世界中でペットとして愛されている動物といえば、まっさきに『猫』を思い浮かべる人は多いのではないだろうか。
ふだん何気ないときに見せる愛くるしい姿は毎日の疲れをいやしてくれるが、猫はカワイイだけではない。数多くの世界一を収集した本『ギネスブック』には、いつもの様子からは考えられないようなスゴい記録が記されているのである。
そこで今回は、猫の雑学を多数掲載しているサイト『猫のワールド・レコード』に書かれていた記録をいくつかご紹介したいと思う。
<猫のギネス・ワールド・レコード>
■歴代長寿記録
ギネス認定の歴代最長寿猫は、グランパという名のスフィンクス猫の持つ34歳2ヶ月4時間。グランパは1998年4月1日に亡くなった。猫の34歳は、人間に換算すると152歳に相当するそうだ。ちなみに人間の最長寿記録はフランスのジャンヌ・カルマンさん(122歳164日)である。
■長身記録
シカゴに住むフリーダ・アイルランドさんとキャロル・ダムロンさんの飼い猫、レオはメインクーンという大型の種類の猫。体重は15.8キロ、身長(鼻から尻尾まで)121.9センチという長身記録を樹立している。犬で比較するとドーベルマンが体長1メートルから1.3メートルなので、それと同じぐらい大きいようだ。
■生涯最多ネズミ捕獲数
生涯最多ネズミ捕獲数の記録を持つ猫、タウザーは、1963年4月21日から1987年3月20日までの24年間の生涯で、1日平均3匹、通算28,899匹のネズミを捕らえたようだ。イギリス・テイサイドにあるグレンタレット醸造所でネズミ捕りの仕事に一生をささげたようだが、醸造所にはタウザーに対する感謝を込めて、タウザーの銅像が立てられたそうだ。
■最高登頂記録
1950年9月6日、スイス、ジュネーブの生後4カ月の子猫は、登山家の後について4478mのマッターホーン登頂に成功したとのこと。抱かれてではなく登山家について行きあんなに険しい山を登ったとは……。
■最富豪記録
イギリスの大富豪「ベン・リー」の愛猫、ブラッキーは、彼の遺言により1500万ポンド(約35億円)の遺産を受け取った。
その他にも『猫のワールド・レコード』には、猫たちの面白い記録が多数掲載されているようだ。しかしドーベルマンと同じぐらい大きい猫って、いったいどれぐらいなのだろうか…? 記者が飼っている猫も5キロでだいぶ大きく感じるのだが、それの3倍以上ある猫、一回でいいからぜひ見てみたいぞ。
参照元:猫のワールド・レコード
写真:ロケットニュース24
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