真の意味での癒しの国、それがラオスことラオス人民民主共和国だ。人々は優しく、「サバイディー(こんにちは)」と挨拶すればニコっと微笑んでサバイディー返し。首都ビエンチャンは他国の首都に比べ、雰囲気も人々もノンビリとしている。
そんなビエンチャンに、ラオスの大学生から熱烈な支持を受けている大人気フライドチキン店がある。通称「KFC」だが、ケンタッキーフライドチキンではない。その名も「KUVIENG FRIED CHICKEN(クービエン・フライドチキン)」。クービエン通りにあるお店である。
■場所は中心街から約2キロなのにウワサ通りの大盛況!
通称KFCは、首都ビエンチャン中心部からやや離れた場所にある。徒歩では少々キツい距離で、バイクなどで行ったほうが良いだろう。だがしかし、いざお店に行ってみるとウワサ通りの大盛況。ほぼ満席であり、お客さんたちはバイクを飛ばしてやってくるようだ。
そして、みな注文するのは店名にもなっているフライドチキン。お持ち帰りもできるが、店内ならば揚げたてアツアツのフライドチキンが食べられる。1本単位から注文可能で、筆者は2本注文した。フライドポテトのオマケつきで、価格は8000キープ(約83円)。1本あたり約40円だ。
■サクッ、ジュワーッ、プニッ!
お皿に盛られたフライドチキンを手に取ると……アチチチッ! 熱い! ヤケドするレベルで熱い! まさに揚げたてホカホカ状態である。そしてパクリと口に入れてみると……ッ!!!! ……こ……これはっ……!! 効果音で説明するならば「サクッ、ジュワーッ、プニッ!」である。
絶妙な揚げ具合。そしてハンパなく滴ってくるチキンの肉汁! そしてそして、中身のチキンもプリップリの弾力最強な激ウマ肉! さらにさらに、余計な味付けはされていない! なんなんだこれは! 一体なんなのか! こんなにも美味いフライドチキンがラオスで食べられるとは予想外すぎる展開だッ!!
■流行に敏感なラオスの若者たちの姿も観察できる
ちなみに付け合わせのフライドポテトは、やや油っこかったが、ダイレクトに伝わってくるイモの味が実に良い。3000キープ(約31円)のペプシと合わせて、たったの合計1万1000キープ(約114円)でこれだけ楽しませてくれるとは恐れ入る。人気なのも納得である。
もしもラオスのビエンチャンに行く事があったら、絶対に体験してほしい通称KFCこと「KUVIENG FRIED CHICKEN(クービエン・フライドチキン)」。流行に敏感なラオスの若者たちの姿も観察できて、一石二鳥のスポットだ。
(写真、文=GO)
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オリジナル記事: 【現地取材】ラオスにある「通称KFC」でフライドチキン食べてみたら想像以上の味だった / 我が人生のフライドチキンランキングの1位2位を争うレベル
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