そんな彼女の大好物なご飯を、顔の前に置いたところ……。
動画をご覧ください。
続きを読む新型コロナウイルス感染症の流行で、人と密にならずに過ごせるキャンプ人気が再燃しているという。筆者の知る限りでも、週末ともなればキャンプ場は満員。普段はほとんど人が来ないようなマイナーなところまで盛況でびっくりした。
夜には焚き火を楽しむ人も多いと思うが、「レインボーファイアー」なるアイテムを発見。なんでも焚き火が7色に変化し、神秘的な炎を生み出すのだとか! これはおもしろそう。
筆者が購入したのは「レインボーファイアー」4個入り。似たものに「ハッピーファイヤー」「アートファイヤー」などといった商品もある。
手のひらサイズの小さなパックで、中にはシャカシャカと粉のようなものが入っている。焚き火の大きさに合わせて1〜3個を投入するという。
さっそくやってみよう。まずは普通に焚き火を作る。そして開封せず、袋のまま投入するとある。
では……そぉれ!
おお! 投入したところから青い炎が上がった!!
みるみるうちに色つきの炎は広がり、エメラルドグリーンのような鮮やかな緑や、よく見ると根元の方にはピンクもある。
オーロラみたいに次々と揺らめきながら色を変えて、これは美しい! 花火のような華やかなものではなく、意外にも静かに眺めるのが適しているアイテム。
あるいは魔方陣? ハリー・ポッターの世界でも、暖炉の炎はいろいろな場面で活用される。なにかこう中2病的な心が刺激される……。これ、さわっても大丈夫な炎じゃ……?
すごい青さだ。普段ガスコンロを使うと青い炎が出るけれど、それよりもずっと鮮やかで濃いブルー。かげろうのように揺らめいている。
オレンジ、ブルー、パープル、イエロー、グリーン、ピンク、レッドの7色になるらしいのだけれど、もともとの炎が暖色だからオレンジやイエローはよくわからない。ちなみに商品を多く投入するほど寒色系になるそう。
メーカー公表の燃焼時間は30分。体感的にもそれくらいは十分に楽しめた。「終わったかな?」と思っても、しばらくするとまた彩りが戻ってくる。なお、燃焼時に有害物質は発生しないが、その火でバーベキューなどの調理をするのはダメとのこと。
とても楽しくて写真映えするアイテムなんだけれど、やはり焚き火が美しいのは夜。仲間うちで「キャー! きれい!!」と盛り上がって大騒ぎするのは禁物だ。
消灯時間前でも、大勢ではしゃぐ声は響くもの。飲酒して楽しくなっちゃっているグループの大声や、子どもの叫び声など、夜には控えるべきことがたくさんある。マナーを守って楽しみたい。
実は筆者は自分が経験するまで、焚き火ってなにがおもしろいんだろうと思っていた。料理ならガスや炭でいいし、暖房が必要なくらいならキャンプには行かない。しかし今は、薪が燃えるのをただ眺め、火の世話をすること、それ自体が目的になるアクティビティだと実感している。人は寒いから火を焚くわけではないのだ。
ただの炎でも十分に美しいけれど、ちょっとした話題になるレインボーファイアー、いかがだろうか?
参考リンク:Amazon(販売ページ)
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
「最強の盾を最強の矛(ほこ)で突いたらどうなるか」という故事成語を始め、各分野に有名な矛盾(パラドックス)のエピソードがあるかと思います。
「あなたのお気に入りのパラドックスは何ですか?」
この質問に対する、海外掲示板のコメントをご紹介します。
GoToトラベルを利用して三重県津市に行った私(中澤)。せっかくなら、少し足を延ばして松阪牛でも食べようかと思っていた。松阪と言えば牛というイメージしかなかったからである。
だが、松阪市民に言わせるとこれは間違いなのだとか。むしろ、松阪は鶏なのだという。そこで地元民が「間違いない」とオススメする鶏焼肉の名店に行ってみたところ……もう「松阪と言えば牛」だなんて言えない。松阪は鶏だった。
そもそも、この旅は私がやっているバンド・フリサトが三重県津市のイベントに呼ばれたツアーである。そして、そのイベント関係者やお客さんに松阪市民がいたからオススメの店を聞いてみたわけだ。最初は、松阪牛の情報を聞くつもりだったのだが……
お客さん「松阪牛ですか……正直、高くてあんまり食べに行かないのでお店をよく知らないんですよね。地元の人は普段、鶏焼肉の方が馴染みがあると思う」
イベント関係者「そうですね。松阪と言えば鶏ですよ」
──鶏焼肉って、焼き鳥じゃないの?
イベント関係者「串に刺さってなくて、牛焼肉の鶏版みたいな感じです」
──オススメの店とかありますか?
お客さん「『とりいち』とか『新家』とかは有名ですね」
イベント関係者「間違いないね」
──とのこと。鶏の焼肉と言えば焼肉屋のサイドメニューでたまに食べることはあるが、やっぱり焼肉と言えば牛の私。しかし、これだけオススメするということは名物になるほどの特徴があるものなんだろうか? 特に夕飯のあてもなかったため、夜行ってみることにした。
調べてみると一番近かったのは、松阪市伊勢寺町2640-1の『とりいち本店』。とは言え、駅からは遠く離れている。カーナビを頼りに目指していると……
どんどん人里離れた感じになっていく周りの景色。街灯もポツポツで辺りは闇に支配されている。いや、こんなとこに本当に店あるの? ネットの怪談だったら山の神にカーナビ狂わされて呼び寄せられてる系なんだけど。マジでちょっと怖くなってきた頃……
なんかあった……!
『とりいち』って書いてるゥゥゥウウウ!!
しかも、閉店20時の1時間前なのに広い駐車場がほぼ満車。軽く神の領域に立ち入ってしまった気分である。おそるおそる扉を開けてみると賑やかな空気が開けた。子供もいる。世にも奇妙な物語みたいだ。
席には炉端焼きのコンロが置かれており本当に焼肉屋みたい。しかし、メニューは全て鶏肉で、若鶏(450円)、皮(400円)、肝(450円)などのお馴染みのもの以外に、ひね(450円)、くび(480円)、ハラミ(480円)など見慣れないメニューも揃っている。とりあえず、目についたものをひと通り注文してみたところ……
ひと皿にかなりガッツリした量が入っていることが分かった。若鶏なんてひと皿でモモ100g、ムネ50gの合わせて150gもある。この量で450円は牛だと考えられないコスパだ。
さらに特徴的なのは下味で味噌ダレがついていること。これを焼いて、さらに机ごとに調味料として置かれている味噌ダレを好みでつけて食べるという。ちなみに、店員さんによると、塩でも注文できるがオススメはタレなのだとか。さっそく若鶏を焼いて食べてみたところ……
激ウマ!
プリッと弾力のあるモモ肉の柔らかさはもちろん、ムネ肉もジューシーで全くパサパサしていない。こんなムネ肉あったのか。個人的には、味だけで言うとモモ肉の方が好きだが、このムネ肉の違いには質の良さを感じた。
これは本当に鶏肉なのか? 肉がトロけるみたいな甘みである。だが、店員さんによると、紛れもなく三重県の鶏なのだとか。三重の鶏ハンパないな……。
そんな今だかつて食べたことのないレベルのウマさの鶏肉に特製の味噌ダレがまた絶品。濃厚な甘みで鶏の味を鮮烈にする。この『とりいち秘伝のタレ』はお土産用に販売もされているのだが、そう言えば、お客さんの差し入れがこのタレだった。どうやら、とりいちのタレのウマさは地元民の常識のようである。
しかも、ひと通りメニューを食べた結果ハズレがなかった。全ての部位で限界突破のウマさを発揮しているのである。食べきれないほどの種類ではないため、観光で行く際は全部食べることをオススメするが、下記の3つのウマさには特に脱帽だった。
「くび」
「皮」
「肝」
──くびは歯ごたえの中に柔らかさがあり、さっぱりとした味がタレと非常に合っている。皮は大きく肉もついたもので、食べごたえがありご飯が止まらない。肝は火を入れてもプルプルで柔らかく、レバー好きは絶対に食べた方が良い味。
松阪と言えば牛……そんなふうに考えていた時期が俺にもありました。しかし、今となっては言わずにはいられない。「松阪は鶏だ」と。
ちなみに、調べてみたところ『とりいち』は滋賀、京都、そして東京にも1店舗、早稲田に出店しているようだ。本店のコスパと同じかは分からないが、あの味が忘れられないので今度行こうと思う。地元にこんな店があるのは羨ましい限りだ。
店名 とりいち本店
住所 三重県松阪市伊勢寺町2640-1
営業時間 平日11:00~14:00、17:00~20:00 / 日曜11:00~20:00
定休日 月曜(祝日の際は営業)
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
11月2日にオランダ・ロッテルダム近郊で、路面電車が緊急バリアを突き破って脱線する事故が起きました。
そのまま高架下から落下するかと思いきや、偶然にも「クジラのしっぽ」によって救われました。
続きを読む大人でも泣きたくなる口内炎。特に私(中澤)は、子供の頃から口内炎によくなる体質で、1度なったら1週間は死ぬほどの痛みに襲われる。それどころか下手したら2週間いくパターンも。
痛みに耐えかね、昔田舎の歯医者で相談した時、口内炎用のぬり薬をくれたのだが、これが気持ち悪いだけで全く効かなかった。やはり耐えるしかないのである。そう思い込んでいたのだが、マツモトキヨシPBのうがい薬でうがいしたら痛みが消えた。
口内炎ができたのは3日前。口の中を噛んだ記憶もないのになぜ? それはさて置き、めちゃめちゃ痛い。初日から全力疾走でその存在をアピールしている。貴様は蝉か。
そこで思いついたのがネットの噂。口内炎の時イソジンでうがいすると治りが早いというものだ。ちょうど良いから、これを検証するためにマツモトキヨシに行ったわけ。
だが、どれだけ探してもイソジンが売っていない。そこでスタッフさんに聞いたところ、「イソジンはないんですけど、マツキヨのうがい薬がほぼイソジンなんで……」と、マツモトキヨシPB(プライベートブランド)のうがい薬をオススメされた。
見ると確かに、イソジンと同じポビドンヨードのうがい薬である。「もうこれでいいや」という気持ちで購入した。ちなみに130mlで税込613円である。
なお、Amazonでイソジン公式が販売しているうがい薬は50mlで556円(2020年10月23日時点)。1mlあたりの価格を考えたらマツモトキヨシPBのうがい薬はイソジンより大分安いけど、それでも口内炎に効くんだろうか? うがいしてみたところ……
ものの見事に痛みが消えた。
嘘だろ? 口内炎ってこんな痛みの消え方するものなのか? うがいした直後から痛みがほぼゼロになったんだけど。まさかの即効である。一応、スマホで自分の唇を撮ってみるとまだ口内炎はあった。痛みが消えすぎて存在を確認せずにはいられなかったのである。
それから毎日3回うがいをしたところ、ほぼ痛みを感じることなく3日目の現在に至った。見てみると、一応まだうっすらとあるのだが、もううがいすら必要ないほど治る気配バリバリである。
ネットではイソジンで治ったという話も流れているし、今回私の体感的にも使わないよりも明らかに早く治ったと思う。やっぱり、うがい薬って口内炎に効果があるのだろうか?
そこでプロに意見を聞いてみることにした。話を伺ったのは、『小山歯科 中目黒デンタルスクエア』の小山徹院長である。
小山徹院長「口内炎は粘膜にできた傷に口内の菌が入って炎症になるものです。で、うがい薬は、粘膜の治癒効果はないけど、口内を殺菌・消毒することができるから、治癒時間は早まるかもしれない。親知らず抜いたりした時に口腔内の消毒にヨードを使うのでそういうのと一緒かな? 多分」
──というわけで、口内炎自体への効果のほどに確証はないが、消毒効果で治癒が早まったのかもとのことだった。
ちなみに、最近では軟組織を焼くレーザーが開発されており、小山歯科 中目黒デンタルスクエアでは口内炎をレーザー治療しているという。これの場合、術中は少し熱を感じる程度で、痛みがなく一発で治るのだとか。口内炎に悩んでいる人はご参考までに。
取材協力:小山歯科 中目黒デンタルスクエア
Report:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
「伝説のすた丼屋」を運営するアントワークスがステーキ屋を出店していることをご存じだろうか? 実は2016年に「伝説のステーキ屋」をオープンしているのだ。すた丼屋は有名なのにステーキ屋は全然知られていない。
一体どんなお店なのだろうか? あのすた丼が運営しているんだから、何か面白い仕掛けがあるんじゃないの? 「伝説」って言ってるし。とにかく気になったので実際に行ってみたぞ!
伝説のステーキ屋1号店は、2016年3月に東京・国分寺にオープンした。一時は東京・埼玉・千葉・宮城などに店舗を展開していたものの、HPを見る限り現在は東京・稲城店と埼玉・鴻巣店のみとなっている。時期を考えると、もしかしたら「いきなり! ステーキ」の店舗拡大の波に押されたのだろうか。
さて、今回訪ねたのは稲城店だ。昼時にお店を訪ねると、席は8割ほど埋まっていた。近隣の人が昼食を求めてお店を利用しているようだ。ランチメニューは税別800円からで品数も豊富だ。
ここはステーキレストランの定番、サラダバーがない。だが、ライスとカレーがおかわり自由。コーヒー・紅茶・スープも飲み放題である。さらに「タレ・バー」が備えられており、自分好みの味でステーキを食べることができる。タレが充実しているのは、ちょっとビックリ!
タレ・バーをよく見ると、すた丼のタレがある! さすがグループ店だ、ライスにかければ “すた丼気分” を味わうことができるだろう。
今回注文したのは、「スーパーボルケーノ 熟成ステーキ」450グラム(税別2620円)。名前だけでこれを選んでしまった。何がどうボルケーノなのか? 気になったんだ……。まさか、ステーキが火山のごとく爆発するのか!?
そんな妄想をしながら、ライスとカレー・スープそれにタレをとって待っていると、ジュー! という音と共にステーキが来た! ステーキを食う時はいつもこの瞬間が1番胸躍る!!
肉の上にはマッシュポテトが山のようにのっている。なるほど、コレで火山を見立てている訳だな。ということは、中から何かあふれてくるのかも? ナイフで切れ目を入れてみると……。
!!!! 黄身 !!!!
中からとろ~りと卵の黄身があふれ出る様子は、たしかに火山の溶岩に見えなくもない。悪くない演出だと思う、うん。肉はお店のオススメの焼き加減・ミディアムレアに仕上がっており、カットして鉄板の上のペレット(焼き台)で好みの焼き加減にできる。
それにしてもここの肉は食べるのに飽きない。なぜならタレ・バーがあるからだ。8種のタレと薬味、それからケチャップやマスタードなどを組み合わせれば、味変の可能性は無限大である。いくらでも肉が食えそうな気がしてくる。
ただ、肩ロースの硬さにちょっと驚いてしまった。もともと歯ごたえのあるものを使用しているそうだが、思っていた以上! 裏を返せば食い甲斐はあるけど。次回訪問する時には、サーロインやリブロースを食べてみたいと思う。
メニューのバリエーションやタレ・バーのアイディアは悪くない。全国に2店舗しかないのが残念だ。少しずつでもお店が増えていくことを願っている。
店名 伝説のステーキ屋 稲城店
住所 東京都稲城市大丸917-1
時間 11:00~22:00(L.O.21:30)短縮営業中
たかが100円、されど100円。ものによっては「まぁ100円だからねぇ」と諦めになる一方、予想を上回ってくると「これが100円なんて!」という驚きになるから100円の商品はおもしろい。100円にはロマンが詰まっている。
それもあって、このところ暇さえあればローソンストア100(100円ローソン)の冷凍食品に首ったけ。理由は仮に失敗しても100円だから痛手がないこと、そして良さが見出せたらおもしろいからである。
以前に購入した「ローソンストア100の炒飯」がなかなかよかったことで今回も……二匹目のドジョウの期待を寄せて買ったのが高菜ピラフだ。もちろん値段は税抜100円。
炒飯と同じくバリューライン(VL)と呼ばれるもので、これはローソングループが信頼できるメーカーと開発したオリジナル商品なのだが、これまた炒飯と同じテーブルマーク株式会社が製造していた。もうこの時点で勝ち戦かもしれない。
それでは実際に食べていくとしよう。といっても袋のまま(角をカットして)レンジに入れてチンするだけだが。チャチャチャッとやれば、ものの数分で……
へい、一丁! 見た目はなんてことない高菜ピラフ。高菜をごま油で炒めているとのことだが、匂いも特別変わったところはなし。まぁ普通にウマそうな感じである。量が200gと少なめではあるものの、100円だからこれ以上求める方がかわいそうってなものだ。いただきまーす!
食べてみると、うるち米を使っているからか米が固めで食べ応えがある。そして時折、高菜のちょっとした辛さが口の中に広がるあたりも美味しい。なんというかパサッとした感じがよろしい。
中にはパサッとしたら安っぽいと感じる人もいるかもしれない。ていうか、わりといるかもしれない……が、逆にそれ好きならばど真ん中のストライク。味も濃すぎないし辛さも攻めすぎず、パサ感には賛否両論あるだろうが個人的にはちょうどよかった。これで100円なら十分安い!
ローソンストア100って随分イケるな……。これに気分をよしとしたところでチキンライスも作ってみる。こちらもバリューラインで製造はテーブルマークだから期待値は高い。
レンチンで作った影響もあるかもだが、わりとしっとり系。とはいえ、甘めの味付けで箸がスイスイ進む。これに卵を合わせたりしても美味しそうだなぁ。100円だけに具は少なめという弱点こそあるけど、そこまでめちゃ気になることもない。いやはや、実をいうとローソンストア100って宝の山なんじゃないか?
そう思っていたのだが……
先日食べた海鮮お好み焼(原産国はベトナム)はいろいろイマイチ。率直にいうなら「まぁ100円だからねぇ」という感想だった。でもでも100円だから気にしない。まぁ当たりがあればハズレもある。人生いろいろというように、100円にもいろいろなのだから。
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.