクシーで約1500円
 
関連1: 長万部観光協会 公式ホームページ
関連2: 長万部役場 公式ホームページ
Correspondent: Kuzo


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