【懺悔】初めての『としまえん』で不謹慎にも感じてしまった1つの想い

2020年8月31日、日本有数のアミューズメントパーク「としまえん」が、94年に及ぶ歴史に幕を閉じた。開園はなんと1926年、つまり第二次世界大戦前だというから驚くしかない。としまえんに携わった全ての方々、本当にお疲れ様でした。サンキュー、としまえん。

で、我々ロケットニュース24は、そのとしまえんのフィナーレに花を添えるべく、公式キャラクター「カルーセル」に成り切って同園に降り立った。個人的にはほぼ人生初のとしまえんであったが、心に残ったことはただ1つ “アレ” のことだけだ。

・初めてのとしまえん

ロケットニュース24の創業者、Yoshioの地元・練馬区のランドマークとして栄えた としまえん。どうやら私は幼い頃に1度だけ遊びに来たことがあるようなのだが、正直その時の記憶は1ミクロンもない。ややこしいので、ここでは「初めてのとしまえん」と言い切ってしまおう。

さて、その「初めてのとしまえん」ではあったものの、閉園というノスタルジーも手伝ってか、個人的にはなかなか感慨深い体験であった。正直、としまえんには全く思い入れはなかったが「あと数時間で歴史が終わるのか……」と思うと、やはり普段とは違う感情が湧いてくる。

・溢れる としまえん愛

明るく前向きなキャストさんたち、としまえんを全身全霊で楽しんでいる子供たち、そしてキャッキャと楽しそうな学生さんたち。さらに、子供を見守る親たち、としまえんの少し後輩くらいの年配の方たち。園内にいる全員から “としまえん愛” がよく伝わってきた。

私自身は縁もゆかりもないが、最終日のとしまえんで、としまえんを愛する人たちと同じ時間を共有したという事実は生涯忘れない。チープな表現で大変恐縮だが、最終日のとしまえんにはそれくらい愛に満ちあふれていた。

……のだが。

・愛よりも印象に残ったこと

結果として、ほとばしる「としまえん愛」よりも強烈に私の心に刻み込まれたことがある。冷やかしでも何でもなく、ただ純粋に湧きあがってきた隠し切れない感情。むしろ閉園直前のとしまえんでこんなことを感じるなんて不謹慎なのかもしれない。それでも言わずにはいられない、

「なぜあんなにインドカレー屋が多いのか?」と──。

ことの始まりはランチタイム。としまえんの常連Yoshioに「としまえんっぽい料理って何ですか?」と訊ねたのがきっかけだった。Yoshioの答えはまさかの「インドカレー」──。というか、アミューズメントパークの名物がインドカレーって……どういうこと?

これがインドの遊園地ならば話はわかる。ネパールの遊園地でも納得しよう。……が、ここは東京都練馬区のとしまえんである。なぜその名物料理がインドカレーなのか? ここだけの話、当初はYoshioが私のことをおちょくっているのかと思っていた。

……が、それなりに規模の大きい室内インドカレー店は満席で、なんなら長蛇の列が出来ているではないか。その後も、あるわあるわインドカレー! 少なくとも園内で3つのインドカレー店を発見したし、さらに言えばプールエリアにもインドカレー屋があるという。どんだけインドカレー好きなんだよ!!

・安くて超ウマい

しかも、悔しいことにコレがウマい!! 驚いたのは、いわゆるフードコート的な小さな店舗にもナンの焼き窯が設置されていること。つまり、普通にインド料理屋で出てくるレベルの焼き立てナンとカレーが園内の至るところで提供されている、というワケだ。

それでもここまでインドカレーが多い理由はわからなかったが、としまえんの来園者たちがとりあえずインドカレーを頼みたくなる気持ちは理解できた。そりゃ遊園地のよくわからんラーメンとかよりも専門店レベルのカレーを食うよ……。めちゃめちゃウマくて600円くらいなんだもん……!

ちなみにインド料理店は全て「MASALA(マサラ)」というお店で、としまえん以外にも江古田と大泉学園で店舗を展開しているそうだ。Yoshioいわく、練馬区民にとってはごくごく当たり前の情報らしいが、万が一知らなかった人はぜひ覚えておいて欲しい。

としまえんからの帰り道、来園者たちの幸せそうな笑顔を思い浮かべると同時に、私の脳内にはそれを上回る勢いでインドカレーが浮かんでは消えていった。としまえんの跡地にはハリーポッターのテーマパークが出来ると聞くが、ぜひそこにもインド料理……いや、MASALAがあって欲しい。

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.



『アマビエ焼き』を作ってみた

今まさに『アマビエ』は “時の人” ならぬ “時の妖怪” である。疫病退散にご利益があるとの言い伝えから、コロナ禍の守り神的ポジションに突如抜擢されたのだ。私を含むほとんどの国民は、今年初めてその存在を知ったのではないだろうか。

アマビエについて正式に定義するのは難しいが、よく描かれる姿は “魚寄りの半魚人” といった感じ。ちょうど往年のヒット曲『およげ! たいやきくん』の “たいやきくん” のようだ。そういえば横向きに描かれることの多いアマビエ、たい焼きに少し似ているなァ。

最近ではあらゆるシーンでアマビエグッズを目にするが、どうやら調べた限り『アマビエ風たい焼き』はまだ登場していないっぽい。これは……うまくすれば大ヒットの予感……!

・たい焼き下準備

さっそく購入したのは『おやつdeっse(でっせ)』というたい焼き器。一体ナゼたい焼き器にその名を付けたのか? 詳細は不明だが、通販サイトで多くの高評価を持つスグレモノらしい。購入時の価格は3288円(税込)。疫病退散と商売繁盛のためなら安いものである。

さて計画は至ってシンプル。たい焼き生地を食紅で着色し、お絵かきの要領でアマビエ風に仕上げるのだ。

食紅は混ぜたり濃度を調整すれば無限に色を作り出すことができる。アマビエといえばカラフルなウロコやロングヘアーが魅力であるから、10色ほど生地を用意しておくことにしよう。

生地レシピは『おやつdeっse』のパッケージに記されているのだが、今回は俗に言う “白いたい焼き” にチャレンジしようと思う。なんとなくその方がキレイに発色しそうな気がするから。白いたい焼きのレシピはネット検索すればいくつもヒットするので各自探してみてほしい。『タピオカ粉』や『牛乳』を使用するのが主流のようだ。

白い生地を小分けに着色して下準備完了! スッゴク簡単!

・脳内シュミレーション

私の作戦はこうだ。たい焼き器を加熱したら、まず最も表面側に配置したい色の生地を乗せる。焼き固まった部分は他の生地と混ざらないはずだから、そういった具合に少しずつ加熱しながら異なる色の生地を重ねていく……という段取りなのである。

目や尾ヒレといった、イラスト用語で言うところの「主線」から黒色で描く。うん、なかなかイイ感じだ。フッ素加工のたい焼き器は水分をはじく特性があるようで、想像みたいに “サラサラ” とはいかないけれど……時間をかけ、ゆっくり、ゆっくり描(えが)いてゆく……そして……

狙いどおりに熱で固まった主線は…………

私の鼻息で跡形もなく吹き飛んだのだった…………!

・灼熱と絶望

実際のところ、焼いた生地は予想外に軽く “パリパリ” としており、固まったそばから剥がれ落ちてしまうのである。おまけに液状の生地はユルユルとしてまるでシチュー。細かい作業は絶望的に難しそうな雰囲気だ。

ここまで来といて簡単に諦めるわけにもいかず、灼熱の鉄板に向かってチャレンジを続けること1時間。しだいに暑さと焦りで視界がぼやけてきたぞ。「ボツ記事」という言葉が脳裏をグルグルと回り始めたころ……

私は作戦変更を決めた。予定よりデザインを簡略化したのだ。まずは土台となる髪の毛を中央に配置。これが生地の流れをせき止める “土手” の役割を果たす。

そこから色を変えて髪の毛を増やし……

ウロコも描き込んだら……

ものすごい芸術作品みたいになった。

・意外にも

加熱と冷却を繰り返した生地は、気づけば端がめくれ始めてる。これはこれでキレイな気もするが、今のところアマビエじゃないことだけは確かだろう。

……とか考えていても仕方がない。「ままよ」とばかりにアンコを乗せ、隙間に生地を流し入れる。あとはフタをして神に祈るのみだ。

焦がさないよう慎重に両面を焼く。

恐る恐る鉄板を開いてみたら…………

おっ!? アマビエ……ではないかもしれないが、思ったより悪くないかも!?

・デザインはシンプルに

考えてもみればアマビエに限らず、私は “色の混ざったたい焼き” を見たことがない。要するに生地の性質上、色付きたい焼きは工程に手間がかかりすぎるのではないだろうか。

しかし今回作成した『アマビエ焼き』、アマビエかどうかはともかく、我ながらけっこうカワイくできたんじゃないかと思う。キャラクターにこだわらず「カラフルたい焼き」というつもりで挑めばよかったのかもしれない。

ちなみに『スライム焼き』『コイキング焼き』などは、けっこうそれっぽく仕上げることができた。

キャラクターたい焼きを作る際は、なるべく簡単なデザインのキャラをチョイスするといいだろう。

無念にも今回『アマビエ焼き』の商品化には至らなかったわけだが、改良を重ねればスゴイのが作れそうな予感だけはヒシヒシと感じた。それに自分で作ったたい焼きは非常にカワイイものだ。無病息災の祈りを込めて、家庭でお好みのキャラ焼きにチャレンジしてみたら……お子さんとか、大喜びする気がするな〜多分!

Report:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.



【緊急】マクドナルドの「ポテト150円」、終わったと見せかけ実は今日までだった! ナゲット390円も変わらず継続中!! つまり…!?

皆さんお気付きだろうか? 今日から9月である。そう、驚くべきことに7月と8月が過ぎ去り、ついに9月が始まってしまったのだ。早すぎんだろ! だが安心してほしい。俺たちの夏はまだ終わっちゃいない。

マクドナルドが8月19日から「ポテト150円キャンペーン」という、コロナも泣いて消滅する神セールを期間限定で実施していたことは当然ご存じかと思う。最高だったよなぁ。でも実はあれ……今日までやってます。昨日で終わったと思った? 残念、今日までやってるんデス! デスデス!!

・終わってない

SでもMでもLでも、ポテト全サイズ150円というマックの定番激熱キャンペーンにより、フル稼働するフライヤーのような熱気に包まれていた日本列島。連日のようにポテトを貪っていたポテラーも大勢いるのではないか? しかし、8月が終わったことでキャンペーンも終了……

は、まだしていない!

よく見ろ!

本日9月1日までやってるぞーー!!

・今日までだった

なんとなく8月いっぱいで終わったっぽいイメージだが、ギリ今日までの実施なので油断は禁物だ。試合終了の1秒前まで諦めてはいけないのである。さらに7月22日から始まった「ナゲット15ピース390円キャンペーン」も変わらず開催中。しかも9月8日まで。いやどんだけやんだよ! だがこれにより、今日一日のみ可能……。

ポテトLとナゲット15ピースを合わせても……

税込540円!!!

・まだいける

これは前回の記事で当編集部の中澤が指摘したように、ナゲット15ピースの通常価格(580円)よりもまだ40円安い計算だ。そう、彼によればもはや、ポテトは存在しなかったも同然なのである。よってポテトは……

「カロリーゼロ」

「ゼロ」

諸君、朗報である。本日9月1日に限っては、ポテトがまだ全サイズ150円な上に、ナゲット15ピースと一緒に購入すればカロリーもゼロになるらしい。こんな奇跡があるだろうか? いや、ない。泣いても笑って今日がラストチャンスなので、くれぐれも見逃さないでくれ!

参照元:マクドナルド
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.



【裏ステージ】詐欺サイトで更新ボタンをクリックしたら「謎のゲーム」が急に始まったので参加してみた

お盆休み中のこと。ネットサーフィンをしていたら、「親愛なるChromeユーザー様。アンケートに答えていただいた方に、Apple iPhone 11 Proがあたるチャンスを差し上げます!」というページが唐突に表示された。

やれやれだ。こんなにステレオタイプの詐欺に遭遇したら、村上春樹さんでなくとも「やれやれ」と書きたくなるし、安西先生でなくとも「まるで成長していない……」と言いたくなるもの。

しかしながら、結論から言うとそれは私の早とちりだった。今回の詐欺サイトには、“私の知らないポップな一面” もあったのだ。そのことを、私は5分後に知ることになる。

・よくある詐欺

「親愛なるChromeユーザー様。iPhoneゲットのチャンスです」とPCやスマホの画面に突然表示されたら、それは詐欺。当サイトでこれまで何度か似たようなケースを紹介しているので、ご存知の方は多いかと思う。

知らない人のために言っておくと、そのようなサイトに遭遇したらブラウザもしくはタブを閉じればOK。「新型iPhoneが100円で当たった」などの甘い言葉で釣ろうとしてくるが、真に受けちゃダメだ。

どんな流れで騙そうとするかを知りたければ、今回のケースは最適の教材と言っていいだろう。10秒以内に終わるアンケートに答えると、10万6800円のiPhone 11 Proが100円に。約99.9%オフという尋常じゃない値引きで、利用者を「マジかよ」とさせるのがポイントだ。

そこからさらに「期間限定」といった言葉で煽(あお)り、架空のFacebookコメントで煽り、オフォーの残り時間で煽り、クレジットカード情報の入力画面まで引っ張っていく。

典型的とも言える展開なので、やれやれなのだ。ウンザリした私はそのままタブを閉じようと思ったが、ふと気になった。「ブラウザの更新ボタンをクリックしたらどうなるんだろう?」と。

きっと、何も変わらない。もしくは「サイトの安全性に問題があるため表示できません」的な感じになるかも。いずれにしても大したことにはならないだろうが、とりあえずやってみよう。そんな軽い気持ちで、ポチっとしたら……

……

……

なんか始まった。

……

……

何これ!? 裏ステージみたいなもの? このポップなプレゼントの箱は一体何だ? よく分からないが、これも詐欺サイトであることは疑う余地がない。

なぜなら、サイトの中でもっとも重要だと思われるメッセージ「勝つ一つ iPhone11!」からして、何を言ってるか全く分からないからだ。決め文句で噛んでいる。

その上部に書かれた「私たちはNTTへのあなたのロイヤリティに感謝します」もそうだが、全体的に日本語が怪しすぎる。こういった詐欺サイトは大体そうとはいえ、中でもこれは特にひどい。

・ゲームに参加してみた

ちなみに、ゲームはプレゼントボックスをクリックするだけ。アタリが出たら、iPhone 11がもらえるサイトに飛ぶようだ。これは全部アタリになっているのではないか? そして、「ラッキーですね〜」という流れから、またクレジットカード情報を入れさせようとするに違いない。

そんなナメた気持ちで、プレゼントボックスの1つをクリックすると……

ハズレ! ボックスの中身は空だった。しかしあと2回チャンスがある。もう1度やってみよう。これでどうだ!?


またしてもハズレ。もうあとが無い。次もハズレだったらそれはそれで面白い。確かめるしかないな。最後の1回を……ポチっ!

大当たり〜!

そう、このゲームは私が予想したように「全部にアタリを入れておくような安い代物」ではなかった。最後の1回で成功する仕様となっており、やっている人のテンションを上げるように工夫されていたのである。

まったく、なんというパッションだろうか。「絶対にクレジットカード情報を入れさせてやろう」という気合いだけは凄まじい。

・電話番号が表示されたが……

なお、そのまま進んでいくと案の定クレジットカード情報を入力するページに至るのだが、最終的には「質問があったら弊社にお電話ください」といった文言とともに電話番号が表示された。

当然、その番号にかけた。しかし、何度やっても「おかけになった電話番号は現在使われておりません」とのアナウンスが繰り返されるのみ。

大変残念である。私としては、電話でも営業を仕掛けてくるほどの貪欲さを相手に期待していた。どんな言語でもいいから、大げさに「iPhone 11 Pro当選、おめでとうございます!」と言ってくれたら最高だったのだが……。なかなか思った通りにはいかないものである。やれやれだ。

Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.



【二人三脚】愛せ妻! 愛せ家庭! 四コマサボタージュ第337回「銀行強盗の新婚家庭に見れそうな光景」

銀行強盗がストッキングを被るのは顔バレを防ぐためだってことは知ってるんだけど、あんだけ顔がグチャグチャになったら強盗本人もしっかり前が見えないんじゃないかな。

漫画:ザックKT-4

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【ポケモンGO】イーブイのスポットライトアワーをガチった方がいいかもしれない理由

やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! BOXの整理はしているかな? 最近ポケモンBOXの拡張があったおかげで、お兄さんは比較的余裕を持ってプレイ出来ているんだけど、おそらくこれも時間の問題だよね。第6世代「カロス地方」が実装されたら、カツカツになることが目に見えてるよ!!

それはさておき、本日2020年9月1日(火曜日)18時からは、週に1度の恒例イベント「スポットライトアワー」が開催される。大量発生するのは『イーブイ』なのだが、もしかしたら今回はどなた様もガチった方がいいのかもしれない。なぜならば……。

・正直、乗り気じゃなかったが

世界がコロナ禍に突入する直前の今年2月から、試験的に開始されたスポットライトアワー。様々なドタバタを経たものの、ようやく火曜日恒例のミニイベントとして定着しそうな雰囲気である。ところで同時期に始まった「ふしぎなボーナスアワー」はどこ行った……?

それはどうでもいいとして、毎週火曜日の18時から1時間だけ特定のポケモンが大量発生するスポットライトアワーだが、お兄さんは同イベントにイマイチ乗り気ではない。というのも、1時間ポッキリということもあり、色違いポケモンなどはゲットできる気がしないからだ。

1度でもスポットライトアワーに参加したことがあるトレーナーならお分かりのことと思うが、同イベントはコミュニティ・デイとは似て非なるイベントである。ズバリ、色違いの確率はおそらくいつも通り。ただ単に数をこなせるというだけで、色違いの確率自体は上がっていない……気がする。

だもんで、過去のスポットライトアワーでお兄さんが本気を出したのは「ズバット」の1回だけ(しかもNO色違い)。当然、それでも該当の色違いポケモンを持っていないトレーナーは本気を出すべきイベントなのだが、個人的にはかなり流し気味にこなしてきた。

・ガチった方がいいかもしれない

しかも、今回大量発生するポケモンは「イーブイ」である。過去の2日連続コミュデイで色違いイーブイを腐るほど抱えているトレーナーは多いハズで、さらに言えば普段もちょいちょい出現するためレア度は低い。ぶっちゃけ、当初は「イーブイ? はい、スルー」と決め込んでいた。

……のだが!

本日のスポットライトアワー、お兄さんは時間が許す限りイーブイを狩りまくるつもりだ。なぜならば、イーブイの進化系「ニンフィア」の実装が控えているからである!

ニンフィアは第6世代「カロス地方」のポケモンで、シャワーズ・サンダース・ブースター・エーフィ・ブラッキー・リーフィア・グレイシアに次ぐ、イーブイの8つ目の進化系の姿。各リーグで幅を利かせるドラゴンタイプの天敵「フェアリータイプ」ということで、PVP的にワンチャンある……のかもしれない。

・ワンチャンあるかも

実装前なので「個体値は〇〇〇がベスト!」とは言えないが、いわゆる「0・15・15」系の怪しい個体値のイーブイはストックしておいてもいいハズ。逆に言うと、ポケモンBOXに比較的余裕がある今しか出来ない芸当だ。

というわけで「とっくにニンフィアも厳選してますけど?」というトレーナー以外は、本日のスポットライトアワーでガチってもいいことだろう。当然、ニンフィアを見据えて普段野生で捕れるイーブイも、博士に送る前に1度チェックしておきたい

色違いを期待しすぎると空回りする可能性が高いスポットライトアワーだが、ひたすら数をこなして厳選するならば、かなり有能なイベントである。今日は華麗なスルーを決め込んでいたトレーナーも、いま1度考え直してみよう。あとはブーストがかからないことを祈るのみ! それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
Report:P.K.サンジュン
ScreenShot:ポケモンGO (iOS)



スコットランドで子羊が史上最高額で落札される、驚きの価格は…

スコットランドで子羊が史上最高額で落札
スコットランドのオークションでテクセル種のオスの子羊が出品され、羊として史上最高額で落札されました。

驚きの価格はなんと……。

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【防災の日】震災遺構「たろう観光ホテル」を訪ねる / 大津波に襲われた町はいま

東日本大震災から9年。揺れによる被害だけでなく、連日のようにテレビで放映された大津波の映像が記憶に残る方も多いだろう。撮影者の目の前ですべてが流されていく衝撃的な映像が今もYouTubeなどに残る。

岩手県、宮城県の沿岸部には、防災教育のために被災した建造物を残す「震災遺構(しんさいいこう)」が点在している。つらい記憶を呼び起こす震災遺構は、末永く残すべき、いや早く撤去すべきと意見が割れることも多いが、岩手県宮古市の田老地区では後世に残す道を選んだ。

予約すれば個人でも防災ガイドの案内で見学できる。日本人なら1度は訪れるべき場所だと思うので、9月1日の「防災の日」にあたり詳細をレポートしたい。

・津波遺構「たろう観光ホテル」

ガイドの内容は後述するが、まずは津波遺構「たろう観光ホテル」を見ていただきたい。家々が押し流され、更地のようになった市街地にぽつんと残ったそのビルを、きっとテレビなどで見たことがあるだろう。

「たろう観光ホテル」は三陸の海を望む、地上6階建ての白亜の観光旅館だった。2011年3月11日の津波で半壊したものの、上層階が無事に残り「津波遺構」として保存整備。宮古観光文化交流協会「学ぶ防災」ガイド(4000円)に申し込むと内部見学もできる。

外から見ると1階、2階は壁ごと流され、3階はかろうじて壁は残るものの、窓ガラスがなくなっているのがわかる。

もとはロビーや大浴場があった1階中央に、水圧でひしゃげたエレベーターが見える。外壁や内壁、建具、家具などはすべて流され、ここに部屋があったとは思えない、がらんとした空間が広がっている。

波の力で位置が大幅にずれてしまった階段。

天井がないのは、ボイラー室などの構造物にぶつかって反対側へ抜けられなかった波が、上方に向かって2階の床をぶち抜いたためだという。

補強修復された、かつての非常階段を上っていく。

宴会場などがあった2階部分。津波は4階まで到達したが、骨組みがしっかりしていた一方で外壁の素材が柔らかく、波が反対側に突き抜けたことで倒壊を免れた。現在でも安全に入館できる堅牢さを保っている。

無事に残った建物内部に入る。足を踏み入れると、ホテル時代そのままの廊下が伸びる。両側に客室が並び、「営業中のホテルです」といわれても疑わないだろう。

これまで見てきた、何十年も昔の遺跡のような1〜2階部分とのギャップに驚く。ちょっと非現実的な「大災害で被害を受けた場所」と「人が普通に暮らしていた場所」とが、一気につながるような感覚だ。

なお、地震が起こったのは14時46分。宿泊客のチェックイン時刻の前であり、この場所での犠牲者はいない。

今にも動き出しそうなエレベーター。しかし先に1階部分で見たように、階下では骨組みが残るだけだ。ボタンを押しても昇ってくるカゴはない。

客室も当時のままである。「たろう観光ホテル」社長は当日、津波発生の報を受けてホテル最上階に避難し、そこからビデオカメラを回した。

「学ぶ防災」ガイドでは6階の客室……社長が撮影したまさにその場所で津波映像(報道機関には未公開)を視聴する。録音された社長の声もそのままに、鬼気迫る映像だ。

当時、テレビでは報道機関が撮影した津波映像や、視聴者提供の映像が繰り返し流された。ある意味では見慣れてしまった構図かもしれない。しかし、実際に撮影した場所で、目の前の風景と比べながら見る映像は、まったくの別物である。あまりの臨場感に胸が詰まりそうになる。

・逃げていたら助かった命

壊滅的な被害を受けた田老地区だが、防災に無頓着だったわけではない。むしろ逆だ。宮古市合併前の「田老町」時代から、先進的な「防災の町」だった。

歴史的にたびたび大津波に襲われてきた当地では、町の至るところから最短距離で山に行けるよう避難道が張りめぐらされ、夜でも街灯で照らされる。「万里の長城」と呼ばれた防潮堤も国内外から視察が訪れるほど有名だった。

よそ者の筆者からすれば「そんなに危険なら引っ越せば?」と簡単に思ってしまうが、田老は古くからの漁師町。自宅の隣に作業小屋があり、いざ津波となれば船を外海に逃がす「沖出し」が容易な「職住近接」の町だった。今も海岸近くには作業小屋が連なる。

住民の意識も高く、町の防災訓練日(3月3日)からまもなく起きた東日本大震災では訓練が活きた。保育園では、日頃からシミュレーションしていた園長先生の英断で、人の集まる中学校へ避難。

さらに中学校に集まった人たちも、津波の到来を察してすぐに裏手の山への移動を開始。体力のある中学生たちが保育園児を抱えて逃げようとしたが、斜面では上手くいかず、バケツリレーのように園児を運んだのだという。

それでもなお180人余りの死者・行方不明者が出た。職務の最中に犠牲になった人もいるが、多くは「避難せず自宅に留まった」人だという。

防潮堤への過信があったことや、「津波の高さは3m」と過小評価された事前情報(実際には最高17m以上)があったこと。また、避難所へ行くと迷惑がかかる、自宅を離れたくないなどの理由で避難を拒んだ人や、1度は避難したのに荷物を取りに戻って被害にあわれた人もいる。

ガイド中は繰り返し「津波は避難できる災害」「防潮堤は逃げる時間をかせぐもの」「逃げる意志がなければ、どんな対策をしても助からない」と教わった。

当地では「津波てんでんこ(=てんでんバラバラに逃げろ)」という言葉が伝わるが、災害時には自分の命は自分で守らなければいけない、他人にも荷物にも構わず、家に戻ってもいけない……そんな教訓が含まれている。それは他人を見捨てろという意味ではなく、各自が自分の安全に責任をもつということである。

案内してくださる防災ガイドの中には家族を失った人もおり、まさに当事者である。その当事者の「逃げていたら助かっていた命」という言葉が重く響いた。

・住民の心の回復

広くはない町内でも、山沿いに家があり、ぎりぎりで被災を免れた地域がある。一方で、家、財産、家族すべてを失った地域がある。家を失った住民は高台の造成地に集団移転をし、消防署や診療所などの公共施設も移設された。もと住んでいた土地がよく見える場所だそうだ。

地震直後、被災の程度の異なる住民が同じ避難所で過ごすつらさもあったという。その後も再建計画への意見の相違、あるいは新しい土地の取得にまつわる不平等感、巨大な新防潮堤への賛否など、住民の心を分断する出来事がたくさん起きた。

新しい造成地と、古くからの住宅街の中間地点にあるのが「道の駅たろう」と「キット、サクラサク野球場」だ。イベントなど町の中心になり、子どもの声が響く場所でもある。「上からも下からも(=新市街からも旧市街からも)集まれる場所」として、これからもたくさんのイベントを開催していきたいという。「田老はこれからです」という言葉が印象的だった。

巨額の費用をかけて「なぜ野球場」という声もあったというが、2つの市街から子どもが集まる場所であることが筆者には象徴的に感じられる。両者の壁をなくすのは、一緒に育つ次世代の子どもたちではないだろうか。

・戻る人、戻らない人

全国で大規模災害が相次ぎ工事が遅れているものの、新しい防潮堤の建設が今も進んでいる。海が見えなくなるほどの巨大建造物には賛否あるようだが、印象深い話があった。

津波の怖さの1つに、押し寄せた波が海に戻る「引き波」があるという。時速100km以上で迫る第1波も怖いが、その波が戻るエネルギーで、家屋や人や車が一瞬にして外海にさらわれた。一方で、防潮堤に守られた家屋はバラバラのがれきになりながらも、壁にぶつかって残った。そのため、ご遺体や、遺品を探し出すことができたのである。

ガイド中「戻る」「戻らない」という言葉が印象的だったが(ご遺体が見つからない人に、「亡くなった」という言葉を決して使わなかった)、田老地区では40余名の行方不明者がいる。前述の野球場も、子どもの元気な声が響く場所ではあるが、災害を想起させることから今でも試合開始のサイレンを鳴らさないのだそうだ。

すべての人が同じ意見ではないと思うが、防潮堤は津波を防ぐというよりも「逃げる時間をかせぐため」のもの。そして「大事な人を見つける役割」という話がとても印象に残った。ニュースでは報じられない一面だ。

・町全体が博物館

田老地区は小さな集落である。古い防潮堤の上に立つとすべてが一望できる。たとえば津波に襲われた旧防潮堤と、建設中の巨大な新防潮堤。被災を免れた古い住宅地と、高台の新しい住宅地。津波遺構「たろう観光ホテル」と、再建した「渚亭たろう庵」……対照的な2つのものが同時に視界に入る稀有(けう)な町だ。

冒頭の「たろう観光ホテル」は、2015年から町を見下ろす高台で「渚亭たろう庵」として営業再開している。客室数を13室に減らし、全室露天風呂つきの落ち着いた高級旅館である。漁師町らしく、三陸の魚介をふんだんに使った創作料理も素晴らしい。

一方で、被災した「たろう観光ホテル」を後世に残したいという社長の強い意志があったのだそうだ。

「学ぶ防災」ガイドの目的は、町全体を博物館として「避難の大切さ」を伝えることだという。このような場所は世界でも珍しいのではないだろうか。

・多くの人に参加して欲しい

ガイド中は、他にもたくさんのことを教わった。車をすぐ発進できる方向に向けて駐車すること、素早くはけるよう靴を揃えておくこと、道路の見通しをよくする「すみきり」、ホイッスルや携帯ライトを持ち歩くこと(実際にガイドさんも首から下げていた)……すべて被災したときのためだ。

実をいうと、筆者は数年来なんども震災遺構を訪ねようとしながら、近隣まできてUターンすることを繰り返してきた。

付近を車で走ったことがあればおわかりだろうが、どこを見ても真新しい道路に「復興道路」「復興トンネル」「浸水ここから」などの看板ばかりで、傷跡も生々しく、とても観光客気分ではいられないのだ。しかし今回「学ぶ防災」ガイドに参加して考えが180度変わった。

甚大な被害があった土地でありながら、人が暮らし、子どもたちが育ち、生活が営まれているという当たり前の事実。その姿は頼もしく、人間の強さを知るようでもある。「大変なことがあった、手を触れてはいけない場所」と「自分が暮らす場所」が地続きでつながったような感覚が生まれたのだ。

コロナ禍が落ち着いたら、ぜひ多くの人に訪ねて欲しいと思っている。なお、ガイド中にうかがった話をなるべく正確に書き起こしたつもりだが、もし誤りがあればすべて筆者の責任であることを申し添える。

参考リンク:宮古観光文化交流協会渚亭たろう庵
Report:冨樫さや
Photo:RocketNews24.



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